客室乗務員からWebエンジニアへ転身した佐藤さん。国際色豊かな職場で、得意の英語を活かしながら日々奮闘しています。
そんな佐藤さんに、Webエンジニアを目指したきっかけやRUNTEQでの学習のコツ、就職活動などをお聞きしました。
【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.60】※RUNTEQ学習期間は2021 年 11月-2022年 5月
Webエンジニアならば自己実現できると思った
Q.前職ではどんなお仕事をされていましたか?
客室乗務員として国内線でアテンド業務にあたっていました。チームで協力するのが好きだったこと、英語を生かせる仕事をしたかったことが入社の理由です。
仕事はとても充実していたのですが、コロナで3ヶ月間業務停止になったのをきっかけに、別のキャリアを考えるようになりました。
コロナ以降も2年は続けたのですが、仕事を失った友人も多かったことから、これからの時代は「専門的な仕事が強い」と実感しました。
そこから転職活動を始め、ITコンサルティング会社に内定をいただきました。
入社の意思は固かったものの、直前に「本当に自分がやりたいことなのか?」と自問したところ、本来望む仕事ではないと気づき辞退しました。
さらに自分を見つめ直したところ、私は「スキルを生かして誰かに喜んでもらう」ということに面白みを感じるタイプとわかったのです。
そんな想いを実現できる職を考える中、一番近かったのがWebエンジニアでした。そこでまず、独学でプログラミングに挑戦してみました。
独学では本格的に学べないと判断
Q.なぜスクールに通おうと思ったのですか?
Progateで基礎を学ぼうと思ったのですが、アプリを作るのには独学では限界があると感じたことが大きいです。
そもそも何をどのように勉強すれば良いかわからなかったので、スクールに通うことを決めました。
Q.数あるスクールの中でRUNTEQを選んだ決め手は?
就活用に作るWebアプリのレベルが非常に高かったことが決め手です。
また他のスクールの学習時間が300〜500時間のところ、RUNTEQは「1,000時間勉強しなければ未経験からエンジニアになるのは無理」と現実的なお話しをされていたことも強く惹かれました。
コミュニティをフル活用!
Q.受講中、印象に残ったことを教えてください。
コミュニティに入りチーム開発に参加したことです。
私は人見知りな性格なため、入学当初は1人で黙々と学習していました。
3ヶ月くらい経った頃、同期からチーム開発を行うコミュニティにお誘いいただき参加しました。
ちょうどその頃、学習へのモチベーションが下がっていたので、チーム開発に携われば「やる気がアップするかも?」と思ったのが参加した大きな理由です。
Q.チーム開発ではどのような学びがありましたか?
進捗の報告など、密にコミュニケーションを取りながら進めたことです。
すべてオンラインだったのでテキストベースでのやりとりも上達しました。
このチーム開発での経験は就職してからかなり生かされていると実感しています。
Q.学習がしんどくても、諦めずに頑張れた理由は何だったと思いますか?
懇親会などのイベントで先輩エンジニアに話を聞けたことが理由の一つです。
仕事について楽しくお話しされる姿を見て、「エンジニアになりたい」という思いが強くなり、モチベーションが継続できたと感じています。
また先輩も受講中に何度も学習に詰まっていたというエピソードを聞け、「自分も大丈夫!」と気楽な気持ちになれたのも有益でした。
前職での経験と趣味を活かしアプリを制作
Q.就活用に作るWebアプリについて教えてください。
旅行プランを立てるサービスを作成しました。
もともと旅行が好きだったのと、前職での仕事を活かしたいと考えたのが制作のきっかけです。
またアフターコロナに向けて「多くの人に海外旅行に行ってほしい」という想いも込めました。
Q.制作ではどんなところに苦労しましたか?
開発そのものはもちろん、設計にもかなり苦労しました。
アイディアは複数あったのですが、現実的にどれが実装できるかわからなかったため、技術面談でアドバイスしていただき最終的に決めました。
実装自体はすんなり進んで、2週間くらいでMVPリリースできました。
Q.アプリ制作で得られた学びを教えてください。
カリキュラムで学ばなかった新しい技術に挑戦できたことですね。
APIでGoogleマップを表示したり、投稿とGoogleマップを紐付けるという技術は自分で調べて実装したので、完成した時は感激しました!
最終的にはユーザー数500人、PV9000となりました。
ユーザーさんに「この観光地良かった!」とTwitterでシェアされることも多く、とても嬉しかったです。
内定は2社から獲得!
Q.就活はどのような軸で進めましたか?
自分が成長できる環境かどうかを重視していました。
一方で、受託や自社開発、業界などはあまりこだわっていませんでしたね。
およそ20社に応募し、面接まで進んだのが10社、内定は2社からいただきました。
Q.RUNTEQの就活サポートは役立ちましたか?
親身になってサポートしていただけました。
模擬面接では的確なフィードバックをくださるうえ、録画するので自分の話し方や癖などがわかってとても良かったです。
もともと面接が苦手でしたが、細かなサポートのおかげで自信を持って臨むことができたと思います。
Q.就職された企業と、入社の決め手を教えてください。
システム開発からインフラまで幅広い技術に触れられることです。
また言語に縛りがなく、お客様に合わせた言語で開発する体制にも惹かれました。
PHPやGo、Javaなど色々な技術を身に付けるのは大変だとは思いますが、大きく成長できるだろうと捉えました。
エンジニアの半分は外国人なのでミーティングは英語で行うなど、国際色豊かであったことも決め手の一つです。
Q.内定が決まった理由は、ズバリ何だと思いますか?
技術力そのものより、“伸び代がある”と捉えられたことだと思います。
実際に就職した会社の担当者からもそう言われました。
またカリキュラムやWebアプリ制作と並行してチーム開発したり、ハッカソンのイベントに参加したりと、色々挑戦したことも評価の対象になったと察しています。
Q.これからの仕事の目標を教えてください。
まずは与えられた要件をきちんとこなせるように、技術力をしっかり身に付けていきたいですね。
若手が積極的に意見を出し合う社風なので、ミーティングできちんと発言できるように頑張りたいです。
今後は海外のエンジニアとやり取りする機会が増えそうなので、英語力に磨きをかけいきたいと思います。
コミュニティは絶対に活用すべき!
Q.最後に、RUNTEQでエンジニアを目指す方にひと言お願いします。
私は受講中、何度も学習に行き詰まりましたが、コミュニティで他の受講生と交流することでモチベーションを上げることができました。
これから壁にぶち当たったり悩むことがあれば、ぜひコミュニティを活用して元気をもらってほしいです。
またRUNTEQは就活用のアプリ制作だけでなく、チーム開発やハッカソンなど色々なことに挑戦できる環境も魅力です。ぜひ前向きにチャレンジしてプログラミング学習を楽しんください!