「50代初心者でもプログラミングを始めることはできる?」
「50代初心者がプログラミングを勉強するメリットは?」
プログラミングは、年齢を問わずに誰でも学べるスキルであり、現代社会において非常に価値のあるものとされています。
しかし、50代でプログラミングを始めることに対して、流石に遅すぎるのではないかと不安を抱えている方や、具体的な学習方法やメリットについて知りたいと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、50代初心者がプログラミングを学ぶメリットを5つご紹介するとともに、学習する際に気を付けておくべき点についてもお伝えしていきます。
50代初心者がプログラミングを学び始めても意味がない?
50代初心者がプログラミングを学び始めても意味がないと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
プログラミングは年齢に関係なく学べるスキルであり、いつ始めても遅くはないのです。
特に今の時代、プログラミングスキルは多くの分野で高く評価されており、新たなキャリアの扉を開く手助けとなります。
また、プログラミングは論理的思考を鍛えるため、日々の生活や他の仕事にもプラスの影響を与えてくれます。
副業としてもプログラミングという選択肢は優れており、新しい収入源の1つとして非常に有益です。
さらに、プログラミングを学ぶことで、同じ興味を持つ人々との交流を深める機会にもなります。
だからこそ、50代でもプログラミングを学ぶ意味は十分にあると言えますし、様々なメリットを享受することができます。
50代からプログラミングを習得するメリット5選
プログラミングは年齢を問わず学べるスキルであり、50代から学び始めるメリットも多いです。
- 趣味が増える
- 副業で稼げる可能性がある
- 同じ目的を持った友人・知人ができる
- 今の職場での評価が上がる
- 認知症を予防できる
以上のように、プログラミングを学ぶことで、人との繋がりや新たな収入を得るチャンスにも繋がります。
プログラミングを学ぶことで、50代の方々がより充実した生活を送ることができる上記のメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。
趣味が増える
50代からプログラミングを習得することで、新たな趣味が増えるというメリットがあります。
新しい趣味を持つことは、日々の生活に変化や刺激を与えてくれるため、心の豊かさにも繋がります。
また、プログラミングは、解決すべき問題や達成すべきタスクに対する独自の解決策を見つけ出す作業が多いため、クリエイティブな思考が広がり、それによる達成感なども感じられます。
さらに、自身でプログラムを作成し、それが実際に動作する様子を見ることは、大きな達成感とともに、より学びを深めていこうという大きなモチベーションにも繋がります。
副業で稼げる可能性がある
50代からプログラミングを習得することには多くの利点がありますが、副業で稼げる可能性があるという点も非常に魅力的ではないでしょうか。
例えばフリーランスとして、Webサイトやアプリケーションの開発、データ分析、システムの自動化など、多岐にわたる案件を受注することも可能です。
また、プログラミングが必要な案件は、リモートワークに対応していることも多いため、自宅からでも仕事をすることができ、柔軟にスケジュールを立てることも可能です。
これは50代の方々にとって、本業と並行して副業を行う上では、大きな利点となります。
さらに、プログラミングの知識があれば、新たなビジネスのアイデアを実現することもできるため、独自のプロダクトを作成して販売することも可能です。
プログラミングスキルを磨くほど、新しい収入源に繋げることができ、より安定した経済的基盤を築けるでしょう。
同じ目的を持った友人・知人ができる
50代からプログラミングを始めることは、新しい知識やスキルを身につけるだけでなく、同じ目的を持った友人や知人との繋がりを築く機会ともなります。
学習コミュニティなどに参加すれば、50代でプログラミングを学び始めた仲間と知り合うことができるでしょう。
所属したコミュニティ内では、オンラインでの交流や、ワークショップ、チーム開発など、知識や経験を共有しながら、互いに刺激し合うこともできます。
また、同じ目標を持つ友人や知人との関係ができることで、学習モチベーションも保ちやすくなり、長期的に学習を継続しやすくなるでしょう。
今の職場での評価が上がる
プログラミングを習得することで、既存の業務プロセスを効率化または自動化する、といったことが可能となります。
実現できれば、業務の生産性を大幅に向上させられるため、自身の評価も上がることでしょう。
また、新しいスキルを学ぶ「リスキリング」により、既存の業務をより効率的にこなすことは労働市場でも活発化しており、プログラミングスキルはその中でも特に価値が高いとされています。
さらに、プログラミングスキルは、職場での問題解決能力や創造性を高めることにも寄与し、これが高い評価を得る一因ともなります。
認知症を予防できる
50代でプログラミングを学ぶことは、認知症の予防に効果的であるとされています。
プログラミングは常に新しい課題や問題を提供し、これに対する解決策を考え出すプロセスは、脳の異なる部分を活性化し、認知機能の衰えを遅らせる可能性があるからです。
特に新しい言語を学ぶことは、脳にとって良いエクササイズとなり、プログラミング言語を学ぶことも同様の効果が期待できます。
また、プログラミングは絶えず最新情報やスキルを学びながらスキルアップしていく必要があるため、脳は常に新しい情報を処理し、理解することを求められます。
このような脳への刺激は、認知症の予防において重要であり、脳の健康を維持するための大きな支えとなるでしょう。
50代初心者がプログラミングを学習する際の注意点
50代でプログラミング学習を始める際には、いくつかの注意点があります。
- エンジニア転職は非常に難しい
- 学習モチベーションを維持するのが大変
上記は50代の駆け出しエンジニアとしてプログラミング学習を進める上で、押さえておくべきポイントです。
エンジニア転職は非常に難しい
50代初心者からプログラミング学習を通してエンジニア転職を目指すのは、非常に難しいという避けられない事実があります。
エンジニアは専門職の中でも競争が激しく、特に若い世代のエンジニアは知識や業務に対しての吸収率が高いため、なかなか勝ることは難しいでしょう。
また、40代でもエンジニアへの転職は難しいとされており、50代ではさらに困難だと言われているため、そのあたりは受け止めるしかありません。
しかし、エンジニアへの転職が不可能であると断言するわけではなく、あくまでも難易度が上がるというイメージが正しいです。
実際、50代で未経験からエンジニアに転職した例もあり、明確な目標や強い意志、そして継続的な努力があれば達成することも可能です。
新しいキャリアを築くために継続的に学ぶことで、50代初心者でもエンジニアの道を切り開くことができるため、どうしてもチャレンジしたい場合はやってみるのもいいでしょう。
学習モチベーションを維持するのが大変
50代初心者のプログラミング学習において、学習モチベーションを維持するのは大変であることが多いです。
この年齢になると、気力や体力の低下が見られることがあり、これが学習の進行を妨げる要因となります。
プログラミングは新しい概念やスキルを習得する必要があり、これには高い集中力と持続力が求められますが、50代では最初のうちは大変だと感じることもあります。
また、既に忙しい日常生活や家庭、仕事の責任がある中で、学習時間を見つけるのは難しいかもしれません。
さらに、学習の進行が遅れると、フラストレーションや不安感が生じ、モチベーションを低下させる可能性があります。
しかし、適切な学習環境とサポート体制を確立することで、これらの課題を克服することも可能です。
例えば、同じ目的を持つ50代の方が集まる学習コミュニティに参加することで、共に学べる仲間と切磋琢磨しあうことができるため、継続的に学習できる可能性が上がります。
50代からプログラミングを始める場合、基礎的な体力や気力は落ちてしまうものの、モチベーションを維持できる環境に身を置くことで、カバーすることができるでしょう。
50代初心者がプログラミングを学ぶ方法
50代初心者からでもプログラミングを学ぶことは可能で、実際に新しいスキルを学ぶことは脳を活性化させ、キャリアの展望を広げることができます。
学習方法については、自分のライフスタイルに合うものを選ぶのが大切です。
独学
50代初心者がプログラミングを学習する方法の1つとして、独学があります。
独学の大きなメリットは、自分の都合に合わせて学習スケジュールを設定し、好きな時間に学習に取り組むことが可能であることです。
また、独学はコストを抑えることができ、ネット上で無料または低価格の教材やサービスなどを利用できるのも魅力です。
さらに、自分で取り組むことがメインになるからこそ、問題解決能力も鍛えることができるため、プログラミングの学習において非常に重要なスキルも同時に身につけることができます。
しかし、独学にはメンターのような存在がいないため、自分の学習方法が正しいのかどうか確認できないといったデメリットもあります。
特に初心者の場合、どこから始めれば良いのか、どの言語を学ぶべきかといった方向性を見失う可能性がありますし、モチベーションを維持するのが難しいこともあります。
このように、独学にはメリットとデメリットがあるため、自分の学習スタイルと目標に応じて適切な学習方法を選択することが重要です。
プログラミングスクール
50代初心者がプログラミングを学習する方法の1つとして、プログラミングスクールの利用があります。
プログラミングスクールのメリットは、専門的な指導を受けることができる点にあります。
経験豊富な講師から直接学べるため、初めての方でも効率的に知識とスキルを習得することが可能です。
また、学習の進行に合わせたフィードバックを定期的に受けることができ、自分の理解度を確認しながら学び続けることができます。
他の受講生との交流も可能であるため、共通の目的を持ったコミュニティ内でモチベーションを保ちやすいのも大きな利点です。
しかし、プログラミングスクールにはデメリットも存在します。
プログラミングスクールはプロから学べる専門の教育カリキュラムを用意しているところも多いため、受講料がそれなりにかかることがあります。
このように、プログラミングスクールは効率的な学習と専門的なプロの指導を受けられるというメリットがありますが、コストがかかるという点は、経済状況を確認しながら検討する必要があるでしょう。
給付金の利用でお得に学習することも可能
50代初心者がプログラミングスクールを受講する際に、専門実践教育訓練給付金を活用すると、お得に学習することが可能です。
専門実践教育訓練給付金とは、国が認定した教育機関で講座を受講した場合に、条件を満たす場合に限り金額の一部を払い戻ししてくれる制度のことです。
具体的には、教育訓練経費の50%(年間上限40万円)が給付金として支給されます。
さらに、スクール修了後1年以内に設定された資格を取得し、雇用保険の被保険者として就職するという条件を達成することができれば、給付金は受講料の70%(年間上限56万円)に再計算された上で、その差額が追加で支給されるため、経済的に有利な状況で学ぶことができます。
1つ注意点として、教育訓練給付金が利用できるスクールを選ぶことで、学習費用を抑えることができますが、副業目的では最大70%の給付は難しいため、給付率については精査が必要です。
なお、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ」が提供する「Webエンジニア転職コース Ruby on Rails専攻」は「専門実践教育訓練給付制度」の対象講座となっているため、お得に学ぶことが可能です。
完全未経験からでも、初歩的なプログラミングの知識からステップアップできるように6ヶ月以上にわたって学べる学習カリキュラムを提供していますので、本気で転職を検討している方には、このコースが非常におすすめです。
まとめ
今回の記事では、50代初心者がプログラミングを学ぶメリットと具体的な学習方法を紹介しました。
50代からのエンジニア転職は、困難ではありながらも挑戦する価値は高く、新しい趣味として人との繋がりを深めることができ、健康にもポジティブな影響があります。
また、本格的に学習したい場合は、教育訓練給付金を利用することで、費用を抑えながら質の高いスクールのプログラムを受講することが可能になるため、エンジニアとしてのキャリアを本格的に目指す方には特におすすめです。
- 50代でもプログラミングの学習は可能であり、新たな趣味や副業、そして友人の輪を広げるきっかけなどを作ることができる
- プログラミング学習は認知症予防にも繋がり、また現職での評価向上にも繋がる可能性がある
- 独学かプログラミングスクールかは、それぞれのメリットとデメリットがあるため、自分に合いそうな方法を選択すべき
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