ネットワークエンジニアにおすすめの資格10選！難易度やメリットも紹介

ネットワークエンジニアとしてのキャリアパスは多岐にわたりますが、資格はその道を切り開いていく重要なポイントとなることが多いです。

特に技術の進化が速いIT業界では、最新の知識を身に付けなければ業務に支障が出ることもあるため、スキルを常にアップデートさせるために、資格取得を目指すことは有効な手段と言えます。

そこで本記事では、ネットワークエンジニアにおすすめの資格10選を紹介しつつ、各資格における難易度やキャリアに与える影響を詳細に解説していきます。

それぞれの資格がキャリアにどのような影響を与えるのか、資格取得のための難易度、そして効率的な学習方法について、具体的に解説していきますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

ネットワークエンジニアが資格を取得するメリット

ネットワークエンジニアにとって資格は、あまり意味がないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、資格取得には、以下のように多くのメリットがあります。

努力できることの証明になる

ネットワークエンジニアを目指している方が資格を取得するメリットとしては、継続的に努力できる人材だとアピールできることにあります。

資格を取る過程では、ただ技術や知識を学ぶだけでなく、自分を管理する力や、継続的に学び続ける姿勢など、能動的に努力できるといった証明にも繋がります。

このような姿勢をアピールすることができれば、実際の仕事で直面する問題を解決するのに役立つスキルになり、職場での信頼を得ることができるため、企業に対して良い印象を与えることができるのです。

また、資格を持っていることでキャリアアップのチャンスが広がり、専門分野での競争力が上がるといった効果もあるでしょう。

結果として、より多くの仕事にチャレンジできるような選択肢が得られ、キャリアにおいて大きな一歩を踏み出すことができます。

体系的な知識が身に付く

ネットワークエンジニアが資格を取るメリットとして、ネットワークの設計から運用、トラブルシューティングに至るまでの幅広いネットワークの知識を網羅的に学ぶことができるという点があります。

この学びを通じて、技術的な理解が深まることで、エンジニアとしての総合的な視野を広げ、実際の職場で直面する複雑な問題に対しても、柔軟に解決策を生み出すことができるようになります。

資格を通して得られるこのような体系的な知識は、エンジニアとしてのスキルを高め、専門家として信頼される基盤を作り、結果として市場価値を高めることに繋げられるでしょう。

転職時に有利になる

ネットワークエンジニアが持つ資格は、転職市場での大きな武器になります。

資格はその人の専門性や熱意を示すものであり、採用担当者に対して即戦力であることを伝えることができます。

競争が激しいIT業界においては、他の志望者と差別化をすることで就職活動を有利に進めることができるため、資格取得を通して付加価値をつけておくことはプラスに働きます。

さらに実務経験と組み合わせることで、その人材価値は一層高まり、より良い条件の会社に転職する可能性を高めることができます。

年収がアップする可能性がある

ネットワークエンジニアとして資格を取得することで、年収をアップさせる可能性を高めることができます。

もちろん、資格が必ずしも給料アップを保証するわけではありませんが、多くの企業は資格を持つエンジニアを高く評価し、それを給与に反映させる傾向にあります。

特に技術進化が激しいIT分野において最新の資格を持つことは、つねに専門知識をアップデートしている勤勉なエンジニアということを証明できます。

これは会社全体の技術のレベルを底上げすることにも関与するため、給与交渉においても強力なアピールポイントになるでしょう。

ネットワークエンジニアにおすすめの資格10選

ネットワークエンジニアとしてのスキルを磨き上げるために役立つ資格を、内容と難易度に応じて10種類ピックアップしました。

実務経験と組み合わせて学ぶことで、専門知識だけでなく実践的な技術も身につけることができ、市場価値を高めることができます。

ネットワークスペシャリスト試験

資格名称	ネットワークスペシャリスト試験
資格認定団体	経済産業省(実施団体は独立行政法人情報処理推進機構 (IPA))
試験方法	全国47都道府県の主要都市にある試験会場で受験
試験内容	・IT技術全般に関する基本的な知識 ・ネットワークを中心とした技術的な知識
試験難易度	上級レベル

ネットワークスペシャリスト試験は、幅広いネットワーク技術と、深い専門知識を要する国家資格です。

最新の技術動向を踏まえた試験内容は、実践的なスキルを証明し、業界での信頼性を高めます。

この資格を持つエンジニアは、専門性と高い技術力を認められ、キャリアアップにもつながるため、ネットワークエンジニアにとって推奨される資格となっています。

基本情報技術者試験

資格名称	基本情報技術者試験
資格認定団体	情報処理推進機構 (IPA)
試験方法	CBT(Computer Based Testing)方式
試験内容	・コンピュータの基本的な知識と理解 ・プログラミング ・ネットワーク ・データベースなど
試験難易度	初級レベル

基本情報技術者試験は、情報技術の基礎を網羅する国家資格であり、ネットワークエンジニアを含むすべてのIT技術者にとって、基本的な知識として重要な資格です。

この試験を通じて、ハードウェアやソフトウェア、セキュリティ、データベースなど、幅広い知識が身につくため、ネットワークの設計や運用に関する基盤を固めることができます。

資格を取得することで、業界における専門性と技術の基礎スキルを証明することができ、キャリア形成の土台ともなるため、初心者の最初の資格としておすすめです。

応用情報技術者試験

資格名称	応用情報技術者試験
資格認定団体	情報処理推進機構 (IPA)
試験方法	PBT(筆記試験)方式
試験内容	・応用的な情報技術知識 ・プログラミング ・プロジェクトマネージメント ・システム設計など
試験難易度	中級〜上級レベル

応用情報技術者試験は、情報技術の応用力を問われる国家資格であり、ネットワークエンジニアにとっても取得して損はない資格です。

この資格は、システム全体の設計や開発、プロジェクト管理など、より高度な技術が求められるため、ネットワーク設計やトラブルシューティングに必要な応用スキルと深い知識が身につきます。

これにより、エンジニアとしての価値を高め、より複雑なネットワークシステムに関わる機会が増えるため、キャリアアップにおすすめの資格です。

情報処理安全確保支援士

資格名称	情報処理安全確保支援士
資格認定団体	情報処理推進機構（IPA）
試験方法	全国47都道府県の主要都市にある試験会場で受験
試験内容	・情報システムに関する知識 ・情報セキュリティマネジメント ・データベース ・ネットワーク ・セキュリティ ・システム開発技術
試験難易度	中級レベル〜上級レベル (業界経験と基本的なセキュリティ知識が必要になる)

情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティに特化した国家資格であり、ネットワークエンジニアが取得することで「セキュリティ対策の専門性がある」という付加価値がつきます。

ネットワークの設計、運用段階でセキュリティを確保するための知識が必須となり、この資格があればエンジニアがセキュリティを重視したシステム構築の能力を持つことを証明できます。

セキュリティの重要性が高まる中で、資格を持つことは職場での信頼性の向上やキャリアアップに直結するため、ネットワークエンジニアが取得する資格として推奨されています。

CompTIA認定資格

資格名称	CompTIA認定
資格認定団体	CompTIA(Computing Technology Industry Association)
試験方法	CBT(Computer Based Testing)方式
試験内容	【CompTIA IT Fundamentals】 ・PCやスマートフォン、タブレットなどのハードウェアコンポーネントと機能、互換性やネットワーク、セキュリティに関する内容 ・基本的なITリテラシーに関するスキル ================ 【CompTIA A+】 ・PCやタブレット、モバイルといったハードウェア、Windows、iOSやAndroidといったOSやソフトウェアに関する内容 ・プリンターなどの周辺機器に関連したスキル ================ 【CompTIA Cloud+】 ・クラウドの運用やクラウドサービスの提供など、クラウド環境で業務を実行するITエンジニアが必要とされるスキル ・クラウド環境の実装と運用・管理、仮想化などの技術に対するスキル
試験難易度	初級レベル〜上級レベル

CompTIA認定資格は、IT業界で広く認知されており、特にCompTIA Network+はネットワークの基本的な知識とスキルを認定するもので、世界的に認められています。

この資格は、ネットワークの構築、管理、トラブルシューティングに関する実務経験があることを示し、グローバルな就職機会において有利になる可能性があります。

国際的な基準に則った技術力を証明するため、海外でのキャリアを考えているネットワークエンジニアには特におすすめの資格になります。

Linux技術者認定試験（LinuC）

資格名称	Linux技術者認定試験(LinuC)
資格認定団体	LPI-Japan
試験方法	テストセンター受験 / オンライン受験
試験内容	【LinuCレベル1】 ・コンピューターシステムの理解 ・仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作 ================ 【LinuCレベル2】 ・仮想環境を含むLinuxのシステム設計・ネットワーク構築 ・アーキテクチャに基づいた設計・導入・保守・問題解決 ================ 【LinuCレベル3】 ・異種混在環境の運用スキル ・Linuxベースのセキュアなシステム設計・構築スキル ・大規模な仮想化システムや高可用性システムの構築スキル
試験難易度	初級レベル〜上級レベル

Linux技術者認定試験（LinuC）は、Linuxの知識と実践的なスキルを認定する資格であり、ネットワークエンジニアには多くのメリットがあります。

Linuxはサーバー運用やネットワークインフラなどで広く使われているOSであり、ネットワークエンジニアがLinuxの仕組みや管理方法を理解していることは、仕事の上でとても重要です。

LinuCを取得することで、Linux環境下でのサーバー管理やネットワーク構築の専門性を高めることができるため、この資格を持つことで技術者としての信頼性を担保することができます。

結果的に、転職市場などでも市場価値の高いエンジニアとしてアピールすることができるでしょう。

Linux Professional Institute Certification（LPIC）

資格名称	Linux Professional Institute Certification（LPIC）
資格認定団体	Linux Professional Institute
試験方法	テストセンター受験 / オンライン受験
試験内容	【LPIC-1】 ・Linuxの基本操作 ・システム管理の基本 ・Linuxディストリビューションを利用するために必要な知識 ================ 【LPIC-2】 ・Linuxの応用的なシステム管理についての知識 ・サーバ構築ができるために必要な知識 ================ 【LPIC-3】 ・Sambaを中心としたファイルサーバ・ドメインコントローラ構築に関する技術的な内容 ・暗号化やアクセス制御をはじめとしたセキュリティに関する知識 ・仮想化や負荷分散等の知識
試験難易度	初級レベル〜上級レベル

Linux Professional Institute Certification（LPIC）は、Linux系のOSに関する深い知識と技能を証明する国際的な資格です。

LPICを取得することで、サーバー構築や運用、セキュリティ対策などの実務スキルを証明できるため、Linuxを利用したネットワークシステムの設計や管理職へのキャリアアップを目指すエンジニアには不可欠な資格とされています。

LPICを持っていることは、ネットワークエンジニアがLinuxに関する高い技術力と知識を有していることを国際的に認められている証となります。

先ほど解説したLinuCも、Linuxに関する知識や技能を認定しますが、以下のような違いがあります。

上記の内容から、LinuCは日本国内でのキャリアを中心に置くエンジニアに適している資格ですが、LPICは国際的なキャリアを志向するエンジニアに適している資格と言えます。

シスコ技術者認定

資格名称	シスコ技術者認定
資格認定団体	Cisco Systems
試験方法	Pearson VUEテストセンター / オンライン受験
試験内容	・ネットワークの知識 ・シスコ製品に関する知識
試験難易度	シスコ技術者認定は、エントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトという5つのグレードに分かれる。 ※CCNAはアソシエイトに該当する難易度となっている。

シスコ技術者認定は、ネットワーク機器メーカーの1つであるシスコシステムズによる資格です。

ネットワークエンジニアにとってこの認定は、シスコ製品の深い知識とそれに関連するネットワーキングスキルを持っていることを証明し、実際の業務において重要な資格となります。

特にCCNAやCCNP、CCIEなどの認定は、ネットワークの設計、実装、保守に必要な専門知識を有していることを示し、技術者のキャリアアップや信頼性の向上に大いに寄与します。

情報セキュリティマネジメント試験

資格名称	情報セキュリティマネジメント試験
資格認定団体	情報処理推進機構（IPA）
試験方法	CBT(Computer Based Testing)方式
試験内容	・情報セキュリティ ・情報セキュリティ管理の実践規範 ・各種対策 ・情報セキュリティ関連法規 ・ネットワーク ・システム監査 ・経営管理
試験難易度	中級レベル

情報セキュリティマネジメント試験は、セキュリティ政策の策定やリスク管理など、組織の情報セキュリティを総合的に管理する能力を認定する資格です。

ネットワークエンジニアにとって、この資格は、技術的な知識だけでなくセキュリティマネジメントの理解を深めることで、セキュリティを重視したネットワーク設計や運用が可能になります。

サイバーセキュリティの重要性が高まる現代で、セキュリティ対策の専門性を証明する手段として、キャリアアップや就職・転職市場での差別化にも繋げることができます。

Oracle Master

資格名称	Oracle Master
資格認定団体	日本オラクル社
試験方法	テストセンター受験 / オンライン受験
試験内容	【Bronze】 ・Oracleデータベース管理の概要 ・Oracle Enterprise Manager Database Express およびSQL管理ツールの使用 ・Oracleインスタンスの管理など ================ 【Silver】 ・Oracle Databaseのアーキテクチャの確認 ・Oracle Databaseインスタンス ・データベース記憶域構造の管理など ================ 【Gold】 ・バックアップとリカバリ ・リカバリ能力の構成 ・RMAN 暗号化バックアップの使用 ・データベースの複製など ================ 【Platinum】 ・一般的なデータベースとネットワークの管理 ・ウェアハウスの管理 ・パフォーマンスの管理 ・Grid Infrastructure ・データベースの可用性の管理など
試験難易度	初級レベル〜上級レベル

Oracle Masterは、データベース管理やシステムの専門技術を証明する資格であり、ネットワークエンジニアが取得することで、データベースとネットワークの両面にわたる深い知識と技術力を示すことができます。

これにより、データ中心のネットワーク設計や運用において、エンジニアはより高度な問題解決能力を備え、データ管理の要求が増えている市場でもハイレベルな人材であることをアピールできます。

Oracle Masterの資格は「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つのレベルに分かれており、これらのレベルは、Oracle製品の習熟度と実務での応用能力を段階的に証明するものになっています。

ブロンズは初級者向け、シルバーは中級レベル、ゴールドは上級レベルの専門性を持つ者向け、プラチナは最上級レベルで幅広い技術的知識と大規模システムへの適用能力を証明するものです。

各レベルは、それぞれの段階で求められる具体的なスキルセットをクリアすることによって、技術者がキャリアパスを築いていくための基盤となります。

ネットワークエンジニア関連の資格を取得するための勉強法

ネットワークエンジニアを目指す上で、資格はスキルを身につけた証となります。
そのための勉強法は多岐にわたりますが、具体的には、以下のような方法があります。

書籍やYouTube動画を活用する

ネットワークエンジニア関連の資格取得を目指す際には、書籍とYouTube動画の組み合わせが効果的な勉強法です。

書籍は体系的な知識を網羅的に学ぶための基盤を提供してくれるため、基礎的な概念から応用までを段階的に理解するのに最適です。

しかし、テキストだけでは理解しづらい複雑な内容や、実際のネットワーク設定のデモンストレーションを視覚的に学びたい場合は、必要に応じてYouTube動画を活用すると大いに役立ちます。

動画では、経験豊富な専門家が具体的な操作を示しながら解説を行い、抽象的な知識が実際の技術操作とどのように関連するかを明確にしてくれるからです。

この相乗効果により、理解が深まり、資格試験の成功率を高めることができます。

オンライン学習サイトに登録する

ネットワークエンジニアを目指す方にとって、オンライン学習サイトへの登録は、資格取得の効率を飛躍的に高めてくれるものになるでしょう。

これらのプラットフォームでは、初心者から上級者まで様々なレベルに対応したコースを提供しているため、自分のペースで学習を進めることが可能です。

最新のネットワーク技術や試験傾向に即したカリキュラムが整っており、質問フォーラムや定期的なオンラインセミナーを通じて疑問点を即座に解決することができます。

実際のネットワーク設定やトラブルシューティングをシミュレートする模擬環境を提供するサービスもあり、理論だけでなく実際のネットワーク構築を体験しながらスキルを磨くことができます。

オンライン学習サイトは時間と場所を選ばず、幅広い情報へアクセスできるため、ネットワークエンジニアの資格取得においては、隙間時間に学習を進めやすいという利点があります。

メンターを探す

ネットワークエンジニアの資格取得を目指す際には、すでに資格を取得している人を探し、メンターになってもらうといった方法もおすすめです。

同じように資格取得に取り組んだメンターだからこそ、資格取得の過程でぶつかるであろう障壁を乗り越える方法や、試験の難易度に合わせた効果的な学習方法を教えてくれるなど、実体験に基づいたアドバイスを提供してくれます。

実際に資格を持つメンターからの直接指導は、書籍やオンライン学習では得られない具体的なフィードバックや、学習計画の見直し、モチベーション維持の面でも大きな支えになります。

これらの理由から、メンターを活用することは、ネットワークエンジニアの資格取得を目指す上で重要なステップと言えるでしょう。

メンターを探す際には「MENTA」というサービスを通して、資格取得した人を探してみることをおすすめします。

プログラミングスクールへ通う

ネットワークエンジニアの資格を取得するために、プログラミングスクールへ通うことは、初めて取り組む方には大きな心の支えになるでしょう。

プログラミングスクールは生徒一人ひとりの理解度に合わせた個別指導があったり、資格取得に直結するカリキュラムが用意されていたりするため、効率的に学習できます。

また、業界の最新動向に精通した講師陣から直接学べることは、独学では得られない貴重な経験となるでしょう。

さらに、同じ目標を持つ仲間とも、スクール独自のコミュニティによって知り合うこともできるため、学習を進める上でモチベーションが維持されやすいといった利点もあります。

まとめ

今回の記事では、ネットワークエンジニアにおすすめの資格を紹介しつつ、それぞれの難易度やメリットなども合わせて紹介しました。

ネットワークエンジニアとして市場価値を高めるための資格取得の道のりは簡単ではありません。

しかし、一度取得することができれば、専門知識を証明することができるため、よりハイレベルな職務への道が開け、給与アップのようなメリットも期待できます。

資格によって難易度が変わることや、上記で解説したようなメリットに差が出てくると思いますので、ぜひ本記事を参考に、自身のキャリアアップに役立つような資格を探してみてください。

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