「ShortcutPlus」はRUNTEQ(ランテック)卒業生の栗原さんが制作された「iOSアプリのショートカットを共有したりダウンロードできるアプリ」です。複数のアイデア候補の中でもまずは自分が使いたいと思える案を採用。エンジニア未経験者のポートフォリオながらユーザー目線に立った開発にこだわり、RailsのCRUD処理を活用し気になるレシピがすぐに試せるダウンロード機能や分かりやすいシンプルなデザインで6000PVを獲得しました。ポートフォリオのアイデアが思いつかない方にとって開発マインドが学べる記事です。【卒業生ポートフォリオ紹介vol.19】
RUNTEQブログでは、卒業生のポートフォリオを紹介しております。
今回ご紹介するポートフォリオは、栗原さんの「ShortcutPlus」です。
「ShortcutPlus」は、iOSアプリの人気のショートカットからニッチなショートカットまで幅広く知ることができるサービスです。
また、気になったショートカットはダウンロードしてすぐに使える工夫もされています。
今回は栗原さんにそんな「ShortcutPlus」制作のきっかけやこだわりなどをお伺いしました!
iOSアプリのショートカットレシピの共有サービス
それでは早速、栗原さんに「ShortcutPlus」についてお伺いしていきます。
「ShortcutPlus」は、どのようなサービスですか?
(サービスへ)
LINEやInstagramなどのiOSアプリには、便利なショートカット機能が用意されています。
特定の操作を行うことで通常の操作よりも便利になるショートカット機能ですが、知らなければ使いこなすことも難しいですよね。
「ShortcutPlus」では人気のショートカットからあまり知られていないようなショートカットまで共有されています!
使い方は、とてもシンプルです。
「ShortcutPlus」の主な機能は2つ、「レシピの共有」と「レシピのダウンロード」です!
ユーザー登録をすることで、他の方にもぜひ使ってみてほしいというiOSアプリのショートカットレシピを投稿して共有することができます。
投稿したレシピは、トップページから見ることができます。
すでに投稿されているレシピはスクリーンショット付きで説明されていることが多いので、初めて使うショートカットでも簡単に試すことができますね!
「レシピのダウンロード」機能は、紹介されている設定方法をダウンロードすることでご自身のデバイスでもショートカットを使用できる機能です。
「レシピをダウンロード」というボタンが赤くなっているレシピでは、設定方法をそのままダウンロードすることが可能です。
気になったレシピがあれば、ぜひダウンロードして使ってみてくださいね!
まずは自分が使いたいサービスを企画
アプリのショートカットはなかなか意識することの少ないものだと感じましたが、栗原さんはなぜ「ShortcutPlus」を作ろうと思ったのでしょうか?
アプリのショートカットがまとまっているサイトが無く、調べたり周りに勧めたりしにくいと感じていたので「ShortcutPlus」を作りました。
iOSのショートカットに関する情報集約がなされたコミュニティのようなサービスがなかったため、あったら便利だと感じて制作なさったのですね!
他に検討していたアイデアはありますか?
しかし、既存サービスとの差別化が難しく、特に大手のサービスには叶わないと判断して「ShortcutPlus」を採用しました。
栗原さんはアイデア出しでなかなか苦労されていましたよね。
悩んでいる期間は、どなたかに相談しましたか?
なかなかしっくり来るものが思いつかなかったので、アイデア出しの壁打ちをお願いしました。
「ShortcutPlus」は普通のCRUDの処理で簡潔してしまうため、就職活動時のアピールポイントが限られてしまうと考えていらっしゃったそうです。
それでも、ご本人が欲しいと感じているアプリだったため開発に踏み切ったのだとか。
特に、就活の技術試験でAPIに関する質問が多かったのですが、スムーズに答えられたのはカリキュラムで学習したおかげです。
ユーザー目線で嬉しい機能とデザインにこだわり
栗原さんの「あったらいいな」を実現させた「ShortcutPlus」ですが、実装にはどのくらいの期間がかかりましたか?
デプロイには少し苦戦して、1週間ほどかかりましたね。
具体的にはデプロイのどのあたりで苦労したのでしょうか?
ポートフォリオを通して、開発に関する新しい知識や技術を習得できるのも制作の醍醐味ですね。
サービス面でこだわったポイントはありますか?
先ほども主な機能としてご紹介した「レシピをダウンロード」機能は、やはりこだわりの部分でしたか!
気になったらすぐにダウンロードして試すことができるのは、ありがたいですね!
また「ShortcutPlus」のサービス面といえば、見た目の洗練さも挙げられます。
栗原さんは、ロゴもご自身でデザインなさっていましたね。
ロゴを1時間で作られたとは、本当に多彩ですね!
サービスのデザインをするときに、参考にしたサイトなどはありますか?
「ShortcutPlus」はiOSアプリのショートカットを題材にしているため、ユーザーの多くはスマホユーザーが想定されます。
そのため、レスポンシブデザインも取り入れていらっしゃいましたよね。
気になるショートカットがすぐに試せる機能や、わかりやすいシンプルなデザインなど、ユーザーのことをしっかり考えながら制作されたことがわかります。
マーケットインの考え方が身についた
リリース後は、6000PVと本当に多くの方に見ていただきましたね!
ユーザーさんからの嬉しい声はありましたか?
普段ショートカットを活用されている方にも、あまりショートカットを意識したことがない方にも、嬉しいサービスだから反響があったのではないでしょうか。
その中にフィードバックもありましたか?
就職活動では、ポートフォリオのどのような部分が評価されたと感じましたか?
栗原さんは、その他にもデザインについて褒めていただくことが多かったそうです。
いわゆるマーケットインの考え方ができるようになったということですね。
RUNTEQでは、ポートフォリオを通してユーザー視点の開発マインドを身につけていただきたいと指導に力を入れています。
今回はじめて企画から開発・運用を経験されましたが、いかがでしたか?
自ら考えた企画を形にしてリリースすることができたというのは、自信につながりましたね。
サービス開発を本当に楽しんで行っている姿がとても印象的でした。
今後「ShortcutPlus」について何か展望はありますか?
課題に対して、すでに解決策をお持ちになっていて素晴らしいです。
それでは、次に作りたいアプリケーションはありますか?
好きな音楽アーティストから、他にもアーティストをおすすめしてくれるアプリを作りたいなと思っています。
栗原さんは今後も色々な技術に触れたいとおっしゃっていたので、ぜひ使いたい技術を盛り込んで作ってみてほしいです!
栗原さん、ありがとうございました! 今後のご活躍も応援しております。
編集後記
いかがでしたでしょうか?
栗原さんの制作した「ShortcutPlus」は、ご自身の「ほしい!」からスタートしたサービスでしたが、ユーザー視点で使いやすい機能の実装がなされていました。
Web系の開発現場では、ユーザーファーストの開発が重要視されます。
未経験ながらその視点を持ったポートフォリオを制作していることは、就活でも大いにプラスになります。
RUNTEQでユーザー視点でのポートフォリオを制作してみませんか?
もちろん企画段階から開発、運用までしっかり現役エンジニアとともにサポートしますのでご安心ください。
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