ポートフォリオ

Discord-Log:Discord使用時間の自動計測サービス:ポートフォリオ紹介

「Discord-Log」はRUNTEQ卒業生の安原さんが制作した「Discordアカウントの使用時間を自動で計測し、使用時間をグラフとして視覚化する」サービスです。プログラミング学習の傍らDiscordを使っているユーザーが普段使いしやすいように試行錯誤を重ね、DiscordのAPIを導入しbotの動きをRailsで制御するロジックを組みサービスを実現させました。新しい技術を取り入れたポートフォリオ開発でどのような苦しみと学びがあったのか詳しくお聞きしました。【卒業生ポートフォリオ紹介vol.25】

RUNTEQでは定期的に卒業生のポートフォリオをご紹介しております。

今回はDiscordの使用時間を自動計測し可視化できるサービス「Discord-Logについて紹介します!

Discord-Log」を制作したRUNTEQ卒業生の安原さんにお越し頂き、企画から実装までのお話を伺いました!

手軽に使用時間を計測してくれるサービス

安原さん本日はよろしくお願いいたします!

さっそくDiscord-Logがどのようなサービスか教えて頂けますか?

安原さん
安原さん
Discord-LogはDiscordアカウントの使用時間を自動で計測し、使用時間をグラフとして視覚化するアプリです。 

Discord-Log制作にあたって一番こだわったポイントは、利用するユーザーに負担をかけないことだそうです。

Discord-Logを使うにあたって特別な作業は不要。

アプリに登録をして普段と同じようにDiscordに入出して退出するだけで、使用時間の計測が行えます

全てのサーバーの使用時間を確認することが可能で、サイドバーからサーバーやボイスチャンネルの詳細ページへ飛んで使用時間を確認することも可能です。

Discord-Log

一度登録すると自動的にBotとRailsアプリのDB(データーベース)に時間が保存・計測されるようになっているので、登録をしておけばいつでも手軽に使用時間の確認ができます

らんてくん
らんてくん
めんどうな操作も必要なく、継続的に利用しやすそうだな!

ユーザーの掴みもばっちり

どのようなきっかけで、このポートフォリオを作ろうと思ったのですか。

安原さん
安原さん
元々Discordを使って勉強していてポートフォリオのアイデアを考えている時に、ふとDiscord使って勉強しているのでおまけで何か作れたら良いのになと思って、勉強時間が測れるサービスを考えました 
らんてくん
らんてくん
日常的にDiscordを使っていたからこそ、生まれたアイデアだったんだな。

アイデアを思いついてから、企画としてどのように深めていきましたか?

安原さん
安原さん
Discordで勉強時間を測るという大枠が決まってたので、後はRUNTEQが用意したフォーマットに当て込むだけで良かったですね。

RUNTEQコミュニティ内のアイディアチャンネルに投稿した時に、他の受講生さんからの反応が良くて、ある程度ニーズはあるのかなと思いました。

講師の方にもDiscordのAPIあるからできると思うよって言っていただいて、「じゃあつくろう」って思いました。 

確かに他の方のリアクションはすごかったですよね…!
まさにRUNTEQ生の「あったらいいな」を体現されたサービスでした。

Discord APIを導入 ユーザーが使いやすい仕組みに奔走

制作に入られてからリリースまでは、どれぐらいの期間で行われましたか? 

安原さん
安原さん
1ヶ月半ぐらいです。1ヶ月ぐらいは認証部分で詰まっていました。そこからは早かったですね。 

ユーザーの負担をかけないことにこだわって開発されたそうですが、実現するために技術面でこだわったポイントはありますか?

安原さん
安原さん
Railsでのロジックの組み立てですね。

どう組み立てていけば求める動きができるか、アプリの継続利用における障壁をなくすことができるか考えました。 

らんてくん
らんてくん
とても大事なことだな。
安原さん
安原さん
DiscordのAPIを使ってるんですけど、botが全部が全部できるわけじゃなかったんですよね。

ユーザーのアクションひとつひとつに反応してしまうところもあったので、Rails側でロジック組んで普段使いできるようにしました。 

ユーザーが使いやすいように試行錯誤を重ね、普段通りにDiscordを使用して使用時間が計測できる仕組みを実現させたそうです。

苦労もあったと思いますが、壁にぶつかったときはどのように乗り越えられてきましたか?

安原さん
安原さん
とりあえずデバッグしてどういう値が取れているのか確認したり、ネットの記事を参考にしたり、気分転換のためぼーっとして自転車乗りに行ったりもしました。
らんてくん
らんてくん
講師に相談はしなかったのか?
安原さん
安原さん
講師の方にも相談しましたね。考え方の部分も教えていただいて、制作を進めていました 

講師も力になれたようで何よりです。

一人で抱え込まず、講師も頼る。上手くバランスを取りながら、安原さんは制作を進められていたんですね。

RUNTEQ内で嬉しい声が続々

開発時のお話から、APIのロジックを工夫することでユーザーさんが継続して使いやすいサービスになっているがわかりましたね。

Discord-Logをリリースしてみて、反響はいかがでしたか。

安原さん
安原さん
基本RUNTEQ内だけの仕様にしていたので、直接いろいろ話を聞けてポジティブな反応が多かったですね
らんてくん
らんてくん
それは制作者冥利に尽きるな

ユーザーはどれぐらいいるのですか?

安原さん
安原さん
51人です。
らんてくん
らんてくん
RUNTEQ内部だけで51人はすごい

ニーズの高さが伺えますね……!

初めて実際にサービスを運用はされてみて、学びはありましたか?

安原さん
安原さん
一通りアプリを作ってリリースできるんだというのが、わかったのは良かったですね。 

らんてくん
らんてくん
それは大きい。
安原さん
安原さん
全体像が見えてからパーツを強くしていくのが良いと思うので、まず全体が見えたのは大きかったと思います。 

確かに全体像が見えていると課題も見つけやすく、改善して良質なサービスを作り上げていくことができますね。

就職活動についてもお聞きしたいのですが、ポートフォリオは就活では評価されましたか?

安原さん
安原さん
面談自体がそこまで多くなかったというのもあるんですけど、あまり触れられてないですね。

ただ、就職先の社長には一つのサービスを作りあげて、ある程度技術があることを認識をしていただいたと思います。

「一通りサービスはできるんだ」というようなことを、言っていただきました。

話題に上がる機会は少なかったものの、ポートフォリオを通してしっかりと技術力が証明できたんですね。

最後にポートフォリオに取り組んでみた感想をお聞かせください。

安原さん
安原さん
一つの実績としてできたという達成感は、すごいありましたね。

制作中は楽しかったというのはなく苦しかったです。
でも苦しくてもポートフォリオを作り切ることは自分が決めた目標だったので、達成できてよかったです。

安原さんのおっしゃるようにポートフォリオを作り上げるのは簡単なことではないですが、乗り越えれば大きな経験にもなりますし実績として就活にも生きてきます。

本日は貴重なお話を本当にありがとうございました!

編集後記

Discordアカウントの使用時間を計測しグラフとして視覚化するアプリ、Discord-Logを紹介しました。

ユーザーに負担をかけない仕様にこだわり、制作を進めていった安原さん。

ポートフォリオの制作は苦しかったと話すように完成までの道のりは決して楽なものではありませんでしたが、試行錯誤を重ね時には講師の助けも借りながら完成にたどり着きました。

RUNTEQではポートフォリオ開発の支援に力を入れていて、企画段階からリリース後の運用まで手厚いサポートが可能です。

RUNTEQにご興味がある方、ご自身のアイデアをポートフォリオとして実現されたい方、ぜひまずは無料キャリア相談会までお越しください!

運営一同お待ちしております♪ https://runteq.jp/

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