「未経験の状態からフリーランスのWebエンジニアとして活動できるのか知りたい」
「フリーランスのWebエンジニアの年収事情を知りたい」
「フリーランスエンジニアのメリットとデメリットを知りたい」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
好きな時間に仕事をして好きな時に休めるフリーランスといった働き方に、憧れている方も多いかもしれません。
未経験からフリーランスWebエンジニアを目指す方も年々増えていますが、実際のところフリーランスエンジニアとして活躍できるのか不安に感じる方もいると思います。
そこで今回は、下記の内容を解説していきます。
- Webエンジニアとしてフリーランスになるメリット
- 「Webエンジニアがフリーランスになるのはやめとけ・後悔する」と言われる理由
- フリーランスエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴
- フリーランスWebエンジニアが案件を獲得する方法
- 未経験でもフリーランスのWebエンジニアになれるのか?
今回の記事では、Web系の開発会社を運営しつつもWeb系エンジニアへの転職を目指す人に向けてプログラミングスクールを運営している弊社が、未経験からフリーランスWebエンジニアを目指すメリットやデメリットについて解説していきます。
未経験からフリーランスのWebエンジニアになりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Webエンジニアとしてフリーランスになるメリット

Webエンジニアとして独立して働くときには、多くのメリットがあります。
ここでは、Webエンジニアとしてフリーランスになる5つのメリットを解説していきます。
- 若いうちはサラリーマンよりも稼げる可能性がある
- 好きな時間に働ける
- 好きな場所で働ける
- 服装が自由
- 人間関係の悩みが減る
若いうちはサラリーマンよりも稼げる可能性がある
フリーランスWebエンジニアとして働く場合、案件の数や単価などを調整しながら働くことができます。
そのため、高単価案件を数多く受注することができれば、若いうちはサラリーマンよりも多く稼げる可能性があります。
実際にデータで見ると分かりやすいですが、株式会社Miraieの「フリーランスエンジニアとして働く上で求めることに関する調査」によると、20〜30代でのフリーランスWebエンジニアの23.2%が、年収500万円以上を稼いでいます。

DODAの平均年収ランキングを参考にすると、20代の平均年収は341万円というデータがあるため、同年代よりも稼げることが分かります。
年功序列でゆっくりと収入が右肩上がりになる会社員と比較すると、若いうちから多く稼げる可能性があることは、フリーランスWebエンジニアならではの強みと言えるでしょう。
好きな時間に働ける
好きな時間に働くことができるのも、フリーランスWebエンジニアの魅力です。
フリーランスの場合、正社員のように出勤時間や休憩時間が決まっていないため、好きな時間に働いたり、自分のタイミングで切り上げて休むことができます。
そのため、正社員とは違ってフリーランスならではの自由な働き方ができます。
- 数ヶ月働いて数ヶ月休むといった大胆な働き方も可能
- 好きな時間に仕事を切り上げられるため残業がない
フリーランスは自由に働くことができるといったメリットがあるため、6ヶ月間集中して仕事をした後、残りの6ヶ月間は休むといったスケジューリングも可能です。
働き方をカスタマイズしやすいのが、フリーランスWebエンジニアとしてのメリットの1つでしょう。
好きな場所で働ける
フリーランスWebエンジニアの案件のほとんどはフルリモート可能なものであるため、ネット環境さえあればどこでも働くことができます。
- 家
- カフェ
- 公園
極端な話ではありますが、ネット環境があれば公園でさえも働くことができます。
時間が空いたときに近くのカフェで仕事をしたり、旅をしながら働いたりと、働く場所に対しての制限がほぼないのもフリーランスWebエンジニアの魅力です。
服装が自由
働き方が自由であるといったメリットにつながることではありますが、服装にも縛りがないためラフに仕事することができます。
もちろんクライアントと直接対面するときにはTPOに合わせてスーツなどのフォーマルな服装が必要になることもありますが、エンジニアとして働く際には当然なんの指定もありません。
一人で好きな場所・好きな時間に仕事をするため、服装は完全に自由となります。
人間関係の悩みが減る
Webエンジニアでリモートワークする場合であれば、直接的に人と関わる機会が減るため、人間関係で悩むことが少なくなります。
そのため、長時間一緒に同僚や上司たちと働くことに対して苦手意識がある方にとっては、フリーランスは働きやすい環境だと言えるでしょう。
またフリーランスWebエンジニアの場合、プロジェクトごとに人間関係がリセットされることも多いため、苦手な人と働き続けなければいけないといった問題も起こりにくいです。
どうしても相性が悪いクライアントと仕事をすることになったとしても、プロジェクトが終わるタイミングで案件を終了させることも可能です。
「Webエンジニアがフリーランスになるのはやめとけ・後悔する」と言われる理由

未経験からフリーランスWebエンジニアになる方法をネットで検索してみると「フリーランスはやめとけ」「フリーランスになると後悔する」という意見も多いです。
否定的な意見が多いのは、フリーランスという働き方ならではの理由が原因となっています。
- 歳を重ねると年収が下がりやすい
- 福利厚生がない
- 自己管理が大変
- 収入が不安定
- マネジメント力が身に付かない
- 納税や事務作業も一人でやる必要がある
- 高単価案件の獲得が難しい
未経験からフリーランスWebエンジニアを目指すのならば、これらのデメリットについては意識しておくべきでしょう。
歳を重ねると年収が下がりやすい
株式会社Miraieの「フリーランスエンジニアとして働く上で求めることに関する調査」によると、40代以降は年収が横ばいであったり、下降していることがわかります。

年齢を重ねることによって年収が下がる理由としては、以下の4つです。
- 体力の低下
- 年齢による学習力の低下
- 年齢制限
- 年功序列で収入が上がるわけではない
どの仕事にも言えますが、年齢を重ねるたびに疲れやすくなったり、集中力が低下したり、学習意欲が低下したりと、少なからず老化によって作業効率は悪くなってしまいます。
またクライアントによってプロジェクトの年齢制限が設けられている場合もあり、その影響によって案件が獲得しづらいことにもつながります。
社会人であれば、年功序列での昇給や管理職に就くといった道もありますが、フリーランスがそのポジションを取るのはかなり難しいしょう。
20〜30代のうちは社会人よりも稼ぎやすいフリーランスですが、長期的に独立して活躍し続けるとなると、将来的に考えるべき問題の1つとして、年収が下がりやすいことは覚えておきましょう。
福利厚生がない
自分のペースで仕事ができたり、いつでも休めるといった働き方の自由さがあるフリーランスですが、会社員が使っているような福利厚生制度は用意されていません。
- 健康診断
- 休暇制度
- 家賃補助
- 資格取得補助
会社員であれば、上記のような福利厚生制度をうまく使うことで支出を抑えることができるため、実質的に収入を上げることができます。
反対にフリーランスの場合、雇用されていない状態なので、福利厚生制度がない分まで余分に稼ぐ必要があります。
自由だからこそのデメリットですが、フリーランスには福利厚生制度がないことも頭の片隅においておきましょう。
自己管理が大変
あらゆるプロジェクトや案件を同時並行でこなしていくこともあるため、無理なく継続するための自己管理が大変だと感じることもあるでしょう。
- 案件を抱えすぎて納期に間に合わない
- ストレスがたまり心身に不調が出る
- ミスが多発してクライアントの信用を落としてしまう
自己管理ができないまま仕事をしてしまうと、自分や周りに影響が出てしまいます。
フリーランスにとってクライアントからの信用を勝ち取ることは必須のため、上記のような悪い影響が出てしまうと稼ぎ続けることが難しくなってしまいます。
特に未経験からフリーランスWebエンジニアになったばかりの頃は、自分の限界をしっかり把握できずに仕事を受けすぎてしまう可能性が高くなってしまいます。
しっかりと自己管理をしながら案件をこなす、という流れがかなり難しいということは、早い段階で感じるでしょう。
収入が不安定
安定的に給料が得られる会社員と違って、フリーランスは働いた分だけの収入になるため、毎月の収入は不安定になりがちです。
さらには、一度にたくさん仕事をしたとしても、クライアントによって振り込まれるのが翌月や翌々月といった場合もあるため、それまでは収入が入らない状態になることもあります。
安定的に給料が入るとは限らないため、収入が多い月と少ない月のギャップが大きくなってしまうことは覚えておきましょう。
また万が一体調を崩してしまった時には、会社員のような保障などもありません。
- 有給休暇
- 傷病手当
このような保障がない分、休んだ日数だけ収入が落ちてしまうため、稼げる時にはしっかりと稼いで貯金をしておくような意識が必要です。
マネジメント力が身に付かない
フリーランスWebエンジニアとして独立した場合、1人で黙々と作業することになるため、マネジメント力が身に付きづらいです。
特にリモートワークなどでプレイヤーとして働くことが多いと、管理職のようなポジションの仕事は必然的にほぼ無くなってしまうため、マネジメントスキルが育ちません。
マネジメントスキルがあればキャリア形成にも役立ちますし、年齢を重ねれば重ねるほど伸びていくスキルなので、
以上のことから、マネジメント力を身に付けたい人にとっては、フリーランスを目指すことはマイナスでしかないでしょう。
納税や事務作業も一人でやる必要がある
フリーランスは、会社のように部署によって役割が分かれていないため、本業とは関係ないような納税や事務作業といった雑務も1人でやる必要が出てきます。
そのため、本業で忙しいうえに細々とした業務も同時にやる大変さがあります。
秘書に任せたり事務作業を外注するといった手段を選ぶことで、本業だけに集中できる環境を作ることも可能ですが、独立したてのときは金銭的な問題もあり、自分1人でやらなければいけなくなるのが普通です。
高単価案件を継続的に獲得することが難しい
高単価な案件を獲得し続けるのは難しいです。
フリーランスエンジニアとして独立する人は、正社員の時に身につけたスキルを切り売りして報酬を得ます。
しかし、エンジニアの業界は変化が激しいです。一時的に高単価を得られていたとしても、技術が陳腐化して需要がなくなってしまうこともあります。
また未経験の場合は切り売りできるほどのスキルがありませんから、業務未経験からフリーランスエンジニアになることはまず不可能です。
- フリーランスとして稼ぎつつ常に新しい技術にキャッチアップする
- 正社員のうちに人脈を作っておく
- フリーランスにこだわらない
フリーランスエンジニア向きの人の特徴

今までフリーランスエンジニアのメリットやデメリットを解説してきましたが、具体的にどのような人に向いているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの項目では、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴を解説します。
- 突出した開発スキルを持っている
- 案件を獲得する営業力や単価を上げる交渉力がある
- 徹底した自己管理ができる
- 将来のことはあまり気にしない
以上4つのポイントについて解説していきます。
突出した開発スキルを持っている
フリーランスで高収入を稼ぐには、並たいていのスキルでは難しいです。
そのため、突発した開発スキルを持っている方が向いていると言えます。
- コミュニケーションスキル
- プログラミングスキル
- 幅広い知識
- 問題解決力
フリーのエンジニアとして活躍するためには、マルチなスキルが必要になります。
開発経験が長くIT業界の知見があればあるほど、案件を受注できる確率も高くなり、継続的に仕事を発注してくれるクライアントと出会える可能性も上がります。
スキルが全てとは言いませんが、抜きんでた開発スキルがあれば、それが大きな武器になることは間違いありません。
案件を獲得する営業や単価を上げる交渉などマルチにこなせる
継続依頼の期間が長くなってきたときに、単価交渉をしたり、積極的に営業をしてクライアント数を増やす行動を取ったりできる人は稼げます。
基本的にクライアントの方から単価を上げてくれる機会は少ないため、収入をアップするキッカケは自分から作っていきましょう。
誰かが評価してくれるまで待つ、といった会社員のような思考ではフリーランスとしてやっていけません。
そうではなく、受注した案件をしっかりとこなしながらも、さらに条件のいい案件に応募したり、現在抱えている案件の単価交渉をしたりしながら収入を増やしていく意識が大切です。
徹底した自己管理ができる
自分の体力の限界ラインを知っていたり、精神的なストレスをコントロールできるような自己管理力が高い人にもフリーランスは向いています。
フリーランスは会社に雇用されていないため、自分自身をしっかりとマネジメントする必要があるからです。
またフリーランスWebエンジニアになった場合、1つの大きな案件を長期的な目線でスケジュール管理する必要が出てきます。
たとえば、1ヶ月で30万円の案件を受注した時に、
- どのくらいのペースで仕事をするのか
- 休みはどのタイミングで取るのか
・・・などを、無理なくスケジュールとして組みながらやり遂げる必要があります。
開発スキルとは別になりますが、徹底した自己管理をすることもフリーランスには求められています。
将来のことはあまり気にしない
フリーランスは企業に所属しているわけではないため、月によって稼げる収入にばらつきが生まれます。
その結果収入が不安定になることに対して、精神的なストレスを感じる方もいるでしょう。
しかし独立当初から大きく稼げる人は、もともとコネがあったり実績がある方のみです。
「将来のことはあまり深く考えない」・「とりあえず今自由に働ければそれでいい」といった考えを持っている場合は、フリーランス向きだと言えるでしょう。
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴

フリーランスWebエンジニアに向いていない方の特徴としては、以下の4つがあります。
- 将来に安定を求めている
- 休みをしっかり取りたい
- いざという時の保障が欲しい
- 常に一定の収入が欲しい
それでは、4つのポイントを解説していきます。
将来に安定を求めている
将来に安定を求めている方には、フリーランスは向いていないと言えます。
なぜなら、フリーランスは毎月の収入が確定されているわけではなく、どのタイミングで仕事がなくなるかもわからないからです。
会社員のように安定的に仕事があって、稼ぎ続けられるといった生活を求めている方には不向きだといえます。
休みをしっかり取りたい
フリーランスは本業の仕事に加えて、事務作業などやることも多く、常に働き続けないと稼ぐことができません。
そのため、なるべく無理をせずに休みをしっかり取りたいといったワークライフバランスを求めている方は、フリーランスの働き方がつらいと感じる可能性が高いです。
大きな案件を定期的に受注できたり、長期継続が期待できるクライアントが複数いるような場合は、好きなタイミングで休むといった働き方も可能です。
しかし、フリーランスという不安定な働き方をしている以上、安定的に稼げるようになるというケースはあまりありません。
そのため、稼げるうちに稼いでおかなければ、という意識が先行し、定期的に休みを取るということは非常に難しいです。
会社員のように「土日はしっかりと休みたい」といった気持ちがあるのであれば、フリーランスとしての働き方がつらいと感じてしまうでしょう。
いざという時の保障が欲しい
いざという時の社会保障が欲しいと考える方は、正社員として雇用される方が向いています。
- 健康保険
- 厚生年金
- 労災保険
- 雇用保険
会社員の場合であれば、上記のような社会保障を受けることができます。
フリーランスも入れるような保障制度はあるものの、会社員の社会保障制度には敵わないことが多いです。
会社員と同じくらいの保障を求める方にとっては、フリーランスといった働き方では不安に感じることがあるかもしれません。
常に一定の収入が欲しい
毎月安定的な収入を得たいと考えている方にも、フリーランスは難しいでしょう。
なぜなら、毎月同じ量の仕事があるとは限らないからです。
- クライアントが仕事の発注をやめる
- プロジェクトが終わり案件がなくなる
- 獲得しようと思った案件が取れるとは限らない
- 継続中の案件の単価を下げられる可能性もある
会社員であれば、勤務先の企業が倒産しない限りは安定的に仕事がありますし、給料が極端に下がることもほぼないため、毎月決まった額の収入を得ることができます。
しかしフリーランスの場合は、プロジェクトが終了したり、クライアントの都合で契約金額が変わったりとイレギュラーなことも起きます。
そのため、つねに一定の給料が無いと不安に感じる方にとっては辛く感じるでしょう。
安定的な収入がないとイヤだと感じる方は、会社員として雇用される方がよいでしょう。
フリーランスWebエンジニアが案件を獲得する方法

未経験からフリーランスWebエンジニアとして独立したい方は、以下のような方法で案件獲得に繋げていくのがいいでしょう。
- エージェントを利用する
- クラウドソーシングサイトを利用する
- SNSで案件を探す
- 知人や友人から紹介を受ける
これらの方法を覚えておくと、未経験から仕事を始めようと考えているときに役立ちます。
エージェントを利用する
独立したてのときにほぼ確実に案件を獲得したいのであれば、案件を紹介してくれるフリーランスエージェントサービスの利用を検討してみてください。
フリーランスエージェントサービスとは、専属のエージェントが案件を発注したい企業と求職者をマッチングしてくれるサービスのことを言います。
- 希望単価に合わせた仕事の紹介
- 自分に合った働き方ができる案件の紹介
- 条件交渉や契約関連のサポート
独立して案件を受注しようと思っても、何から始めればいいかわからない方は、このようなエージェントを使うことではじめの1歩を踏み出しやすくなります。
エージェントの種類によっては、紹介してくれる案件の単価が高めに設定されているところもあるため、自分に合いそうなサービスを選んでみてください。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトを利用しながら、自ら営業をかけて案件を獲得するといった方法もあります。
クラウドソーシングサイトとは、無料で使える仕事のマッチングサイトです。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 自己紹介やスキルセットなどプロフィールを充実させる
- 条件の良さそうな案件に応募して案件を受注する
- 案件をたくさんこなして実績を作る
- 実績をポートフォリオにして、さらに条件のいい案件に応募する
クラウドソーシングサービスは誰でも利用できるため、ライバルも多く提案が通りづらいと感じる方も多いでしょう。
もちろん最初は提案が通りづらく、10~20件の案件に応募しても仕事の獲得がゼロ、なんていうことも珍しくありません。
しかし、案件をこなしていくうちに実績が増えていくため、新たに提案する時にライバルよりも提案が通りやすくなるなど、徐々に案件獲得のハードルも下がっていきます。
サービスの利用に慣れたら案件も獲得しやすくなるため、有名どころのランサーズやクラウドワークスなどから積極的に活用してみましょう。
SNSで案件を探す
実は、SNSでも案件を探すことが可能です。
今ではインターネットでさまざまな人とつながることができるため、Twitterなどでエンジニアの情報を発信している人が、SNS上で案件を発注することもあるのです。
エンジニアの界隈であれば、そのような人をリストに入れてチェックしながら、案件が発注された時にリプライやDMなどで問い合わせてみることで、案件獲得に繋がる可能性もあります。
ほかの方法と比べて案件数は少ないかもしれませんが、1つの営業ツールとしてSNSを活用してみるのもおすすめです。
知人や友人から紹介を受ける
案件を獲得する手堅い方法として、今までの人脈から紹介を受けることも考えてみましょう。
- 知人
- 友人
- 同僚
- 上司
- 顧客
知人・友人から紹介を受ける大きなメリットとしては、信頼関係が築かれているからこそ、地雷案件など条件の悪い仕事を避けられる可能性が高いことです。
紹介する側としても、あなたの人間性を深く理解していれば、紹介先への説明をしやすいためミスマッチも起きづらいです。
手堅く案件を獲得したい場合には、知人や友人からの紹介を受けられるように、エンジニアとして独立したことを一度周囲に伝えてみてください。
未経験でもフリーランスのWebエンジニアになれるのか?

結論から言うと、フリーランスになること自体は未経験であろうと経験者であろうと誰でも可能です。
なぜなら、フリーランスになると決めた時点で独立することができますし、どこの組織にも属さず仕事をすればいいからです。
しかし独立したところで、未経験の方には実績や信頼がないため、はじめは案件を取りづらく苦戦するケースが大半です。
また高単価案件もすぐには獲得できないため、年収を伸ばすためにはコツコツ実績を積み上げる努力が必要になります。
安定的に案件を受注してこなせるほどのスキルが最低限必要です。
そのために、まずはしっかりと開発現場で経験を積むことがおすすめです。
以下のページではWebエンジニアになるためのロードマップを解説しています。
何から始めればいいかわからないといった悩みがある方は、こちらの記事を参考にしながら具体的な行動に移していくといいでしょう。
まとめ
今回の記事では、フリーランスWebエンジニアのメリットやデメリットなどについて解説しました。
- 未経験でもフリーランスWebエンジニアになれるが信用や実績がないと稼げない
- 20代のうちは、スキルがあればフリーランスでも年収500万円以上稼ぐこともできるが、年齢とともに年収は下がる傾向にある
- まずは現場で開発経験を積んでスキルをしっかり育てよう
未経験からでもフリーランスWebエンジニアになることはできますが、スキルがない状態で独立しても案件獲得に苦戦することになるでしょう。
フリーランスとして働く際のメリットやデメリットを考える前に、まずは活躍できるエンジニアになるための基礎的な開発スキルや現場経験を積みながら、実績を増やしていくことが大事です。
また未経験からスキルを身につけてWebエンジニアになりたいのであれば、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ」がおすすめです。
RUNTEQでは、初学者からプロのWebエンジニアになるために1,000時間以上の学習カリキュラムを用意していたり、就職・転職で役に立つ質の高いポートフォリオを作成するためのトータルサポートも行っています。
この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね。