生成AIだけを学んでも無駄！？生成AIスクールの落とし穴

「ChatGPTがすごい…」「画像生成AIがおもしろい！」

最近、AIの進化には目を見張るものがありますよね。ニュースやSNSでAIの話題に触れるたびに、「自分もAIを学ばないと時代に乗り遅れてしまう…！」といった焦りを感じている方も多いのではないでしょうか？

そして、生成AIの学習に興味を持つ多くの方が、「生成AIスクールで学ぼう」「AIを学ぶなら、まずPythonだ！」という結論にたどり着くはずです。

でも、少しだけ待ってください。

もしあなたが、その考えだけで生成AIスクールに申し込んだり、Pythonの学習本をポチろうとしているなら、一度立ち止まってこの記事を読んでみてください。

目的を明確にしないまま「とりあえず生成AIスクールに行く」「とりあえずPythonを学ぶ」ことには、思った以上に大きな落とし穴があるのです。

本記事では、「AIを学びたい」というあなたの熱意を無駄にしないために、本当に価値のあるスキルと、それを最速で身につけるための具体的な方法をご紹介します。

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AI活用が「当たり前」の時代に

そもそも生成AIとは？

生成AIとは、テキスト・画像・音声・動画など、これまで人間が生み出してきたコンテンツをAIが自動生成する技術の総称です。

ChatGPTで文章を書いたり、イラストを描いたり、AI翻訳や音声合成を使ったり…。
皆さんもSNSやニュースで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

▼AI活用例

【画像作成】

【シフト作成】

ここ数年で、AIの精度とスピードは劇的に向上し、ほんの数秒で高品質なコンテンツを作れる時代になりました。
その結果、「自分もAIを勉強して使いこなせるようにならなきゃ…」「AIを活用して仕事の業務効率を改善したい…！」と考える人が急増しています。

AIを学ぶべき理由

AIの登場により、私たちの日常から仕事の現場まで、あらゆる場面が劇的に変わりつつあります。

これからの時代、AIを使いこなすITリテラシーは、もはや「あって当たり前」のスキルと言えるでしょう。ただ、一口に「AIを学ぶ」といっても、その目的は人それぞれです。

そして、その第一歩として多くの人が思い浮かべるのが「生成AIスクール」の活用ではないでしょうか。
しかしその一方で、「生成AIスクールは無駄だ」という厳しい意見が増えているのも事実です。

では、なぜスクールは「無駄」だと言われてしまうのでしょうか。そして、一般的な生成AIスクールでは、一体どのようなスキルが身につくのでしょうか──。

生成AIを学ぶスクールでは、何ができるのか？

最近、「生成AIが学べるスクール」は増えていますが、「生成AIスクールに通うのは無駄」という声もよく耳にします。
なぜそう言われるのでしょうか？

まず認識すべきは、「AIを学ぶ」といっても、その目的によって学ぶべき内容が全く異なるという点です。そして、仕事で生成AIを役立てたい場合、主に以下の2つのパターンがあります。

今、ビジネスの現場で爆発的にニーズが高まっているのは、後者の「②AIを「使って」サービスを開発できる人」です。（この後にも説明しますが、「①のAIを作る人」については、AIのモデルを作ることは、仕事上ほぼありません。）

そして多くの生成AIスクールが教えているのは、この②の中でも「プロンプト（指示文）の作り方」や「ツールの基本操作」といった、ごく一部のスキルに過ぎません。

それだけでは、残念ながら実務では通用しないのが現実です。ここから、なぜ実務につながらないのか具体的に解説します。

なぜ「AIを学ぶだけ」では実務に繋がらないのか

「AIを学べば仕事にも活かせるのでは？」と思うかもしれません。
しかし、それだけでは実務で価値を発揮しにくい3つの理由があります。

理由①プロンプト作成はAIが自動化しつつある

わずか1〜2年前までは、良いアウトプットを得るために何度も試行錯誤しながらプロンプトを工夫する必要がありました。

しかし今や、ChatGPTやClaudeなどの先進モデルは「プロンプト自動生成」機能を標準搭載し、人間が細かく文章を作り込む必要は減っています。

例えば、ユーザーがやりたいことをざっくり入力すると、AIが自ら適切な指示文に整形してくれます。つまり、プロンプト作成スキル単体では、市場価値がどんどん下がっているのです。

むしろプロンプトの最適な入力方法すら、ChatGPTに聞けばいい答えれくれます。

理由②AI単体ではビジネスの価値にならない

生成AIで文章や画像を作れるようになっても、それは「素材を作れる」に過ぎません。
現場では、この素材をサービスやアプリケーションの中に組み込み、ユーザーが使いやすい形で提供することが求められます。

たとえば、

といったワークフロー全体の構築が必要です。
単なるツール操作だけでは、こうした実務レベルの仕組みづくりはできません。

理由③「API活用」が主流、だからアプリ開発力が必須

開発現場では、AIモデルを一から自作することは稀です。ほとんどのケースで、ChatGPTなどが提供する「API」という外部接続の仕組みを利用します。

APIを使えば、自社でAIを作らなくても、その賢さをレンタルして自分のアプリに組み込めます。

つまり、AIをビジネスで活用するために本当に必要なのは、AIモデル開発の知識ではなく、「APIを使ってAIを組み込んだプロダクトを、設計・実装・運用できる力」、すなわちWebアプリケーション開発力なのです。

最近では「AIに強いエンジニア」と言えば、AIを使いこなす側のエンジニアを指すことが多く、この領域のニーズは急速に高まっています。しかし、アプリを作れなければその力を発揮できません。

AI活用時代に本当に求められるスキルセット

では、AIを使いこなせる人になるには、何をどの順番で学べばいいのでしょうか。結論から言うと、以下の4ステップが最も効率的です。

これらが揃って初めて、「AIの力をビジネスに結びつける」エンジニアになれます。
それぞれ解説していきます。

①AIの仕組みを理解する

AIには、機械学習や最近話題の生成AIなど、さまざまな種類があります。

まずは、生成AIの仕組みや特性を理解することが大切です。
概要レベルで構いませんので、概念として全体像をつかむことから始めましょう。

②Webの基本（フロントエンド）を学ぶ

ここでやっとWebの基本に入ります。
続いて、HTML、CSS、JavaScriptといったWebのフロント周りの基本技術を学びましょう。

そもそもフロントエンドとは、ユーザーが直接触れる部分のシステムやアプリケーションのことです。簡単に言うと、ウェブサイトやアプリでユーザーが見る画面や、操作するボタン・フォーム・メニューなどの「見える部分」のことを指します。

フロントエンドの基本を理解することで、ユーザーが実際に触れるWebサイトやアプリの構造や動きを作れるようになります。

③Railsでアプリを作れるようになる

続いて、Ruby on Railsでアプリを作れるようになりましょう。

プログラミング言語はたくさんありますが、「何を選べばいいか迷う…」という方も多いと思います。まずは、Ruby on Railsを学ぶことをおすすめします。

最近ではPythonを耳にすることも増えましたが、Webアプリを作るなら、Railsで学んだほうが習得しやすく、早く結果が出ます。
PythonでいうとDjangoなどのフレームワークがありますが、Railsほど広く使われているわけではありません。Ruby on Railsは、Webアプリ開発のフレームワークとして圧倒的に人気です。

Ruby on Railsを使えば、「自分が作りたいアプリ」を思い描いてから、早くアプリの画面を確認できる状態に持っていくことができます。

一番早くアプリの画面が見える状態になるのがこのRuby on Railsです。

④AIのAPIを使う

最後に、AIのAPIを呼び出してみましょう。
APIとは、ソフトウェア（アプリ）やプログラム、Webサービス同士をつなぐ窓口のようなものです。

例えば、自社のサイトにGoogleマップを埋め込みたい場合、APIを使うことで簡単に実現できます。
APIを利用すると、地図を表示するだけでなく、最寄り駅からのルート案内や店舗情報のポップアップ表示など、ユーザーが操作できる地図機能を自分のサイトに組み込むことが可能です。

同じように、TwitterやChatGPTなどのAPIを活用すれば、特定の投稿を抽出してサイトに表示したり、Webサイト上で自動応答チャットを作ったりすることもできます。
APIを使うことで、他のサービスの機能を自分のアプリやサイトに組み込むことが簡単にできるのです。

分かりやすい例として、ChatGPTのAPIを登録し、Railsから呼び出してみましょう。これでもうすぐ作れてしまいます。

APIの学習は、ある程度アプリの作り方を理解していないと少し難しいですが、Webアプリ開発の基本を押さえていれば、呼び出す作業自体は簡単です。
Webアプリの開発を覚えてしまえば、AIを使ったアプリも自由に作れるようになります。最近の生成AI系のAPIは使いやすく、短時間で自分のアプリに組み込むことが可能です。

⑤Pythonを学ぶ

そして最後に、Webアプリケーション開発力を身につけたら、必要に応じてPythonを学ぶと良いでしょう。ここまでできていれば、あとは自分でキャッチアップできます。

最近は、「AIといえばPython」というイメージが強く、最初からPythonに飛びつく人もいます。しかし、AIを使う場合、必ずしもPythonから始める必要はありません。

いわゆる「AIを活用するエンジニア」に本当に必要なのは、まずWebアプリケーション開発のスキルです。Pythonに限らずRubyやJavaScriptでもAIを組み込んだサービス開発は可能です。Webアプリの基礎を身につけていれば、その後Pythonでツールを作ることも容易になります。

だからこそ、まずはWebアプリ全体の作り方を学ぶことが最優先です。

Pythonを学ぶのは、たとえば次のような場合です。

現時点でやりたいことがすでに実現できているなら、Pythonは後回しでも構いません。

実際、Pythonを書けなくてもAIを活用しているエンジニアは多くいます。Rubyなどでしっかり開発経験を積んでいれば、Webアプリ開発の概念は共通しており、Pythonとの違いも少ないため、比較的スムーズに習得できますよ。

AIを活用できる本物のスキルを学ぶなら「RUNTEQ」

ここまで、AI時代に必要なAIを正しく活用するためのスキルについてお話ししました。

AIを活用できるスキルを身につけるには、単に「生成AIスクール」で学ぶだけでは物足りません。
重要なのは、アプリ開発を学んだ上で、生成AIも使えるスキルを身につけられるスクールを選ぶことです。

RUNTEQは、相場以下の料金でありながら「現場で一人で開発できるレベルの技術力」が身につけられるWebエンジニア育成に特化したプログラミングスクールです。

転職を目指す方はもちろん、スキルアップを目的とする方も、今の時代に即した実践的なプログラミングスキルを習得できます。

そして、特に生成AIに興味をお持ちの方にRUNTEQをおすすめする理由は、次の4つです。

①AIを含めた実践的なカリキュラム

RUNTEQでは、Webアプリ開発のカリキュラムの中にAI活用の要素を組み込み、「AIを使いこなすエンジニア」を目指せます。

HTML、CSS、JavaScript、Ruby on Rails、Reactなどの基礎から、PHPやLaravel、データベース、セキュリティ、AI駆動開発まで幅広く学習可能。
現役エンジニアによるサポートや自動コードレビューもあり、学びながら実践に近い経験を積めます。

AI領域においては、実務で役立つスキルとして、APIを活用したAI機能の組み込みや、AIを活用した効率的な開発の進め方も学習できます。そして、AI時代に求められるエンジニア像や、自身のスキルをどのように伸ばしていくかといったキャリア戦略までカバーしており、学んだ知識をすぐに仕事に活かせる内容になっています。

▼RUNTEQのカリキュラム

さらに、RUNTEQ独自開発の生成AIを活用した学習支援機能「AI講師」を無制限で使用可能です。
学習中の質問をAIに投げることで、AIを使った実践的な学習体験を効率的に積むことができます。

▼「AI講師」の利用イメージ

 

▼受講生の声

 

AI講師いなかったら絶対このペースでrails基礎こなせへんかった、、、
ほんまにありがとう😭#AI講師の神回答　まだ擦る奴#RUNTEQ

— ほーぷ（Runteq68期） (@ranteq68Aclass) August 20, 2025

私に寄り添いつつ、しかし回答は直接的には伝えず、わかりやすく２択の質問で誘導的に答えを一緒に考えてくれるロボらんてくんZに思わず「先生」と言ってしまったところ。#AI講師の神回答 pic.twitter.com/fk0qSFexx0

— まめ@RUNTEQ70期A (@7ma_me4) July 8, 2025

②AI開発が学べるイベントを多数開催！

カリキュラム以外でも、生成AIやAI開発など最新トレンドに関するイベントを多数開催。

生成AIの活用事例紹介や、ChatGPTを用いた開発ノウハウ共有会など、学んだ知識を即実践に活かせる機会が豊富に用意されています。
こうしたイベントを通じて、同じ志を持つ仲間とつながり、情報交換や共同開発も可能です。

③ポートフォリオのレベルが高い！

RUNTEQでは、カリキュラムの最後に卒業制作として、アイディア出しから企画・設計、開発、リリース・運用まで、実際の開発プロセスを一通り体験できます。最近では、AIを搭載したWebアプリを開発する受講生もおり、受講生同士の交流が盛んなため、チーム開発に取り組む方も少なくありません。

受講生の中には、自然言語処理を活用したチャットボットや、画像認識機能を持つアプリを制作する方もいます。現役エンジニアからのフィードバックを受けながら、企業に高く評価されるポートフォリオを仕上げることができます。

その結果、比較サービス「mybest」では3年連続で1位に選ばれるなど、業界トップクラスの評価を受けています。カリキュラムの充実度だけでなく、手厚い転職・ポートフォリオサポートもRUNTEQの大きな特徴です。

さらに、RUNTEQ独自の「答えを教えない学習方針」と「現役エンジニアによる個別サポート」によって、Webエンジニアに必要な自走力を育成。これにより、受講生は現場で即戦力として活躍できるスキルを確実に身につけることができます。

卒業生や企業様からも、RUNTEQ生について高評価の声が寄せられています✨

#RUNTEQ_path2025 にバトランの審査員として参加してきました！

発表者のみなさんのプレゼンのレベルが高過ぎて、ずっと驚きっぱなしでした。

バドランのファイナリストのみなさん、参加者の皆さん、運営の皆さん、おつかれさまでした！ https://t.co/e7hjpCs5bm

— 神谷亮平 | AI適応開発で10倍速のシステム開発 | AI CTO (@k38ryohei) August 2, 2025

カリキュラム親切でないわかる、でもめちゃ親切にされて実務で痛い目見る方が絶対嫌だからRUNTEQの難易度はほぼ実務レベルでちょうど良かったって今になって改めて思ってる

— まりこ (@momo95843) April 11, 2023

RUNTEQ_path2025
参加してきました！

これからの時代の課題の
１つ　Aiをどう使っていくか
など　参考になることが
沢山ありました。

これからもっと経験をしていき
Aiを上手く活用していこうと
思いました#RUNTEQ_path2025

— yuito@RUNTEQ71期 (@tkaayuito) August 2, 2025

④卒業後も最新カリキュラムを使い放題！

RUNTEQでは、卒業後も最新のカリキュラムを無料で学習できます。
IT業界は変化が非常に早く、プログラミングを習得した後も新しい知識や技術を学ぶ必要が出てきます。
RUNTEQでは、そのような変化に対応するために、必要となる知識を既存のカリキュラムに随時追加しています。

さらに、カリキュラムだけでなく、コミュニティやイベントにも卒業後無料で参加可能です。
卒業後も学び続けられる環境が整っているので、常に最新のスキルを身につけることができます！

＼RUNTEQでは無料で個別相談会を実施中！／

まとめ

いかがでしたでしょうか？このように、これからの時代においてAIを活用するには、ただ触るだけではなく、実務で使えるスキルや環境を整えることが大切です。

この記事を読んで少しでもAIやプログラミング学習に興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね！

＼RUNTEQでは無料で個別相談会を実施中！／