30代で仕事や育児との両立を成功させ、営業職からスポーツエンタメ系の自社開発企業のWebエンジニアへ転職した溝上さん。RUNTEQコミュニティを活用したインプットと積極的なアウトプットで実力をつけ、就職までに制作したWebアプリはなんと5つ!現在プロジェクト推進と開発を両立し最前線で活躍している彼の、Webエンジニアを目指したきっかけ、就活で評価された点、入社後の様子などをお聞きしました。
【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol. 67】※RUNTEQ学習期間は2021年7月-2022年3月
エンジニアは「誰かを幸せにする環境を作れる」と感じた
Q.Webエンジニアを目指したきっかけを教えてください
大学卒業後は飲食業界に5年ほど身を置き、その後Web広告の営業に転身しました。
もともと契約期間が3年半と決まっていたため、常に次は何をしようかと考えながら日々仕事をしていました。
周りからも自然とそんな話題が上がる環境で、プログラミングをしに海外にいくという方から、プログラミング学習サービス「Progate」を紹介されたんです。
何となく試してみたところ、とても面白く「プログラミングを仕事にしたい!」と感じました。
また、かねてより自分の仕事選びは「誰かをハッピーにする環境を作ること」を軸としていました。
飲食業界や広告業界もそんな想いのもと進みましたが、Webエンジニアになれば、さらに多くの人にアプローチできると思ったんです。
そのタイミングで、前職の契約期間が2年半残っていたため、その間にスキルを身につければ転職できるだろうと考えました。
Q.独学でなく、なぜスクールに入ろうと思ったのですか?
最初の1年は独学で勉強しており、調べながらWindowsで読書管理アプリを作成しました。
実際にサービスを作ってみて「世に出すにはどうしたらよいのだろう」という疑問が生じ、相談できる場があった方が良いと考え、スクールに通うことに決めました。
Q.数あるスクールの中でなぜRUNTEQを選んだのですか?
スクールに入学するならRUNTEQだと決めていました。
RUNTEQの公式YouTubeチャンネルで、ひさじゅさんが「エンジニアになるには1,000時間は必要」と言っていたことがきっかけです。
他のスクールは「3ヶ月」などと謳う中、1,000時間と現実的な話をしているところが深く響きました。
あえて大変な思いを経験させてくれる、きちんと学べる環境があるスクールだと感じ入学を決めました。
仕事と育児との両立。timesをフル活用した学習で効率UP!
Q.入学後、何かギャップはありませんでしたか?
ギャップはあまりなかったですね。
確かにカリキュラムは難しかったですが、あくまでも想定内でした。
どのみち自分が頑張らないといけないと思っていたので、教わるという気持ちより、学びにいくぞという気持ちで積極的に行動していました。
受講期間中は、頻繁に自分のtimesを更新して話すきっかけをつくったり、他の受講生さんとのコミュニケーションを大事にしましたね。
Q.毎日どのようなスケジュールで学習に取り組んでいましたか?
仕事が終わってから寝るまでの2〜3時間に集中して勉強していました。寝るのはだいたい24時か25時でしたね。
実は入学して2ヶ月で子供が生まれたため、子育てで忙しく、休日にガッツリ学習できなかったので常に効率性を求めていました。
その一つがMattermostのtimesの活用です。timesに学習のアウトプットをする受講生も多く、本当にお世話になりました。
また受講生のTwitterもできるだけ多くの人をフォローして、コミュニケーションを取れる状態にしていました。おかげで多くの貴重な情報が得られたので、感謝しています。
Q.子育てしながらの学習は大変でしたか?
多くの人に同じ質問を聞かれましたが、個人的にはそこまで深く考えていませんでした。
むしろ自分は恵まれていると思っていましたね。
前職は初めからゴールが見えていた環境だったうえ、子供が生まれたことで責任感も芽生えたので、結果的にモチベーションが格段に上がりました。
もちろん、モチベーションの波がなかったわけではありません(笑)
カリキュラムの応用STEPに入ったぐらいで急にしんどくなり、1週間くらい何にも手につかなくなったこともありました。
漫画ばかり読んでいたのですが、その分リフレッシュできたのか「そろそろやろう」と気持ちを切り替えられました。今思えば、ちょうど良い休息期間だったのかもしれません。
制作アプリは5つ!?BATTLE OF RUNTEQにも出場
Q.就活に使うWebアプリについて教えてください
アイデア自体はたくさんあったため、5個ほど手がけました。
元々Webアプリはたくさん作りたいなと思っていて、自分がモチベーションが上がるアプリや、技術力の向上に効果がありそうなアイデアに挑戦しました。
「褒めて遣わす」は、カリキュラムの基礎STEPの復習として作った思い入れのあるアプリです。
褒める力を伸ばすことができるアプリで、ランダムでお題を出す仕様になっています。
「メンチキッター」は、色々な人に“優しいですね”と言われることが多い僕の経験がもとになっていて、実は怒ると怖いんだということを数値化したかったため作りました。
「ピースサイン競争」は「メンチキッター」で取り込めていない技術を実装したアプリです。
ピースサインの画像を分析し、サインの角度を競い合うことができます。
技術的に不安があり少しずつ進めていたのですが、RUNTEQのイベントが後押しとなり完成。結果「BATTLE OF RUNTEQ vol.2」の出場も果たすことができました!
就活時の武器になると思い、目指していた出場だったので本当に嬉しかったです。
Q.就活で制作したアプリは話題になりましたか?
なりましたね!「テーマが面白い」と多くの企業で言ってもらえました!
そもそも個人開発でしっかりWebアプリを作っていることが話題になりますし、技術そのものもそうですが、新しい視点やアイデアもあわせて評価してもらえた印象です。
人気のエンタメ系自社開発企業から内定獲得!
Q.就職した企業について教えてください。
スポーツエンタメ業界のDX化に向けて、電子チケットを扱うサービスなどを展開する会社です。
「業界をIT技術で盛り上げていく」を目標に掲げ、具体的なアクションが公表されていることに惹かれ、納得感を持って働けると感じたのが決め手ですね。
就職活動はWantedlyのみを活用していて、30社くらいにエントリーし、そのうち10社が面接に進み、1社から内定をもらいました。
今働いている会社が第1志望だったので、内定をもらった時点で就活を終えました。
Q.内定が決まった理由は、ズバリなんだと思いますか?
カルチャーマッチしていたからと捉えています。
最終面接ではCEOから小学生の時のことや仕事で褒められたことなど、想定外の質問で深掘りしていただき大変でしたが、今思えば、カルチャーマッチを見ていたのだと思いますね。
実際入社後、エンタメへの興味関心がそのまま仕事に活きる環境で、自分にすごく合っていると日々感じています。
Q.現在どのような業務に携わっていますか?
既存サービスの拡張や改修をメインに担当しています。
組織規模を拡大させているフェーズで、開発体制についても試行錯誤を重ねているような状況です。現在はプロジェクト推進と開発を両立しながらでタスクをこなしています。
Q.RUNTEQでの学びを活かせていると感じますか?
たくさんありますよ!
エンジニアのカルチャーを学んだことは確実に活かせられています。チームにジョインする時もすんなり対応できました。
またレビューのあるカリキュラムでGitHubに触れていたおかげで、実務で初めて知る機能への理解はスムーズだったと思います。
半年前に未経験で入社された先輩から「GitHubの扱い方を知っているんですね!」と褒められたほどです。
また、アプリ開発のアイデア出しから設計・開発・リリース・運用まで、RUNTEQで一貫して経験できて良かったと、実務を通して本当に気付かされています。
Q. Webエンジニアに転身してから、何か変化はありましたか?
好きなことを仕事にできているという点で、「より自分らしく働けている」と実感できるようなりました。
あとは、人として成長できているなとも日々感じています。
飲食や営業の経験で得られた成長と、エンジニアになってからの経験で得ている成長は、僕にとっては似て非になるもので、特に対人コミュニケーションの面で表れてると思いますね。
営業の時の言葉の重みと、エンジニアの言葉の重みは違うところにあって、どちらも経験できた僕はとてもラッキーです。
「大変」と感じるのは成長している証!
Q.これからRUNTEQでエンジニアを目指す方にアドバイスをお願いします。
プログラミング学習を続ける中では、大変と感じる時が必ずやって来ると思います。
ですが大変という言葉は「大きく変わる」と書くんですよね。つまり大変と感じる時は何かが変わっているという現れです。
ぜひその瞬間を前向きに楽しみながら、学習を頑張ってほしいです!
編集後記
いかがでしたでしょうか?
仕事や育児との両立を成功させ、営業職からスポーツエンタメ系の自社開発企業のWebエンジニアへ転職した溝上さん。
その裏側には、積極的な学習への姿勢や、同じ目標を目指す仲間の姿がありましたね。
RUNTEQや、Webエンジニアとしての働き方に関心がある方は、ぜひ一度無料のキャリア相談会へお越しください!
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