不動産管理会社の営業職や海外留学、中学校の非常勤講師などを経験後、次のキャリアとして未経験からエンジニア転職に挑戦したつぼさん。RUNTEQでRailsを中心に技術力を磨き、見事不動産テックの自社開発企業から内定を獲得しました。そんなつぼさんにカリキュラムの進め方・Webアプリ開発・就職の決め手など、具体的なお話をたくさんお伺いしました。
【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.68】※RUNTEQ学習期間は2021年7月-2022年3月
Webエンジニアは「やりたいことが全部叶う」と感じた
Q.前職ではどんなお仕事をされていましたか?
大学では教育学を専攻していましたが卒業後は不動産管理会社に就職し、営業職に従事しました。将来的には教員になりたいと思っていたものの、その前にさまざまな世界を見てみたいと考えていたためです。
退職後は海外留学などを経て中学校の非常勤講師になったのですが、教員以外の形で教育に携わる方が自分に向いていると感じ、次のキャリアを考えるようになりました。
Q.どんなきっかけでWebエンジニアを目指すことになったのですか?
転職サイトをチェックする中、「未経験でもWebエンジニアになれる」というフレーズが目に止まったのがきっかけです。
技術職に就けるのは大学でその分野を専攻した人だけと思い込んでいたので、未経験でも挑戦できることに驚きましたね。
早々にWebエンジニアの仕事について調べたところ、「コードを書いてサービスを作る」という点に強く惹かれました。
また、それまで就活の軸を“チームマネジメント”や“ものづくり”としていたのですが、Webエンジニアになればそれらを全て叶えられると感じ、目指し始めました。
とはいえ当時の自分は最低限のPCの知識がある程度。プログラミングに全く縁がなかったので、まず独学でProgateに挑戦したんです。
少し触れたところとても面白く、本格的に学ぶのであればプロに教えてもらう方が効率的と思い、スクールに入ることを決めました。
レベルが高い分、現場でスムーズに仕事ができると感じた
Q.数あるスクールの中、RUNTEQを選んだ決め手は?
カリキュラムのレベルが高いうえ、学習期間が1,000時間と長めに設定されていることです。
もちろんこなしていくのは大変とは思いましたが、その分現場にスムーズに入れるに違いないと捉えました。
またイベントが数多く開催されているので、エンジニアカルチャーを体験できると考えたのもありますね。
Q.入学後、ギャップはありませんでしたか?
想像以上にコミュニティが活発なのが良い意味でギャップでした!
カリキュラム中はできるだけ参加したので、入学動機であったエンジニアカルチャーもしっかり吸収できたと思います。
特にLT会というイベントはカリキュラムで学ばない技術についても触れることができたので、大変有意義な時間でしたね。
Q.カリキュラムの難易度、そして仕事との両立はいかがでしたか?
さらりと解ける課題もあれば、+1ぐらいのレベルが求められるものもあったという印象です。
幾度となく詰まりましたが、その分クリアしていくのが本当に楽しくて、もはやゲームのような感覚でした。課題を1つクリアしていくごとに自分のスキルアップや成長が実感できて、本当にやりごたえのある課題でしたね。
受講期間中は仕事と両立していたので、平日は帰宅後に2〜3時間、土日は5〜6時間勉強していました。どんなに疲れていても必ず毎日継続すると決めていましたね。
Q.モチベーションを維持できた秘訣を教えてください
同期の存在が大きいです。みんなTimesで「今日はこの課題まで進みました」と報告していたので、「自分もやらなきゃ!」と感化されていました。
他の人と比較しすぎるのは良くないとも思いますが、それでも一緒に頑張る仲間がいたことで良い刺激をもらえていたのは事実です。
複雑な音声系アプリにチャレンジ!
Q.就活で使うWebアプリについて教えてください。
挨拶を測定するアプリを制作しました。ユーザーに「こんにちは!」と挨拶してもらい、感情分析で評価し、挨拶が相手にとって気持ちのよい挨拶になっているか評価するというサービスです。
当時はコロナ真っ只中で、マスクをつけながら挨拶すると、声がくぐもったり表情が見えず、今まで通りの挨拶だと無愛想に見えるかも…?と思ったことがきっかけです。
挨拶が客観的に評価できるサービスがあれば面白いんじゃないかと気が付き、このアイデアにしました。
Q.Webアプリ制作はスムーズに進みましたか?
実はアイデアを練るフェーズでかなり詰まりました。「面白いもの」をベースとしていたので、案が出すぎて絞るのが大変でしたね。
自分が本当にやりたいアイデアなのか?自分に関連のあるアイデアなのか?など、アイデアを自分とどんどんつなげることが必要だったなと感じますね。
また、音声技術はカリキュラムにない内容なので、知識と技術のキャッチアップを同時にこなしていくのにはとても苦労しました。
幸い音声系アプリを手がける先輩が当時何人かいたので、コードを参考にさせていただき、何とか乗り越えられました。
実体験から得た課題を解決する仕事がしたかった
Q.就職活動はどのような軸で進めましたか?
「デジタルの力で働く人を手助けする」といった事業を行う企業を中心に見ていました。営業職をしていた頃、多くのシーンで業務効率化を課題に感じていたことがベースにあります。
約10社に応募し、そのうち3社面接に進み、2社から内定をいただきました。
Q.就職した企業についてと、入社の決め手を教えてください
家賃保証会社の業務支援ツールをSaaSで提供する不動産テック企業です。
賃貸が借りにくいフリーランスの信用情報を数値化し、新たな与信サービスの提供などを目指しています。
決め手は元々軸に決めていたことが全て達成できること、「信用の新しい物差しを作る」というビジョンに惹かれ、一緒にその未来に行ってみたいと思えたことでした。
また、面接の選考過程で会社の様々なポジションの方に会い、本音ベースでお話させていただけたことで、一緒に働けるイメージがついたのもよかったです。
Q.Webアプリは面接で話題になりましたか?
就職した会社では面接時に触れてもらえました!サービスの内容だけでなく、技術やコードの質についても評価してもらえたのが印象的です。
開発中は大変なことも多々ありましたが、結果的に難しい技術に挑戦して本当によかったと思います。
Q.ズバリ就職が決まった理由は何だと思いますか?
未経験を前提としつつも、技術面をきちんと見てもらえたからだと感じています。
また自分のキャリアは一見バラバラに見えるものの、きちんと消化できている点を上手く伝えられたことも評価の対象になったかもしれません。
Q.入社1ヶ月時点でどのような業務を行っていますか?
他社のAPIを連携させて、社内システムに情報を渡すといった機能の実装をしています。大きめのタスクを1〜2週間単位で実装していくという流れです。
エンジニア社員としては僕は2人目で、さらにRails担当は自分だけという環境なのでプレッシャーはありますが、その分成長しやすいと思いますね。
全体を管轄されているテックリードの方がいらっしゃるので、その方に適宜相談しながら進めています。
Q.RUNTEQでの学びが活かされていると感じますか?
自走力は間違いなく役に立っています。自ら調べる習慣をしっかり身につけたことで、機能を追加したい時も効率的に探せています。
またGitHubに慣れていたこともよかった点ですね。入社してまだ1ヶ月くらいですがやりとりもスムーズにできています。
毎日「働きがい」を感じられるようになった
Q.仕事のやりがいなど変化はありましたか?
「働くって楽しい」と感じられるようになったことが大きな変化です。
コードを書いている時、ふと「自分、今エンジニアなんだな…」と思うことも多々あって、働きがいを感じている毎日です。
入社後のギャップはなく、スムーズに働けています。
働く時間帯もフルフレックスで自由が高くリモートワークしている方も多いです。僕は基本出社ベースでコミュニケーションをとりつつ働いています。
Q.エンジニアとなった今、どのような目標を持っていますか?
エンジニアチームのリーダーになることです。どんどん技術を身につけて、メンバーを牽引していきたいですね。
また将来的には、マネジメントにも携わりたいと思っています。そのためにも当面は技術をひたすら磨いて、思い描くキャリアを実現していきたいです。
Q.これからエンジニアを目指す人にアドバイスをお願いします。
プログラミングに少しでも興味を持っているのであれば、まず飛び込んでみるのも一つの手だと思います。
実際に行動しなければ自分に合うかどうかわかりませんし、もしかしたら天職かもしれません。
僕は色々なキャリアを歩んできたからこそ、そのキャリアや思いに軸として一貫したものがあればぜひ背中を押したいですね。
ぜひ前向きな気持ちで、新しい世界を楽しんでください!
編集後記
いかがでしたでしょうか?
つぼさんは、これまでのキャリアと思いを踏まえ、Webエンジニア転職を成功させました!
特に最後のメッセージは、一歩を踏み出すか悩んでいる方の気持ちを後押しする内容だったのではないでしょうか?
RUNTEQや、Webエンジニアとしての働き方に関心がある方は、ぜひ一度無料のキャリア相談会へお越しください!
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