「Right Guardians」はRUNTEQ卒業生の笠井さんが制作した「Destiny2というゲームで一緒に遊べる人を募集できるフレンド募集サービス」です。大好きなゲームを盛り上げたい!その一心で自力で制作したWebサービスをRUNTEQのサポートとコミュニティ・コンテストを通してブラッシュアップを行いました。マーケティング活動にも注力し累計UU2万5千・PV16万を達成、エンジニア転職活動でも高い評価を得ました。RUNTEQというスクールだからこそ実現する開発環境についても熱く語っていただきました。【卒業生ポートフォリオ紹介vol.24】
RUNTEQでは、定期的に卒業生が制作したポートフォリオを紹介しています。
今回はゲームフレンドの募集ができるサービス「Right Guardians」について紹介します!
今回は「Right Guardians」を制作したRUNTEQ卒業生の笠井さんにお越し頂き、企画から実装までのお話を伺いました!
ゲーム仲間が見つかるフレンド募集サービス
笠井さん本日はよろしくお願いいたします!
さっそく「Right Guardians」がどのようなサービスか教えて頂けますか?
(サービスへ)
ゲームは仲間と一緒にプレイすることで、より楽しめますよね。
しかし、笠井さんはTwitterの呟きや自身のサイトを通して、一緒にゲームで遊べる仲間がいない人が多くいることに気づきます。
実際にTwitterで約700人の方にアンケートを取ったところ、半数以上の方が一緒に遊ぶ人がいないと答えたそうです。
そこで、ゲームの課題を解決して大好きなゲームを盛り上げたいという思いから、Right Guardiansを生み出しました。
なので、募集するときは匿名は絶対なしで、情報をプロフィール機能みたいなもので公開して、お互いある程度事前に知れた状態で友達を作りあえるサービスを作りました。
確かに相手のことが分からない状態でコンタクトを取るのは不安ですよね。
その点、Right Guardiansでは相手の詳細なプロフィールを見ることができ、どのような人なのか理解したうえでコミュニケーションをとれるので安心です。
こちらがゲームフレンドの募集画面です。
募集を出したり気になる募集にコメントを残したりと、コミュニケーションを取りながら一緒にゲームする仲間を探すことができます。
失敗が功を奏し今がある
「Right Guardians」のアイディアはいつ頃生まれたのですか?
ブログを作っている時に一回、ワードプレスでフレンド募集の掲示板を作ろうとしたんですよ。
でも、募集の場所を作ったら需要があると思っていて、プログラミングを勉強したら作れるとわかり、勉強し始めた段階でRight Guardiansを作りました。
なので、あの時に作れていたらたぶん今回のサービスを作っていなかったですね。エンジニアも目指していなかったと思います。
上手くいかなかった事が、逆に良かったんですね。
アイデア出しについても伺っていこうと思います。
サービスはこういうものを作ろうと決めて進めていったのですか。
メンバーを募集しているクランのおすすめポイントやオススメクラン一覧などの記事を書いて、それを見たユーザーさんがクランに入会する仲介役のようなことをやっていました。
実際にユーザー同士をつなげる取り組みをしてみて、どのように感じられましたか?
そのようなサービスをプログラミングで本格的に作ったら、間違いなく需要があるだろうというところで開発したという感じです。
ブログとTwitterを掛け合わせながら、ユーザーを巻き込んでサービスを作っていきました。
ただ自分の作りたい物を作るのではなく、本当にユーザーにとって需要があるものなのか確かめながらサービスを作られているんですね。
実際に利用するユーザーの声を大切にされていて素晴らしいです。
ユーザーの声を基に満足できるサービスに
「Right Guardians」の実装段階のお話についても、聞かせてください。
リリースするまで、実装にはどれぐらいの時間をかけられたのですか?
時間をかけて作られた「Right Guardians」の、こだわったポイントを教えてください。
どういう情報を事前に知れたら満足するか、実際にユーザーさんにヒアリングしながら作っていきました。
ここでもユーザーさんの意見を取り入れながら制作されたんですね!
実際のプロフィールには、どのようなものが登録できるんですか?
あとは好きな武器や職業、自分がガチでゲームをしているのか。ここは結構重要でガチでゲームしてるのかエンジョイか、そこでマッチング後のぎくしゃく度合いが変わってくるんですよ。
確かにゲームをする時に、どのレベルで楽しんでいるのかは結構大事ですよね。
機能面に関してはプロフィール登録が一番力を入れられてる点であり、苦労された点でもあるのでしょうか?
技術的なところになると、正直結構簡単な技術しか使ってなくて。
それこそAjax実装するときにちょっと苦労したとか、 AWSでサーバーインフラを構築する時に苦労したかぐらいしかなくて。
複雑なロジックを考えて苦労したわけではないので、比較的難しくないのかなとは個人的に思ってます。
一時はユーザー激減も、16万PVを獲得するサービスへ成長
そして満を持して「Right Guardians」を公開した後の反応はいかがでしたか?
そこから1日数人の方にしか使っていただけなくて、ユーザーが定着しませんでした。
それは大変ですね…。何か策は打たれたのですか?
イベントで人と遊びたい度合いが高まる時に合わせて、専用の募集ページをつくったりもしました。
また、ユーザーの声を基に、離脱率を下げるための改善も行いました。
実は笠井さんはRUNTEQに入学した時点でもうサービスの運用をされていました。
実際、開発期間よりも運用されている時間の方が長いですよね。
ちなみに今は、累計で何人ぐらいの方が利用されているのですか?
素晴らしいですね。
マーケティングに力を入れて今後も運営していこうという気持ちがあるのは、サービスとして強いことが分かりました。
RUNTEQでの経験が就活で活きる
就職活動の面接では、ポートフォリオについて話題になることはありましたか?
RUNTEQでおっしゃってることは、本当にその通りなんだと思いましたね。これがなかったら僕は武器が何もないので、すごく大事です。
一つの武器を磨きあげたというところも、笠井さんの強みだったんですね。
笠井さんはポートフォリオをご自身で最初に作っていて、なおかつRUNTEQに入ってからもブラッシュアップしていかれましたよね。
独学とRUNTEQに入ってからと、何か違いはありましたか?
元々リリースした直後にユーザーが離れてしまったことから、自分のサービスは価値がないのか、使いにくかったのかと、宣伝等も全く自信をもってできませんでした。
また、就活でも自分のサービスは強みですと言えませんでした。
editchでどこをアピールしたらいいのか、気づかせていただいた点が一番大きかったですね。
editchでの経験は大きかったんですね。
これからeditchやバトランに出たいと考えている、RUNTEQ生に対してアドバイスはありますか?
というのも、editchの本選に出た人は、僕を含めて全員エンジニアとして就職成功してるんですよ。
なので、みんな就職できるような実力を兼ね備えてたというところで、目指すべきポイントの指標として出場を目指すのがいいんじゃないかなと思いますね。
自分の実力がわかる、すごくいい機会だと思います。
それがそのまま就活で使えるんですよ。ポートフォリオのアピール、サービスをつくった思い、こだわった箇所などの説明の準備ができます。
なので、本当にその後にも生かせる。もしコンテストなどの機会があれば、絶対出た方がいいなと、出場した身としては思います。
笠井さんの仰る通りです!プログラミングスクールならではの機会をみなさん逃すことなく活用してくださいね!
では最後の質問です。今回おそらく初めてWebサービスを企画から運用開発までされたと思うのですが、いかがでしたか?
自分がいいなと思って作った機能があったんですけど、全く使われなくて。
ユーザーが欲しいって言ったものを作った方がいいなっていうのは、本当に身にしみて感じました。ユーザーが答えを持っているみたいな感じですね。
受講生も一人のユーザーみたいな感じで意見を頂けるので、そこでブラッシュアップできます。
いろんなサービスを見てきた人の意見なので結構的確なアドバイスをもらえて、どんどん活用したほうがいいなと思います。
フィードバックがもらえるのは当たり前じゃないですからね。
ぜひ受講生の方には、笠井さんのおっしゃる通りRUNTEQを上手に活用していただきたいです。
それは就活で言えます。また、アドバイスくれた人が自分が応援したサービスと言うのでツイッターとかで拡散してくれて、公開後の広がりもあるので余計にユーザーを集めやすいんです。
集客しやすい仕組みが整っている本当に恵まれた環境だなと思います。そんなスクール僕が知っている限りでは、RUNTEQが一番かなと思います。
嬉しいお言葉ありがとうございます。
受講生も今後どのように学びを進めていけばいいのか、とても参考になったと思います。
笠井さん、お忙しい中ありがとうございました!
編集後記
Destiny2で一緒に遊べる人を募集できるフレンド募集サービス「Right Guardians」をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
ユーザーの声を本当に大切にして、サービスを作られてきた笠井さん。
リリース直後はユーザー離れも経験しながら16万PVを獲得する人気サービスに成長させ、圧倒的なユーザー数と運用経験は高い評価を得ています。
RUNTEQではポートフォリオを公開してからユーザーにフィードバックをもらえるので、ユーザーの声を大切にしながら改善や運用を行うことが可能です。
より質の高いポートフォリオへ、どんどんブラッシュアップしていけます。
RUNTEQに少しでもご興味のある方、未経験からWebエンジニアを目指そうとお考えの方は、まずは一度無料キャリア相談会へお越しください!
運営一同お待ちしております♪ https://runteq.jp/