インタビュー

フルリモートで働くWebエンジニアに転職!成功の裏側にあったフルコミット学習法とは?

新卒から勤めていた不動産会社を退職し、Web系自社開発企業のWebエンジニアへの転職に成功したあっぴーさん。RUNTEQ(ランテック)入学後はコミュニケーションツールを活用し、ルーティン化することでフルコミットでの学習継続やモチベーションを維持しました。ご自身の経験から、お弁当を作る悩みを解決するアプリを開発し、SNS上で企業からのお声もかかりました。諦めずにフルリモートワークの働き方を目指した現在は、とても楽しく働けているそうです。そんなあっぴーさんの入学前から現在の仕事内容までをお届けします。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.71】※RUNTEQ学習期間は2023年6月-2024年3月

業務改善経験を活かし、専門性を高めるための決断

Q. これまでの略歴を教えてください

今年30歳になる歳で、新卒で入社した会社で6年半勤務をしていました。

最初の2年は不動産の売買仲介営業を経験し、その後、同じ職場で不動産営業事務へと職種が変わり、そこで2年の経験を積みました。
またその後、時代の流れとともに会社がDXに力を入れる方針へと変わり、業務改善に2年間携わってきました。

業務改善の一環として、kintoneのカスタマイズにJavaScriptを使用したり、RPAで業務の自動化に挑戦したりする中で、プログラミングに触れることも次第に増えていきました。

Q. エンジニアを目指した理由は?

これから5年、10年と長く働いた場合のキャリアパスが見えないことに、漠然とした不安を感じていました。

デジタル化を進めていく業務が楽しかった私にとっては、業務改善をずっと続けていきたいという思いはあったのですが、会社全体で必ず今後も続くかどうかは決まっていなかったんです。

もし今後デジタル化の業務を継続することが難しいという状況になった際に、会社に「やりましょう!」と強く主張するための専門的な技術や強みが自分にはないとも感じていました。

それなら、専門性を持ち、自分が持っているスキルと会社が求めているスキルという、需要と供給が合う形で働きたいと考え、転職を意識するようになりました。

Q. RUNTEQ入学のきっかけは?

最初は、RUNTEQと外部の方とのオンラインイベントを見て、スクールがあることを知りました。

そこからいろいろなスクールを比較検討していましたが、私は地方在住だったので、フルリモートワークでの働き方を希望していて、実力がしっかりと身につくスクールに通おうと考えた時、オンラインイベントのことを思い出し、RUNTEQのキャリア相談会に参加することにしました。

実は最初キャリア相談会に参加した際には、すぐに入学を決めず、少し時間を置いていたんです。

現在の職場で長く勤務していたこともあって、職場の人間関係を一からまた作り出すことの大変さや、今の職場で頑張り続けるべきかも悩んでいて、スクール入学に踏み切れずにいました。

そんな中、Qiitaから届いたメールでRUNTEQ卒業生のアプリ開発事例が紹介されているのを見たんです。

自分もこんな風になれるかは分からないけれど、RUNTEQなら努力すればとてもレベルの高いアプリを開発できるんだ!と、挑戦する価値を感じ再度キャリア相談会に参加しました。

RUNTEQのキャリア相談会では、無理に勧誘されることはなく、「地方からフルリモートワークでの転職は厳しさもあるので、その現実を理解した上で、スクールを決断してくださいね」と言われたことが印象的でした。

厳しさを率直に伝えてくれた部分に信頼を感じ、このスクールなら任せられると思いました。

「コミュニティの活用とルーティン化」フルコミット学習の成功法

Q. 受講期間はどのように学習を継続していましたか?

最初の3ヶ月は働きながら学習を進めていましたが、その後、退職してフルコミットで挑戦することにしました。

退職は入学前から考えていたわけではなかったのですが、基礎STEPを学ぶ中で、エンジニア転職を本格的に目指したいという気持ちが強まり、早くカリキュラムを終えて転職したいと考えるようになりました。

どのくらいの期間なら学習に専念できるか、お金の計算もして、家族に相談し、了承を得て退職を決断しました。

フルコミットで学習に専念していた時期は、家族が仕事で早起きすることもあって、家族の時間に合わせて一緒に起き、遅くとも朝8時には学習をスタートすることを目標にしていました。

朝からお昼頃まで学習し、休憩を挟んで夕方18時頃まで、さらに夜も2時間ほど学習を続けていました。
学習時間を仕事のようにルーティーン化し、1日約10時間ほど学習していたと思います

ゴールの期間を決めていたので、それに間に合わせるために、必ず期限内に終わらせるという気持ちで取り組んでいました。

特に、学習の際はDiscord(音声通話ツール)の同期部屋に参加することを決めていてちょうど同じ時期にフルコミットに移行した同期の方とよく顔を合わせ、一緒にイベントを企画したり、勉強会を開催したりしていました。

これが継続できたポイントだと思います。

その他にも、ポモドーロタイマーを使って25分学習して5分休むというサイクルを取り入れていました。
この5分の休憩時間にMattermost(チャットツール)で受講生の投稿を見るのが楽しみで、それを励みに頑張っていましたね。

RUNTEQコミュニティの中で、自分なりに楽しみを見つけることで、非常に良い形で学習の習慣化が出来ていたと思います。

Q.アプリ開発の経験はどのような影響を受けましたか?

お弁当づくりを毎日続けられるようにをサポートする、「いつものお弁当」というアプリを開発しました。
(※現在サービスは終了しています)

3年ほど毎日お弁当を作っているのですが、おかずのレパートリーが少ないことが悩みでした。

今ある材料で作れるレシピを提案してくれるアプリがあったらいいな、と思ったことがきっかけです。
さらに、お弁当作りのモチベーション維持と振り返りのために、カレンダー形式でお弁当の記録ができるようにしました。

アプリ完成後に嬉しかったことが2つありました!

実は、RUNTEQの公式YouTubeチャンネルに出演させてもらったんです!
とても嬉しくて印象に残っています。

(※実際に出演したYouTube動画を下記よりご視聴いただけます)

時期的にRUNTEQ祭やBATTLE OF RUNTEQ(どちらもWebアプリのイベント)で自分のアプリを公に見せる機会がなかったので、YouTubeで多くの方に知ってもらえたことが嬉しかったです。

アプリ開発に関しては、記事も書いていたのですが、書いていた記事がきっかけで、X(旧Twitter)を通じて企業からカジュアル面接のお誘いもいただきました!
(※Qiitaでの実際の記事:https://qiita.com/super-appy/items/ee91df62683d208b318d

この会社は出社ベースだったため、マッチングはしませんでしたが、記事をきっかけに話をいただいたことは大きな収穫でした。

また、内定をいただいた企業のエンジニアの方が、アプリ開発についてフィードバックをしてくださるなど、アプリについて非常に細かいところまで見てくださっていることが印象的でした。

実際にアプリ開発を通じて、タスクを細かく分解する力が自然と身についていたことを、転職してから強く実感しています。

機能を実装していく中で、分からないことがあった際に、「どこまで自分が理解できているか」を明確にした上で、「こういう風に調べました」「こういう仮説を立てましたが、ここが分かりません」といった具体的な説明ができるようになりました。

念願のフルリモートワークの会社へ転職を実現!

Q.就職活動期間から現在の仕事内容について

外部の求人サイトも含めて約12社にエントリーをし、その中で3社から内定をいただきました。

就職活動では、RUNTEQで学んできた内容の深掘りはもちろんのこと、前職でのkintoneやRPAの経験についても興味を持っていただき、実際に挑戦したことを評価いただいたり、エンジニアを目指すきっかけを聞かれたりすることが多かったです。

現在の職場では、入社後に一週間ほどの簡単な研修期間があり、その後タスクが振り分けられます。

現職ではPHP・Laravelを使用していますが、入社前から学習していたおかげで、入社してすぐのEラーニングの研修には少し物足りなさを感じることもありました(笑)
先輩から「ゆっくり進めていいよ」と優しく言っていただいたものの、早く案件に関わりたいことを伝えていくと、少しずつタスクを任せていただけるようになりました。

現在は、既存のシステムに追加機能を実装する仕事も担当しており、サンプルを参考にしながら自分で変更を加えて開発を進めています。

現在の職場は自社のシステム開発を行っており、テーブル数も非常に多いため、まだ分からないことも多いですが、調べたり質問したりしながら、やりがいを感じて楽しく仕事をしています!

Q.フルリモートワークの働き方はいかがですか?

私自身はフルリモートワークが初めてでしたが、良い面の方が多いです。

前職では車で片道45分かけて通勤していたため、通勤時間で何もできないことにもどかしさを感じていたのですが、この時間も自分のために使えるようになったのは非常に大きな変化だと思います。

私の職場では全社員がフルリモートワークで働いており、そのおかげでリモートコミュニケーションに慣れている方が多く、仕事自体もとてもやりやすいです。

RUNTEQの学習環境がリモートワークに近く、RUNTEQで利用していた質問フォームや技術面談が、現職で先輩に質問する際の環境に非常に似ていました。

そのため、入社後に大きなギャップを感じたり、就職活動中に追加で準備をしなければならないことがなかったのも良かったと感じています。

受講期間中から就職後も、長く利用ができるRUNTEQコミュニティ

Q. RUNTEQならではの良さをひとつ挙げるなら?

コミュニティです!

学習を進める中で、同期の方にちょっとしたことを聞いたり、一緒に頑張っている仲間の存在が身近に感じられることに、とても心強さを感じていました。

Discord(音声通話ツール)内に、同期専用のお部屋があって、スタートが同じ仲間がいることでお部屋への入り辛さを感じることもなく、自然に参加できました。

そこから、公式イベントで他の期の方々と交流したり、X(旧Twitter)でのつながりを深めたり、合同イベントにも参加したりして、少しずつ先輩方ともやり取りを広げていきました。

RUNTEQのコミュニティは卒業後もずっと利用できるので、内定をいただいてから実際に働くまでの約1ヶ月間、フルリモートワークで働いている先輩受講生に、仕事内容や気をつけるべき点を事前に聞くことが出来たのが安心材料にも繋がりましたね。

こうした様々な情報をキャッチ出来る点は、RUNTEQのコミュニティならではだと感じています!

また、私が内定をいただいた会社では、同じ月に入社した同期がいなかったのですが、RUNTEQのコミュニティには同じ時期に就職する受講生の方がたくさんいたので、非常に心強かったです。

Q. これからエンジニア転職に挑戦したい方へひとこと!

一年前の自分は、エンジニアになりたいと思いつつも、本当になれるのだろうかと、心のどこかで迷いを感じていました。

それでも、カリキュラムを一つずつ進めていくことで、着実に力がつき、アプリ開発ができるようになり、無事に就職も果たしました。

迷いながらも少しずつ積み上げていくことで、結果としてできることが増えていきます!

迷った時には講師の方々がサポートしてくれますし、たくさんのエンジニアを輩出したカリキュラムもあります。また、温かいコミュニティで仲間とともに学ぶこともできます。

まずは勇気を出して飛び込んでみましょう!

編集後記

いかがでしたか?

業務改善の経験をきっかけに、エンジニアに興味を持ったあっぴーさん。

フルコミットで学習に専念しながら、コミュニティを活用して見事に希望とするフルリモートワークでのエンジニア転職に成功しました!

RUNTEQではこれまでのキャリアを踏まえ、エンジニアとしてキャリア形成するための学習面や就活面でのサポートをしっかりと行います。

RUNTEQにご興味がある方、本気でWebエンジニアを目指していらっしゃる方は、まずはぜひ無料キャリア相談会にお越しください!

ご予約はこちらから可能です。ぜひお待ちしております。https://runteq.jp/

この記事を読んだ方にオススメ