「ココロノキョリ」はRUNTEQ卒業生のかまてぃさんぽさん「遠距離恋愛になってしまった時に備えて、自分が遠距離恋愛にどれくらい耐えられるかを診断できる」サービスです。遠距離恋愛に失敗した実体験からポートフォリオの着想を得て開発を開始、GoogleMap APIを使用した距離ランキング機能や、ユーザーからのフィードバックを元に導線の改善などこだわりの実装を行い、エンジニア転職の面接でも話の掴みに。これからポートフォリオ制作を行う方へ、経験者だから分かる「自分が作りたいものを作るため」のコミュニティを活かしたWeb開発について助言を頂きました。【卒業生ポートフォリオ紹介vol.29】
RUNTEQでは定期的に卒業生のポートフォリオをご紹介しております。
今回ご紹介するのは、遠距離恋愛の限界が診断できるというユニークなアプリ「ココロノキョリ」です!
制作者であるかまてぃさんぽさんをお招きして、「ココロノキョリ」の制作秘話について伺いました!
10の質問で遠距離恋愛耐性が判明!?
かまてぃさんぽさん、本日はよろしくお願いいたします!
さっそく「ココロノキョリ」がどのようなサービスか教えて頂けますか?
遠距離の限界値が分かるとは、斬新で興味を引かれるサービスですね!
どうしてこのユニークなサービスをつくったのか気になるところですが、まずは使い方をご紹介いたします♪
診断をするには、まずはトップページの「診断をはじめる」を押しましょう!
(サービスへ)
次に名前と場所を入力し、次へをクリックします。
あとは10個の質問に答えるだけでOKです!
質問は日常的な連絡頻度など答えやすいものばかり。
質問にすべて答え終わると診断結果が表示され、どれぐらいの距離であれば自分は遠距離恋愛に耐えることができるのか分かります!
遠距離恋愛をする前に、どれぐらい耐えられるのかわかるのは面白いですね…!
結果で出てくる称号の名前も面白いので、ぜひお試しください♪
失恋の実体験が元でサービス開発を決意
遠距離恋愛の限界値が診断できるなんて、斬新なアイデアのアプリですね!
かまてぃさんぽさんは、なぜこのようなサービスを作ろうと思ったのですか?
ちょうど辛い時期だったんですね……。
遠距離恋愛になった時に、当たり前に近くにいた幸せを感じるんです。その幸せを、近距離恋愛している時から分かっていればいいなと思ったんですね。
僕は別れた原因が距離のせいだと思っています。距離のせいにしたかった。距離のせいにすれば少し気持ちも軽くなるのかなと思って、このアプリをつくりました。
経験者ならではの身に染みる言葉ですね……
結局、今後遠距離恋愛になるんで、事前に遠距離の限界値を知っておきましょうというアプリですね。
このサービスがみなさんの恋愛に活かしてもらえることを願うばかりです。
原体験を基にアイデアが生まれてということですが、企画としてはどのように深めていったのですか?
1日1個アイデアを出すことを自分に課していて、その中で一番熱量が入るこのサービスに決めました。
かまてぃさんぽさんは、本当にたくさんのアイデアを出されていたと聞きました。
アイデア出しは、ポートフォリオのファーストステップとなる部分です。
満足のいくポートフォリオを作れるように、積極的にアイデアを出していくことはとても大切ですね!
他人と距離を比較できるランキングにこだわって実装
実装段階のお話も伺って行こうと思います。制作期間はどれぐらいかかりましたか?
技術面でこだわったポイントはありますか?
JavaScriptは全然知らなかったので、1から勉強しました。
実装したい機能のために初めての技術にも果敢に挑戦していく姿勢は素晴らしいですね。
距離のランキングは、なぜ実装しようと思われたのですか?
確かに診断結果を出すだけではなく、結果を比較できた方がおもしろいですね!
よりサービスを楽しめるような工夫も素敵です。
デザインの面においてこだわった部分はありますか?
ただ、実際使うとなると同じ色で同じ形の方が、どのボタンを押して進んでいくのか分かりやすいと気がつきました。
あと、色も結構たくさん使っていたので、色を絞って統一した方がいいというアドバイスもいただきました。
そんな細かいところまでフィードバックが……!
参考になる助言をたくさんいただき、しっかりサービスに反映して改良されていて素晴らしいです!!
他に開発で大変だったことはありますか?
それが、JavaScriptになってエラーが簡単に表示されないようになったので、検証ツール開いて原因を探らなければならず大変でした。
今までとは違うデバッグ力もしっかりポートフォリオで養えたということですね……!
逆に、開発で楽しかったことはありますか?
Googleマップで円の大きさを変えられるんですけど、得点に応じてどれぐらい大きさにするのか考えるのが楽しかったです。
診断結果はこのサービスの一番大事な部分ですよね!
こだわりつつも楽しんで制作されたようで何よりです♪
リリース後も改善を続けて好反応を獲得
濃い原体験から生まれた「ココロノキョリ」は、他の方に助言をいただきつつ、こだわりをもって制作されたことがわかりましたね。
リリース後の反応はいかがでしたか?
ただ、継続して使ってもらうのは難しかったです。
具体的にどれぐらいのユーザーが利用してくれたのですか?
本当にたくさんの方に使っていただけていますね!
使ってくださったユーザーさんから、お声をいただくことはありましたか?
面白がってもらえたので自分的にはよかったかなと思ってますね。
厳しいフィードバックもあったのでしょうか?
ニックネームを入れて場所を選択するんですけど、場所を選んでまた上に戻って次のボタンを押す手間がありました。
スマホ向けに作っていたので下までスクロールしても次に押すボタンがない現象が起こって、導線を改良しました。
他にも診断するボタンがチカチカして見づらいと意見があったので、優しい色に変えたそうです。
ユーザーの使いやすさにこだわることは、サービスを運営していくうえで欠かせないことです。
就職活動においてはポートフォリオは活用できましたか?
「ココロノキョリ」はユニークなサービスですから、面接官にも興味をもってもらえたようで何よりです…!
第三者の意見も大事に自分がつくりたいものをつくるべき
さて、ここまで色々とお話をうかがい、「ココロノキョリ」の制作の裏側を知ることができましたね!
かまてぃさんぽさん、企画から開発・運用まで行ってみて、改めてのご感想をお願いします!
作っていく過程で自分もそこがブレてきてたので、最初に決めて始めるべきだったなというのはありますね。とりあえず案だけ出して始めたので、計画性も足りないです。
心残りがあるんですね……。
当然できない実装が出てきて、その時に何かこれを作りたい理由が明確にあれば頑張って進めていけると思います。
時間がかかっても、自分が作りたいアプリを作った方が良いのかなと思いました。
かまてぃさんぽさんは、ご自身で思いが少し足りなかったと感じているのですか?
まさに今、アイデアはあるけど決め手に欠けると悩まれている受講生もたくさんいると思います。
同じ経験をしてきた身として、何かアドバイスはありますか?
僕はそこができなかったので、せっかくオンラインでいろんな方と交流できるので殻に閉じ込もらずやればよかったなと思いますね。
結局時間が経っても、これっていうのを多分決められないと思うんです。だったらいろんな人の意見を聞いて、始めてみるのもいいんじゃないですか。
そして、ターゲットを絞ることは忘れてはいけないということですね。
今悩んでいる受講生にとっても良いヒントになるかと思います。
かまてぃさんぽさん、本日は貴重なお話を本当にありがとうございました!
編集後記
遠距離恋愛できる限界値が診断できるユニークなアプリ、「ココロノキョリ」について紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
1日1個アイデアを出すという高いハードルを自ら課し、制作に取り組んできたかまてぃさんぽさん。
リリース後もユーザーの声に真摯に向き合い、サービスの向上に努める姿勢はぜひ参考にしたいですね。
RUNTEQではポートフォリオの制作にとどまらず、リリース後の運用を見据えて手厚くサポートしています!
作って終わりではなく、より質の高いポートフォリオを作り上げていくことが可能です。
RUNTEQに少しでもご興味のある方、未経験からWebエンジニアを目指そうとお考えの方は、まずは一度無料キャリア相談会へお越しください!
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