今回は、 Googleマップを活用した地図のスペシャリストとして、自社開発や個別開発を行っている、株式会社ゴーガ様 にインタビューさせていただきました!
同社は、Googleマップを活用した地図システム開発のスペシャリストです。Google認定のパートナーとして、卓越した技術力と国内有数の経験を持ち、Googleマップを活用した開発・サービスを提供しています。
過去には、プログラミングスクールRUNTEQの卒業生も入社されました。
今回は、株式会社ゴーガのCTO 田村さん、エンジニア/部長 小川さん、採用担当 鈴木さん、の3名から、株式会社ゴーガの事業内容 や 未経験エンジニアの採用事情 、さらに RUNTEQ卒業生の活躍の秘訣 について詳しくお話を伺いました!
- 株式会社ゴーガの事業内容
- 未経験エンジニアの採用事情や教育体制
- 未経験エンジニアに求められるスキルと姿勢
- RUNTEQ卒業生の活躍について
株式会社ゴーガの事業内容
ー 貴社の事業内容について、簡単に教えてください。
弊社は、Googleマップを活用した地図システムのスペシャリストとして、自社サービスの開発と、クライアント向けの個別開発の両方を手がけています。
Google様の認定パートナーとして、アジアナンバーワンパートナーとして選ばれた実績があり、大手企業様との取引も多数あります。
創業当初からGoogleマップに関わる開発を行っている部分も弊社の強みになります。
参照:https://www.goga.co.jp/recruit/
ー 貴社の提供されているサービスについて、簡単に教えてください。
例えば、店舗検索システムや販売店検索システムなどの地図ソリューションを提供しています。
また、人や車両の流れ、移動履歴をリアルタイムでマップ上に表示することができる動態管理システムの開発も行っています。最近では、位置情報ビッグデータを活用した顧客分析システムにも力を入れています。

ー 多岐にわたって事業を展開されていますが、事業全体のビジネス職やエンジニア職の方の割合はどのくらいですか?
エンジニアが全体の約半数を占めています。
年齢は30代を中心に20代〜50代まで幅広く在籍しています。男女比は男性の方が多くなっておりますが、女性エンジニアも活躍しております。
未経験エンジニアの採用事情や教育体制
ー 採用されたエンジニア職種の業務内容を教えていただけますか?
開発部のエンジニアの職種に関しては、マネージャー候補から未経験まで幅広く募集しております。全てのポジションにおいて、「開発」に関わっていただきますので、開発エンジニアの業務内容は共通となります。
担当するシステムに関しては、入社後に自社サービスの開発もしくはクライアント向けの個別開発を担当していただく形になります。弊社の体制としても、特定の業務に特化するのではなく、開発の一連の工程に携わっていただきます。
ー 実際、開発工程で全体的に携わるとなると、どの辺りから担当されるのでしょうか?
若手の方は、実際に参加されるのは開発が始まってからのことが多いですね。
ただ、開発が始まるとお客様とのミーティングがあるので、経験を積んでもらう意味でも参加してもらうようにしています。
ー 入社後の研修では、具体的にどのような内容を学ぶのでしょうか?
研修では、弊社で開発に使用している技術、例えば PythonのDjangoやVue.js などを学びます。
また、Googleマップを活用した開発方法 など、これまで経験のない技術についても実際に開発を行いながら身につけていただく流れになっています。

ー 御社では、どのような相談体制を取られていますか?
プロジェクトに参加している間は、週次の定例ミーティングで相談する機会があります。
週次のミーティングでは、メンバー同士で進捗報告や課題の共有を行い、困っていることについてアドバイスをもらえる場も設けています。
また、最近ではミーティングを待たずに、音声通話を活用して気軽に相談できる体制を整えています。そのため、先輩社員とも随時コミュニケーションを取ることが可能です。勤務形態としては、月に5日は出社し、それ以外はリモートワークが可能となっていますが、適宜コミュニケーションは取りやすい環境になっています。
ー 社内での勉強会は頻繁に行われていますか?
社内全体の勉強会を月に1回開催しています。技術的な内容に限らず、幅広いテーマを扱っています。
開発部に関しては、定期的な勉強会のほか、各チームごとに不定期で勉強会を実施しています。
最近の勉強会では、「実案件で苦労したこと」をテーマに、ケーススタディ形式での共有を行っていました。プロジェクトごとにチームが分かれているため、他のチームの経験や知見を学ぶ機会として、勉強会を活用しています。
オフィスの様子
未経験者エンジニアに求めるスキルや姿勢
ー 未経験エンジニアを募集するようになったのは、どのような経緯でしたか?
まず、弊社は通年を通してエンジニア採用は行っており、毎年5名程度のエンジニアを採用しています。
今までは、即戦力となる人材を中心に募集をしていましたが、 社内の年齢層が上がってきているという背景があり、企業としての若返りや事業継続の観点も踏まえ、若手の採用を進めることになりました。
ー 未経験エンジニアを採用する時には、どの点をよく重視されていらっしゃいますか?
1つは、学習意欲が高いことですね。カリキュラム以外にも自発的に学習していたり、ポートフォリオ作成を行っているかどうかは見ているポイントです。
また、開発の実務経験がなくても、前職で身につけたビジネススキルを活かせるかどうかも重視しています。たとえば、タスクを依頼された際の進め方は、どの業務でも共通する部分がありますよね。そうした仕事の業務遂行のスキルを重視しています。
ー 選考の過程では、どのような点を見て判断されているのでしょうか?
前職での具体的なエピソードをお聞きすることが多いです。
例えば、「困ったときにどのように対処しましたか?」といった質問を通じて、その方の問題解決力や仕事の進め方を見ています。
特に、トラブルが発生した際にどのようなプロセスで解決に至ったのかを重視しています。想定外の事態に直面したときの対応を知ることで、その方の限界値や適応力を把握できるため、こうしたエピソードを詳しく伺うことが多いですね。
中には、Webシステムではなくても、水道関連や建築の設計などで関わっている方もいらっしゃいます。その中で、何かを形にしていく経験や、さまざまな人と協力しながらプロジェクトを進めた経験がある方は、開発の現場でも活躍しやすいイメージがつきやすいと考えています。

ー 未経験の方に対して、求める学習レベルやポートフォリオの基準はどの程度でしょうか?
スキル面で言えば、未経験の方なので絶対的なレベルとしてはまだ高くないのは当然かと思います。ただ、その中でも 「自分の考えで取り組み、形にしたものがあるか」 という点はプラスポイントになりますね。
ー 未経験の方の中には、学んできた言語と異なる言語を採用している企業を受けることに不安を感じる方もいます。実際に、言語の違いによるギャップはありますか?
最近だとWeb開発のフレームワークは、どれも似たような仕組みになってきているので、1つの言語の経験があれば他のものも比較的スムーズに理解できると思います。
言語についても共通する部分が多いですね。例えば Ruby と Python であれば、かなり近い部分があるので、入社後の研修を通じて学べば、すぐにキャッチアップできると思います。
ー 未経験者に対して、ポテンシャル面で入社後に期待することはありますか?
最近は、異業種からエンジニアを目指す方も結構多い印象です。
そのため、学生時代から情報系を学んできた方と比べるとキャリアの差が出てきてしまう部分があるかと思いますので、入社後も継続的に自己学習を続けていけること は期待したいかなと思います。
RUNTEQ卒業生ならではの強み
ー 過去にRUNTEQ生を採用いただきましたが、どのような点を評価されていますか?
1つは、学習意欲が高く、採用前から自主的に勉強を続けていた点です。
社内でも新しく入社したメンバーを中心に勉強会を主催し、それぞれが足りない知識を補い合うといった行動が見られます。
弊社の場合は、自ら積極的に動いていくことが求められるので、その点がRUNTEQ生とは相性が良かったのではないかなと思います。
ー RUNTEQ卒業生で入社された方は、どのような活躍をされていますか?
現在も実案件に携わっており、直近では個別開発を担当しています。具体的には、自社サービスのカスタマイズ案件において、機能開発を担当していただいています。
良い部分として、開発を進める際には、依頼された内容をしっかり考え、曖昧な点があれば適宜確認や相談をしながら進められていますね。これは技術的なスキルだけでなく、ビジネススキルにも関わる部分ですが、自分で内容を咀嚼し、理解が不十分な点はしっかり確認しながら進められている と感じます。
ー 「ここがRUNTEQ生の強み」だと感じられる部分はありますか?
RUNTEQ生の強みは、テンプレートに頼らず、自分で工夫して作れること だと感じています。実際、ポートフォリオの9割が似たようなアプリになってしまうケースもあるので、見た目や機能にオリジナリティがないと、どうしても差がつきにくくなります。
画面を作って終わりというレベルだと、判断が難しくなってしまうこともありますね。
技術以外では、エンジニアになる前のビジネススキルの基礎がしっかりしている方が多い印象で、前職の経験を活かせそうな方が多いですね。
現在、スクールが乱立している中で、面接時に「なぜそのスクールを選んだのか?」と質問することがありますが、RUNTEQ生は「なぜ RUNTEQ を選んだのか」の理由が明確な方が多い という印象です。
株式会社ゴーガならではのやりがい
ー エンジニアのやりがいについて教えていただけますか?
一般的なやりがいで言うと、お客さんの課題を解決すること ですね。
お客様のニーズをしっかり理解し、最適なシステムを提案・開発できる点は、大きな魅力の一つだと思います。
また、弊社ならではのやりがいとして、個別開発(カスタマイズ開発)を重視している点 があります。さらに、位置情報を扱っていることもあり、さまざまな業種・職種の方と関わる機会が多いのも特徴です。
幅広い業界の話を聞きながら、それぞれの課題を解決していける点は、とても面白い部分だと思います。
ー では最後に、御社への応募を検討されている方に向けて、一言メッセージをお願いいたします。
地図システムというと特殊なシステムに見えるかもしれませんが、一般的なウェブ開発技術やクラウドサービスを活用したシステム開発を経験することができます。
また、これまでもお話した通り、弊社のエンジニアはクライアントと話す機会も持てますので、スキルが向上すれば、提案から実装まで一通り経験することができます。
実務未経験の方でも、先輩のベテランエンジニアからのフィードバックを受けながら、様々なスキルを身につけていくことができるかと思うので、Webエンジニアとして今後成長したい方は、ぜひご応募いただければと思います!
オフィスの様子
本日はお忙しい中ありがとうございました!!
御社のさらなるご発展と、皆様のご活躍を心よりお祈りしております!✨
最後に
今回は、株式会社ゴーガさんに取材を行いました!
今回のインタビューを通じて、御社が提供する幅広い成長機会、未経験者へのサポート体制について深く知ることができました。また、プロダクトや顧客の課題に向き合いながら成長していく環境は、非常に魅力的だと感じました。
そして、入社した卒業生さんも未経験にも関わらず前職でのご経験やRUNTEQで身に付けたスキルやマインドを活かし、社内で活躍されていました!
RUNTEQでは、このように徹底的に自走力を鍛え抜かれた卒業生をご紹介しています✨🎉
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