未経験からのWebエンジニア転職では必須になってきた「ポートフォリオ」。
私たちRUNTEQはプログラミングスクールを運営しているため、今まで多くの卒業生にポートフォリオのサポートを行い、無事にWeb系企業に送り出してきました。
今回はそんな就活サポートの過程で培った「転職に強いポートフォリオ」についてのノウハウを、未経験からWebエンジニアを目指す方向けに大公開したいと思います!
本記事では以下の方に向けて、
✔ Webエンジニアへの転職を考えている
✔ ポートフォリオについて詳しい情報を求めている
転職に強いポートフォリオとは何か?を、以下3つのポイントから
✔ ポートフォリオ作成でありがちな失敗パターン
✔ 転職に強いポートフォリオの特徴
✔ RUNTEQで行っているポートフォリオサポート
順にご紹介していきますので、ぜひご参考ください!
ポートフォリオ作成でありがちな失敗パターン
はじめて転職用にポートフォリオを作る方が陥りやすい失敗パターンがあることはご存じでしょうか?
今回はその中でもよく見る3つのパターンをご紹介します。
✔ ○○クローンのポートフォリオで転職活動をしている
✔ よく理解しない技術ばかりを詰め込んでいる
✔ 誰にもサービスを使ってもらっていない
心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それぞれのパターンを一緒に詳しくみていきましょう!
◯◯クローンのポートフォリオで転職活動している
「○○クローンのポートフォリオ」とは、既存のサービスを真似たポートフォリオのことを指します。
例えば、Twitterのような文章投稿アプリ、メルカリや他ショッピングサイトのようなECサイトなどを一部変更したポートフォリオを見たことがありませんか?
特にプログラミングスクールの課題で作ったポートフォリオを、そのまま転職活動に使用している方もいらっしゃいます。
しかしプログラミングスクールの課題で作成したアプリをそのまま使用して転職活動をしているのはおすすめできません。
せっかくポートフォリオを作成しても、画一的な作品ではあなたが本来ポートフォリオでアピールできるはずの個性や技術力を伝えることはできないからです。
ポートフォリオは履歴書や経歴では分からない、あなたのパーソナリティが伝わるようなオリジナルの企画で勝負しましょう!
プログラミングスクールの課題で作成した○○クローンでは個性も技術も伝わらない
しっかり企画が練られたオリジナルのポートフォリオを作って、転職活動をしよう
よく理解しない技術ばかりを詰め込んでいる
ポートフォリオはプログラミング学習の集大成です。
採用担当者は主に以下の2点を見て皆さんのポテンシャルを測っています。
✔ 今まで学んだ技術が理解できているかどうか?
✔ 基礎を踏まえて新しい技術に挑戦しているかどうか?
基礎と応用、どちらにとっても大事なポイントは「理解」!
まずは学んできた知識がしっかり「理解」出来ていて、その上で新しい技術を「理解して」使えているかどうか、が評価の分かれ目になります。
「理解した」技術でポートフォリオを作成することで、現場に出ても安心して仕事が任せられるエンジニアである!というポテンシャルをアピール出来るからです。
ポートフォリオに有名で難しい技術や新しい技術をただ入れさえすれば、高い評価を受けられるという認識は大きな間違いです。
例えばDockerやVue.js等々……
本当に必要な技術であるか、理解出来ている技術かどうかを考えてポートフォリオに組み込みましょう!
理解していない技術を詰め込んでしまうと逆効果
技術に関してはしっかり理解してから盛り込んでポテンシャルをアピール
誰にもサービスを使ってもらっていない
ポートフォリオを完成させた後、誰にも使ってもらっていないまま転職活動をしている……というのもよく見られる失敗パターンです。
しかしポートフォリオを公開していないことは、大きなチャンスを逃しているも同然!
大きなチャンスとはエンジニアとしての実績作りです!
未経験からWebエンジニアを目指す際、今までの経歴や前職での経験を活かすことはできます。しかしそれはあくまで非エンジニアとしての実績です。
しかしポートフォリオを公開し、ユーザーに使ってもらい、その声をサービスに反映させて運用した経験は、エンジニアとしての実績として扱うことが出来ます。
転職活動において「未経験であってもポートフォリオを通してWebエンジニア本来の仕事と同じ経験がある」という実績は大きな強みになります。
この大きなチャンスを逃さないためにも、完成後はぜひ公開して色々な人に使ってもらいましょう!
ポートフォリオを個人サービスとして運用するのはWebエンジニアの仕事そのもの
公開・運用でエンジニアとしての実績を作ろう
転職に強いポートフォリオの特徴
ここまで未経験エンジニアにありがちなポートフォリオの失敗例を見てきました。
心当たりがあり、転職に関して不安になってる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は3つのポイントを押さえるだけで、転職で活きるポートフォリオになるんです!
✔ パーソナリティが伝わる企画である
✔ 新しい技術にも挑戦している
✔ 実際のユーザーに使ってもらい改善している
順に詳しく解説していきますので、一緒に見ていきましょう!
パーソナリティが伝わる企画である
ポートフォリオを作る際に、ご自身の体験や好きな物・趣味から企画に落とし込んだ作品である方が就職活動でも強くなります。
体験や好みなどのパーソナリティに基づいた企画は唯一無二のこだわりにもなりやすく、自分自身も熱量を持って制作に取り組めるので質の高いポートフォリオに仕上げることができるからです。
また就職活動の際も、履歴書や職務経歴書だけでは分かりづらいあなたらしさが伝わりやすくなるという良いことも!
結果、採用担当者の目に留まりやすくなったり、どのような人間なのか覚えてもらいやすくなりますよ。
パーソナリティに基づいた企画は、採用担当者に「あなたらしさ」が伝わり目に留まりやすい
新しい技術にも挑戦している
ポートフォリオは基礎的な知識が盛り込まれていることは大前提で、新しい技術に挑戦していることが高く評価されます。
なぜ新しい技術に挑戦する必要があるのでしょうか?
それは、現場に出た時の自走力を試すためです!
プログラミングスクールで習った技術は現場に出るための最低限の知識でしかありません。
現役のエンジニアも日々分からないことに直面しながら開発を進めています。
ポートフォリオで新しい技術に挑戦すると様々な困難やエラーに出会った時、その困難にどう立ち向かってどう解決したか?で、エンジニアとしてのポテンシャルを見ることが出来ます。
ただし、新しい技術に取り組むことを目的にしてはいけません。
技術はあくまで課題解決の手段なので、その技術を選定した理由が問われます。
むやみやたらと理解していない技術を詰め込むと、かえって評価を下げることになるので注意しましょう!
現場での自走力をアピールするためにも、新しい技術に挑戦すべし
ただし技術を選んだ理由がなければ低い評価になるので注意
実際のユーザーに使ってもらい改善している
ポートフォリオが完成後、公開し運用しているポートフォリオは就職活動で大きな強みになります。
なぜなら、実際に使用してくれたユーザーの声を集め、サービスに反映・改善していくことで、より質の高いポートフォリオに仕上げることができるからです。
また、ユーザーの声をサービスに反映・改善する……この流れはまさに現役エンジニアが仕事で行っていることと同じ!
未経験エンジニアながら実際の流れと同じサービス運用の実績があることは、高く評価されます。
とは言え「いきなりポートフォリオをインターネットに公開するのは怖い」と思う方は、サービスを試しに使ってくれるコミュニティに所属しておくことをおすすめします。
できれば現役エンジニアも所属しているコミュニティであれば、技術的な指摘も頂ける可能性があるのでぜひ検討してみてくださいね♪
未経験でもポートフォリオでエンジニアとしての運用実績があると高評価に
試しにサービスを使ってくれるコミュニティへの所属がオススメ
RUNTEQのポートフォリオサポート
転職に強いポートフォリオの特徴をご紹介しました。
しかしなかなかこのレベルまで独学で行うのは大変ですよね……
しかし私たちが運営しているRUNTEQなら、より効果的かつ転職に強いポートフォリオを作成することができます!
なぜなら、現役エンジニア講師のサポートだけでなく、コミュニティやイベントを通してポートフォリオのアイディア出しから徹底的にサポートしているからです。
現役エンジニア講師のサポートはもちろん、受講生本人の努力もあって、毎月個性的で質の高いポートフォリオが作成され、Webエンジニアへの転職に繋がっています。
そこで最後にRUNTEQで行っているポートフォリオサポートの一部をご紹介したいと思います!
ポイントは主に3つ!
✔ パーソナリティが伝わりやすい企画を引き出す
✔ 新しい技術にも挑戦できる自走力が養える
✔ 完成後の運用までしっかりサポート
RUNTEQをご検討中の方、ポートフォリオサポートまで含まれたプログラミングスクールをお探しの方の参考になれば幸いです。
パーソナリティが伝わりやすい企画を引き出す
パーソナリティが伝わりやすい個性豊かな企画を引き出すために、RUNTEQでは様々なサポートをご用意しております。
今回ご紹介するのは、ポートフォリオ作成のためのアイデア収集シートです。
なかなかアイデアが出てこない方向けに、アイデアの種を探すお手伝いをするシートになっています。
例えば以下のような質問を元に、受講生のアイデアに繋がるような経験を引き出しています。
・いま日常生活でちょっと困っている事はありますか?
・生まれた時から今まででハマった事はありますか?
アイデア収集シートを使ってもアイデアが出てこない……という方には、面談等で直接話しながら趣味や今まで熱中したことなどを聞き、企画にできそうなものを一緒に探していますよ!
新しい技術に挑戦できる自走力が養える
RUNTEQではポートフォリオで使用する技術に制限はありません。
作りたい企画、実装したい機能に合わせて技術を選び、サービスの実現に向けてまずは自分で頑張ります。
現場で働き始めた時のことを見据えて、まずは出来る限り自分で解決する「自走力」を身につけて頂きたいからです。
もちろん技術面で困った際に何も手助けがないというわけではありません。
いつでも現役エンジニア講師へ質問や、面談にてサポートを求めることが可能です。
だからこそ受講生も新しい技術に積極的に挑戦できる体制になっています。
完成後の運用までしっかりサポート
ポートフォリオが完成したら終わりではなく、公開後の運用についてもサポートを行っています。
まず公開について。
RUNTEQではポートフォリオを試しに使ってもらえるコミュニティがあります。
いきなり一般公開するのが怖い・ユーザーが見つからない場合も、RUNTEQ受講生に先行で公開することで、有益な意見を得ることができます。
RUNTEQにはすでに現役エンジニアになった卒業生もいるため、より活発な意見交換がなされています。
また運用については、よりユーザーに使ってもらえるサービスにするにはどうすれば良いか?といった視点から様々なアドバイスを行います。
例えば、拡散の導線の作り方、不具合の解消方法、ユーザーの意見を元に新機能の実装を行う際のアドバイスなど、さらなるブラッシュアップをお手伝いしています!
ポートフォリオ事例集
最後にポートフォリオの事例をいくつかご紹介したいと思います!
ご紹介するポートフォリオは全て、未経験からWebエンジニアへの転職を成功させたRUNTEQの卒業生が作成した作品です。
それぞれポイントを踏まえてご紹介するので、ぜひご覧ください!
さけぐらむ
サービスの概要
性格診断に基づいてその人にあった日本酒をおすすめしてくれるサービス
サービスへ GitHubのリポジトリへ
「さけぐらむ」はもともと日本酒が好きだった卒業生が、日本酒を身近に感じられるようになってほしいという気持ちから作ったサービスです。
自分自身のパーソナリティが大きく反映された個性的な企画が目を引き、就職活動でも採用担当者の評価に繋がりました。
Date me
サービスの概要
デート中の夫婦・カップルにLINEを通じてミッションを届けてくれるデートサポートサービス
サービスへ GitHubのリポジトリへ
「Date me」はユーザーの利便性を考えて、カリキュラムにないLINEのLIFFという新しい技術に挑戦したポートフォリオです。
卒業生自身も勉強しながら実装を行い、エンジニア講師もキャッチアップを行ってサポートしました。結果、就職活動でもその完成度が高く評価され、内定に繋がりました。
エンジニアチェッカー
サービスの概要
エンジニアに関して間違った情報を発信するインフルエンサーを炙り出すTwitterアカウント解析サービス
サービスへ
「エンジニアチェッカー」はリリース当初、解析結果の精度があまりよくありませんでした。
もっと精度を高くしてほしいというユーザーの指摘を受け、画像解析や感情分析が行えるAPIを取り入れ精度を高めることに。
その自走力と運用力が高く評価され、Webエンジニアへ転職を成功させました。
エンジニア転職のポートフォリオ作りの無料相談開催中
今回は、未経験からWebエンジニアを目指す方向けに、ポートフォリオ作成でありがちな失敗パターンを通して、転職に強いポートフォリオの特徴をご紹介しました。
RUNTEQではポートフォリオのサポートを無料の無料カウンセリングで行っています。
- 過去のRUNTEQ卒業生が作った様々なポートフォリオ
- Ruby on Railsを学習してWeb系企業へ転職をした卒業生の事例
- ポートフォリオを作る上でのアイディア出しサポート
などなどの相談に乗っており「無料キャリア相談で悩みが解決できた!」と大変ご好評いただいています。
- どうしてもポートフォリオのアイディアが出なくてヒントが欲しい
- 自分のアイディアが面接官に受けの良いポートフォリオなのか知りたい
このような悩みがありましたら、ぜひRUNTEQの無料無料カウンセリングへお越しください!