働き方

安定した仕事10選!未経験・高卒・女性が転職可能な安定の職業も紹介

「安定して働ける仕事にはどんなものがあるのか知りたい」
「未経験からでも転職できる安定した仕事は?」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?

目まぐるしく変化している世の中で、少しでもお金の不安を減らしたいと考えたときに、安定した仕事につきたいと考える方も多いでしょう。

そこで今回は、下記の内容を解説していきます。

  • 「安定した仕事」の定義
  • 安定した職業10選
  • 未経験から可能な安定した仕事
  • 女性向けの安定した仕事
  • 高卒向けの安定した仕事
  • 安定した職業に就くためにやるべきこと

今回の記事では、Web系の開発会社を運営しつつもWeb系エンジニアへの転職を目指す人に向けてのプログラミングスクールを運営している弊社が、安定性のある仕事の紹介や転職方法について解説していきます。

この記事を最後まで読めば、あなたのライフスタイルに合った働き方を見つけられるでしょう。

また記事の後半では、安定した仕事に就職するための方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

「安定した仕事」の定義

業界として将来性がある

入社後にも業界の伸び代があり、今後も成長していく可能性の高い仕事は、安定した仕事と言えるでしょう。

代表例としては、IT業界や、医療などのヘルスケア業界は、今後も可能性があると言われています。

たとえばIT業界であれば、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化推進の流れや、AI(人工知能)や自動運転などは、今後ますます需要が上がると予測されています。

そのため、ITに関連する仕事の将来性は高いと言えるでしょう。

医療・ヘルスケア分野においても、超高齢化社会が迫ってきているため、無くならない仕事として安定性が高いです。

安定した仕事に就きたいのであれば、将来性が高い業界を選ぶことが大切になるでしょう。

転職時にスキルを活かせる

転職後にも活かせるようなスキルが身に付く仕事に就いておけば、仮に会社を辞めてしまってもすぐに転職が可能です。

手に職があれば、転職市場でも重宝されやすいからです。

らんてくん
らんてくん
転職を前提に考えすぎなくてもいいんじゃないのか?

サラリーマンの転職経験調査によると、転職活動をしている人や転職を検討している人の割合を足すと、おおよそ60%にもなります。

(参考:サラリーマンの転職経験調査

いずれは転職を視野に入れている社会人が多いからこそ、次のキャリアにも活かせるスキルを身につけておきましょう。

そうすれば、相性の合わない仕事から抜け出し、よりよい条件の仕事に転職できる可能性が高まります。

景気の影響を受けづらい

変化の激しい時代の中でも、景気の影響を受けづらい業界を選べば、少なからず安定はしやすいといえます。

景気の影響を受けづらい業界といえば、インフラや医療業界などでしょう。

インフラ業界でいえば、水道・ガス・電気などは生活を送る上で必要不可欠なため、今後も安定的な需要が見込めます。

超高齢化社会を迎える今後の未来を考えると、医療を支えるモノやサービスも全般的に必要とされるでしょう。

このように、景気の良し悪しに左右されない仕事を選ぶのがおすすめです。

解雇されにくい

業績が安定していない会社の場合、状況によっては早期退職などリストラの対象になる可能性があります。

社員を雇い続けるにはそれなりの資本力が必要なため、なるべく資本金が多い会社を選びましょう。

たとえば公務員の場合、お金の出どころは国になるため、よほどのことがない限りはリストラされません。

民間の企業と比べて国や行政であれば、給与をしっかり出せたり福利厚生も整っているケースが多いです。

このように、なるべく解雇されない会社を選ぶことが安定性につながります。

給与が下がりづらい

継続的に収入を得られる、かつ給与が下がりづらい、という点に注目して仕事を選ぶことも重要です。
特に、給与が簡単に下がってしまうような仕事はリスクが大きいでしょう。

給与が下がる仕事の例
  • 完全歩合制である
  • サービス残業が多い
  • 減給の可能性がある

例えば、インセンティブがつく営業マンのような歩合給の仕事であれば、成績が悪いときにはお給料が落ちたりと、月によって収入の不安定さが出てしまいます。

もちろん成約数が上がるほど稼げますが、調子が悪いときにお金が入らないとなれば、安定しているとは言えません。

毎月給与が入ってくる状況に身を置くことが大切になります。

安定した職業10選

公務員

市役所に勤める地方公務員は、雇い主が国のため安定的な給料をもらえたり、福利厚生などが充実しています。

また法律上、めったに解雇できない仕組みになっているため、安定していると言えるでしょう。

その他にも安定している理由はいくつかあります。

公務員が安定している理由
  • 給料が比較的高くボーナスがある
  • 年功序列で昇給する
  • リストラ・離職の可能性が低い
  • 退職金が多い

これらのメリットを享受できる公務員は、安定性が高いと言えます。

インフラ業界の職種

生活のインフラを支える業界の仕事は、どのような時代になっても欠かせない大切な仕事です。

以下のようなインフラに携わる仕事は、安定性が高いと言えるでしょう。

インフラ業界の一例
  • ガス
  • 水道
  • 電気
  • 鉄道

これらの業種は、どのような状況になっても日常生活では欠かせません。
そのため、常に一定の需要があり続ける仕事です。

医療業界の職種

医療機関に所属しながら仕事をする看護師や医師などは、不景気であっても医療行為そのものがなくならないため、安定性が高い仕事といえます。

たとえば、ケガや病気をすることは今後誰しもが起きることで、その都度お世話になる可能性もあるからです。

また医療に関わるものであれば、関連したものに対しても需要が生まれます。

具体的な例で言うと、医療機器や医療用具などの販売をしている会社も需要が生まれるため、安定性が高いと言えます。

もちろん、看護師や医師などの需要は高いものの、資格取得までのハードルが高いため注意してください。

エンジニア

エンジニアは2030年時点で、おおよそ79万人のIT人材不足が予想されています。

なぜなら、あらゆるモノやコトにITを組み合わせる動きが活発になっているからです。

たとえば、既存のビジネスにIT分野を組み合わせることで、新たな製品やサービスを生み出すクロステックといったものがあります。

クロステックの一例
  • 農業×IT=AgriTech
  • 広告×IT=AdTech
  • 金融×IT=FinTech

ITによって既存のビジネスに新しい可能性が生まれるため、その分エンジニアに対しての需要も上がることでしょう。

エンジニアは専門職のためプログラミングなどのスキルが必要になりますが、一度身に付ければ転職に活かせたり、独立するといった選択肢の幅を広げることもできます。

実力主義の世界のため、スキルがあれば稼ぎやすかったり、リモートワークなど働き方にある程度の自由が生まれることも魅力です。

介護職

超高齢化社会を迎える日本にとって、人手不足による需要が見込まれるのが介護職です。

2025年には、4人に1人が75歳以上の高齢者になるとも言われており、介護職員の募集も増え続けています。

需要が高まっている介護業界ですが、懸念点としては給料が低いことでしょう。

介護保険制度によって、給与が決められているため、国から支払われるお金に限度があることが原因です。

しかし少しずつですが、賃金の引き上げやキャリアアップの支援など、国が人材確保に力を入れています。

これからの時代には絶対に必要になる仕事のため、資格取得などを視野に入れながら働けば、安定性も上がっていくことでしょう。

製薬会社

人々が生活していくために必要不可欠なのが、治療などに使う薬です。

どの時代になっても、病気や怪我をしたときには薬は必要になりますよね。

特に最近では、新型感染症等の影響によって、製薬会社の必要性も上がっています。

政府系金融機関

日本銀行や日本政策金融公庫など、政府に関係する金融機関も安定性が高いです。

地方銀行など他の金融機関と比べて、平均年収が高かったり、福利厚生が充実していることが強みです。

その理由としては、民間では対応できないような専門知識の高さが必要であるからです。

政府系金融機関の仕事
  • 民間企業への融資
  • 農林水産業向けの支援

年収も高くやりがいもあるため、人気な職業となっています。

自動車メーカー

自動車も生活に欠かせないインフラの1つになるため、倒産しづらい仕事になります。

また世界的にEV(電気自動車)に転換していく流れが来ているため、そのタイミングにうまく業界が乗ることができれば、より安定性も高くなっていくでしょう。

食品メーカー

食品メーカーも同じように、人々の生活に携わる業界のため、安定性が高いといえます。

例えばお腹が空いたときに、スーパーやコンビニで購入する食料品などは、すべて食品メーカーによって支えられています。

お菓子や冷凍食品や乳製品など、種類はさまざまありますが、これからも人の食を支える業界として、高い安定性をキープできるでしょう。

損害保険会社

自動車保険や火災保険など、ものに対する保険を提供する損害保険会社も安定性が高いです。

特に給与面ですが、もともとの固定給が高いことに加えて、成約数に応じたインセンティブ制度のある会社も多く安定的な収入を見込めます。

しかし、会社によっては仕事量が多かったり、営業成績によって評価が変わるなど、ハードな一面もあるため注意しましょう。

未経験から可能な安定した仕事

未経験からでも就職することができる安定性のある仕事は以下の通りです。

未経験から可能な安定した仕事
  • エンジニア
  • 介護職
  • インフラ系
  • 公務員への転職

エンジニアであれば、学歴不問でスキルが重視される傾向にあります。

未経験であっても、独学やプログラミングスクールなどでスキルを習得するための学習を続ければ、エンジニアとして採用されるケースもあります。

介護職は慢性的な人手不足があるため、資格取得などでスキルを証明できれば、引く手あまたになりやすいです。

未経験から公務員に転職することも可能なため、安定性の高い仕事に就きたいのであれば、ぜひ挑戦してみてください。

女性向けの安定した仕事

女性向けの安定した仕事は、以下の通りになります。

女性向けの安定した仕事
  • 看護師
  • 医療事務
  • 介護職
  • 公務員

この中でも看護師は、収入の高さや手に職がつくといった理由から、女性に人気の職業です。

資格取得のための学習は必要になりますが、一度取得できれば転職にも役立ちます。

また医療事務であれば、待遇や福利厚生が良かったり、女性に理解のある職場のため、育児や出産などライフイベントに合わせて働きやすいです。

高卒向けの安定した仕事

高卒の安定した仕事は、以下の通りになります。

高卒向けの安定した仕事
  • 公務員
  • 自動車メーカー
  • 食品メーカー

公務員などの安定した仕事は、高卒の方も就くことができます。

なぜなら、公務員試験は学歴に対する制限がないからです。

公務員試験には、初級・中級・上級と問題のレベルが3段階あり、難易度が低い方が合格しやすい代わりに、昇進の上限が決まる仕組みになっています。

しっかり勉強すれば、それだけ公務員になれる可能性も高まります。

安定した職業に就くためにやるべきこと

転職を目指す職種のスキルを身に付ける

安定した職業に就くためには、自分が目指している職種に必要なスキルや資格取得をしていきましょう。

IT系の仕事であれば、エンジニアとして即戦力で働けるような資格を取得したり、質の高いサービスを開発してポートフォリオを作成することなどです。

看護師であれば、看護学部に入学しながら、国家資格を取得するための勉強が必要になります。

このように、必要なスキルを身につけたり、資格取得を目指すことで、希望の仕事に就く可能性が高くなります。

面接に望むときも、ほかの志望者と比べてアピールポイントになるため、差別化を図ることもできるでしょう。

まずは自分のやりたい仕事から逆算して、必要なスキルを身につけていきましょう。

自分の強みを把握する

そもそも、自分の強みを正確に把握していないと、就職した後にもミスマッチが発生してしまいます。

そのため、転職時には改めて自己分析をする機会を設けましょう。

自己分析でやること
  • どのような仕事につきたいのか
  • 仕事で最も重視するものは何か
  • 人に負けない自分の強みは何か

このように、自分は何ができるのかを明確にすればするほど、選ぶべき業界がわかったり、自分の強みを生かせる仕事を見つけられるでしょう。

企業研究・業界研究の徹底

自己分析が終わったあとは、企業研究や業界研究も徹底して行いましょう。

安定した仕事に就くには、業界の今後の成長性や将来性について把握しておく必要があるからです。

入社後に後悔しないように、希望の業種の今後の動向などは、ネットや書籍などで調べておくといいでしょう。

転職エージェントを活用する

自己分析や業界分析をすることは大切ですが、より効率的に転職を進めるためには、転職エージェントの利用を検討してみてください。

エージェントを活用すれば、あなたに合った仕事をプロの目線から紹介してくれたり、面接練習などのサポートも受けられます。

自分1人で進めることに不安が強かったり、何からやっていいかわからないと思っている方は、いちど転職エージェントの利用を検討してみてください。

まとめ

今回の記事では、安定した仕事について解説しました。

今回の記事のまとめ
  • 景気の影響を受けづらい仕事は安定しやすい
  • 高卒や未経験でもスキルを身に付けたり勉強したりすれば、安定した仕事につける可能性はある
  • 安定した仕事への転職は自己分析・業界分析が必要

時代の変化が激しい今の世の中から考えると、景気に左右されづらい仕事や、今後需要が伸びそうな業界は安定しやすいでしょう。

学歴が必要なくても挑戦できるような仕事も多いため、自己分析や業界分析を通して、自分に少しでもマッチする仕事を見つける努力が大切です。

弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。

この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね。

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