「プログラミングで出来る仕事って何があるの?」
「プログラミングの仕事は未経験でもできるの?」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
最近はエンジニアへの転職や副業ブームなどにより、プログラミングという言葉を聞く機会も増えてきたと思います。しかし、エンジニア未経験の場合だと、プログラミングがどのように仕事に使われているか想像が難しい方も少なからずいるでしょう。
そこで今回は、下記の内容を解説していきます。
- プログラミングの仕事の種類を解説
- 【職種別】プログラミングを使う仕事を紹介
- 未経験からプログラミングを仕事にするには?
今回の記事では、Web系の開発会社を運営しつつもWeb系エンジニアへの転職を目指す人に向けてのプログラミングスクールを運営している弊社が、プログラミングでできる具体的な仕事について解説していきます。
この記事を最後まで読めば、今までよりもプログラミングについての理解が深まるでしょう。未経験からでもエンジニアに転職する道筋がわかるようになりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
プログラミングの仕事の種類を解説
プログラミングを使えば、さまざまなアプリやシステムの開発ができるようになります。ここでは、プログラミングを使った開発方法について全体的にまとめていきます。
- Web制作
- Web開発
- スマホアプリ開発
- AI(人工知能)開発
- 業務系システム開発
- 組み込み系開発
扱うプログラミング言語によって、できることが変わることが特徴ですね!
1つずつ順番に解説していきます。
Web制作
Web制作とはプログラミングを使ってWebサイトの作成やリニューアルを行う業務のことをいいます。昨今の副業ブームで「プログラミングで月に5万円を稼ごう!」といったキャッチコピーがありますが、大体はWeb制作のことを言っていると思っていいでしょう。
厳密にはWeb制作で使われるHTMLやCSSはマークアップ言語で、プログラミング言語ではありません。
- LPの制作
- Webサイトの制作
- Webサイトのリニューアル
- コーディング
Web開発
Web開発とはプログラミングを使ってWebシステムやWebサービス、Webソフトウェアの開発を行う業務のことをいいます。
実際にWeb開発をする時には以下のような流れで行っていきます。
- Webアプリやシステムの開発業務
- コーディング
- 開発後のテスト
- 運用・保守など
スマホアプリ開発
スマホアプリの開発をプログラミングですることもできます。iPhoneやAndroidでアプリを公開するためにはSwiftやJavaなどの言語の習得が必要になるでしょう。
- スマホアプリの開発業務
- コーディング
- 開発後のテスト
- 運用・保守など
AI(人工知能)開発
音声認識などのAI (人工知能)開発も、プログラミングによって作ることができます。AIを開発するために特別な事は必要なく、Pythonなどの言語を使ってコーディングすることができます。
- AIの開発業務
- AIを対象とした機械学習
- ビックデータの分析
業務系システム開発
業務系システムの開発もプログラミングで行います。具体的には、生産管理や在庫管理など企業の内部システムを自動化するために開発されることが多いです。JavaやC言語、Pythonなどを使用してシステムを作っていきます。
- クライアントへのヒアリング
- 業務系システムの設計・開発・テスト
- 運用・保守など
組み込み系開発
組み込み系開発は、家電や機器などの独立した機械の中にプログラミングをする開発方法です。
例えば、炊飯器で押されたボタンに対応してシステムが作動するなどもプログラミングで組み込まれています。
組み込み系では、できるだけコストをかけずに必要最低限のシステムを組み込むことが求められています。
- システムの設計
- コーディング
- テスト
- 保守・運用など
【職種別】プログラミングを使う仕事を紹介
続いては、職種別にプログラミングを使う仕事について紹介していきます。プログラミングを使う職業といえば、代表的なものはプログラマーやエンジニアでしょう。
しかし実際はさまざまな職種で、プログラミングの技術が役立っています。プログラミングを使う仕事としては以下のような職種があるでしょう。
- プログラマー
- システムエンジニア
- テストエンジニア
- AIエンジニア
- ゲームエンジニア
- Webマーケター
- Webデザイナー
エンジニアという名前が付いている職種であれば、作業内容に適した開発言語の知識を深めつつ、システム設計や開発作業を行うことがメインになるでしょう。
たとえば、Webアプリの開発や組み込み系のシステムを開発するならJavaを使ったり、機械学習であればPythonを使うというイメージです。
プログラミングをメインで使うエンジニアでは、求人募集要項の中に特定のプログラミング言語での開発経験を求めているところもあるため、実務経験が非常に大切になるでしょう。
また最近ではAI(人工知能)の開発などITの最新技術も、プログラミングで開発することもできます。
AIの主要6つの技術(画像認識/音声認識/音声合成/言語解析/検索・探索/翻訳)における市場は、2023年までには640億円に達すとも言われているため、ITの最新技術であるAI分野に対応できるエンジニアの重要性はますます高まるでしょう。(引用:ITR Market View:AI市場2019)
プログラミングを活用するのはエンジニアがメインですが、もちろんエンジニア以外でもプログラミングを活用する職種はあります。
- Webマーケター
- Webデザイナー
たとえば、商品コンセプトや企画の設計をするWebマーケターでは、顧客のデータの分析や抽出といった業務で、データ分析に便利なSQLといった言語が使われたりします。
GAS(Google Apps Script)というGoogleが提供している言語を使えば、Gmailの一括送信やTwitterの自動投稿など、人間の手では面倒くさい作業もすべて自動化することが可能でしょう。
このようにプログラミングで自動化することで、時間を大きく削減することができるでしょう。結果的に集中すべき領域に時間を充てたりと、業務効率を上げることもできます。
Webデザイナーもデザイン作成だけではなく、ある程度簡単なレベルであれば、HTML・CSS・Javascriptなどの言語を使ってコーディングする方もいます。
このように、プログラミングはさまざまな場面で活用されているのです。
プログラマーの年収
プログラマーの平均年収はマイナビITエージェントによると、以下のようになっています。
- 20代の平均年収は322万円
- 30代の平均年収は400万円
プログラマーやシステムエンジニアは、スキルが年収に反映される傾向が高いです。そのため、ポテンシャル採用で入社した未経験者が多いと平均年収は低くなるでしょう。
しかし、実務経験を積んで市場価値の高いエンジニアになれば、短期的に年収を大幅にアップすることも可能です。
プログラミングにおける仕事の働き方
プログラミングを使った仕事の働き方としては以下のような4種類があります。
- 就職・転職して会社員
- フリーランス
- 副業
- アルバイト
とくにフリーランスや副業などは、最近の流行りでもあり人気な働き方の1つでしょう。しかし、会社勤めでも同じような働き方ができるのがエンジニアの魅力です。
たとえば、自由に働きたいと考えている場合であれば、リモートワークやフレックス制度が普及している会社に勤めれば実現可能です。
安定的な収入を得てスキルアップをしながらも、自由な働き方ができるといった意味では、会社勤めでエンジニアをした場合でも自由に働けるでしょう。
未経験からプログラミングを仕事にするには?
1.学習サイトで独学する
未経験からプログラミングを仕事にするには、まずは学習サイトでの独学が大切です。最近では、無料サイトでプログラミングの学習を進めることも可能なため、まずは自分の手でコードを書く経験をしてみましょう。
- Progate
- ドットインストール
- Udemy
この中ではProgateが初心者にうってつけのサイトです。スライドで学ぶインプットと実際に手を動かすアウトプットの比率がちょうどよく、プログラミングが初めての方でも学習を進めやすいです。
プログラミング実際に自分で書こうとすると思った以上に難しいと感じる場面も多いでしょう。そのため、何度もくり返しながら知識を定着させることが大事です。
このように独学を通して、プログラミングそのものに慣れていくことが大切でしょう。
2.プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通えば、より一層学習の効率を上げることができるでしょう。
- 独学でつまずいた部分を解決する
- コミュニティーを活用して情報交換する
- 就職サポートを使う
そうですね!プログラミングスクールでは学習効率が上がるのはもちろん、生徒同士の交流が深められたり、スクールによってはプロのエンジニアと関わって話が聞けたりと貴重な体験もできます。
学習しているときの大まかな方向性が合っているかや、就職・転職を目指すときに足りていない部分などの客観的アドバイスなどももらえるでしょう。
余裕がある場合は、プログラミングスクールの入会を検討してみるといいでしょう。
3.就職や転職を目指す
ある程度エンジニアとしてのスキルが身に付いたあとは、実際に就職転職を目指していきましょう。
具体的な方法としては、転職サイトや転職エージェントを利用をしながら、自分の希望条件とマッチする企業への面接を進めていきます。
- エンジニア求人の種類が多い
- 転職する目的にマッチしている
- エンジニア転職の実績がある
転職サイト等を利用しながら転職をするには、1人でサイトの登録・応募・面接をする必要があるでしょう。
その際には、上記に当てはまるようなサイトをうまく活用しながら、効率的にエンジニアになるための就職・転職をしていきましょう。
おわりに
今回の記事では、プログラミングを使った仕事について全体的に解説しました。
- アプリ・システム開発・AIまでプログラミングで開発できる
- Webデザイナーやマーケターなど職種でもプログラミングは活用できる
- スキルを高めれば未経験からエンジニアとして転職も可能
プログラミングと聞くと遠い世界のものに感じますが、あらゆる職種で活用できる身近なものだと知っていただけたかと思います。
弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね。