「プログラミングがつまらない。どうしたら楽しくなるのかを知りたい」
「プログラミングが楽しくなるまでの期間を知りたい」
「挫折せずにプログラミングが上達する方法を知りたい」
エンジニアを目指しプログラミングの学習を始めたものの、基礎や文法ばかりでつまらないという方は多いのではないでしょうか?
この記事では、プログラミングがつまらなくなる理由と、そこから抜け出して上達する方法をご紹介します。
プログラミング学習を成功させるためには、明確な目標設定やサポート体制が不可欠です。
「Web系開発企業への内定率98%」を実現しているプログラミングスクールRUNTEQが、これまでのノウハウをもとに丁寧に解説します。
プログラミングが楽しくなることはある?
プログラミングを学んでいると、誰しも理想と現実のギャップに苦しむことがあります。
「思っていたのと違う」「プログラミングがつまらない」という気持ちが、「プログラミングが楽しい!」に変わることはあるのでしょうか?
ここでは、多くの先輩エンジニアの経験をもとに解説していきます。
学習段階が進むと楽しくなることが多い
- 最初はタイピングだけでも大変
- 文法の学習は地味
- 応用問題をいくつもクリアすると楽しくなる
プログラミング言語は、英単語・英文が基本です。
はじめのうちは楽しむどころか、「英単語打ち込みだけで精一杯だった」という人もたくさんいます。
ある程度慣れてからも、文法の学習は地味で面白味がなく「なんの役に立つのだろう」と疑問を抱くこともあります。
しかし学習段階が進み、応用問題がクリアできるようになると、少しずつ手ごたえを感じ始めることでしょう。
いくつも応用問題をクリアしていくうちに、プログラムが実際に動いていることを体感でき、ゲーム感覚で楽しめるようになります。
独学の場合は挫折しやすい
- プログラミング独学の挫折率は「9割」
- 最初のハードルは環境構築
- 不明点・エラーが解決できずに諦めてしまう人が多い
プログラミング独学の挫折率は9割といわれています。
プログラミング学習の最初のハードルは環境構築です。
プログラミングをするための準備である環境構築の段階でつまずき学習がストップしてしまう人は大変多いのが現実です。
また、なんとか環境構築ができても、不明点や実行エラーが解決できず諦めてしまう人も後を絶ちません。
まずは前述の「応用問題」を解く段階まで進めるよう、わからないことがあっても先に進めるような学習環境を整えることが大事です。
(例:スクールに通う、エンジニア用のオンラインコミュニティに入る、など)
独学で挫折する理由と対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
プログラミングが楽しくなるまでの期間
次に、プログラミングが楽しくなるまでの期間について解説します。
- 「何か月で楽しくなるか」は気にしなくて大丈夫
- CRUD(クラッド)実装がひとつの目安
- 簡単なアプリを作れると楽しくなる
プログラミング学習の進み具合や学習時間は、人により様々です。
そのため、「何か月で楽しくなるか」は気にせず、マイペースで勉強を続けると良いでしょう。
学習期間よりも、習得レベルに応じて楽しさを覚える人が多いようです。
特に、以下のような「CRUD(クラッド)」機能を実装できるようになると、自作アプリへの手がかりがつかめるようになります。
- C(Create):データの登録
- R(Read):データの読み出し
- U(Update):データの更新
- D(Delete):データの削除
CRUDが実装できるようになると、様々なデータの登録・更新・削除が実現できます。
例えば、ユーザーアカウント登録・チャットの投稿など、Webサービスに必要な基本機能が実装可能になります。
このレベルになると、「自分でもアプリが作れそうだ」とモチベーションが上がり、学習も飛躍的に楽しくなります。
プログラミングを楽しいと感じる瞬間
アプリやサービスを作れるようになると、プログラミングに没頭するほど楽しくなります。
ここでは、実際に先輩エンジニアが体験した「プログラミングを楽しいと感じる瞬間」5つをご紹介します。
一つのプログラムを完成させた
- 自分でプログラムを作成
- イメージ通りに動くと感動する
- 簡単なものでOK
自分でアイデア出ししたプログラムを作成すると、大きな自信になります。
「こんなことができるんじゃないか?」と、自分のイメージ通りにプログラムが動くと大げさでなく感動するものです。
最初は、個人的・シンプルなもので構いません。
小さな成功体験を積み重ねることが重要です。
難解なエラーを克服した
- プログラムに不具合はつきもの
- エラーの克服が大きな自信になる
プログラムにバグ(不具合)はつきものです。
従って、完璧なプログラムを目指すよりも、バグが出たら迅速に対応する姿勢が重要です。
エラーの解決には、ときに何日も掛かることがあります。
プログラムやサービスの規模が大きくなれば、原因特定も難しくなります。
しかし、難解なエラーを克服したという体験は大きな財産となることでしょう。
そしてエラーを自己解決できるという自信がつくと、「困難も成長のステップだ」と前向きに捉えられるようになります。
上達を実感した
- コーディングのスピードが速くなった
- 無駄の無いコードが書けるようになった
- 想定通りにプログラムを動かせるようになった
上達を実感すると、プログラミングは楽しくなります。
特に、コーディングのスピードはプログラムを書けば書くほど速くなります。
最初は自覚がありませんが、ある日ふと自分の上達に驚くものです。
また、経験を積めば無駄の無い美しいコードが書けるようになります。
そのようなプログラムは誰が見てもわかりやすく、保守性も向上します。
このように、自分の思い通りにプログラムを書けるようになると、プログラミングが楽しくなります。
自分一人でアプリやサービスが作れた
- 自分でアプリを作ってみる
- ポートフォリオとして実力を証明する
- 実際にWebで公開できると大きな自信に
自分でWebアプリケーションやサービスを作れるようになると、プログラミングが楽しくなります。
特に、自分の実力を証明できる「ポートフォリオ」に加えられるようなアプリやサービスを作成できると、就職活動も有利に進められます。
そして、自分のPC上で動作させるだけでなく、実際にWeb上で公開しユーザーに使ってもらうと大きな自信に繋がります。
自分で作ったアプリやサービスが評価された
- 公開したポートフォリオの反応をチェック
- UU・PV数で人気を確認
- 自分のアプリがSNSでバズることも
Web上にポートフォリオを公開したら、ユーザーの反応もチェックしましょう。
Googleアナリティクスなどの解析ツールを使用すると、以下のような数値を簡単に計測できます。
- UU(ユニークユーザー)数:Webサイトを訪問したユーザー数
- PV(ページビュー)数:各Webページの閲覧数
UUやPVが上がってくれば、それだけユーザーに興味を持ってもらえているということになります。
また、ユーザーからの支持を得たアプリやサービスは、SNSでバズる可能性もあります。
どうしてもプログラミング学習がつまらない場合の対処法
ここまで、プログラミングの楽しさについて解説しました。
しかし、「やっぱりつまらなくてツライ」という方もいらっしゃると思います。
最後に、プログラミングがつまらない場合の対処法5つをご紹介します。
明確な将来の目標を持つ
最初に、将来の目標を明確にしましょう。
- どんなエンジニアになりたいか
- 求人検索で業界研究
- いつまでに実現したいか
自分がなりたいエンジニア像をはっきりさせることから始めましょう。
一口にエンジニアといっても、様々な職種があります。
Webエンジニア・SIer/SES所属のシステムエンジニア・ネットワークエンジニアなど、自分がなりたい職種を明確にしましょう。
職種を確認したら、どのような求人があるのか転職サイトをチェックすることをおすすめします。
募集要項には使用言語・開発環境など、仕事に必要なスキルが書かれていますので、学習目的が明確になります。
目指すべきエンジニア像が決まったら、自分なりに期限を設定して、最適な学習方法を選ぶとモチベーションが上がります。
学習の順序を確認する
- いきなり上級者向け教材で学習していないか
- 初心者向け教材から始めよう
学習がつまらない原因は、学習方法にあるかもしれません。
特に独学で進めていると、自分のレベルに合わない教材を選んでしまうことがあります。
最初はハードルを低く設定し、初心者向けの教材で学習を始めるのが成功のカギです。
また、プログラミングの開発環境は頻繁にアップデートされるため、最新のバージョンを確認することも大切です。
こまめに学習する
プログラミングが楽しめないときは、無理をせず学習のペースを落としましょう。
気分が乗らないときは誰にでもあります。
そのようなときは、「1日10分だけ」「通勤時間だけ勉強」など、絶対達成できるレベルまでハードルを下げましょう。
ほんのわずかな時間でも、毎日こまめに学習を続けるのがポイントです。
粘り強く継続するうちに、気持ちは少しずつ変化します。
楽しくなれば学習時間は自然に増えますので、こつこつと継続することを心がけてください。
コミュニティに入る
- エンジニア向けのオンラインコミュニティを活用
- 交流を通してモチベーションを維持
不明点やエラーでつまずいたとき、プログラマー/エンジニア向けのオンラインコミュニティで質問すると問題解決できることがあります。
Qiitaなど無料で利用できるコミュニティもありますので、上手に活用しましょう。
質問を投稿するのはもちろん、他の人の質問に回答することもスキルアップにつながります。
Zoomやオフラインのイベントも開催されていますので、自分に合った利用法を見つけてください。
スクールを利用する
- オンラインスクールでスキマ時間に学習
- 技術的なサポートが一番の魅力
- 生徒同士のコミュニティ・就職相談も可能
どうしてもプログラミングが楽しめないときは、プログラミングスクールの利用を検討してみるのもおすすめです。
自分の学習法や目標などを専門家に確認してもらうことで、自分では思ってみなかった気づきが得られるかもしれません。
オンラインスクールの一番の魅力は、技術的なサポートです。
不明点やエラーでつまずいても、プロの講師がしっかりとフォローしてくれます。
また、生徒同士のコミュニティで悩みを共有し、刺激しあいながら学習を進めることも可能です。
就職相談や就活書類の作り方なども教えてもらえますので、個人個人にあったサポートが受けられます。
まとめ
今回はプログラミングが楽しくなるまでの過程や、勉強法について解説しました。
- 「プログラミングがつまらない」は誰しもが経験する
- アプリを作れるレベルになると、楽しさを実感できる
- 学習には、目標設定やサポート体制が不可欠
プログラミング学習を独学で進めると、どうしても挫折する確率が高くなってしまいます。
技術的なフォローはもちろん、壁にぶつかったときの精神的フォローも大切です。
少しでも不安があるときは、一人で悩まずにプロに相談してみてはいかがでしょうか?
プログラミングスクールRUNTEQでは、無料キャリア相談会を開催しています。
「何がわからないかもわからない」といったお悩みも大歓迎です。
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