- エンジニアになるためにプログラミングを独学してみたい
- 独学でプログラミングを学習する人の多くが挫折していると聞いて、エンジニア転職を躊躇してる
このような疑問や不安にお答えしていきます。
結論、プログラミングは独学での挫折率が非常に高いと言われています。
プログラミングの独学の挫折率が高い理由とその解決法を徹底解説していきます。
独学でのプログラミング学習が挫折しやすい理由
まずはプログラミングの独学で挫折してしまう6つのよくある理由をご紹介します。
- 環境構築ができなかった
- 目的意識があまりなかった
- エラーやつまずいた時に質問できる環境がなかった
- どこまで勉強したらいいかわからない
- 簡単にエンジニアになれると思いすぎている
- 作りたいもののイメージがない
1.環境構築でいきなりつまずいた

プログラミングを学習しようとすると、まずは自分のパソコンでプログラミングができるように環境構築をしなければなりません。
初学者にとっての環境構築は非常に難しく、挫折してしまう人が多いです。
プログラミングを勉強したいのに、なかなか環境構築さえままならないとどんどんモチベーションが下がってしまいます。
特に最近はMacにM1チップが導入されて、まだ情報も少ないために環境構築につまずく人も多くなっています。
2.目的意識がなかった
最近義務教育でもプログラミングが導入されるようになり、なんとなくプログラミングの勉強を始める人が出てきています。
- 小学生も勉強してるんだから勉強すべき
- 教養として勉強すべき
- 知っておけば将来得かもしれない
このように、特に強い目的意識もなくプログラミングを始めてしまった人は挫折しやすいです。
学んでおいた方が得くらいの気持ちで学習を乗り切れるほどプログラミングは簡単ではありません。
3.エラーやつまずいた時に質問できる環境がなかった
プログラミングを勉強していると、エラーが出てくるのは日常茶飯事です。もちろん自力で解決できるのが一番良いですが、難しい場合が多いです。
なぜなら周辺知識がないとエラーメッセージをなかなか読みとけないからです。
『テレビが映らない』という問題に対して『テレビは電気で動いている』という知識がなければ『コンセントはちゃんと入っているかな?』という発想にはそもそも至らないんですね。
このように、ある程度プログラミングの周辺知識がついてこないとエラー解決はできません。
もちろんエラーについて悩み、考え、試行錯誤することは重要です。
しかし、ずっと解決できずに解決のヒントも得られないと流石にモチベーションが下がります。
4.何をどこまで勉強したらいいかわからない
プログラミングはどこまで勉強したらいいか非常にわかりにくいです。
特にエンジニア転職をしたい場合は、ネットで情報を探せばいろいろな情報が手に入ります。そのせいで情報過多になってしまい動けなくなる人も多いです。
- Dockerを学ばないとダメ!
- Circle CIまで導入したポートフォリオを作らないとだめ
- ポートフォリオは作らずどんどんエントリーした方が良い
- とりあえず現場に入るべきなのでポートフォリオは妥協しろ!
このような情報に惑わされるとどこまで勉強したらいいかわからなくなります。プログラミング学習に終わりはないので、勉強すればするほど、どこまでをゴールにすればいいかわからなくなっていきます。
5.簡単にエンジニア転職できると思いすぎている
エンジニア転職が簡単にできると考えている人も多いです。考えが甘いと転職までの見積もりも甘くなってしまいます。
- 3ヶ月ほどでエンジニア転職ができる
- プログラミングを勉強してフリーランスで月収100万円
世の中このような広告コピーで溢れています。このように簡単にエンジニアになれて、簡単に高収入が得られると考えてしまう人は挫折しやすいです。
と途中で投げ出してしまいます。
現在はエンジニアを目指す未経験者の方のレベルも上がっており、企業が求めるレベルも上がっているので、数ヶ月の勉強ではエンジニア転職もできませんし、ましてやいきなりフリーランスにもなれません。
6.作りたいもののイメージがなかった
プログラミングが一番上達するのは、教材を読んでいる時でも、既存のコードを写している時でもなく、自力でアプリを作っている時です。
自分が作りたい機能をどうすれば実装できるのかを考えて手を動かすことでスキルが身につきます。
ですが、作りたいものがなく、ただ基礎学習だけをしていてもプログラミングの面白さに触れられず、つまらなくて挫折してしまいがちです。
プログラミング独学で挫折しないための4つの対策

ここまででプログラミングを独学するときに挫折してしまう原因を挙げてきました。ここからはプログラミング学習を挫折しないための対策をご紹介していきます。
- 1度で理解できないのは当たり前だと心得る
- 現役エンジニアに頼れる環境を整える
- 作りたいものを考える
- モチベーションが下がる前提で環境を整える
1.一度で理解できないのは当たり前だと心得る
プログラミング学習をしていると、
こう考えてしまいがちです。
しかし何事も最初からうまくできる人なんてまずいません。コードを書いたり、問題解決をしながらプログラミングに触れていくことで徐々にできるようになります。
慣れるまで最初の頃は自分が思っている以上に理解できないこともありますが、それは自分だけではありません。みんな通る道です。
2.現役エンジニアに頼れる環境を作る

プログラミングを仕事にできるレベルにまで引き上げようとすると、幾度となく壁があります。
- 環境構築につまずいて、いつまでもプログラミング学習を始められない
- エラーを解決できずになかなか先に進めることができない
- 転職用のオリジナルポートフォリオのアイディアが浮かばない
- ポートフォリオにどんな技術を使えばいいかがわからない
もちろん、自力で解決しようとすることは大事なことですが、1つのエラーを全く解決できずに1週間2週間と考え続けるのは流石に効率が悪いです。
未経験の時点で、経験者に頼ることは全く悪いことではありません。考え抜いたあとは、現役エンジニアに質問し解決できる環境を作っておきましょう。
3.作りたいものを考える

自分が作りたいもの、欲しいものを作っている方が勉強のモチベーションが上がります。
ただ、パッと「ああいうものを作ってみたい」とひらめく人は少数で、アイディアが思い浮かばない人の方が多いでしょう。
そんな時は、私たちRUNTEQの無料キャリア相談会にいらしてください。
『キャリア相談会』という名前ですが、キャリアだけでなく転職に必要なポートフォリオの相談にも乗っています。このほか
- 勉強方法は?
- 転職活動の方法は?
- 本当に自分はエンジニア転職ができるのか?
のような悩みにもRUNTEQのキャリアアドバイザーがマンツーマンで対応させていただいております。
4.モチベーションが下がる前提で環境を整える(コミュニティに入る)
モチベーションは下がる前提で勉強を開始しましょう。
どんな人でも勉強を開始した当初の気持ちをずっと維持することは難しいです。徐々に下がっていきます。
いつの間にか始めた時の気持ちを忘れて、プログラミング学習の優先順位が下がっていきます。
途中でモチベーションが下がる前提で、プログラミングの学習を始めましょう。
モチベーションが高い時に、現役エンジニアに質問できる環境や、エンジニアの横のつながりが作れるコミュニティに入り、途中でやめられないような環境を整備しておきましょう。
独学で学習することも非常に尊いことですが、それにこだわりすぎて最終目的を達成できないことの方がもったいないです。
独学は手段であり目的ではありません。最終目的に効果的な手段を選ぶことをおすすめします。
RUNTEQがプログラミングの挫折率を抑える取り組み
私たちが運営しているプログラミングスクールRUNTEQでは、Webエンジニアを目指している方向けにカリキュラムや転職サポートをしています。
プログラミング初学者の方が学習を挫折しないために以下の取り組みをしています。
現役エンジニアに頼れる環境
RUNTEQでは現役エンジニアに頼れる環境を整えています。
- 環境構築完全サポート
- 現役エンジニアに無制限で質問できる環境
- カリキュラム以外のことでも相談できる技術面談
- 転職活動で必要なポートフォリオの技術サポート
エラーを自己解決することは大事なことですが、解決方法や検索の仕方は徐々に慣れていくものです。
RUNTEQでは現役エンジニアのアドバイスをもらいながら、その方法を身に付けていくことができます。
未経験からエンジニア転職に過不足のないカリキュラム
RUNTEQはWeb系開発会社が運営しております。
開発会社のノウハウだけでなく、エンジニアの採用の市場に合わせた力を過不足なく身につけることができます。
- 手を動かしながら現場で必要なスキルを学ぶ基礎編カリキュラム
- コードを読んでバグ修正を行う現場の仕事に近い応用編カリキュラム
- 現役エンジニアによるオリジナルアプリ制作サポート
未経験からエンジニア転職をする場合、最初に振られるタスクは1から全てのコードを書くものより、既存のコードを読んで修正できる「コードリーディング」が多いです。
現場で実際にエンジニアとして働くことを考えたカリキュラムになっています。
オンラインでモチベーションを保てる環境
- バディ制度で一緒に学習する
- 受講生同志が横のつながりを作れる
- カリキュラム以外のことでも相談できる技術面談
- 開発会社のエンジニアによる不定期イベント
学習サポーターが一人一人徹底サポート

プログラミングは長丁場です。途中でほぼ間違いなく中だるみが発生し、モチベーションも下がります。
そこでRUNTEQでは一人一人に学習サポーターがついて学習管理をしています。途中で見失いがちな目標や学習計画をその都度確認できるので、受講生は学習のみに集中できます。
わきあいあいとしたコミュニティイベント
RUNTEQでは受講生同士の交流が測れるようにイベントを開催しています。
開発会社が運営している強みを生かして、現役エンジニアが開催するイベントが目白押しです。学習の役に立つだけでなく、プログラミングそのものを楽しめるようなイベントを企画しています。
4.一人一人の希望の進路に合わせた入学前のキャリア相談会
入学時点で必ず一人一人の希望をお聞きして、無料のキャリア相談会をしております。その人に合わせたプランをお伝えしております。
- ポートフォリオのアイディアはどう出すのか?
- 自分の経歴で転職が本当にできるのか?
- 働きながらでもエンジニア転職できるのか?
など様々なエンジニア転職に関する相談にも乗っています。ぜひお気軽に無料キャリア相談会で相談してみてください。
まとめ:独学でプログラミングで挫折する対策は「環境」
ここまでで、プログラミングの独学で挫折が多い理由とその対処法についてご理解いただけたと思います。
モチベーションはすぐに下がりますし、人間は諦めるための理由を大量生産する生き物です。そもそも学習を辞めてしまったり、モチベーションが下がる前提で環境を作っていきましょう。
- 環境構築ができなかった
- 目的意識が少なかった
- エラーやつまずいた時に質問できる環境がなかった
- どこまで勉強したらいいかわからない
- 簡単にエンジニアになれると思いすぎている
- 作りたいもののイメージがない
- 1度で理解できないのは当たり前だと心得る
- 現役エンジニアに頼れる環境を整える
- 作りたいものを考える
- モチベーションが下がる前提で環境を整える
私たちは開発会社が現場で採用レベルの実力をつけるプログラミングスクールRUNTEQを運営しています。
未経験からWebエンジニアとして本物の力をつけたい方はぜひRUNTEQへお越しください!
未経験からWeb系エンジニアへ転職するためのロードマップを作成しました。ぜひ以下の記事をご覧ください。