人材会社の法人営業からWebエンジニアへの転職を果たした天羽さんにインタビューをさせていただきました。
エンジニアを目指したきっかけや、働きながらのRUNTEQでの学び、内定までの道のりなどをお話いただきました。
【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.58】※RUNTEQ学習期間は2021年12月-2022年8月
Webエンジニアを目指したきっかけ
「家庭の事情でフルリモートOKな会社に転職したい」
転勤族の旦那さんを持つ女性の中には、そう考える人も多いのではないでしょうか?RUNTEQ卒業生、天羽さんもそんな想いを抱える1人でした。
天羽さんは新卒で人材会社に入社。4年ほど法人営業に携わっていました。入社直後から飛び込み営業を課され、“お客さんは常に自分でとる”みたいな環境だったそう。やるべき仕事も多く、気づけば1日が終わっているような毎日でした。
主に中途採用に携わっていましたが、その中でも、エンジニア募集の案件が本当に多くて。なぜこんなに需要があるの?と気になっていました。やがて私の未来を描く中で、エンジニアを目指すのもアリなのではと考えるようになったんです
営業職からエンジニアへと異業種への挑戦。不安はなかったのでしょうか?
もちろん不安はありました。ですがエンジニアの需要の高さを仕事で目の当たりにしたので前向きに踏み切れました。
20代後半と年齢的にも異業種への転職がタイムリミットと感じていたのもあります
天羽さんがエンジニアを志した理由の一つがフルリモートOKなケースが多いこと。お仕事をする中でフルリモートを許容するWEB企業を多数見ていたそうです。
天羽さんのご主人はいわゆる転勤族。現在は福岡在住ですが、いつどこに引っ越すかわかりません。転職で面接する度に「家庭の事情で、長く働けないかもしれません…」と伝えるのに抵抗があったといいます。
独学に限界を感じ、RUNTEQへ入学
激務の人材会社では仕事と勉強の両立は不可能と判断し、オンオフを分けられる営業事務の会社に転職。まずは独学でProgateにトライしました。
独学でもいけると考えていたのですが、いざ始めてみたら壁だらけでした。ネットの情報は多すぎてググっても取捨選択できなくて。現役のエンジニアに正しい実装方法を教えてもらいたいと感じ、スクール入学を決意しました
数あるスクールの中でも、なぜRUNTEQを選んだのでしょうか?
人材会社での仕事で、エンジニア転職では未経験でもオリジナルのWebアプリが必須であることを知っていて。色々探す中、最もWebアプリ開発に力を入れているのがRUNTEQだったのです
コミュニティの存在に救われた
いよいよ受講スタート。カリキュラムの充実ぶりはもちろん、キャリアトレーナーや講師、受講生と気軽に関われるコミュニティの存在も印象的だったと天羽さんはいいます。
困ったことがあってもDiscordに入ればすぐアドバイスをもらえたのは有り難かったです。手を差し伸べてくれる神様なような方がたくさんいて、感謝しかありません
RUNTEQ卒業生の主催による“もくもく会@福岡”にも参加。他県からの参加者も多く、それまでTwitterでしかつながっていなかった受講生とも仲良くなれました。
お仕事をされながらの学習はどんなスケジュールだったのでしょうか?
平日は18時くらいに仕事が終わるので、20時から2時間ほど勉強していました。休日は1日中取り掛かることがあれば2時間ということも。日によってまちまちでしたが、“どんなに疲れていても絶対にPCを立ち上げる”と自分に課していました
もともと何事も予定をしっかり立てて取り組んでいたという天羽さん。RUNTEQに入学した時点で内定までのスケジュールを細かく設定したといいます。
内定をゴールに1日にどれくらい進めれば、予定通りに行くかを常に意識していました。オリジナルWebアプリ開発など詰まりそうな課題は余裕をもたせ、逆にインプット期間はかなりきっちり組み込んでいました。結婚式や引っ越しなどのイベント多く、切羽詰まっていましたが…
天羽さんのオリジナルWebアプリは花嫁さん向けのアプリ。結婚式に向けて、華奢に見える姿勢を練習するというコンテンツです。
私自身が猫背で写真写りが悪く、自分のためにという思いで作りました。無意識で撮った写真と、正しい姿勢のポイントを押さえて撮った写真を比べ、どれだけ肩幅が華奢になったかを採点するというものです
姿勢推定のJS機能を導入しましたが、実装中には見たことがないエラーが数多く出てしまったとのこと。Discord(RUNTEQのコミュニティツール)では数えられないほど助けられたのだとか。
RUNTEQではDiscordというツールでオンラインでも受講生と講師、受講生同士がコミュニケーションを取れる仕組みがあります。
夜な夜な受講生同士がプログラミングについて教え合うこともよくあります。
Webアプリで一番時間を費やしたのはサービス企画。およそ1ヶ月くらいかかりました。
アイデアに納得いかずキャリアトレーナーに何度も相談しました。『こんな視点で考えてみたら?』とアドバイスをもらい、最終的に決めたという感じです
2社から内定を獲得!
就職活動では「受託案件として色々な業界に関われること」「開発経験を積み重ねられること」「フルリモートで働けること」の3つを軸に見ていたといいます。
実際に受けた企業はたったの2社。なぜここまで絞ったのでしょうか。
就活を始めたタイミングで仕事の引き継ぎが始まっていて、忙しくて有給が取れなかったんです。平日は19時以降しか面接できない状態でした。キャリアトレーナーに伝えたところ、志望度高めの企業から受けた方がいいとアドバイスもらえ、2社に絞りました
受けた2社のどちらからも内定を獲得。就職先は自社開発と受託開発を二軸とし、ゲームや業務系システムの開発を手がける企業です。
受託開発をしているものの“作って終わり”ではなく、マーケティングなどサービス開発を視野に入れているところが決め手となりました。フルリモートOKですが、コロナが理由でなく、未来のあるべき働き方として捉えているスタンスに共感したのもあります
就活ではRUNTEQの面接対策で「よく聞かれる質問」を事前に知れていたのが有益だったと話す天羽さん。模擬面接を録画して見返し、スラスラ話せるまで何度も練習を重ねたそう。さらに前職の経験も面接に生かされたといいます。
未経験者を募集する企業は、技術力ではなく、定着率を重視することがほとんどでした。そこをアピールできる回答を準備していたのが功を奏したのかもしれません
転職して大正解だった
業務がスタートした今、どのような手応えを感じているのでしょうか?
チーム開発など慣れないことが多く、就業直後は緊張の連続でした。不明な点は基本的にテキストで質問するのですが、スムーズにコミュニケーションを取れています。
カリキュラムの質問フォームや※Mattermostでのコミュニケーションの経験が生かされていますね。
※Mattermost(マターモスト)は、RUNTEQオリジナルのコミュニケーションアプリでslackのようなテキストコミュニケーションツールです。
研修ではPHPに慣れるためにLaravelを体験。その後、既存案件のフロント周りの改修を担当し、現在は追加機能の実装などバックエンド全般を携わっているそうです。
基本的に自分の担当業務をもくもくとこなしている感じです。営業は向いていなかったわけではないけれど、今となってはエンジニアの方がしっくりしますね。ストレスも皆無で、間違いなく転職して良かったなと思います
諦めないだけでも勝ち!
最後に、これからRUNTEQでエンジニアを目指す方へのメッセージを伺いました。
プログラミングの勉強は必ずどこかで心が折れるタイミングがあると思います。
ですが勉強を続けるだけでもライバルは減っているはず。諦めないだけでも勝ちだと思って、まずは挑戦みてほしいなと思います。
またWebアプリ開発までにDiscordを積極的に活用し、友人を作っておくのがおすすめ。カリキュラムは一人でも何とかなりますが、Webアプリ開発で孤独だとかなり辛いので…。だまされたと思って参加していただきたいです
現在は、経験値を増やすことに注力しているという天羽さん。ゆくゆくは要件定義の打ち合わせへ参加したりと、ゼネラリストなエンジニアを目指したいとのこと。
今後のご活躍を、心より応援します!
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