こんな疑問や不安を抱えていませんか?
エンジニア転職を目指す上で、資格の取得を考える方は多いですよね。
数あるIT資格の中でも、特に名前を聞く機会が多いのが「基本情報技術者試験」。
でも、「難易度が高そう」「勉強範囲が広すぎる」「本当に実務で役立つの?」といった声も聞こえてきます。
この記事では、“現場で通用するエンジニア”を育成するプログラミングスクールRUNTEQが、そんな基本情報技術者試験について、エンジニア目線で徹底解説!
なぜ未経験エンジニアにおすすめなのか、どんな内容が出題されるのか、そして挫折せずに効率よく合格を目指せるRUNTEQ流の学習ステップまで、具体的にお伝えします。
「資格を取って転職を有利に進めたい!」「エンジニアとしての基礎をしっかり固めたい!」
そんなあなたは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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本日のテーマ「エンジニア転職で有利になる資格?! 基本情報技術者試験」


(ひさじゅ)


(ひさじゅ)
資格を持っているだけで即内定!とまではいきませんが、エンジニアに必要な知識の土台を作る上で、非常に効果的な資格です。
学習内容が実践に近く、エンジニアとしての基礎体力を養うことができます。
じゃあ、よく聞く「ITパスポート」はどうなの?と思いますよね。


(ひさじゅ)


(ひさじゅ)
(参考記事:Webエンジニアに必要なおすすめの資格5選&不要な資格5選【未経験者必見】)
というわけで、Webエンジニアを目指すなら、断然、基本情報技術者試験がおすすめです!
今回は、この基本情報技術者試験について、
- どんな試験なのか?
- どんな問題が出るのか?
- どうやって勉強すれば仕事に役立つのか?
といった点を、プログラミング学習と結びつけながら、効率的な学習順序も含めてお話ししていきます!
これからエンジニアを目指す方はもちろん、既にエンジニアとして歩み始めた方にも役立つ内容ですよ!
- エンジニア転職で有利になる資格として「基本情報技術者試験」は非常におすすめ。
- エンジニアとしての基礎力を固めるのに最適で、実践的な内容が多い。
- ITパスポートは、Webエンジニアの実務とは少しズレがあり、あまり役立たない可能性が高い。
- エンジニアを目指すなら、基本情報技術者試験一択!
基本情報技術者試験とは何なのか?
まず、「基本情報技術者試験」がどんな試験なのか、概要から見ていきましょう。
これは、IPA(情報処理推進機構)という独立行政法人が主催する国家資格です。
IT業界では昔から「エンジニアの登竜門」的な位置づけで、多くのエンジニアが最初に目指す資格として知られています。
この試験の目的は、「エンジニアとしての基礎知識・技能を持っていること」を証明すること。
具体的には、以下のような幅広い分野の知識が問われます。

これらの知識を体系的に学び、実践で活かせるかどうかが評価される試験なんです。


(ひさじゅ)
一見、「エンジニアにここまで必要?」と思うかもしれませんが、現代のエンジニアが知っておくべき知識として、これらの分野も重要視されているんですね。
この基本情報技術者試験をベースに、さらに専門性を高めたい人は、応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストといった上位資格を目指していく、というキャリアパスが一般的です。
- 基本情報技術者試験は、IPAが主催する国家資格。
- IT業界における「エンジニアの登竜門」とされている。
- プログラミングから経営戦略まで、幅広いIT基礎知識・技能の証明を目的とする。
- 実践で活かせるレベルの理解度が評価される。
試験の構成と出題形式
では、具体的にどんな形式で試験が行われるのでしょうか?

(ひさじゅ)
エンジニアは朝が苦手な人が多くて、試験会場にたどり着けない人も結構いたんですよ…。」

しかし、現在は制度が変わり、「科目A」と「科目B」の2科目構成になっています。

大きな変更点として、CBT(Computer Based Testing)方式が導入されたことが挙げられます。
これにより、自分の都合の良い日時を選んで、全国のテストセンターでコンピューターを使って受験できるようになりました。
昔のように年2回(春・秋)のマークシート試験ではなく、通年受験可能になったので、格段に受けやすくなりましたね!
合格基準は、科目A・科目Bともに1000点満点中600点以上(正答率60%以上)です。
- 試験は「科目A」と「科目B」の2部構成。
- 科目Aは幅広いIT知識(テクノロジー、マネジメント、ストラテジー)、科目Bはプログラミングやセキュリティに重点。
- CBT方式導入により、通年で都合の良い日時に受験可能になった。
- 合格基準は各科目60%以上の正答率。
科目の内容
次に、科目Aと科目Bで具体的にどんな内容が出題されるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
科目Aの内容
科目Aは、ITに関する幅広い知識が問われる分野です。暗記が必要な要素も多いですが、エンジニアの基礎となる重要な知識ばかりです。
大きく分けて、以下の3つの系統から出題されます。
大分類 | 中分類 | |
テクノロジ系 | 1. 基礎理論 | ・基礎理論 ・アルゴリズムとプログラミング |
2. コンピュータシステム | ・コンピュータ構成要素 ・システム構成要素 ・ソフトウェア ・ハードウェア |
|
3. 技術要素 | ・ユーザーインターフェース ・情報メディア ・データベース ・ネットワーク ・セキュリティ |
|
マネジメント系 | 4. 開発技術 | ・システム開発技術 ・ソフトウェア開発管理技術 |
5. プロジェクトマネジメント | ・プロジェクトマネジメント | |
ストラテジ系 | 6. サービスマネジメント | ・サービスマネジメント ・システム監査 |
7. システム戦略 | ・システム戦略 ・システム企画 |
|
8. 経営戦略 | ・経営戦略マネジメント ・技術戦略マネジメント ・ビジネスインダストリ |
|
9. 企業と法務 | ・企業活動 ・法務 |


(ひさじゅ)
このように、科目Aでは非常に広範な知識が問われます。すべてを完璧に覚えるのは大変ですが、エンジニアとしての土台を築く上で重要な要素ばかりです。
- 科目Aは「テクノロジー系」「マネジメント系」「ストラテジー系」の3分野から出題。
- コンピュータの仕組みから開発手法、プロジェクト管理、法律まで、非常に幅広い知識が問われる。
- 暗記も必要だが、エンジニアとしての基礎固めに不可欠な内容が多い。
科目B
一方、科目Bは、より実践的なプログラミング能力と思考力、そして情報セキュリティに関する知識が問われる分野です。
特徴的なのは、特定のプログラミング言語(JavaやPythonなど)ではなく、「擬似言語」を使ってアルゴリズムやプログラムの読解・作成能力が試される点です。


(ひさじゅ)
具体的な出題内容は以下の通りです。
1. アルゴリズムとプログラミング | ・プログラムの基本要素 ・データ構造とアルゴリズム ・プログラミング ・その他 |
2. 情報セキュリティ | ・情報セキュリティ全般 |
科目Bは、長文の問題を読んでプログラムの動作を理解したり、適切なアルゴリズムを選択したりする問題が中心です。
実際にコードを書いているエンジニアや、プログラミング学習を進めている方にとっては、科目Aよりも取り組みやすく、面白いと感じるかもしれません。


(ひさじゅ)
ただし、アルゴリズムやデータ構造の基礎知識は必須ですし、情報セキュリティの知識も重要です。
(参考記事:プログラミングにおけるロジックの考え方を鍛える方法を解説)
- 科目Bは「アルゴリズムとプログラミング」「情報セキュリティ」が中心。
- 特定言語ではなく「擬似言語」で、プログラミングの論理的思考力が問われる。
- データ構造やアルゴリズム、セキュリティの基礎知識が重要。
- 現役エンジニアや学習者にとっては、科目Aより取り組みやすい可能性がある。
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実務へのつなぎ方
さて、これだけ広範囲な内容を学ぶ基本情報技術者試験ですが、「本当に仕事に役立つの?」「どうせなら楽しく勉強したい!」と思いますよね。
その通り!せっかく勉強するなら、実際の仕事やプログラミング学習に結びつけながら、楽しく、そして効率的に進めたいものです。
そこで、RUNTEQがおすすめする「実務につながる3ステップ学習法」をご紹介します!
これは、特にプログラミング学習中の方や、これからエンジニアを目指す方が、モチベーションを保ちながら効果的に学べる順番です。
1stステップ:【最重要】プログラミングと直結!面白さがわかるゾーン
ここを学ぶことで、「あ、なるほど!だからこうなってるのか!」と、普段の学習や業務の理解が深まり、一番面白さを感じられるはずです!
今やっているプログラミング学習や、これから目指すエンジニアの仕事に最も直結する分野です。
具体的には、以下の分野です。


特に、アルゴリズムとデータ構造、コンピュータの基礎(OSやハードウェア)、そしてWeb開発の根幹であるデータベース、ネットワーク、セキュリティは、エンジニアとして働く上で必須の知識です。
(参考記事:Webエンジニアがインフラを学ぶべき理由と最低限の知識まとめ)
また、開発手法や管理技術を学ぶことで、「現場ではこんな風に開発が進むんだな」とイメージが湧き、学習意欲も高まります。


(ひさじゅ)
- まず、プログラミング学習や実務に直結する分野から学ぶ。
- 科目Bの「アルゴリズムとプログラミング」が中心。
- 科目Aでは、アルゴリズム、コンピュータ基礎、DB/NW/セキュリティ、開発技術・管理技術を優先。
- 「なぜそうなるのか」を理解することで、学習が楽しくなり、実力もつく。
- 就職活動にも、入社後の業務にも役立つ最重要ゾーン。
2ndステップ:【応用】知っておくと役立つ!視野が広がるゾーン
ファーストステップの内容がある程度理解できたら、次はこのゾーンに進みましょう。
直接プログラミングをするわけではないけれど、エンジニアとして仕事をする上で知っておくと役立つ知識や、ファーストステップの理解を深めるのに役立つ分野です。
仕事をしていると、「あ、これ基本情報でやったやつだ!」と思い出す場面も出てくるかもしれません。興味関心が広い人にとっては、読み物としても面白い分野です。
具体的には、以下の分野です。
特に情報セキュリティは、開発者として非常に重要です。
「自分には関係ない」「難しいから後回し」と思いがちですが、安全なサービスを作るためには必須の知識です。


(ひさじゅ)
このセカンドステップも、ファーストステップと同様に、単なる暗記ではなく、内容を理解することを意識してください。
自分の仕事や学習と関連付けながら学ぶと、面白みが増し、知識も定着しやすくなります。
- 次に、直接的ではないが仕事で役立つ知識、視野が広がる分野を学ぶ。
- 科目Aの「基礎理論」「プロジェクトマネジメント」、科目Bの「情報セキュリティ」が該当。
- 特に情報セキュリティは、後回しにしがちだが開発者として必須の知識。
- ここも暗記ではなく、内容を理解し、自分の経験と結びつけて学ぶことが重要。
3rdステップ:【割り切り】試験合格のための暗記ゾーン
さあ、最後のステップです。

(ひさじゅ)


(ひさじゅ)
具体的には、以下の分野です。


仕事で使う機会が少なかったり、かなり上流の工程に関わる内容だったりするため、特に現場のエンジニアにとっては、すぐに役立つ知識とは言い難いかもしれません。
重要なのは、ファーストステップとセカンドステップの内容をしっかり理解することです。
ここがエンジニアとしてのあなたの血肉となります。
- ファースト/セカンドステップ以外の分野は、試験合格のための「暗記ゾーン」と割り切る。
- サービスマネジメント、システム監査、戦略系、法務の一部などが該当。
- 現場エンジニアがすぐに使う機会は少ないため、過去問演習中心の暗記でOK。
- 最も重要なのは、ファースト/セカンドステップの内容を深く理解すること。
これからエンジニアを目指す人は、いつ受ければいい?
さて、ここまで基本情報技術者試験について、その概要からRUNTEQ流の効率的な学習ステップまで解説してきました。

ちなみに、今プログラミングを学習中の人で、これからエンジニアを目指すと人はどのタイミングがおすすめですか?」

(ひさじゅ)
目安としては、プログラミング学習を始めて半年くらいの基礎ができたタイミングで、ファーストステップ、セカンドステップの内容を中心に学習を始めると、スムーズに理解が進み、資格の勉強とスキルアップを両立しやすいと思います。」


(ひさじゅ)

重要なのは、ファーストステップとセカンドステップの内容をしっかり理解することです。
ここがエンジニアとしてのあなたの血肉となります。
そして今、この基本情報技術者試験の重要性が、実は以前にも増して高まっていると感じています。

(ひさじゅ)
結果として、エンジニア全体の基礎力が低下している傾向が見られます。」
資格取得がゴールではなく、あくまでエンジニアとしてのスキルを身につけるための手段として捉えることが大切です。
今年は「基本情報技術者試験」がアツい!
ぜひ、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?
編集後記
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
エンジニア転職を目指す中で、「資格は必要?」「どの資格を取ればいい?」と悩むのは自然なことです。
特に基本情報技術者試験は、その知名度と内容の広さから、「取るべきか、取らざるべきか…」と迷うポイントになりやすいですよね。
無料カウンセリングでは、あなたの学習状況や目標を伺いながら、基本情報技術者試験への取り組み方も含め、最適な学習ロードマップを一緒に描きます。
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