プログラミング学習アプリおすすめ12選！無料アプリも紹介【大人向け】

アプリを使ってプログラミングの学習をしようと思っても、プログラミング関連のアプリはたくさんあるので、どれを選んでいいかわからないという方も多いでしょう。

そこでこの記事では、プログラミング学習に最適な大人向けおすすめアプリを12個厳選して紹介していきます。
併せて、アプリで学習するメリットやデメリット、アプリを選ぶ際の注意点についても解説していきますので、是非参考にしてください。

大人向けのプログラミング学習アプリ12選【無料もあり】

大人向けのプログラミング学習アプリを12個厳選しました。
それぞれの特徴を紹介していますので、興味を持ったアプリは是非インストールしてみてはいかがでしょうか。

※評価や料金などは、すべてスマートフォンのデータとなります。（タブレットは除外）
※すべて2023年11月時点でのデータです

Progate

	App Store	Google Play
評価の数	1109	945
評価	3.9/5	4.0/5
料金	■無料プラン ■プラスプラン（月額1,490円～）
学べる言語やスキル	■HTML＆CSS ■JavaScript ■Ruby ■Python ■Java ■Go ■SQL ■PHP

Progate（プロゲート）は、プログラミング初心者に特化した学習アプリです。
小学生でも理解できる作りになっているため、完全な初心者でもまったく問題ありません。

学習形式としては、直感的にわかりやすいイラスト中心のスライドを用いながら、ゲーム感覚で進めることができます。

無料でも利用できますが、無料で学べる範囲はごく基本的な内容となりますので、少し踏み込んだところまで学習したいという場合は有料登録した方がよいでしょう。
有料の場合は月額1,490円となりますが、6ヶ月プランや12ヶ月プランといった長期契約を選択すると、月当たりの金額を落とすことが可能です。

Webサービスとしても多くの人が利用しているプログラミング学習アプリなので、信頼度は非常に高いと言えるでしょう。
高度なスキルを身に付けるまでにはいきませんが、基礎作りには最適なアプリです。

本格プログラミング学習 – エンジニア大学 –

	App Store	Google Play
評価の数	232	対応なし
評価	4.5/5	対応なし
料金	無料 ※アプリ内課金あり
学べる言語やスキル	■HTML＆CSS ■JavaScript ■PHP ■Python

「本格プログラミング学習 – エンジニア大学 -」は、AIサポート付きで、誰でもゲーム感覚で楽しくプログラミングを学ぶことができるアプリです。
Androidには対応しておらず、iPhoneのみで利用できるアプリとなっています。

エンジニア大学の主な特徴としては、以下の通りです。

また、アプリ利用者からの質問に対して、現役エンジニアがコラム形式で答えるというコンテンツを閲覧することもできます。

 

Pythonプログラミング入門

	App Store	Google Play
評価の数	6197	303
評価	4.7/5	4.5/5
料金	完全無料
学べる言語やスキル	■Python

Pythonプログラミング入門は、3択のクイズに答えていくだけでPythonに関する知識が身に付いていくというアプリです。
ほとんどのアプリにおいて存在する「アプリ内課金」もなく、すべて完全無料で利用できます。

3択クイズに答えていくだけで、プログラミングの基礎となる以下のような知識が身に付きます。

ただ、大変評価の高いアプリではありますが、難点は「Pythonしか学ぶことができない」という点です。
他の言語を習得したい場合は、別のアプリを探す必要があります。

Schoo

	App Store	Google Play
評価の数	1130	335
評価	4.0/5	4.1/5
料金	■無料プラン ■プレミアムプラン（月額980円）
学べる言語やスキル	■Python

Schoo（スクー）は、各分野の専門講師による生放送の授業を受けることができるアプリです。
無料プランでも、すべての生放送授業が受け放題となっています。

しかし、生放送授業は開始時間が決まっているため、誰もが希望の授業を受けられるわけではありません。

そこで便利なのが、プレミアムプランです。
有料であるプレミアムプランに加入すると、録画された過去の生放送授業のすべてを、いつでも視聴することができるようになります。

録画授業は8,000本以上となるため、あなたが求めている授業動画も数多く存在することでしょう。

Schoo（スクー）の評判・口コミを徹底調査！料金や使い方も解説生放送授業が魅力のオンライン学習サイト「Schoo（スクー）」の評判や口コミについて紹介しています。サービスを利用する際は、事前に評判を調べておくことが重要ですので、是非参考にしてください。なお、料金体系や使い方についても解説しています。...

Programming Hub

	App Store	Google Play
評価の数	206	189,000
評価	4.7/5	4.6/5
料金	無料 ※アプリ内課金あり
学べる言語やスキル	■HTML＆CSS ■JavaScript ■jQuery ■C言語 ■C++ ■C# ■Swift ■Python ■R言語 ■Java ■人工知能 ■SQL ■VB.net

Programming Hubは、Googleの専門家との共同研究によって開発されたプログラミング学習アプリです。

学べる言語数が多いのが特徴で、マークアップ言語であるHTML&CSSから、iOSアプリ開発に用いられるSwift、AI開発に多用されるPythonなど、自分の目的に合わせて幅広く学習する言語を選ぶことができます。

利用者からの評価も非常に高く、iOS版で「4.7」、Android版で「4.6」という高スコアを叩き出しています。

しかし、英語のみにしか対応していないというデメリットがあるため、英語が苦手な方には上手く活用できないかもしれません。

アルゴリズム図鑑

	App Store	Google Play
評価の数	403	8,299
評価	4.4/5	4.6/5
料金	無料 ※アプリ内課金あり
学べる言語やスキル	■プログラミングのアルゴリズム

アルゴリズム図鑑は、App Storeの「Best of 2016 今年のベスト」に選ばれたほど、わかりやすいアプリです。
Google Playの方でも100万以上のインストール数となっており、どちらのプラットフォームでも高く評価されています。

学べる内容としては、特定の言語について学習するわけではなく、プログラミング全般に通用する「アルゴリズム」に関して学ぶという形になります。

アルゴリズムと聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、アニメーションにて易しく解説してくれるので、初心者の方でも安心して利用できます。

 

Swift Playgrounds

	App Store	Google Play
評価の数	479	対応なし
評価	3.7/5	対応なし
料金	完全無料
学べる言語やスキル	■Swift

Swift Playgroundsは、Appleが生み出したiOSアプリ開発用の言語「Swift」を学習するためのアプリです。

iOSアプリの需要はいまだに高いままなので、iOSエンジニアを目指す人は大変多いです。
そんな人気の高いiOSアプリを開発するのに必要な言語であるSwiftを、完全無料で学べるアプリということで、大変人気があります。

なお、Swift Playgroundsの対象は「8歳から108歳まで」と非常に幅広いため、iPhoneで使えるアプリを開発してみたいという方は、是非一度使ってみてください。

 

codebelle

	App Store	Google Play
評価の数	230	対応なし
評価	4.1/5	対応なし
料金	完全無料
学べる言語やスキル	■Swift

codebelleは、ステップアップ式でプログラミング学習を進めていくアプリです。
iPhoneのみの対応となっていますが、アプリ内課金がなく、完全無料で利用できます。

特徴としては、チャット形式で学習を進めつつ、一つのレッスンが3分ほどで終了するという点です。
学習のために長時間を確保するのが難しいという方には最適なアプリと言えるでしょう。

ただし、前述の「Swift Playgrounds」と同様に、学べるのはSwiftのみなので、他の言語を学びたい場合は違うアプリを探してみましょう。

RubySketch

	App Store	Google Play
評価の数	109	対応なし
評価	4.8/5	対応なし
料金	無料 ※アプリ内課金あり
学べる言語やスキル	■Ruby

RubySketchは、プログラミング言語「Ruby」を使って手軽にグラフィックスプログラミングが楽しめるアプリで、フクオカRuby大賞2022にて優秀賞を受賞しています。

開発者の方は、3か月間会社を休職して、このアプリの開発に専念したとのことです。

主要な機能としては以下の通りです。

edX オンライン学習

	App Store	Google Play
評価の数	273	103,000
評価	4.6/5	4.5/5
料金	無料 ※アプリ内課金あり
学べる言語やスキル	■Python ■データサイエンス ■Java ■C++ ■人工知能 ■機械学習

edX オンライン学習では、世界トップクラスの大学やトレーニング機関で提供されているコースをアプリとして提供しています。

プログラミング学習アプリの中でも、かなり本格的に学べる形となっており、利用している方々からも「専門的に学習できる」「無料の質とは思えない」といった声が多いです。

ただ、海外アプリであるため、やや表記にわかりづらい部分もあるかもしれません。

Java Compiler IDE

	App Store	Google Play
評価の数	289	対応なし
評価	4.1/5	対応なし
料金	無料 ※アプリ内課金あり
学べる言語やスキル	■Java

Java Compiler IDEは、Javaを書くための環境を提供してくれるアプリです。

主要な機能としては以下の通りです。

学習というよりは、ある程度Javaについての理解が深まってきた際に利用すると便利なアプリと言えるでしょう。

ITパスポート全問解説

	App Store	Google Play
評価の数	14,000	530
評価	4.7/5	4.6/5
料金	無料 ※広告を消したい場合は有料
学べる言語やスキル	■ITパスポートを取得するための知識

ITパスポート全問解説は、その名の通り、ITパスポートという国家資格を取得することに特化したアプリとなっています。
ITパスポートとは、ITに関する基礎知識があることを証明できる資格です。

こちらのアプリでは、分野別ドリルと年度別過去問、全2,422問題が収録されていて、全問について解説も付いています。

ただし、ITパスポートはあくまでITの基礎に関する資格なので、エンジニア転職の際に評価されることはほとんどありません。
エンジニアを目指して資格を取得するのならば、基本情報技術者試験など他の資格を目指した方がよいでしょう。

プログラミング学習アプリを選ぶ時の注意点

プログラミング学習アプリは、ただ闇雲に選べばいいというわけではありません。
自分に適したアプリを手に入れるためにも、以下のような点に注意しながら選ぶようにしてください。

自分の端末で利用できるか

利用したいと思うアプリが見つかった場合は、まず最初に以下の点について確認してください。

せっかく自分に合いそうなアプリでも、そもそも自分の端末では使えない、ということがあるので、まずはこの点をしっかり確かめておくべきです。

難易度は適切か

プログラミング学習アプリにも、初心者向けや中級者向けなど、いろいろな種類があります。
まったくの初心者が、いきなり中級者向けのアプリで勉強をはじめても、何が何やらわからず、すぐに挫折してしまうでしょう。

こういったことにならないように、アプリの難易度については意識するようにしてください。

難易度については、多くの場合アプリの説明部分に記載されています。
プログラミング初心者の場合は、「初心者向け」「未経験の人でもわかりやすい」といった文言があるかどうか確認するとよいでしょう。

学びたい言語・スキルがあるか

アプリによって、学べる言語やスキルが異なります。
多くの言語を扱っているアプリもあれば、一つの言語に特化したアプリもあります。

せっかく良さそうなアプリでも、自分が学ぼうと思っている言語を扱っていなければ意味がありません。

何が学べるのかについては、難易度同様、アプリの説明欄に書かれていますので、こちらをよく読んで目的の言語やスキルが含まれているか確かめるようにしてください。

評価数の多さや評価はどうか

評価数が多ければ多いほど、それだけ多くの人がインストールしているということなので、人気アプリである可能性が上がります。
単に広告宣伝が上手いだけ、というパターンもあるので、評価数だけで決めることはできませんが、一つの指標としてはわかりやすいでしょう。

なお、まだリリースされたばかりのアプリの場合は、どんなに良いアプリであってもまだ評価数が少ないことがあるので要注意です。

また、評価についても重要です。
アプリは5段階で評価される形になっていますが、いくらインストール数や評価数が多くとも、評価が2～3といったアプリでは心配でしょう。

人によって合う・合わないがあるため、評価がすべてではありませんが、とはいえ「3.5」を超えているかどうかを一つの目安にするのがおすすめです。

利用者の評判や口コミはどうか

App StoreやGoogle Playでアプリの画面を開くと、アプリの評価や説明だけでなく、利用者たちの口コミも閲覧することができます。

アプリをインストールするかどうかについては、こちらの口コミを参考にするようにしましょう。

実際に利用している人たちのリアルな口コミは、大変貴重な情報です。
具体的にどういう部分が良く、どういう部分に不満があるのか、ということが詳しくわかりますので、できる限り目を通してみるとよいでしょう。

また、口コミをしっかり読み込むことで、そのアプリの評判だけでなく、効率的な利用方法を知ることができる場合もあります。

プログラミング学習アプリのメリット・デメリット

アプリを使ったプログラミング学習には、メリットもデメリットも存在します。
この項目では、プログラミング学習アプリを利用する主なメリット・デメリットについて解説していきます。

プログラミング学習アプリのメリット

プログラミング学習アプリを利用するメリットは、主に以下の2つです。

まず1つ目は、「無料で学習できる」という点です。
ほとんどのアプリは無料である程度まで利用できますし、場合によってはすべてのコンテンツが完全無料ということも珍しくありません。

お金をかけずにプログラミングの基礎を学べるというのは大きなメリットでしょう。

そして2つ目は、「隙間時間を使ってスマホで気軽に学べる」という点です。
プログラミングの学習というと、パソコンが必要となるイメージですが、アプリを使って基礎固めをする程度でしたらスマホだけでも充分です。

例えば、電車移動中や、待ち合わせや行列に並んでいる時の待ち時間といった隙間時間に、少しの時間でもいいのでこまめに勉強するクセをつけることで、徐々に力はついていくでしょう。

ただし、本格的な学習を始める際には、パソコンが必要となります。

プログラミング学習アプリのデメリット

アプリを使った学習の最大のデメリットは、「あくまで基礎しか学べない」という点です。

スマホ一つで学習できるという利便性の高さはあるものの、その分深いところまで学習することはできず、アプリだけでエンジニアの求人に応募できるレベルにまで成長することは厳しいと言わざるを得ません。

ある程度プログラミングのことを理解できればそれでいい、という場合はなんの問題もありませんが、エンジニアを目指して学習するのならば、アプリを終えた後に、次のステップへ進む必要があります。

プログラミングを本格的に学びたい場合

「アプリでのプログラミング学習は、基礎レベルまでしかスキルが身に付かない」ということは、ここまでで何度か説明させていただきました。

では、本格的にプログラミングを学び、エンジニア転職を目指す場合はどうすればいいのでしょうか？

王道なのが、「プログラミングスクールに通う」という方法です。

独学でもエンジニアを目指すことは可能なのですが、非常に時間がかかりますし、挫折率も大変高くなってしまいます。
独学の場合、約9割が挫折すると言われているので、時間を無駄にしないためにも、スクールで効率よく学び、挫折も避けつつエンジニアを目指すのがよいでしょう。

なお、Webエンジニアを目指す場合は、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ」がおすすめです。

受講料は550,000円（税込）ですが、教育訓練給付金の対象となっているため、給付条件に当てはまる方は、受講料のうち最大70%が給付されます。
つまり、実質165,000円（税込）で受講することができるため、大変お得です。

RUNTEQは、X（旧Twitter）上での評判も大変良いので、興味のある方は是非調べてみてください。

まとめ

以上、おすすめのプログラミング学習アプリや、アプリの選び方、アプリでの学習におけるメリット・デメリットについて解説してきました。

完全な初心者の場合、まずはプログラミングがどのようなものなのかを知るために、アプリで手軽に勉強を始めてみるというのは有効でしょう。
基本的に無料で始められますので、リスクもありません。

しかし、アプリでの学習はあくまで基礎レベルまでなので、エンジニアとして採用されるレベルを目指す場合は、アプリだけでは難しいことも覚えておいてください。

なお、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ（ランテック）」は、未経験からのエンジニア転職に強いスクールで、特にWebエンジニアの育成に力を入れています。
未経験から学習を始めた多くの卒業生が、Web系開発企業へのエンジニア転職を成功させています。

Webエンジニアの需要は今後も高まっていくと予想されていますので、興味をお持ちの方は、是非一度無料キャリア相談会へお越しください。