みなさんこんにちは、RUNTEQです!
1月31日(日) 株式会社デジタルビジネスシェアリング主催プログラミングスクール合同コンテスト「editch vol.2」が開催されました。
vol.2の参加校は、RUNTEQとDIVE INTO CODEの2校。
激戦の結果、RUNTEQ受講生の笠井さんが最優秀賞を受賞、田中さんがオーディエンス賞を受賞しました! なんとvol.1に続き、RUNTEQ生が2連覇を達成!
今回はそんな白熱したイベントの概要と一部始終をレポートいたします♪
そもそも「editch」とは?
「editch」とは、複数のプログラミングスクールによる、合同ポートフォリオコンテストです。 (公式サイトはこちら)
各スクールの卒業生が作成した成果物を発表し、4つの評価ポイントで審査が行われます。
審査員はエンジニア出身経営者やCTOの方々が担当し、総合的に優れた作品には各賞を選定、賞品を贈呈します!
vol.2となる今回は、RUNTEQから3名、DIVE INTO CODEから1名、計4名でのコンテストとなりました。
審査員の方々とスポンサー企業の皆様
今回のvol.2の開催にあたり、豪華な審査員の方々とスポンサー企業の皆様にご参加いただきました!
まずは審査員の方々のご紹介をさせていただきます(順不同)。
YassLab株式会社 代表取締役 安川 要平様
株式会社OneSmallStep 代表取締役CTO 西 武史様
株式会社テクトレ代表取締役 井上慎也様
株式会社Jidoca Technologies 代表取締役 兼城 駿一郎様
また、スポンサーとして以下の企業の皆様にご参加いただきました!(順不同)
株式会社RaiseTech様
株式会社マンハッタンコード様
株式会社システムフリージア様
株式会社FIND JOB!様
株式会社テックピット様
株式会社アクロスペーラ様
皆様、お忙しい中ご参加いただき本当にありがとうございました!
審査基準と賞
各スクールの卒業生らのポートフォリオは、 「実用性」「技術力」「アイデア」「プレゼン力」という4つのポイントで評価されました。
そして用意された賞は4つ!
審査員全員で審議して決定される「最優秀賞」、各スポンサー企業が選定する「スポンサー賞」、各審査員それぞれが選定する「審査員賞」、そして視聴者の投票によって決定する「オーディエンス賞」もあります。
また、賞品として最優秀賞にはHKKBのキーボードが、オーディエンス賞には外部モニターが用意されました。また審査員賞として、当該審査員と1on1を1時間できる権利が贈呈されます!
気になる結果はアーカイブからも確認できます……が、待ちきれない!というそこのあなた! ぜひこのまま本記事でご確認ください♪
<最優秀賞>笠井一輝さん「Right Guardians」
「最優秀賞」に見事輝いたのは、笠井一輝さんの「Right Guardians」!
「Right Guardians」は、オンラインゲーム「Destiny2」で一緒に遊べるユーザーと繋がれるサービスです。 (実際の発表の様子はこちら)
オンラインゲームのイベントをクリアしたいのに、一緒に遊ぶ人が見つからない……みなさんもこんな経験はありませんか?
「Destiny2」の大ファンである笠井さんも同じ悩みに直面。
一緒に遊べるユーザーを探せる場を提供することで、ユーザー離れを防げないかと考えたことから、この「Right Guardians」の着想を得ました。
一緒に遊ぶ人を見つけたいユーザーは、この「Right Guardians」にプロフィールページを作成し、募集内容を投稿します。
ユーザー同士はお互いにフォローやいいね、コメントでコミュニケーションを取ることが可能で、フレンドの募集からクランメンバーの募集まで幅広く活用することができます。
実にユーザー目線で丁寧に作り込まれたサービスですね!
そして、笠井さんのアプリの素晴らしい点は、すでに多くのユーザーがサービスを利用している点にあります!
リリース初日には約200名の登録者と、約1000名のアクセスがあったそうで、これには審査員も驚きの表情。
さらに、笠井さんの熱意と献身がゲーム運営側にも伝わり、ゲーム開発企業・PR会社・選抜ユーザーの三社間で、「Destiny2」をより盛り上げられることに!
今後もユーザーの声を元に、投稿に反応があった場合の通知機能や、リアルタイムでのユーザーマッチング機能などを実装したいそう。ますますサービスへの期待が高まりますね!
審査員と受賞者のコメント
仮説検証してからのサービス提供までの流れが素晴らしい。
実際にユーザーの声を大切にサービスを組み立てている点が評価できる。個人運用ではあるが、利用規約やプライバシーポリシーなどが記載されている点も好印象。
自分もIT業界を目指したきっかけがゲームだったので共感した。笠井さんにしか作れないサービスであると感じた。
また、笠井さんは最優秀賞に加えて、システムフリージア様・アクロスペーラ様から「スポンサー賞」を、兼城様から「審査員賞」を授与されました。本当におめでとうございます!
<オーディエンス賞>田中翔さん「VIMATE」
視聴者の投票で選ばれる「オーディエンス賞」を見事受賞したのは、田中翔さんの「VIMATE」!
「VIMATE」はマウスを使わない操作で有名なテキストエディタ、Vimをゲーム感覚で学べる学習サイトです。(実際の発表の様子はこちら)
「VIMATE」はクイズ形式でVimを学ぶことができます。
レベルは初級編・中級編・上級編に分かれていて、難易度が上がるにつれて実用的な問題も増えていきます。レベルによって背景が変わるところがこだわりだとか。
また、初心者向けに基本的なVimの操作を覚えられる迷路ゲームも用意!
診断の結果はクリアにかかった時間で変わります。
イメージキャラクターのVim太が動く様子も、大変かわいらしいですね♪
そんな「VIMATE」はリリース当初から、Vimのユーザー(通称Vimmer)の間で大きな話題となっていました。
なんとリリースして1週間は新規利用ユーザー数は2600名超え! Vim界隈からの関心の高さも伺えます。
今後は企業の新人研修でも使ってもらえるようなサービスになることを目指して、ユーザーの声を元に改善を進めていくそうです。
Vimmerの皆さんはもちろんのこと、初心者の方もぜひ一度挑戦してみては?
審査員と視聴者のコメント
「オーディエンス賞」を受賞した田中さんには、審査員からのコメントと合わせて、視聴者からのコメントも一部ご紹介します!
審査員からのコメント
初心者にもわかりやすいような動きがある点で、技術的にどのように工夫したのか気になった。自分もVimを使っているので、こういうサービスからユーザーが増えたら嬉しい。
自分もVimmerなのでサービスを楽しんだ。ゲーミフィケーションを取り入れて、新しい技術を学ぶという姿勢がそもそも素晴らしい。他の技術を学ぶコンテンツにも転用できると思う。今後Vimのユーザーを増やしていくために、どういった展開をしていくのか期待したい。
視聴者からのコメント
Vimには抵抗があったけど、より親しみやすさを感じられるように作られていていいなと思いました!
初心者が使ってみたくなるデザイン。ターゲットに的確。コンテンツが多くどれもしっかりしている。
とにかくプロダクトとしての完成度が高いと思います。近い将来、本当に企業研修で使われている気がします!
受賞者のコメント
0→1のVim学習といえば「VIMATE」と、ユーザ様に言っていただけるように今後も改善を続けていこうと思っています。
田中さんは「オーディエンス賞」とともに、マンハッタンコード様の「スポンサー賞」、 井上様の「審査員賞」も受賞しました! 本当におめでとうございます!
<スポンサー賞&審査員賞>おおうらさん「みんなの家計簿」
そして最後にご紹介するのは、おおうらさんの「みんなの家計簿」!
惜しくも最優秀賞とオーディエンス賞は逃しましたが、その丁寧な設計とデザインセンスで見事スポンサー賞と審査員賞に輝きました!(実際の発表の様子はこちら)
「みんなの家計簿」は家計や資産運用に興味がある人たちに、お金と向き合う場を提供する家計簿公開サービスです。
SNSで資産運用などを発信している方たちの共通の悩み。
それは自分のお金の遣い方に自信が持てないことや、やりくりが上手な人の家計簿を参考にしたいのに、情報を集約できる場がないことでした。
そこでおおうらさんは自分の家計簿を公開するとともに、他のユーザーが公開している家計簿が見放題のサービスを開発しました。それが「みんなの家計簿」!
この家計簿アプリの魅力は、作成した家計簿を画像付きでTwitterに共有できること。
そして、公開された家計簿と一緒にそのユーザーのプロフィールやTwitterアカウントも見れるところです。自分に近いユーザーの家計簿ならより参考になりますね!
さらに公開された家計簿は総資産額やいいね順にソートできます。
今まで使ったことのない技術にも挑戦したいという思いから、新しい技術も積極的に試して選定しました。
そしておおうらさんも、ユーザーの声を大事に開発を進めていました。
必要最低限の機能だけ実装した状態で一度リリース、ユーザーから頂いた幅広い意見を参考に、現在も機能の改善に取り組んでいます。
おおうらさんは、このアプリを通して、「本当にやりたいことを始めたい時に、お金の心配をしなくても挑戦できるような人が増えてほしい」と願っているそうです。
審査員と受賞者のコメント
現場でも使われる技術もきちんと取り入れていて素晴らしい。
運営側の視点とユーザーの視点、どちらの意見も取り入れてよりよいアプリにして行ってほしい。
原体験からのプロダクト作成までのストーリーが良かった。全体のつくりがしっかりしていて素晴らしい。ビジネス的なデータの運用も含め、今後の改善にも期待。
発表は緊張しましたが、凄く良い経験になりました。ありがとうございました!
「みんなの家計簿」は猫がトレンドマークの、親しみやすいデザインも大変好評でした! おおうらさん、「スポンサー賞」と「審査員賞」受賞、本当におめでとうございます!
RUNTEQで作りたいサービスをつくれるエンジニアになろう
editch vol.2のレポートは以上となります! いかがでしたでしょうか?
審査員もとても驚いていたぞ!!
特に注目していただきたいのは、どの参加者もユーザーファーストで開発を進めていたところです。
自分だけが使いたいサービスを作ったり、企業に受けの良いポートフォリオを作ったりするのではなく、実際のユーザーに使ってもらえるようなサービスを作ることが、エンジニアとして大事な視点だとお分かりいただけたのではないでしょうか。
そして何より、自分が楽しんで開発ができるサービスであること!
RUNTEQでは実践型のカリキュラムや現役エンジニアの講師を通じて、みなさんの「作りたい!」を全力でサポートいたします。
もちろん、ポートフォリオ案を一緒に育ててくれるのは運営や講師だけではありません。
受講生同士でお互いのポートフォリオ案にアドバイスすることがRUNTEQのコミュニティでは活発に行われています。
そんなRUNTEQであなたの個性を活かしたポートフォリオを作ってみませんか?
RUNTEQにご興味のある方は、ぜひお気軽にキャリア説明会へお越しください! お待ちしております♪ https://runteq.jp/