「hieroglitter」は「ヒエログリフで情報交換ができるファラオのためのSNSアプリ」です。制作に携わったファラオ(RUNTEQ卒業生)を特別ゲストにお招きして、働きながら行ったスピーディーな実装や、自作したアルファベットからヒエログリフに変換するgemが230件以上ダウンロードされたこと、Qiitaでの反響などについて詳しく伺いました。まずはデプロイして使ってもらうことが大事と語るファラオの真意について写真と共にお楽しみください。【卒業生ポートフォリオ紹介vol.8】
皆さまこんにちは、RUNTEQです。
今回も新たにポートフォリオが完成したと聞きつけ、私たちはさっそく現場へと駆け付けました。
今回ご紹介するのは、ファラオのためのSNS「hieroglitter」。
なんと制作に携わったというファラオが特別に取材に応じてくださいました。
本記事では特別ゲストとしてファラオをお招きし、制作の裏話を伺っていきたいと思います。
ファラオ、どうぞよろしくお願いいたします。
ファラオ御用達ヒエログリフのSNS
さっそくではありますが、「hieroglitter(サービスへ GitHubのリポジトリへ)」とはどのようなサービスなのでしょうか?
ファラオのためのSNS……なるほど。
実際に「hieroglitter」を開いてみると、シンプルな画面の中に存在するヒエログリフが目に入ります。
ファラオの皆さまは「ファラオの方はこちら」をクリックすると、SNS画面をご覧頂けるようです。
残念ながら平民の私どもでは内容は分かりかねますが、ずらっと並ぶ投稿から何やらにぎわっている様子が伝わってきます。
ファラオの皆さまにとっては大変使いやすい仕様のようですね。
なぜこのようなファラオのためのSNSを作ろうと考えたのでしょうか?
各地にいるファラオが慣れ親しんだヒエログリフで情報交換できるサービスがあると良いなと思って作りました。
ちなみにどのような情報共有がなされているのか、お伺いしても?
ファラオであれば、そのような状況にいち早く対応しなければならないため、素早く情報共有ができる「hieroglitter」が重宝されています。
厳しい環境を生き抜かなければならないファラオにとって、「hieroglitter」は重要なツールになっているようですね。
ファラオの皆さまの中で、有益な情報をお持ちの方はぜひ投稿されてみてはいかがでしょうか?
(平民の方でも実はこっそり利用できます。日本語を打つとヒエログリフに変換されて投稿されるのです。これでファラオ気分に浸れますね。)
働きながら4日で開発
興味深いお話が聞けたところで、次は実装のお話も伺っていきたいと思います。
こちらの「hieroglitter」は、どれくらいの期間で制作されましたか?
実はこの「hieroglitter」はweb1weekという1週間でアプリを作るというイベントに合わせて作ったサービスなんです。
たった4日という短い期間でデプロイされるとは、流石ファラオです。
詳しいスケジュールを伺うと、月曜日に企画を考え、火曜日に投稿ページの作成、木曜日にログインページを作成、金曜日の夜に先輩ファラオに相談しながら仕上げに取り掛かり、完成させたとのことです。
ファラオとして働きながら開発されたという情報も入ってきておりますが……
それだけの情熱がファラオを突き動かした、ということなのでしょうか。
実装をされる中で苦労されたところはありますか?
そんなに難しい技術は使っておらず、日本語をローマ字に変換するgemとローマ字をヒエログリフに変換するgemを合わせることで作成しました。
先ほどgemも自作されたと仰っていましたね。
gemで全部をヒエログリフにするのは難しいのですが、アルファベットをヒエログリフにするのなら出来そうだと考え、さっと2時間ぐらいで作りました。
1週間でアプリを作るという制限の中で、ご自身に出来る範囲を考え取り組まれたということなんですね。聡明なファラオだからこそ、この判断が出来たのでしょう。
自作gemのダウンロードが230件超え
「hieroglitter」はスピーディーな開発で完成したことが分かりました。
リリースされた後の反響についてもぜひ教えて頂けますか?
開発過程を記したQiitaは、現時点で180LGTM程度いただいています。
Qiita記事はヒエログリフではなく日本語で書かれていますので、平民の皆さまもお楽しみ頂けるようです。ぜひ合わせてご覧ください。
【個人開発】ファラオが情報共有し現代社会を生き抜くアプリ作りました
ユーザーからは具体的にはどのような反応がありましたか?
Discordで4~5時間「hieroglitter」をヒエログリフを解読して遊ぶツールとして利用してくれました。想定した使われ方ではありませんでしたが、使ってくれて素直に嬉しかったですね。
またファラオは、全く知らない方も使ってくださったり、Twitterのフォローや、引用リツイート等でコメントをくださったりしたことを、嬉しそうに話してくださいました。
前にweb1weekで作ったサービスは企画外の方にはあまり使ってもらえなかったんです。自分的には満足はしていましたが、今回は何百人もの方が使ってくださって、やっぱり嬉しい気持ちはありますね。
そのような大きな反響を得られた要因はずばり何だったと思いますか?
ファラオの人望と、企画の目新しさ・面白さがなせる業だったのですね。
自作されたgemにも反響があったそうですが……
新たなるファラオのアプリの登場が待ち遠しいですね。
とのこと。まだ見ぬ未経験ファラオの皆さま挑戦お待ちしております。
最短でデプロイ それが成功の秘訣
ここまで、企画・実装・運用という流れでお話を伺ってきました。
全体を通して一番学びになったことは何でしたか?
デプロイを早めた方がいい理由とは何でしょうか?
ファラオ自身が過去に制作していたサービスでも、作っている途中でAPIなどの規約が変更になり未完成に終わってしまうことがあるそう。
そのご経験から、出来る限り最低限の機能でデプロイして使ってもらうことが大事だと教えてくださいました。
最後にひとつお聞かせください。
ファラオにとって、アプリをつくる魅力とは?
やっぱり今後もいわゆるクソアプリを作りたいとお考えですか?
そう言っておもむろにポーズを取ってくださったファラオ。
残念ながら平民の私どもにはポーズの意図はよく分かりませんでしたが、今後のご活躍にも期待が高まりました。
偉大なるファラオ、お忙しい中取材に応じて頂きありがとうございました。
編集後記
今回は特別ゲストとしてファラオをお出迎えし、「hieroglitter」の制作秘話を伺いました。皆さまいかがでしたでしょうか?
企画からデプロイまでたった4日というスピード感で作成されたポートフォリオに、皆さまも驚かれたと思います。
まさにWebエンジニア開発でよく聞く「とりあえず動くからリリースしようぜ!」を体現したポートフォリオでしたね。
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