卒業生インタビュー

営業職の安定を捨て未経験からエンジニア転職 熱中できたプログラミングを仕事に

日々を淡々と過ごす営業マンから夢中になれたプログラミングを仕事にするため未経験からWeb系自社開発のエンジニアへ転職成功した、かまてぃさんぽさん。RUNTEQ(ランテック)で友人と技術力を磨き、キャリアトレーナーと面談・自己分析・模擬面接を通し就活の軸を明確にして望んだおかげで内定に繋がったと語ります。20代ながら「熱中できる仕事を見つけたい」と挑戦した彼だからこそ伝えられる将来のキャリアに悩んでいる方向けのアドバイスも必見です。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.47】※RUNTEQ学習期間は20年12月-21年8月の8ヶ月間

熱中できる何かを見つけたい!と思った時にプログラミングに出会った

Q. ご経歴を教えてください

大学では環境系の学部に所属していました。

一応理系ではありますが、情報系ではないためプログラミングとは縁のない学部でした。

大学を卒業後に新卒で就職し、パーテーションのみを製造販売している、わりとニッチな企業で営業として2年間ほど勤務しました。

昨年の2月頃に退職し、現在は25歳です。

当時勤めていた会社は建築系でレガシー産業でもあり、福利厚生も良い上に、残業も土日出勤もないホワイトな企業でした。

しかし一方では、企業として成熟しきっているため、短期間では変えられないものが多すぎるという感覚もありました。

会社に対するに不満はありませんでしたが、仕事に対して猛烈に熱中しているわけではなく、土日休むために、平日は仕事する。ただそれだけの感情でした。

仕事とプライベートを分けないという働き方に憧れもがあり、何かに夢中になれる感覚が欲しいと強く思っていました。

とにかく何かに熱中できることを探しているという時期だったと思います。

Q. なぜプログラミング学習を始めましたか?

当時勤めていた職場に、定期的に保険レディーが来ていて、働き方について会話する機会があったんですよ。

その保険外交員の方は、平日23時まで残業があったり、土日出勤までされていると伺いました。

そのような働き方にも関わらず、その仕事に対して「すごく楽しい!」と仰っていたんです。

こんなも仕事を楽しんでいる人に出会ったのは初めてでもあり、僕もそんな風になりたいと強く思いました。

「何か熱中できることを見つけたい!」と思ったそのタイミングで出会ったのが、プログラミングでした。

そして実際に足を踏み入れてみたら、プログラミングにものすごく熱中してしまったんです。

Q. RUNTEQの入学を決めたきっかけがあれば教えてください

転勤先の福岡で、偶然中学時代の同級生に再会したことがきっかけになりました。

彼も営業職で、同じような業界で働いていたこともあり、すごく話が盛り上がりました。

その話題の中で、「プログラミングを学習している」という話を聞いたんですよ。

そこでプログラミングに興味を持ち、実際にやってみようと思いました。

友人とは職場も近く、仕事終わりや土日などにカフェに集まり、一緒にProgateに取り組むようになったんです。

僕はPCを購入するところから始まったのですが、パソコンを触るのは好きでしたし、教えてもらいながら取り組んでいて、なおかつ、一緒にやっている人がいるという状況ですごく頑張れている自分がいました。

その友人がスクールを検討していて、かなり細かく調べ上げた結果に選んだスクールがRUNTEQだったんです。

この先も友人と一緒に学習したい、また、友人が決めたことならばきっと間違い無いだろうと思ったのが、僕がRUNTEQに決めた理由です。

半分ノリの部分もありましたが、ちょうど前職のボーナスが入った時期でもあり、勢いでRUNTEQへの入学を決めました。

最初はフルコミットは考えていませんでしたので仕事と学習を両立していました。

社用車で遠くまで営業に行くことが多かったのですが、休憩中にパーキングエリアに駐車して、パソコンをテザリングしてRUNTEQのカリキュラムのレビューを提出したりしていましたね。

仕事をやりながらもRUNTEQの学習も行い、いい感じで両立できていると感じていました。

行動力はあるけれども持続力はないと自分では思っていましたが、夢中になれたおかげで継続して学習できていましたね。

自己解決力を磨きながら学習を進める

Q. RUNTEQのカリキュラムはいかでしたか?

やはりProgateに比るとレベルが全く違うと感じましたね。

ですので、分からないと思ったらすぐに講師に質問をしていました。

特に最初の頃は、環境構築ができず何度も質問をして、ずっと付き合っていただけたのでありがたかったです。

カリキュラムは、ゲーム感覚で早くクリアしようという考えになっていたので、それはあまり良く無かったですね。

課題をこなすことが目的になってしまっていて、時間をかけて掘り下げて身につけて行くということができていなかったことが反省点です。

振り返ると、ひとつひとつの課題にチャレンジする時には、時間をかけて取り組むことが大切だと思いました。

Q. 学習で苦労したところはありましたか?

基礎編で苦労しました。

一つひとつのカリキュラムは、時間がかかっても1日程度だろうと思っていたのですが、そうではなく2日も3日もかかるというのが分かって衝撃だったのを覚えています。

カリキュラムで詰まったら、まずは質問一覧を見て「みんなはどういう質問をしているのだろう?」というのを確認していました。

そして、同じような質問内容を見つけ、その質問に対するやり取りを見ながら、自分が行き詰まった部分を解決させていましたね。

Q.学習中はモチベーションが保てましたか?

フルコミットに切り替えるため、退職して実家に戻ってからはモチベーションを保つのが難しかったのを覚えています。

働いていた時は、おもに土日に集中して学習時間を確保して、その時間も限られたものでした。

平日に学習に取り組めなかったとしても、ある程度仕事のせいにすることもできたんですよね。

しかしフルコミットとなると毎日が勝負です。

1日でも学習が途切れてしまうと、学習できなかった自分に対してブルーな気持ちになったりもしました。

モチベーションを保つために、ある1ヶ月間などは「継続することに意味がある!」と思い、意味もなくひたすら土手を走ったりしたこともありましたね…。

キャリアトレーナーとの二人三脚で就職の軸を見出す

Q. 就職活動期間と卒業後の進路を教えてください

Web系自社開発のインターネット広告企業に内定をいただきました。企業とアフィリエイトをマッチングさせるサービスを開発しています。

会社全体としては50名ほどの規模感で、平均年齢は24歳だそうです。社内にエンジニアが2人と業務委託の方が1人いて、3人目のエンジニアとして採用されました。

最初はフロントエンドでVue.jsを触りつつ、2〜3ヶ月は出社しますが、その後はフルリモートに切り替わる予定です。

就職活動期間は9月から11月中旬の2ヶ月弱でした。

9月に書類を作り始め、9月末からエントリーを開始。

始めは活動の軸を決められず、キャリアトレーナーの方に相談したところ「いろんな企業で面接を受けてみて、その中から決めたらいいですよ」とアドバイスを頂きました。

ですので、たくさんエントリーをしていたのですが、エントリー先をキャリアトレーナーの方と共有できていなかったので、気づけばSI系やSESばかりに応募していたんですよね。

良くない例なのですが、片っ端から50社以上にエントリーしていた状態でした。

また、スカウトが来るのはSESが多くて、面接練習にもなりますし、とりあえず行動はしておかなければという思いもありカジュアル面談含め面接を受けていました。

そんな感じで就職活動に迷走してしまっている時に、キャリアトレーナーさんが気にかけてくださり、たくさん相談に乗っていただけたんです。

キャリアトレーナーさんと面談を行う中で、前職の経験やプログラミングに興味を持ったきっかけなどを掘り下げていただけました。

その中で、どのような軸が良いのかを一緒に考えてくだったのですごくありがたかったです。

最初は前職での経験を活かせそうな分野へ軸を絞る案も出ていたのですが、自分の中では違和感を感じていました。

キャリアトレーナーさんとの面談を通じ、すでに安定した企業ではなく今から大きくなっていこうとしている会社に身を置き、会社全体の成長に携われるスタートアップに関わりたいという自分の中の思いを見出すことができたんです。

おかげで自分の目指す軸を見つけることができたので感謝しています。

Q. 選考ではご自身のどの点が評価されたと感じますか?

愛嬌…ですかね?

というのは置いておきまして、RUNTEQでの全ての面接練習を録画して次の面接に役立てようと細かい部分にチェックを入れていたのが良かったと思っています。

おかげで面接にはだいぶ慣れました。

面接官に対して、良い感じに見せれるような状態を作ることもできたと思います。

一番勉強になったのは、受講生同士でペアを組んで交代に面接練習をしたことです。

自分が面接官側に立った時に、他の人と同じような発言をしていたり、自分自身の軸がないことに気づかされました。

特に「なぜプログラミングに興味をもったのか?」「どういうエンジニアになりたいのか?」などの質問に対しての回答が、他の受講生と被りがちなんです。

実体験をもとに、他の人よりも頭一つ飛び抜けるような回答ができたらいいなと思いましたし、その気づきを面接にも活かせたと思っています。

あとは、ポートフォリオとは別に、個人的にbotを作っていたことを評価されました。

友人たちとのLINEグループでAmong Usをよくやっていたんですよね。

その時に僕がAmong Usの出欠をとっていたのですが、みんなのスケジュールを合わせるのが少し面倒だったんです。

なので、これを自動化できたらいいと思い、個人的にbotを作成したのですが、そのことに対して評価をいただけました。

bot自体もですが、bot作成に至るまでの問題解決への思考プロセスに対して評価していただけ、とても嬉しかったです。

熱い想いを持ち続けさらなる高みを目指すために学びを止めない

Q. 今後どのようなエンジニアになりたいですか?

まずはフロントとしての仕事をしっかりとやりたいです。

その上で、企画とかにも興味があるのでぜひ挑戦してみたいと思っています。

ゆくゆくはプロダクトマネージャーにも進めたらいいなと考えていますね。

もちろん技術力が必要ですので、ひき続き技術を磨きながら、0→1を作り出すポジションで業務を行っていきたいと思い、今も勉強を続けています。

Q. 今キャリアが不安な方に一言アドバイスをお願いします!

積極性と慎重性を兼ね備えると良いと思います。

新しいことに向けてのフットワークは軽くありつつも、例えば仕事を辞めた後の保険などの金銭面は計画的に考えるといいと思いますね。

あと、先ほどもお話ししましたが、僕が以前勤めていた会社はとてもホワイトな会社であり、安定してずっと働き続けられるような職場でした。

その中で、変わらない毎日を淡々と過ごしている自分がものすごく嫌になりました。

ひたすら熱中できる何かを見つけたいと思い、出会ったのがプログラミングでした。

ですので、もし今の現状を変えたいと思うのであれば、僕のように例え前のめりであったとしても、とりあえず始めてみてください。

始めなければ分からなかったことが、本当にたくさんあります。

まずはやってみて、ダメだったら自分に合ってないと思って違うことをやってもいいと思います。

行動していく中で、熱中できるものに必ず出会えると思いますので。

僕の場合はそれがたまたまプログラミングでした。

編集後記

いかがでしたでしょうか?

かまてぃさんぽさんは、一緒に入学されたご友人と、お互いを鼓舞しながら学習を進められていらっしゃいました。

「夢中になれる何かを見つけたい!」

そう思われたかまてぃさんぽさんが出会ったのが、プログラミング学習だったそうです

日々に忙殺されると、知らず知らずのうちに情熱を押し殺してしまっているかもしれませんね。

プログラミングに挑戦して、あなたの中に眠っている熱い気持ちを呼び起こしてみませんか?

エンジニアとしての働き方に興味がある方は、ぜひ一度無料キャリア相談会へお越しください。

RUNTEQではエンジニアとしてキャリア形成するための学習面や就活面でのサポートをしっかりと行います。

ご予約はこちらから可能です。ぜひお待ちしております。https://runteq.jp/

 

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