インタビュー

保険会社の顧客対応担当から、複数内定を手にするWebエンジニアになるまで

就職に強いといわれるRUNTEQ卒業生の中でも、短期間の就職活動で複数社から内定を勝ち取り、周囲を驚かせたたけさん。数日後にはWebエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる。その成功の秘訣は――。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.48】※RUNTEQ学習期間は21年5月-11月の6ヶ月間

「仕事は趣味のため」と割り切っていたが……

新卒で大手の保険会社に就職して2年間、顧客担当として働いたたけさん。

主な業務は、自動車保険の契約者が事故を起こしてしまったときの相手方との交渉。だから電話口の相手はたいてい怒っていました。感情的になっている人には、いくら論理的に説明しても伝わらない。話を聞いて怒りを受け止め、努めて冷静に対応する。毎日がその繰り返しでした。

もちろん希望していた部署ではありませんでした。しかも20代で他部署へ移ったという話を聞いたことがない。長ければ10年以上異動がなく、同じ部署で働き続ける人もいるといいます。

「20代をこのまま過ごしてしまっていいのだろうか?」

これはやりたい仕事ではない。では、やりたい仕事は何か?と聞かれたら答えられない。ただ、ここにいてもやりたい仕事が何かを見つけることはできない。そう考えて退職し、大学時代に専攻していたマーケティングを深めるために飲食系の仕事に就きました。

飲食ではサービスの特性をふまえて、マーケティングの理解を深めることができました。ターゲットと実際の客層に乖離があった場合、サービスや環境などの要因を探り、新規の客層にアプローチして売り上げをアップさせる施策を立案しました。

例えば、ある飲食店が大学の近くにあるにも関わらず、若年層が取り込めていないとします。そこで、若年層は70%が飲食店に行く前にホームページを見て来店するというエビデンスがあったら、ホームページを作成し、予約もできるようにしよう、となるわけです。

しかし、施策だけだと、なかなか実行に繋がりません。どうしたらマーケティングを活用してビジネスに一歩踏み込めるか、そう考えた結果、たけさんはプログラミングに辿り着きました。

「プログラミングを学べば、実現できる!」

短期間の就職活動で複数社から内定を勝ち取ったたけさん

 

ビジネスとは何か知らなかった頃は、マーケティングとプログラミングを切り分けて考えていました。しかし、さまざまな経験を重ねて、フロントからバック業務まで繋がっており、エンジニアなら幅広く関わることができるという気づきを得たと言います。

そして、マーケティングとプログラミングのどちらをやりたいか?ではなく、プログラミングを通してビジネス全般に関わりたいという思いが強くなっていきました。

まずはJavaScriptを学び、フロントマークアップとしてWebサイトを構築し、やりたいことを実現できるプログラミングのすごさを知ったのです。

「プログラミングを仕事にしたい!」

プログラミングへの興味を強めたたけさんは、エンジニアへの就職を目指し、プログラミングスクールへ入学。

実はたけさんが最初に選んだのは、RUNTEQとは別のプログラミングスクールでした。未経験だったためレベルがあまり高くないスクールを選んだせいか、教わる技術は物足りなく、就職サポートも納得のいくものではありませんでした。

そんなときRUNTEQ卒業生のポートフォリオを見る機会があり、スクールのレベルの高さに衝撃を受けました。

独学でのプログラミング学習からRUNTEQに入るまでを語るたけさん

 

「RUNTEQの方がいいのではないか…」

そう思ったたけさんはすぐに行動に移します。入って間もないスクールをやめて、RUNTEQに入学しました。

RUNTEQで学んでよかった5つの点

そんなたけさんにとってRUNTEQで学んで良かった点を挙げるとすれば、1つ目は「思考力」だと言います。

最初に入ったスクールでは、少し分からないことがあると、すぐにオンラインMTGで質問でき、しっかり理解できなくても進めてしまえる環境でした。

RUNTEQでは、質問をするにもエラーの内容や作業の経緯をプロのエンジニアに説明するために、テキストコミュニケーション能力が問われます。

そのため、言語化して文章を作成していると答えが見えてきて、自力で解決できることもありました。そのRUNTEQの進め方が、思考力とプログラミングへの理解を深めたというのです。

RUNTEQの良かった点の2つ目は「スクールの雰囲気」でした。

就職を希望するWeb系開発会社と、RUNTEQのカルチャーが近かったことも魅力だったと言います。オンラインでも話しやすい雰囲気で、チャットツールでのコミュニケーションも取りやすかった。最初に入ったスクールの対応は業務的で違和感があったのです。

3つ目は「技術面」で、RUNTEQのカリキュラムは信頼できるものでした。

エラーが出ても原因を切り分けて調べれば解決できました。解決できないときは、自分の調べ方か悪いのか、原因の切り分け方が良くないかのどちらかです。そのため壁にぶつかって1日詰まることはあっても、それだけでした。そんなたけさんは応用編を爆速で修了したのでした。

「RUNTEQには感謝しかないです!」

カリキュラムを修了すると、いよいよポートフォリオの作成が始まります。

RUNTEQに入るきっかけとなった、ハイレベルなポートフォリオの数々を目の当たりにして、「自分にはできない…」そう感じたこともありました。しかしそこで萎縮することなく、原点に立ち戻って、知人が経営する飲食店のWebサイト兼予約管理システムを作り始めました。

ポートフォリオの作成には時間をかけました。ロジックの組み立てに1ヶ月、リリースまで3ヶ月、SEO対策などの機能を追加して納得のいく形になるまで6ヶ月。爆速で修了したカリキュラムとは一変して、ネットに情報がなく、どのように作ったらよいかわからず苦戦したと言います。

そのことをRUNTEQのエンジニアに相談したときの、「すごく難しいからこそ、就職活動でアピールできそうだね」「ネットに情報がないのは、企業が開発して導入するレベルのものだからだよ」という評価が、やる気に拍車をかけました。

結果、リリース時から現場に導入されるレベルのポートフォリオを作り上げ、マーケティング知識との掛け合わせで飲食店の流入を増やすことに成功しました。このポートフォリオは、RUNTEQで学んで良かった点の4つ目にして最大のポイントです。

内定獲得までの数々の壁を突破するために、RUNTEQが伴走してくれた

インタビューの数日後には、希望のWeb系開発会社でエンジニアとしてキャリアをスタートさせる

 

5つ目は「きめ細やかな就職活動サポート」です。

当然ですが、書類が通らなければ会ってもらえない。技術試験や面接をクリアできなければ次へ進めない。そんな就職活動のすべてのプロセスにおいて、RUNTEQは丁寧に対応をしてくれました。

複数社から内定を得られたのは、キャリアサポーターの書類チェックと模擬面接、エンジニアからの技術試験についてのアドバイスを、最大限に活かすことができた結果だと言います。

模擬面接での反省からヒントを得て、自分の話し方の悪いところを見直して、どうしたら伝わるかを分析し、改善しました。具体的には、結論から話し、経験は具体的かつ端的に説明すること。面接のフェーズごとに、事前に情報収集し、相手に合わせた質問や回答など準備すること。

たけさんが就職活動で成功した秘訣は、エンジニアに必要な分析力と思考力、論理的なコミュニケーション力を磨き、発揮した結果だったのです。

「プログラミング学習やポートフォリオ作成は、独学や他のスクールでもできます。
それをエンジニアとして採用される高いレベルに引き上げてくれたのがRUNTEQです。
おかげで希望のWeb系開発企業から、複数の内定を獲得できました。
独学や他のスクールでは、ここまでの結果を出すことはできなかったと思います。」

編集後記

いかがでしたでしょうか?

前職で抱えていたキャリアの不安から、マーケティングやプログラミングに出会い、Webエンジニアとしての新しいキャリアをスタートさせたたけさん。

そんな彼の新たなチャレンジにはRUNTEQの存在が欠かせませんでした。

RUNTEQがサポートするのはカリキュラムだけではありません。ポートフォリオも就職活動も、皆さんが納得のいくキャリアにつなげるため、必要な知識や経験、技術を徹底的にサポートいたします。

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