卒業生インタビュー

公務員幹部候補生の立場を捨て、エンジニアとして掴んだ「昔より1億倍幸せ」の笑顔

公務員:消防士からのWebエンジニア転職

公務員(消防士)の特別幹部候補生というキャリアを捨て、未経験からWebエンジニア転職を果たした卒業生の地引さん(@ji_bi__)にインタビュー。RUNTEQカリキュラムの魅力や生涯役立つアウトプット術、エンジニアとして働きはじめたあとのライフスタイルなどを、たっぷりお話いただきました。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.48】※RUNTEQ学習期間は21年7月-22年3月の8ヶ月

やりがいを求めて手放した、公務員の特別幹部候補生というキャリア

「自分にとって今の仕事は天職なのか」。

ビジネスパーソンであれば、だれしも一度はそんな心の葛藤に悩まされたことがあるのではないでしょうか。公務員(消防士)の特別幹部候補生として、いわゆる“花形部署”にいた地引さんも2年前まで同じ想いを抱いていました。

公務員という体制上、プロジェクトの始動に年単位の時間がかかってしまうのは仕方がないこと。そんな特性を十分理解しつつも、“もう少しスピード感を持ってダイレクトに誰かの役に立てないものか”という想いを払拭できずにいたのです。

そんな澱んだ日々に光を射したのが、友人からの「オンライン学習サービスで学んでみたら?」の一言でした。

「最初は『フルリモートっていいな』なんて気軽な想いからでしたが、実際にやってみると毎日ワクワクで、心が弾みっぱなし。まっさらなキャンバスに少しずつピースを足して、大きなパズルを完成させているような達成感がありました」

寝食を忘れるほど没頭した甲斐もあり、WordPressやデザインまわりのスキルは瞬く間に成長。退職し、フリーランスとしてWeb制作関連の仕事を受注するまではあっという間でした。

即入学を決意!現役エンジニアから勧められた「RUNTEQ」

フリーランス生活が4ヶ月目に差し掛かったころ、地引さんの心には“限界”の二文字が浮かんでいました。近年、サイト制作サービスが拡充していることから、現状を維持するだけでは頭打ちになる予感がしたのです。

開発のスキルも身に付けたいと考えていた地引さんが、「RUNTEQ」に出合ったのはちょうどこの頃。現役エンジニアの友人に勧められたこともあり、翌日には説明会に足を運んでいました。

「友人が勧めてくれたという安心感もあったのですが、なにより相談会での対応に感激して入学を即決しました。他のスクールもチェックしていたのですが、自分は“ここ”で学ぶべきだと確信したんです」

『1000時間の学習』に惹かれて入学した地引さんが、最初に驚いたのは期待をはるかに上回るほど充実したカリキュラム。コミュニティも活発で、大人数でチーム開発を行う機会が設けられていたことも魅力のひとつでした。

なにより財産になったのは、同じ目標に向かって走る仲間の存在でした。

チーム開発における週1ミーティングでは、盛り上がりすぎて深夜から明け方まで話が尽きないなんて日もしばしば。年齢を重ねた今だからこそ、不安や悩みも含めて本音で語り合える夜はかけがえのない時間だったといいます。

悩んだ末に編み出した、生涯役立つアウトプット術とは

異業種からのチャレンジということもあり、入学当初は右も左も分からずあたふた。そんなときに編み出したのが、講師のアドバイスを参考にした『Notion』を使ったアウトプット法です。

意識するのは①一つひとつの課題を小分けにする、②インプットした瞬間にアウトプットする、②どんなに小さな課題でもテキストするの3点。これが地引さんの学習スタイルの基本形となっていきました。

「『え、こんなことまで細かく書くの?』と驚かれるようなことまでまとめるので気力が必要ですが、この小さな習慣と日々の積み重ねで“学びの精度(理解度)”が格段に上がったと思います。エンジニアとして働きはじめてからもこのスタイルを維持しています」

とはいえ、ここまでひたむきに、そして貪欲に学べる人はけして多くはありません。彼を奮い立たせたのは、キャリア公務員の立場を捨てた「背水の陣」のような環境でした。

やりがいを求めて一歩を踏み出したからには、どうにか形にしたい。やらないと理解できない、だからガムシャラにやるしかない――。

そんな、ある種の危機感のような気持ちが強かったといいます。

社会貢献性の高い仕事に就きたい。ブレずに夢を追いかけた就職活動

2022年5月、RUNTEQで多くを学んだ地引さんは、いよいよエンジニアとしてのスタートラインに立とうとしていました。

就活の軸にしたのは、理念やビジョンに共感できること。なかでも自分のスキルを困っている誰かに提供できる、医療やボランティア、地方創生など社会貢献性の高い企業を探していました。

最終的に選んだのは、医療関連のWeb系自社開発。消防士時代から“人の役に立ちたい”と考えていた地引さんにはぴったりの場所でした。

「合宿や展示会などのイベントも多い会社なので、2週間に1度のペースで他県に出向くことも。実は、来週(取材時)もベトナム出張に行くんですよ! 数年前までは想像もできなかった環境で、夢にまで見た働き方を実現できています」

入社当初は微修正タスクが主でしたが、現在はコアとなるサービスの根本的なリファクタリング作業を担当中。フル出社スタイルで、規則正しい健康的な生活を送っています。

「今が100倍幸せです」。職種の垣根を越えて、企画・立案から参画する日々

「やりがいを感じることは?」と聞くと、前途洋々な面持ちで「やりがい“しか”ないですね」とにっこり。前職と現職それぞれに意義があるのはもちろんですが、間接的に40万人もの人々の助けになるという点では現在のほうが強いやりがいを感じるのだそうです。

「アウトプットの仕方を確立できただけでなく、RUNTEQで学ぶ日々のなかで自走力が身に付いたのは大きいですね。とくに『RUNTEQ CREDO』の5つの指針のひとつ、Move Fastのマインドは就職後にも役立っています」

RUNTEQで培ったマインドによって、失敗を恐れずどんどん行動できるように。入社間もないうちから臆せずに手を挙げた結果、プロダクトに企画・立案から携わるなど、職種間の垣根を越えてさまざまなプロジェクトに参画しています。

「エンジニア転職をしてから、幸福度が1億倍になりました。少しオーバーな表現に聞こえるかもしれませんが、自分にとってはそれくらい大きくて有意義な決断でしたね」

学習、ポートフォリオ、就活。乗り越えられたのは「コミュニティ」のおかげ

夢に向かって大きな一歩を踏み出した地引さん。RUNTEQへの入学を検討中&在籍中の方へのメッセージでは、ご自身の経験をふまえた上で「とにかくコミュニティを活用すべき!」と断言していました。

「誰しも大きな壁にぶち当たるでろうポートフォリオ制作時は、なおさらコミュニティの存在が大きな支えになります。同じ目標に向かって並走している仲間にしか打ち明けられないこと、教えてもらえないことがきっとあるはずですよ」

意外にも、入学当初はコミュニティに一切参加せず、独学スタイルを貫いていたのだそう。

「独学」と「仲間と並走する日々」。どちらも経験したからこそ、悩みを共有できる仲間の存在がなによりも励みになると実感したのかもしれませんね。

編集後記

いかがでしたでしょうか?

公務員の特別幹部候補生という立場を捨て、Webエンジニア転職の夢を叶えた地引さん。“幸福度が1億倍になった”と語る地引さんの笑顔からは、喜びと未来への期待が感じられました。

未経験からの挑戦ということもあり、挫けそうになった瞬間もあったといいます。そんなときに支えとなったのが、コミュニティでの他の受講生との交流だそう。志しを共にする仲間と夢中で学んだ時間は、きっと生涯の糧になるはずですね。

RUNTEQや、Webエンジニアとしての働き方に興味がある方は、ぜひ一度無料キャリア相談会へお越しください。

RUNTEQではWebエンジニアとしてキャリア形成するための学習面や就活面でのサポートをしっかりと行います。

ご予約はこちらから可能です。ぜひお待ちしております!
https://runteq.jp/

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