インタビュー

公務員からWebエンジニアへ。中学時代からの願いを叶えるための挑戦とは?

公務員から自社開発企業のWebエンジニアへ

長年目標にしていた公務員というキャリアから、未経験でWebエンジニアへの転職を果たしたじゅんやさんにインタビュー。異業種からプログラミングの道を選んだ背景やRUNTEQの魅力、就活で頑張ったことなどをたっぷりお話しいただきました。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.50】※RUNTEQ学習期間は2021年1月-2021年10月の9ヶ月間

描いていた姿とは違った公務員の仕事

「過去に何かを一度目指したけれど、夢半ばで終わってしまった…」

そんな経験を持つ人も少なくないでしょう。17期卒業生のじゅんやさんもそんな1人。中学時代に感じた課題を解決するために公務員を目指していたものの、挫折により、さまざまな葛藤を抱えていました。

じゅんやさんは中学生のとき、家族を亡くしました。現代の日本の社会問題に直面したことで、将来は世の中を明るくする仕事に就きたいと、公務員を目指します。

公務員への本格勉強を始めたのは社会人になってから。3年という時間をかけて猛勉強したものの、本命であった官公庁には合格することができませんでした。年齢などの制約から再受験は難しく、市役所で働くという道を選びました。

一般的に役所は2、3年ごとに部署を異動することが多く、プロフェッショナル集団というよりもゼネラリスト集団。そんな組織であることを理解していたものの、実際に身を置いてみるとしっくりこなかったといいます。

業務内容も農林水産や観光、お祭りに関するもの。地域の暮らしに重要なものとはわかりつつも、業務内容と自分が成し遂げたい目標に差異を感じ、続けるのが苦痛でした

毎日働く中で、3年間勉強に励んできたのは何のためだったのか?とモチベーションが下がったという白水さん。悩み抜いた結果、入職後半年も経たず退職しました。

環境を変えたら、人生の転機に巡り合えた

退職後はしばらくの間、東京の友人の家に居候して過ごすことに。なぜ故郷を離れ、上京したでしょうか?

地元はやっぱり落ち着ける場所です。ですが20年間暮らしてみて、おそらく新たな発見はもうないだろうと思って。場所を変えたら景色も人も変わると思い、東京に行ってみたんです

東京に来て半年くらい経った頃、じゅんやさんにとって1つの転機が訪れます。

Twitterでとあるエンジニアとつながり、プログラミングという存在を知ったのです。さらにその方が勤める企業のSlackのコミュニティに入ることができ、エンジニアを目指している人との交流を重ねました。これをきっかけに、独学でプログラミングを始めることになります。

直感でプログラミングって知的でカッコいい!と感じました。またプログラミングによって、メンタルを可視化できる仕組みを作れるとも思ったんです。そうしたら中学時代に抱いた“社会の中で追い込まれる人を減らしたい”という夢も叶えられるかなと

希望する部署への受験は失敗したものの、3年間猛勉強したことにより、努力するという素地が形成されたと話すじゅんやさん。この経験があったからこそ、プログラミングへの勉強に抵抗を感じなかったといいます。

晴れて、エンジニア職に就いたものの…

独学を始めてしばらくして、地元でエンジニア転職活動をスタート。晴れてWeb系企業のバックエンドエンジニアの職に就きました。

しかし実際に入社してみると、思い描いていた世界とは異なる点も多かったとか…。

東京の本社でバックエンドのリーダーから直接学べると聞いていたのですが、入社前にその方が退職されてしまっていて。バックエンドで教えられる人が居ない状況でした

1ヶ月間、東京本社のフロントでゲーム開発を行い、その後は支社にて実機テスト業務を任されることに。それはテスト端末で淡々と検証していくような作業でした。

バックエンドもフロントもできず、僕はなぜこの場にいるんだろう…と毎日やるせなさを感じていました。事前に状況を伝えていただきたかったですね

もちろんテストも大切な仕事。しかし、本来やりたかった業務ではなく、悶々とした日々が続きます。そんな想いが蓄積し、再度エンジニアを目指そうと退社という結論に至りました。

じゅんやさんがまず始めたのは、プログラミングスクール探し。当初はそれまで勉強していたPHPスクールを検討しました。そんな中、RUNTEQを選んだ理由はというと・・・

PHPスクールについて知りたく、知人のTwitterにDMを送って、相談してもらったんです。そうしたら『RUNTEQがいいよ!』とおすすめしていただいて。その知人を信用していたので、その時点でスクールの信頼性が感じられましたね。説明会で無料カウンセリングを受け、受講を決意しました

ついに、RUNTEQでの学びがスタート

ポジティブな気持ちで受講を決めたものの、学習期間が決まっている分、プレッシャーはかなり大きかったといいます。特に優秀な同期とのレベルの差を感じる時もあり、モチベーションの維持が大変だったそう。

周りが見えてしまうからこそ、自分の立ち位置もわかってしまい、しんどさを感じましたね。特にPFの作成では、実装が上手くいかず本当に辛かったです

PF作成時にはキャリアトレーナーによく相談していたというじゅんやさん。また面談を積極的に活用し、具体的なアドバイスをもらったことで、納得のいくPFに仕上げられたとのこと。

さらにコミュニティへも積極的に参加。受講期など上下関係なく幅広く交流できるところが魅力的だったそうです。

コミュニティーではカリキュラムや就職の相談をしてもらっていました。時には愚痴を聞いてもらうことも。とにかく自分の周りに人がいたのがよかったですね。コミュニティがなかったらどこかで崩れていたと思うほど。利用しないのは本当にもったいないです

就活のベースは中学生の頃の経験

RUNTEQ受講中に最も苦戦したのは就活でした。上手く行かなかったら、全ての努力が水の泡になると捉えていたようです。半年で35社ぐらいに応募しましたが、期間からすると少ない方といいます。

中学時代に感じた課題を実現できそうな企業となると、ヘルスケアや人材系に限られます。そんな業界で未経験を受け入れてくれるところはそう多くありません。どこかで妥協しなくては…思っていたのですが、内心ではそうしたくなく、葛藤は大きかったですね

最終的に選んだのは、不動産テック。Wantedlyのスカウトがきっかけだそう。

決め手のひとつが面接でした。

カジュアル面接でしたが、採用担当ではなく社長自らが対応され、経営する理由や描く未来像などをお話しされたとのこと。社長の言葉の節々にその本気度が込められていて、他の企業にない熱意を感じたといいます。

僕の過去の出来事にきちんと耳も傾けてくださり、熱中して働ける環境だと直感で感じました。また『あなたは何をしたいの?』と僕がやりたいことを質問されたのも印象に残りました。他の企業ではまず聞かれたことがなかったので

 

白水さん

仕事は手段であって目的ではない

就活には“自分を持っていること”が大事と強調するじゅんやさん。

エンジニアというのは一つの手段であり、その先に目的がなければ意味がないといいます。自身の場合は、中学生の経験からPFまで一貫性があることがプラスになったそうです。

内定決定後、スカウトの理由を採用担当に尋ねたところ、Wantedlyの“これからやりたいこと”という項目に書いた「罪なき理由で未来を悲観する人を減らしたい」という一文が目に留まったと教えてもらえたそうです。

他の応募者は「プログラマーになりたい」「言語を学びたい」など、目的を書く人が多く、じゅんやさんの一行メッセージはキラリと光るものがあったと言えますね。

目標に向けて大きなスタートを踏み出したじゅんやさん。これからRUNTEQでエンジニアを目指す方へのメッセージを聞いてみました。

エンジニアを目指すにあたっては、技術を日々高めることも大事ですが、自分を知り、軸を持って進んでいくことも同じくらい大事。またコミュニティは積極的に活用したり、何でも話せる仲間を作ってほしいですね。人とのつながりを大切に、RUNTEQでの時間を充実させていただきたいです

独学から始めたプログラミングを、RUNTEQで確かなスキルとして獲得したじゅんやさん。かつて抱いた想いをプログラミングを通じて実現できる日はそう遠くないかもしれません。

編集後記

いかがでしたでしょうか?

じゅんやさんは、中学時代に感じた課題を解決したいという思いを胸に、Webエンジニアへの就職を決めました。

RUNTEQで夢を叶えるための大事な一歩を、スキルとして確かなものにすることが出来ました。
未経験スタートだからこそ、ポイントを抑えてしっかり技術力を磨いていくことが、就職への近道になります。

エンジニア転職にご興味のある方、RUNTEQの話をは、ぜひ一度無料キャリア相談会へお越しください。
RUNTEQでは実践的なカリキュラムと、エンジニアとしての新たな一歩をしっかりサポートいたします!

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