卒業生インタビュー

技術職から自社開発のWebエンジニアへ / 接客販売からクラウド・AI分野の企業へ転職成功!

RUNTEQ

2025年最新のRUNTEQ(ランテック)卒業生2名の就職状況をまとめてお届けします。

おかかチーズさんは、製造業の技術職からWeb系自社開発企業へ転職。
山崎さんは、食品業界の接客販売職からクラウド・AI・MR関連企業へ転職。

未経験から転職を目指す皆さんにとって、とても参考になる内容です。不安を抱えている方はぜひご覧ください。

※RUNTEQ学習期間は2023年8月-2024年5月/2023年11月-2024年8月

おかかチーズさん/製造業の技術職からWeb系自社開発企業へ

Q. これまでの略歴を教えてください

大学卒業後、製造業の企業に入社し、技術部に配属されて設計業務を担当していました。

主に製品の筐体設計、電気設計、計装設計を手掛けており、私が携わった製品はすべて完全オーダーメイドでした。顧客との打ち合わせを通じて仕様を確定し、その後、図面作成や部品選定を行い、製造段階では他部署へのフォローアップも担当。製品完成に至るまでの上流から下流までの工程を一貫して担当していました。

Q. エンジニアを目指した理由は?

製造業の技術者からWebエンジニアを目指した理由は、「人にもっと役立つ実感が得られるモノづくりに関わりたい」と考えたからです。

私はもともとモノづくりが好きで、8年間にわたって設計業務に携わってきました。
設計したものが形になった瞬間や、提案した制御回路がお客様の要望通りに動いたときには大きなやりがいを感じていました。

しかし、完成した製品は納品とともにプロジェクトが終了するため、その後どのように役立っているかを直接目にする機会が少なく、「もっと製品の価値を実感できるものづくりに携わりたい」という思いが漠然と芽生えていました。
また、私のもつ設計スキルがニッチな分野なため、現職や同業他社でしか活かせない状況に不安を感じるようになり、もっと幅広いスキルを身に付けたいと思うようになりました。

Q. プログラミングに興味を持ったきっかけは?

同部署の社員がVBAを使って業務効率化ツールを開発し、長時間かかっていた作業が瞬時に終わることに感動しました。プログラミングが生み出す効率化や、人に与える価値を体験したため、プログラミングができる人に憧れを持つようになりました。

そして転職を視野にいれながら、プログラミングを学んでみようと思うようになり、職種について調査したときに、「Webエンジニア」を知りました。
普段お世話になっているWebサービスやシステムを開発する仕事であることを知り、これこそが「人の役に立つ実感が得られるものづくり」だと感じ、大きな魅力を感じました。

RUNTEQを卒業するころには30歳になってしまうため、「未経験職種に挑戦するなら今しかない」という思いが強まり、思い切って行動を開始しました。
そしてWebエンジニアとして必要なスキル・マインドをしっかりと身に付けるために、RUNTEQに入学しました。

Q. 1000時間の学習をどう乗り越えましたか?

現職は辞めずに、働きながら学習をする選択をしました。
Googleスプレッドシートで「学習計画表」を配布してくださったので、その通りに進めたことで、働きながらでも計画的にカリキュラムを終わらせる事が出来ました。

平日は仕事が終わった後に2〜3時間、土日祝日は8〜10時間学習し、週に20〜25時間の学習を目標に取り組んでいました。

学習を続ける中でモチベーションを維持する秘訣となったのが、コミュニティの存在です。プログラミング学習で一番挫折しやすいポイントであるエラー発生時には、1人で悩み続けてどうにもならないときは、周囲の方々に助けていただいたことで乗り越えることができました。
また、学習中は可能な限りDiscordの学習部屋に入室するようにしていました。同じ部屋で黙々と勉強する仲間の存在が孤独感を和らげ、自然とやる気を引き出してくれました。
特に、モチベーションが下がり気味のときには、「周りの人も頑張っているのだから、私も止まっている場合じゃない!」と自分を奮い立たせることができました。

Q. 転職活動について教えてください。

Web系自社開発企業にエンジニアとして内定をいただきました!

面接では、人柄やコミュニケーション能力の部分が見られていたと思います。
また、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)やサービスへの共感を基にした回答ができているかどうかも評価されていたと感じました。

Webアプリの面接中の評価ですが、「UIが良い」とコメントをいただきました。
RUNTEQではUI・UXを向上させるための考え方も学べましたので、活用しました。
Figmaを用いてユーザビリティを意識した画面設計を頑張りましたので、嬉しかったです。

Q. RUNTEQならではの良さをひとつ挙げるなら?

RUNTEQならではの良さをひとつ挙げるならイベントだと思います。

「プログラミング学習は楽しい」というマインドを持つことが出来たからです。
技術系・交流系LT会に自ら登壇してみたり、勉強会イベントを複数人で共同開催してみたり、イベントに主体的に参加しコミュニティに関わりながらプログラミング学習をしてきました。
そのおかげで、理解力も深まりますし、知らない技術にも出会えてワクワクしました。

Q. これからエンジニア転職に挑戦したい方へひとこと!

働きながらだと、9ヶ月間ほぼ毎日仕事をするか学習をするかの生活になります。
大変で心が折れそうになる事もあると思います。
コミュニティを活用し、学習が楽しいと感じる環境を作ることが出来れば、乗り越えられます!

山崎さん/食品業界の接客販売業務からクラウド・AI・MR関連企業へ

Q. これまでの略歴を教えてください

大学卒業後、小売を主軸の事業とする食品業界の企業に新卒で入社しました。

接客販売業務を4年半経験し、うち2年半は店長として従事していました。仕事でプログラミングに触る機会はもちろんなく、自店舗の販売戦略やスタッフのマネジメント業務が主な仕事でした。

Q. エンジニアを目指した理由は?

最初のきっかけは、「働き方を変えたい」という気持ちが大きかったのが正直なところです。新型コロナウイルスの影響で、リモートワークという働き方が注目された中、小売店で働く私には、その選択肢すらありませんでした。有事の際に、家でも働けるという選択肢を持ちたいという思いで、「エンジニア」という職に興味を持ちました。

また、専門性のあるスキルを身に付けたいという思いがずっとありました。

その思いとエンジニアリングが結びついたのは、お店の公式アプリの存在が大きいと思います。「もっとこういう機能があれば、数ある小売店の中でも、ウチで買おうと思っていただけるきっかけになるのに」とか、またそうなれば、お店のスタッフもアプリをお客様に勧めやすくなるのに。と思っていました。

現状思っているだけで、その提案権もなければ、 提案できるポジションに行くこともできませんでした。仮に提案が通ったとして、出来上がったものにもなんか違う!といつまでも言っていそうだなと思いました笑

技術を身につけて、直接課題を聞き取り、解決できるような仕事がしたいと思いました。

Q. 1000時間の学習をどう乗り越えましたか?

私は入学当初からフルコミットで勉強していました。
入学して1ヶ月ぐらいは、遅めに起きて午後は勉強して、夜は自由時間!のように過ごしていたのですが、他の同期との進捗を比べた際に、働きながら勉強している人の方が進んでいて、「これはまずい。」と思い、そこからは1日8~9時間は勉強していました。
もちろんできない日もありますが、カリキュラムの進捗を管理するスプレッドシートに完了目標日を設定し、進捗が遅れることのないように管理していました。

タスク完了していくのが気持ちよいのと、他の人に追いつき追い越せという勝手な闘争心でモチベーションを保っていました。

Q. 転職活動について教えてください

クラウド・AI・MRの分野を中心に事業展開をしている企業です。
メイン事業はwebアプリを開発する会社ではありませんが、上流工程から下流工程まで一気貫通で事業を行っており、私のやりたいことに一致していると思いました。

また、就職先の会社は、現状の技術力よりも会社とのカルチャーマッチを重視している会社でした。そのため、前職で培ったものをその企業でどう活かしていくかという再現性を主に伝えられるよう意識していました。

前職においてお店の売り上げを上げるために、スタッフを巻き込んで取り組んだ経験やスタッフのマネジメントにどう向き合ったかなどが評価されたと思います。経験の内容というよりも、どのように考え行動していたかが評価されたのかなと思います。

Q. RUNTEQならではの良さをひとつ挙げるなら?

RUNTEQの良さは、CAさんのサポート体制です。

自己分析や面接対策を親身になって対応してくださり、応募企業とのやりとりも一貫して行ってくださいました。エンジニア転職したいけど、明確に何がしたいのかいまいち分からずふわっとしていた状態から、解像度をあげて転職活動に臨めたのは、的確なアドバイスをしてくださった担当CAさんのおかげです。

Q. これからエンジニア転職に挑戦したい方へひとこと!

1年前は本当に何も知識がない状態の私でも、何とかエンジニアの道を進めることが決まりました。
これからがスタートで、自分もまだまだ頑張ろう!と思えるのは、一緒に勉強してきたスクールの仲間の存在も大きいと思います!
やると決めたからには絶対にやり抜く!という気持ちで継続的に勉強に向き合うことが大切だと思います

編集後記

いかがでしたでしょうか?

今回は卒業生2人に、エンジニアを目指した経緯やRUNTEQでの学習の取り組み方、転職活動についてなど、多岐にわたって実体験に基づいたお話を伺うことができました。

RUNTEQをご検討中の方や、これからWebエンジニアを目指す方にとって参考になれば幸いです。

より詳しくRUNTEQのことを知りたい方は、ぜひ無料キャリア相談会にお越しください!無料カウンセイングのご予約はこちらから可能です!ぜひお待ちしております。
https://runteq.jp/

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