卒業生インタビュー

技術職から受託開発エンジニアへ転職成功!30代目前で挑戦を決めた理由とは?

卒業生インタビュー増田さん

電気関連の技術職から、受託開発企業のエンジニアへ転職を成功させた増田さん。30代を目前にキャリアを見直し、「自分で何かを作り出す」感覚に魅力を感じて、プログラミングスクールRUNTEQ(ランテック)への入学を決意しました。

バックエンドを中心に学びながら、フロントエンドにも学習の幅を広げた9か月間。その学習の過程や転職活動について、お話を伺いました。

【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.75】
※RUNTEQ学習期間は2023年2月-2023年11月

手応えを求めて辿り着いたエンジニアの道

Q. これまでの略歴を教えてください。

大学院を卒業後、飲食店などに設置される自動券売機の設計・開発を行う会社に入社しました。主に製品の要件定義や開発、評価といった電気関連の業務を担当していました。

仕事を続ける中でキャリアを見直し、転職を検討するようになり、RUNTEQの受講を考え始めました。

Q. エンジニアを目指した理由は何ですか?

きっかけは、自分が「手を動かしている」という実感が薄かったことです。

前職では製品の一部に関わるものの、上流工程が多く、新しい技術に触れる機会が少ないと感じていました。その中で、プログラミングはコードを書いてすぐに画面に結果が反映されるため、「自分で作り出している」感覚が楽しいと思いました。

また、前職では企画から発注までに1〜2ヶ月かかることも多く、なかなか成果を実感しづらい環境でした。その点、プログラミングなら自分の手で素早く開発を進められ、即座に成果を確認できるため、Webサービスの開発に携わるエンジニアを志しました。

Q. RUNTEQ入学のきっかけは何ですか?

未経験からエンジニア転職を目指すうえで、転職ノウハウやサポートがあるスクールの方が指針が持ちやすいと感じ、初めからスクールを選択肢にしていました。

当時スクール選びをしている段階で年齢が28歳で30代目前でしたが、年齢に対しての転職難易度を隠さずに説明してくれた点も信頼できると感じました。
また、2~3社のスクールを検討した中でも、ネットで厳しいカリキュラムだと評判を見かけたことも決め手になりました。

未経験からのスタートだったので、転職するには厳しいカリキュラムを乗り越える力が必要だと感じ、最終的にRUNTEQへの入学を決意しました。

増田さん

スキマ時間を有効活用!フロントエンドの学習にも挑戦

Q. カリキュラムはどのようなスケジュールで進めていましたか?

入学当初は仕事と両立しながら学習していたため、通勤時間などの隙間時間を活用しました。カリキュラムの前半では参考書を読んだり、携帯からできるクイズ形式の学習で、通勤中も効率的に進められました。

また、定時に上がれることが多かったので、帰宅後はカリキュラムに集中して取り組んでいました。「何時間勉強するか」よりも「キリの良いところまでやる」と決めていたため、時には日付が変わるまで集中して学習することもありました。

休日は1日7〜8時間を目安に学習していました。

Q. モチベーションはどのように保っていましたか?

オンラインのコミュニティとして、RUNTEQの同期の存在が大きな支えになっていました。

学習中、誰かに教わる機会はそこまで多くはありませんでしたが、「今カリキュラムのどのあたりを進めている?」といった何気ない会話が良いリフレッシュになっていました。
Discordの同期部屋で、他の方が学習している姿を見たり、仲の良い方と雑談することで「みんな頑張っている」と刺激を受け、自然にモチベーションを保つことができました。

また、もともとダンスが趣味でしたが、学習期間中はダンスの練習を控え、プログラミング学習に専念していました。その分、RUNTEQのコミュニティで同じ境遇の仲間と交流することが、良い気分転換になっていたと思います。

Q. フロントエンドを並行して学習しようと思ったのはなぜですか?

実は入学当初、フロントエンドのエンジニアにも興味がありました。
「ユーザーが実際に触れる部分を作るのが面白そう」という思いが漠然とありました。

しかし、RUNTEQの無料カウンセリングで、フロントエンドエンジニアとして未経験から転職する難しさを知りました。そのうえで、バックエンドの知識を身につけることが転職に有利であるとアドバイスを受け、まずはバックエンドの言語を学ぶことに注力しました。
入学から数ヶ月後に退職をしてフルコミットに移行し、少し時間的な余裕ができたため、Reactなどのフロントエンドも並行して学びました。

バックエンドを先に学んでいたことで、フロントエンドのフレームワークのメソッドや構造に馴染みやすく、Railsを最初に学んでいたおかげで、新しい技術に対する抵抗感も少なく、スムーズに学習を進められたと思います。

Q. 卒業制作ではどのようなWebアプリを開発しましたか?

「Free Time Navigator(フリータイムナビゲーター)」というアプリを開発しました。
このアプリは、空き時間に近くの施設を検索したり、やりたいことをメモして保存ができるサービスです。

開発には3ヶ月ほどかかりましたが、アイデア出しに少し時間がかかり、全体で5ヶ月ほどの期間を費やしました。学習中にアイデアを考えておくようアドバイスもありましたが、0から考え始めたため、少し苦労しました。

アイデア出しの際には、「日常の中で感じる課題」からヒントを得ました。
私の場合、外出中に空き時間ができたとき、「すぐに近くの施設を検索できたら便利だな」と感じたのがきっかけです。
エンジニアとして課題解決に役立つものを作る意識が大切だとRUNTEQで学び、このアプリにその考えを活かしました。
開発段階は、仮説を立て、検証しながら実装を繰り返し、試行錯誤していました。

集中すると時間を忘れてしまうこともあったのですが、キャリアアドバイザーの方がアプリの進捗を気にかけ、期限を設けていただいたこともあり、計画的に進めることができました。

「成長できるか」が決め手。逆算しながら進めた転職活動

Q. 就職活動はどのように進めましたか?

アプリ開発に時間がかかったこともあり、就職活動の概算時期をキャリアアドバイザーの方と逆算しながら準備期間を区切って一つずつ進めていきました。

企業軸としては、「自分が成長できるイメージが持てるか」を大事にしていました。
「どのような仕事を任せていただけるか」や、入社後の動きをイメージできる会社がいいとも感じていました。

就職活動では、3社ほど受けて2社内定をいただきました。
自社開発と受託開発の両方の会社から内定をいただいたのですが、受託開発の会社では、幅広い言語やスキルを触れられると感じたことや、RUNTEQ卒業生で働いている方から話を聞いて、より仕事内容のイメージも掴むことができたので、最終的に受託開発の会社に決めました。

転職活動自体が初めてだったので、キャリアアドバイザーの方との模擬面接で多くのフィードバックをいただくことで、次に何を改善すれば良いのか分かりやすかったです。
模擬面接だけで面接のイメージがつきやすかったのが良かったと思っています。

増田さん

Q. 就職活動で評価をいただいたと感じる点はありますか?

実際の面接では、自然に会話ができた点が良かったと思います。
内定をいただいた2社とも質問に対して見当違いな受け答えをすることもなく、コミュニケーションがスムーズに取れましたし、この部分も大きく見られていたと思っています。

開発したWebアプリに関しての質問もありましたが、Webアプリ自体のクオリティよりは、アプリを作った理由や、技術の選定理由などの仮定部分を重視されていたと思います。
そのため、自分が感じた課題からアイデアを出したプロセスの部分も評価いただけたかと思います。

Q. 就職活動で不安に感じる点はありましたか?

私は4ヶ月目からフルコミットになったことで、空白期間について少し心配していました。しかし、面接では特にネックになることもなく、空白期間について触れられることもありませんでした。企業にもよるかと思いますが、あまり重視されていない傾向があるように感じました。

また、入学当初は年齢面にも不安を感じていましたが、面接で質問されることもなく、特にネックにはならなかった印象です。

行動力のある仲間と切磋琢磨できる、RUNTEQの学習環境

Q. RUNTEQならではの良さをひとつ挙げるなら何ですか?

RUNTEQは、意識の高く行動している人多いことだと思っています。

技術的な面はもちろんですが、情報発信をオープンに行っている方が多い環境が魅力的でした。自分自身が意識を高く持てるのが理想ですが、仮にそうでなくても、周りにモチベーションとなる人がいたり、刺激を受けられる環境があるのはとても良かったです。

私は実際に学習する際には集中したいタイプなので、手を動かすときは一人でガッツリ学習し、逆にオフの時間にはDiscordで受講生の方と話すことで、また気持ちを切り替えて学習に取り組むことができました。振り返ってみても、学習環境のバランスがとても良かったと感じています。

Q. これからエンジニア転職に挑戦したい方へひとこと!

やってみなきゃ分からないことが多いと思います!

興味があることにはなるべく早く挑戦して、やってみた結果自分がどう感じたかを大事にして、進んでいくことが大切だと思います。
特にWebアプリ開発などはPC1台あればできるので、専門職と比べると始めるハードルは高くないと思います。

気になることは是非早く挑戦してもらいたいです!

編集後記

いかがでしたか?

前職での業務経験からキャリアを見直し、隙間時間を活用されながら学習された増田さん。
バックエンドだけでなくフロントエンドの学習も並行して取り組まれ、見事に受託開発のWebエンジニアへ転職をされました!

RUNTEQではこれまでのキャリアを踏まえ、エンジニアとしてキャリア形成するための学習面や就活面でのサポートをしっかりと行っています。

RUNTEQにご興味がある方、本気でWebエンジニアを目指していらっしゃる方は、まずはぜひ無料キャリアカウンリングにお越しください!

ご予約はこちらから可能です。ぜひお待ちしております。
https://runteq.jp/

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