防衛省での5年間の勤務経験を経て、Webエンジニアへと転身を果たした下坂さん。未経験からエンジニアを目指し、RUNTEQでの学習を通じて、現在は自社開発企業でWebエンジニアとして活躍されています。新しいことに挑戦し、学びを大切にする姿勢や、転職活動でのリアルな経験は、キャリアチェンジを目指す方々にとって大いに参考になるはずです。今回は、そんな下坂さんに貴重なお話を伺いました。
【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.77】
※RUNTEQ学習期間は2023年01月~ 2023年10月
防衛省から専門性の高いエンジニアの道へ
Q. これまでの略歴を教えてください。
高校卒業後、公務員を目指して専門学校に1年間通いました。その後、防衛省に入省し、約5年間にわたり事務職として勤務していました。
Q. エンジニアへの転職を目指した理由は何ですか?
防衛省時代の同期がエンジニアに転職したことがきっかけでした。その方に勧められてプログラミングを始めてみたところ、実際にやってみるととても楽しく、自分でももっと学んでみたいと思うようになりました。
エンジニアはサービスをつくり上げていく過程に関われる仕事で、刺激が多く、やりがいがありそうだと感じたのも転職を目指した理由の一つです。
Q. RUNTEQ入学の決め手は何ですか?
いくつかのスクールを比較検討した中で、RUNTEQの評判が最も良かったことが決め手となりました。
もともとRUNTEQのYoutube『エンジニア転職チャンネル』を見ており、直感的に「ここにしよう」と決めました。
また、半年ほど事前学習として外部教材で学習していたため、基礎知識はある程度身についていました。しかし、転職に向けてポートフォリオの作成が必要だと考えたときに、「何をどのように作ればよいのか分からない」と感じ、スクールへの入学を決めました。

隙間時間を活用しながら仕事と学習を両立
Q. 1000時間の学習をどのように乗り越えましたか?
平日は仕事終わりに3時間程度、土日は予定がない時は9時間以上学習に充てていました。基本的に定時で帰れる環境だったため、学習時間の確保ができました。
また、通勤時間を活用して疑問点を調べたり、同期の方々と情報を共有したりすることで、理解を深めました。さらに、興味のあるイベントにも積極的に参加し、学習の幅を広げるよう努めました。
学習途中で、同期でも進捗が早い同期を見て焦りを感じる時はありましたが、「自分を変えたい」という気持ちと「新しいことに挑戦したい」という思いが、何よりのモチベーションになっていました
Q. カリキュラムはどのように進めていましたか?
カリキュラムには解説が詳しく書かれていたので、まずは進め方を確認しながら取り組みました。わからないことが出てきたときは、まず全体像をざっと調べてから、さらに細かい部分を深掘りしていくことで理解を深めていきました。
また、一つのカリキュラムごとに目安時間を意識し、時間内で自力で調べるようにして、それでも難しいときはサポートを活用するようにしていました。
Q. 卒業制作のWebアプリ開発について教えてください。
卒業制作では、「服カフェ」という、服好き・カフェ好きのためのショップ検索サービスを開発しました。
制作の一番の動機は、「自分がワクワクするものを作りたい」という思いでした。特に「服」と「カフェ」が好きだったため、それに関するサービスを作って多くの人に使ってもらうことで、自分自身も一番ワクワクできると思いました。
基本的な機能については、RUNTEQの卒業生が開発したアプリを参考にしながら、ユーザーが使いやすいようにブラッシュアップを重ねました。実際に友人にも使ってもらい、「すごいね」と言ってもらえたときは、とても嬉しかったです。
開発期間は約3ヶ月で、特に難しかったのは、フロントエンドの実装で、思い通りに表示させる部分に苦労しました。一方で、実装したい機能が実際に動いた瞬間は、とても楽しく感じました。
今回の開発を通じて、「ゼロから何かを作る」というエンジニアリングの面白さを改めて実感しました。
▼下坂さん作成のWebアプリ▼


不安だった面接も、事前準備でしっかり対応
Q. 就職活動について教えてください。
就職活動の期間は2〜3ヶ月ほどで、5社に応募し、内定をいただきました。
企業選びの軸としては、企業に対する業務改善を行っている会社を中心に見ていました。前職がレガシーな業界だったため、その課題を解決できるような企業で働きたいと思ったからです。
Q. 最終的に入社を決めた会社について教えてください。
入社を決めた会社は、研修制度があり未経験からすぐに開発業務に入ることに不安があったため、しっかりと研修期間を設けている企業を選びました。
またこれから新しいサービスを立ち上げていく、いわゆる「1→10」のフェーズに関われることにも大きな魅力を感じました。
研修後は、自発的に機能開発の提案なども行いながら、開発に関わっていく予定です。
Q. 実際にエンジニアへ転職をしてみて、いかがでしたか?
前職では、決まった時間に週5日出社していましたが、現在はフレックス制度があり、週2日の出社以外はリモートワークのため、働き方が大きく変わりました。
最初は、オンラインでのやり取りが中心になる中で、「気軽に声をかけていいのか」と不安を感じることもありましたが、徐々に慣れてきました。
また、テキストコミュニケーションについては、RUNTEQで学んでいた経験が活きていると感じています。特に、開発現場で経験豊富なエンジニアの方に質問する際には、相手の時間をいただく難しさを感じましたが、どのように質問すればスムーズかを少しずつ学び、適切な伝え方ができるようになってきました。
Q. 採用時に評価いただいたと思うポイントはありますか?
質問に対しては、的を得て簡潔に話せていたかと思います。
現在のPMの方が面接を担当してくださり、実技のコード試験も見ていただいていました。
課題をいただいてすぐにコードを書き始め、課題を解決するコードをしっかり書けていた点が評価につながったと感じています。
転職活動において面接が一番不安でしたが、RUNTEQでの面接対策のアドバイスをもとに、1人での練習も重ね、本番でもその成果を発揮できたと思います。
着実に学習をすれば必ず自分の力に
Q. RUNTEQならではの良さをひとつ挙げるなら何ですか?
RUNTEQの一番の良さはコミュニティだと思います。
基本的に同期の方と交流する機会が多く、RUNTEQ側が「学習バディ制度」を設けてくれたり、グループワークを取り入れたりしていたのがとても良かったです。同じ目標を持つ仲間と支え合いながら学習できる環境は、大きな励みになりました。
卒業後も同期とのつながりは続いており、今でも連絡を取り合っています。
Q. これからエンジニア転職に挑戦したい方へひとこと!
ほとんどの方が未経験から挑戦で、最初はつまずいたり、わからないことがたくさんあったりすると思います。ただ、そういった中でも一つ一つ調べて解決していくことで、確実に自分の知識が広がっていくと思います。
見えない大きな不安があるとは思いますが、着実に一つずつやっていけば、自分の力にはなると思うので、負けないで頑張ってください!
編集後記
いかがでしたか?
プログラミングを勧められたことをきっかけに、エンジニアに興味を持った下坂さん。
仕事と両立しながら学習に取り組まれて、コミュニティを活用して見事に希望とするWebエンジニア転職を成功させました。
RUNTEQではこれまでのキャリアを踏まえ、エンジニアとしてキャリア形成するための学習面や就活面でのサポートをしっかりと行います。
RUNTEQにご興味がある方、本気でWebエンジニアを目指していらっしゃる方は、まずはぜひ無料キャリア相談会にお越しください!
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