元システムエンジニアからWebエンジニアへと転身された関さんにインタビューをさせていただきました。
前職での経験を通じて、「技術力のあるマネージャーになりたい」という想いを強めた関さん。
今回は、RUNTEQ入学の背景から学習中の葛藤、転職活動、そして現在の仕事についてお話を伺いました。

【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.94
※RUNTEQ学習期間は2024年4月~2025年1月

エンジニアへの転職を決めた理由

Q. これまでのご経歴と、プログラミングに興味を持ったきっかけを教えてください。

新卒で、金融系のSIerにSEとして就職しました。大学は情報系ではなく経済学部で、主に保険関連の会社をクライアントとした案件に携わっていました。

担当していたのは大きく2つの案件です。ひとつは新規開発案件で、設計からテストまで一通りの工程を経験しました。もうひとつは、自社システムの開発・運用に関わる案件です。

プログラミングに興味を持ったきっかけは、もともとゲームが好きで、遊ぶ中でプログラミングの楽しさをなんとなく感じていました。その流れでインターンなどを通じてITに触れる機会があり、「この分野で仕事をしてみたい」と思うようになり、IT業界に進みました。

Q. エンジニアへのキャリアチェンジを決めた理由は何ですか?

技術力のあるマネージャーになりたいと思ったのが大きいです。
そのために「技術力をしっかり身につけられる環境はどこだろう?」と考えたとき、Web業界のほうがより技術を深められるのではと思いました。

前職では2つのプロジェクトを経験しました。ひとつは想定より難易度が高く、進行面で課題が出る場面が多かった一方で、もうひとつは比較的スムーズに進みました。違いを振り返ってみると、技術力のあるマネージャーがいるかどうかが大きかったと感じています。

もし自分が将来マネジメントの立場になったとき、技術的な理解が浅いままだと判断ができず、結果としてチームメンバーに負担をかけてしまうと思うんです。そこが一番怖かったので、迷惑をかけないためにも、まずは技術を磨く必要があると思い、キャリアチェンジを決めました。

Q. 数あるスクールの中で「RUNTEQ」を選んだ理由は何ですか?

一番の理由は、もともとRUNTEQのYouTubeを見ていたことです。転職を考え始めたとき、独学で進めるのは正直難しいかもしれないと感じていて、スクールも選択肢に入れていました。

独学を考えたときに悩んだのが、「何をどの順番で学べばいいのか」という点です。自分なりにロードマップを探してみても、情報が多すぎて、これで本当に正解なのか分からなくなってしまって…。別の情報を見ると「こっちの方がいいのでは」と迷ってしまい、外部教材を使っても確信を持って進めない状態でした。

その点、RUNTEQには学習の道筋が一本しっかり用意されていて、「これに沿って進めばいい」と思えたのが大きかったです。独学だと知識が偏ってしまったり、抜け漏れが出てしまいそうだと感じていたので、体系的に学べる環境は魅力でした。

まずは説明会を受けてみようと思い、実際に話を聞く中で「ここなら学習を続けられそうだ」と感じられたことが、RUNTEQを選んだ決め手になりました。

関川さん卒業生インタビュー

RUNTEQ生活・1000時間のカリキュラムの進め方

Q. 1000時間という学習はどのように進めていましたか?

だいたい家に帰ってからは、毎日1時間くらいはやっていました。休日は6時間とか8時間勉強していました。

入学から約8カ月くらいで卒業しました。

Q. 学習期間中で印象的な出来事はありますか?

学習期間中に、本業の業務で大阪へ2週間の出張に行ったことです。

新規開発案件の引き継ぎで、基礎的な部分から実装まで、実務の中でかなり密に教えてもらう機会がありました。短期間でしたが、「自分でも少しずつ成長できている」と実感できた経験でした。

また、最初はコードが膨大すぎて全く理解できず、終電まで残っても終わらない状況でしたが、必死に食らいついて理解できた瞬間、「あ、これ面白いな」と心から思えました。

「わからなかったことが、わかるようになる瞬間」が自分にとっての大きな喜びだと気づけた出来事でした。エンジニアの楽しさと同時に大変さも実感して、「それでもやっぱりエンジニアになりたい」と強く思えた、忘れられない経験です

卒業制作(Webアプリ開発)について

Q. 卒業制作(Webアプリ開発)では、どのようなアプリを作成されましたか?

「Favorite Clip Finder」という、日本のTwitch配信者のクリップを簡単に検索・閲覧できるサービスを作成しました。

Twitchには、配信中の盛り上がった場面などを短い動画として切り取る「クリップ機能」があります。このアプリでは、そのクリップを一覧で探しやすくし、直感的な操作で気になる動画を見つけられるようにしています。

さらに、気に入ったクリップをプレイリストとしてまとめ、他の人と共有して楽しめる機能も実装しました。

開発のきっかけは、Twitch上でクリップを探そうとすると、目的の動画にたどり着くまでに多くの手順が必要で、検索性が高いとは言えないと感じていたことです。そうした不便さを解消し、好きな配信者のクリップにもっと気軽に触れられる体験を作りたいと思い、このアプリを開発しました。

Q. 卒業制作のアプリ案を考えるのは大変でしたか?

私は、ゼロから何かを生み出すことがあまり得意ではなくて、アプリのアイデアを考えるのに時間がかかりました。

ただ、RUNTEQには同期同士でアプリのアイデアを出し合う会があったり、イベントを通して意見をもらえる機会があったので、そこで何度も相談しました

「このアプリ案、どう思いますか?」という感じで感想を聞いたり、アイデアを壁打ちしたりしていましたね。


▼sekiさんが作成されたWebアプリ▼

「Favorite Clip Finder」
日本のTwitch配信者を簡単に検索ができるサービス。

関川さんサービス画像

就職活動の進め方について

Q. 応募数や期間、入社までの流れはどのような感じでしたか??また、内定承諾の決め手は何でしたか?

就職活動では、基本的にRUNTEQの求人を活用していました。結果的に応募したのは1社のみで、その会社の面接を受けて内定をいただき、そのまま入社を決めました。

内定承諾の決め手になったのは、面接でお話ししたマネージャーの方の考え方が、自分ととても近いと感じたことです。一次面接では、チームメンバー一人ひとりの考え方を尊重している姿勢が伝わってきて、コミュニケーションも取りやすそうだなと感じました。

また、技術についてもしっかり成長していける環境で、自分としては前向きに挑戦できそうだと思えたことが、入社を決めた理由です。

Q. 就職活動を振り返って、印象的なことはありますか?

一番印象に残っているのは、一次面接で行われたコーディングテストです。
使用する言語は自由だったので、「実務につながるかな」と思い、Javaで書くことを選びました。

ただ、実行しようとしたところエラーが出てしまって、「自分の書き方が悪いのか、それともシステム側の問題なのか」がすぐに判断できず、かなり焦りました。
最終的にはデバッグを進める中で、システム側の問題だと分かったのですが、その切り分けに時間がかかったのをよく覚えています。

Q. 転職活動で評価されたと感じることはありますか?

一番大きかったのは、最終面接で自分の本音を正直に話せたことだと思います。その内容が、結果的に会社の方針や考え方としっかり一致していたのが評価につながったのかなと感じています。

会社として、「自社のエンジニアの開発力を高めていきたい」という方向性を大切にしていると点が、私自身の考え方や目指している方向と合っていることを確認できました。

また面接の中で、「ここは少し合わないかもしれない」と感じた点についても、あえて率直に話しました。良い点だけでなく、少し気になった点も含めて話し合えたことで、お互いの考え方をすり合わせることができたのが、評価していただけたポイントだったと思います。

Q. 就職活動を振り返って、RUNTEQの就職サポートはいかがでしたか?

特に印象に残っているのは、求人を紹介していただく際に「なぜこの求人を勧めているのか」を丁寧に説明してくださったことです。自分のどんな部分とマッチしているのかが分かりやすく、「しっかり自分のことを見てくれているんだな」と感じました。

他の求人媒体だと、どうしても書類情報だけで判断されてしまうので、「本当に自分に合っているのか」が分かりにくいことが多いと思います。その点、RUNTEQでは背景まで含めて考えてもらえたのが大きな違いでした。

また、キャリアアドバイザーさんが、自分では当たり前だと思っていた経験を「強み」として引き出してくれたのもありがたかったです。
たとえば、学習期間中に2週間の出張を経験した話も、当時の自分では特別なこととは思っていませんでした。でも、「その環境で学習を続けたこと自体がすごい」と言ってもらえて、自分を肯定してもらえた気がしました。

自分では気づきにくい部分を客観的に言語化してもらえたのは、本当に助けになりましたし、こうしたサポートは他のサービスではなかなか受けられないものだと思います。

関川さん卒業生インタビュー

現在の業務内容について

Q. 現在の担当業務について教えてください。

現在は、自社サービスの開発を担当しています。

具体的には、「SMSlink」と「CPaaS NOW」というサービスがあります。
SMSlinkは、SMSを配信できるサービスです。CPaaS NOWは、SMSやメールなどのコミュニケーション機能をまとめて利用できる、オールインワンのプラットフォームとして開発されています。

Q. 元々エンジニアでいらっしゃったかと思いますが、現在の会社へ転職をしていかがですか?

率直に言うと、すごく楽しいです。 体感としては、以前の10倍くらい楽しいですね。

今の環境では、ただ実装するだけでなく、「なぜこの機能が必要なのか」「どんな背景や課題があるのか」といった部分までしっかり考えながら開発を進めています。そのプロセス自体がとても面白いと感じています。

また、周りには経験豊富なエンジニアの方が多く、コードレビューを通じて新しい知識や考え方に触れられるのも大きな魅力です。レビューを受けるたびに視野が広がっていく感覚があり、とてもありがたい環境だと思っています。

Q. 転職を機に、年収は上がりましたか?

はい、上がりました。
転職前は年収が約400万円ほどでしたが、現在は約500万円になり、100万円ほどアップしました。

Q. 技術力以外に求められていると感じる力はありますか?

マネジメント能力と説明力だと感じています。

たとえばマネジメントの観点では、スプリントレビューがあります。これは、自分たちのチームがどんなタスクに取り組んできたのかをマネージャーに共有する場なのですが、チームを代表して説明する立場になることもあります。そのため、チーム全体の進捗やタスク内容を把握したうえで、「リリース時期に間に合うのか」「他チームとの連携に問題はないか」といった点まで理解しておく必要があります。

また、説明力もとても重要だと感じています。リリース前の確認会などでは、運用担当の方やお客様に対してサービス内容を説明する機会がありますが、相手によって伝えるべき観点はまったく異なります。同じ内容でも、「どこを、どのレベルで、どう伝えるか」を考えないと、正しく理解してもらえません。

技術的な知識があるだけでなく、「誰に向けて、どう説明するか」を考えられる力が、実務では強く求められていると感じています。

Q. エンジニアの魅力はどんなところだと感じますか?

まず、純粋に「開発そのものが楽しい」という点が一番大きいです。

もう一つ魅力に感じているのは、さまざまな業界と関われることです。たとえば「この業界に関わってみたい」「最近は車が好きだから自動車業界に興味がある」と思ったときに、エンジニアであれば、技術的な経験とその業界の知識を身につけることで、分野を変えながら働くことができます。業界をまたいでキャリアを築けるのは、エンジニアの強みだと感じています。

また、リモートで働ける点も大きな魅力です。地方に住みながら働けたり、介護などの事情があっても仕事を続けやすかったりと、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのは、とても良いところだと思います。

Q. 今後の展望を教えてください。

個人的な目標としては、無断転載サイトを少しでも減らしていきたいと思っています。
例えば、イラストレーターさんの作品が無断で転載され、広告収入を得る目的で使われているサイトがあることに違和感があって、エンジニアとして個人でできる範囲からでもブロックや対策に取り組んでいきたいと考えています。

エンジニアとしての目標は、自分が好きな人や尊敬している人を支えられる存在になることです。
自分の中では、「誰かのために何かをして、その結果として喜んでもらえること」が一番欲しいものだと感じていて、そういう関わり方ができるポジションに就きたいと思っています。

エンジニアという仕事でそれに一番近いのは、やはり機能を作ることだと思っています。
「こういう機能を作りたい」「こうしたらもっと良くなる」と考えて形にし、それをユーザーやチームに届ける、その機能が実際に使われて、喜んでもらえているのを見ることが自分にとって大きなやりがいです。

将来的には、機能開発を通して人を支えられる立場として、マネジメントにも関わっていきたいと考えています。新しい機能を作りながら、周囲をサポートできるエンジニアになっていきたいです。

RUNTEQでの学び

Q. 仕事で役立っているRUNTEQでの学びはありますか?

一番役立っていると感じるのは、AWSなどインフラ周りを実際に触った経験です。

業務でインフラを扱うのは正直怖さもあります。「これを触ってサーバーが消えたらどうしよう」と感じて、なかなか手を出しづらい領域だと思うんですが、RUNTEQで事前にAWSに触れていたことで、「AWSとは何か」「どこまで触って大丈夫なのか」といった感覚が身についていました。

そのおかげで、業務でも闇雲に怖がるのではなく、「まず調べてみよう」「このサービスは今の自分が触っていいものかどうか」を判断できるようになったことは、実務に活きていると感じています。

Q. sekiさんが思う、RUNTEQならではの良さを挙げるとしたら何ですか?

大きく二つあります。

一つ目は、技術の基礎から実務につながる一連の技術力を身につけられたことです。入門から基礎まで一連の流れで学べるので、「何となく分かっている」ではなく、土台となる部分をしっかり固められました。ここまで基礎を積み上げるのは、独学だと難しかったと思います。

もう一つは、他の受講生とコミュニケーションを取りながら学べたことです。一人だけで学習していると、「何が分からないのか分からない」「今どこでつまずいているのかが見えない」状態になりがちですが、周りと関わることでそれが明確になりました。

また、他の人の進捗や取り組み方を知ることで、「自分は今どの位置にいるのか」を客観的に把握できたのも大きかったです。比較することで焦るのではなく、学習そのものが楽しくなり、前向きに続けられるようになったと感じています。

プログラミング学習を始める方へメッセージ

Q. これからエンジニア転職に挑戦したいと考えている方へ、メッセージをお願いします!

開発は、楽しいことばかりではありません。正直、しんどい瞬間のほうが多いと感じることもあります。

エンジニアの仕事は、うまくいったときの楽しさだけでなく、「分からない」「進まない」と悩む時間も含めた仕事だと思っています。ただ、そのしんどさを乗り越えて、最後まで作りきったときに「それでも楽しかった」と思えるかどうかが、エンジニアに向いているかを判断する一つの基準になるのではないでしょうか。

もし、試行錯誤しながら新しいことを学んだり、悩みながら作り上げる過程そのものを楽しめないと感じる場合は、無理にエンジニアにこだわらなくても、別の道やマネジメントなど、他の選択肢もあると思います。

だからこそ、まずはしんどさを含めた開発経験をしてみて、その中で「やっぱり楽しい」と思えたら、エンジニアはきっと向いている仕事だと思います。

RUNTEQのカリキュラムには、正直しんどいと感じる瞬間もあります。ただ、その中で「それでも楽しいかどうか」を、自分自身の判断基準として持ってみるといいのではないかなと思います。

編集後記

いかがでしたでしょうか?

RUNTEQは、sekiさんのようにさまざまなバックグラウンドを持つ方々が本気でエンジニアを目指せる環境を提供しています。

単にスキルを教えるだけでなく、学習の進め方、モチベーションの保ち方、そして転職活動まで、一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。

RUNTEQに興味を持たれた方は、ぜひ一度、無料キャリアカウンセリングにお越しください。あなたの可能性を、私たちと一緒に広げてみませんか?

ご予約はこちらから可能です。ぜひお待ちしております。
https://runteq.jp/