「TABIGINNER」はRUNTEQ卒業生の高橋さんが制作した「バックパックに初めて挑戦する方向けの指南書サービス」です。自分が熱量を持って語れるポートフォリオを作った方がよいとバディに背中を押され、経験者ならではの視点でどうしても入れたかったメッセージ機能をAPI導入とLINE連携で実現。開発を通して単なる技術面だけでなく調査・質問・PRの仕方やエラーに対するマインドをより磨くことができたと語ります。【卒業生ポートフォリオ紹介vol.22】
本記事ではRUNTEQ卒業生のポートフォリオをご紹介していきます！
今回取り上げるのは、バックパッカー初心者向けに指南をしてくれるサービス「TABIGINNER」です！
バックパッカーの経験をしてみたい、だけど何からどう準備すればわからない方向けにぴったりな本サービス。
制作者の高橋さんをお招きして、「TABIGINNER」の制作秘話を取材しました！
初心者バックパッカー向けの指南サービス
それでは「TABIGINNER」について高橋さんにお伺いしていきます。
まずは、どのようなサービスなのかご紹介いただけますか？
（サービスへ GitHubのリポジトリへ）
バックパッカーはハードルが高いと思われがちですが、ちゃんと準備すれば誰でもできるようになるという想いを込めて制作されたという本サービス。
トップページを開いたら、まずは旅行への出発予定日を決めます。
予定を登録したら、次は持ち物とタスクを整理していきましょう！
ここではなんと、すでにバックパッカー向けの持ち物リストとタスクリストが完備されています！
準備や下調べの時間が大幅に短縮できそうですね。
マイページがパスポート仕様になっていたり、LINE登録するとオリジナルの応援メッセージが届いたり、ただの管理アプリではないところが魅力的！
バックパッカーに興味がある、だけど一歩が踏み出せないという方にもおすすめです♪
ぜひ一度覗いてみてくださいね！
自分が熱量もって語れるポートフォリオを作る
さて、バックパッカーがテーマの「TABIGINNER」ですが、高橋さんはなぜこのサービスを作ろうと思ったのでしょうか？
高橋さんはバックパッカーとして何カ国も周るほどの旅好きだとお聞きしました。
一番印象に残っているのは、どちらを旅したときの思い出ですか？
積極的に友好関係を広げるタイプではなかったのですが、価値観が変わりました。
高橋さんはゲストハウスなどで国籍の違う方々と仲良くなったり、帰国後にも連絡を取り合ったりするようになりとても思い出深い旅だったと振り返ります。
そんなご自身も経験のあるバックパックで、何か困ったことが？
アプリを通してバックパッカーのハードルを下げ、魅力を知ってもらうことで、誰かにとってよい刺激になるといいなと思い制作をはじめられたそうです。
ちなみに複数のアイデアがあったそうですが、なぜ「TABIGINNER」に決めたのでしょうか？
「TABIGINNER」はバックパッカーに必要な知識を指南してくれるアプリなので、投稿はしなくても楽しめるアプリというのも大事な要素ですね。
苦労してでも実装したかったメッセージ機能
アイデアの構想はすぐに決まったそうですが、制作期間はどのくらいかかりましたか？
「TABIGINNER」の技術面でこだわったポイントはありますか？
持ち物管理の現実的な側面を持ちつつ、メンタル面のサポートもしたいと考えたため、メッセージ機能を実装しました。
なるほど、バックパッカーのご経験があるからこその発想ですね……！
高橋さんご自身がこだわって考えたメッセージが届くのですが、心にグッとくるのでぜひアプリを活用する際にはLINE連携もしてみてくださいね♪
他にサービス面でこだわったポイントはありますか？
独断と偏見だけだといろいろな方に対応できないので、偏りがないように行いましたね。
こだわった機能のために、実装で苦労したところはありますか？
最後にプラスで追加したい機能だったので、時間が限られている中で急ピッチで徹夜続きの1週間で仕上げました。
実はこのAPIの実装、本当は行わない予定だったのだとか。
でもどうしても、どうしてもメッセージ機能を実装したくて。結局運営には内緒で自力で1週間でやりきりました。
APIがどういうものが全然わかっていない状態から、調べて実装まで完了させた高橋さんの熱量に圧倒されます。
狙い通りの感想が集まる
すばらしく熱意のこもった「TABIGINNER」、リリース後の反響はいかがでしたか？
デザインはご自身で考えたとのことで、狙い通りのポジティブな意見をいただけるのは制作者冥利につきますね！
またいただいたフィードバックもしっかりアプリに反映されていらっしゃいました、
また、Herokuの設定を変更したほうが良いとアドバイスいただいたものも対応しました。
今回はじめてサービスを企画から開発・運用までご自身で行ってみていかがでしたか？
開発に関してはポートフォリオ作れるか不安なレベルだったのですが、わからなくなったら調べることを繰り返して1個の作品を作り上げると力にも自信になるなと実感しています。
ポートフォリオの制作を通して何か学びはありましたか？
今後「TABIGINNER」の展開は考えていらっしゃいますか？
就職先の企業には自分のプロダクトを外部で育てている方がいらっしゃって、刺激を受けているからです。
rails newの数だけ強くなれるという言葉の通り、サービス開発を通して実力を身につけていきたいと思います！
ぜひ楽しみに応援しております！ 本日はありがとうございました！
編集後記
いかがでしたでしょうか？
「TABIGINNER」の制作秘話の中でも特に、自身の経験を元に考案したメッセージ機能を実装するために、奔走した様子が印象的でした。
最後まで諦めずに挑戦した理由が、「就活で高く評価されるから」ではなく、「ユーザーのため」「実現したい機能のため」であるところはぜひ参考にしたいですね……！
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