「Macパソコンで開発するメリットやデメリットって何?」
「Webエンジニアにおすすめのパソコンは?」
これからWebエンジニアを目指そうという方や、すでにWebエンジニアとして働きだしている方の中には、WindowsとMac、どちらのパソコンを使って開発すべきか悩んでいるという方もいらっしゃるでしょう。
特に、Webエンジニアとして働きだしたばかりの場合、周囲の人たちがMacユーザーばかりという状況に驚いている人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、WindowsとMacの違いやメリット・デメリットなどを比較しながら、初心者エンジニアの方が最適な選択をするためのポイントをわかりやすく解説します。
なぜMacを使っているWebエンジニアが多いのかについて知りたい方は、是非最後までご覧ください。
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MacとWindowsの違い
同じ「パソコン」という括りであっても、Mac PCとWindows PCとでは大きな違いがあります。
- OS
- 対応ソフト
- 操作性
- デザイン性
そこでこの項目では、それぞれのパソコンの違いについて詳しく解説していきます。
①OS
最も大きな違いは「OS(オペレーティング・システム)」が違うという点です。
エンジニアとしてのOS選びは、開発の目的や内容によって大きく左右されます。
Windowsは企業の業務アプリケーションやゲーム開発に向いている一方、MacはデザインやiOSアプリ開発に適しています。
しかし、クロスプラットフォームの開発ツールの増加や仮想環境の利用により、OSの選択に柔軟性が生まれてきました。
それでも、WindowsもMacもそれぞれ独自の機能やエコシステムがあり、一概にどちらが優れているとは言えません。
最終的な選択は、エンジニアの具体的なニーズに応じて行うべきです。
詳しい選択のポイントについては、以下の項目で詳しく解説します。
Windowsが向いているエンジニア
Windows OSの特徴としては、比較的安価な価格帯での購入が可能であるということです。
特に、初心者エンジニアや学生で、限られた予算の中で最適な選択をしたい場合、Windows OSは非常に魅力的です。
また、Windowsはソフトウェアの互換性の面で高い評価を受けています。
開発に必要な多くのアプリケーション、特に企業向けのツールやゲーム開発環境において、Windowsのサポートが優れているのは間違いありません。
さらに、Microsoftが提供する開発環境、例えばVisual StudioやAzureといったサービスとの親和性も高く、これらのツールを日常的に使用するエンジニアには特に適しています。
しかし、それでもOS選びは主観的な部分も多いため、自身の開発スタイルや好み、目的に応じて選択することが最も重要です。
Windowsが提供するメリットを理解し、その上で選択を行うことで、より効果的な開発が可能となります。
Macが向いているエンジニア
Mac OSは、エンジニアの中でも特定の領域で非常に評価されています。
その最たるものはWeb開発とiOSアプリ開発です。
Web開発においては、Mac OS上で動作するターミナルや様々な開発ツールがはじめから整備されているため、追加の設定や環境構築の手間が大幅に削減されます。
これにより、エンジニアは余計なトラブルシューティングや設定に時間を費やすことなく、開発に集中することが可能となります。
また、iOSアプリ開発の場合、Appleが提供する開発環境「Xcode」は、Mac OS上でのみ動作します。
これは、iPhoneやiPadといったiOSデバイス向けのアプリケーションを開発するための必須ツールとなっています。
さらに、Mac OSはUnixベースであり、サーバーサイドの開発やシステム管理のタスクにも向いています。
総じて、Macはその独自のエコシステムと優れた開発環境により、Web開発やモバイルアプリ開発のエンジニアに強く推奨される選択と言えるでしょう。
②対応ソフト
対応ソフトについては、どうしてもMacの方が少なくなってしまいます。
WordやExcelといったMicrosoftのOfficeソフトについては、その人気の高さもあり、Mac用にカスタマイズされたソフトもありますが、一部ではMacとの互換性のないソフトも存在します。
逆に、Macでしか使えないというソフトもありますが、より幅広いソフトが使えるのはWindowsとなります。
③操作性
MacとWindowsでは、パソコンの操作性においてだいぶ異なります。
特に、Macに搭載されている「トラックポッド」は非常に好評であり、ユーザーからも高い支持を得ています。
トラックポッドとは、マウス不要で様々な操作が可能となる四角いタッチパッドのことで、スクロールやスワイプ、2本の指を使ったピンチアウトなど、スマホでのタッチ操作に似ているため、直感的に操作することが可能です。
Windows PCにも、マウス無しで操作するためのタッチパッドがありますが、Macのトラックポッドほど多機能ではないため、マウスを使った方が早いと感じることが多いでしょう。
④デザイン性
機能性だけでなく、パソコンのデザインに惚れ込んでMacを使っている、というユーザーも多いです。
Mac PCは、それほどに洗練されたスタイリッシュなデザインとなっており、Appleのみの一社製造ということもあってシリーズに統一感があるという点も評価されています。
Windows PCの場合は、多くのメーカーが独自で製造しているため、デザインに統一感がなく、機能性だけを重視した、デザイン的にはあまり魅力を感じないというパソコンも存在します。
WebエンジニアがMacを選ぶ理由
圧倒的なシェアを誇るWindowsですが、Webエンジニアの多くがMacを使って開発を行っています。
なぜ、WindowsではなくMacを使うのでしょうか?
この項目では、WebエンジニアがMacを選択する理由について紹介していきます。
先に結論からお伝えしますと、主に以下のような理由からMacを選ぶWebエンジニアが多いです。
- Macで開発していることを前提とした情報が多い
- プログラミングをするための環境を構築しやすい
- 業務効率化のアプリが豊富
- 洗練された外観
- マウス不要で様々な操作が可能
それぞれ詳しく解説していきます。
Macで開発していることを前提とした情報が多い
現在、モダンなWebエンジニアのほとんどがMacを使って開発作業を行っています。
したがって、ネット上にあるWeb関連の技術情報についても、Macを使って開発していることを前提に解説されていることが多いため、環境構築や開発作業などで何か問題があった時でも、Macで開発していれば役立つ情報を探しやすくなります。
もしWindows PCを使っている場合は、Mac前提で解説されている情報について、一度Windows用に翻訳してから対応するという無駄な作業が発生してしまいます。
また、技術系のQ&Aサイトで質問する際にも、答えてくれる人たちはMacでの開発を前提とした回答となることがほとんどです。
こういった事情から、現役のWebエンジニアはもちろん、学習段階からMacを使う人が多いですし、プログラミングスクールにおいても、多くの場合「Macを使用しての学習が必須、もしくは推奨」となっています。
プログラミングをするための環境を構築しやすい
Macは、UNIXというOSをもとに作られていることからUNIXコマンドを使用することができ、Windowsに比べるとプログラミングの環境を構築しやすいというメリットがあります。
特にWeb系開発の場合、「LAMP」というオープンソースの開発環境を使用することが多いため、Linux系の技術を使いやすいMacを使う方がプログラミング環境を作りやすいのです。
OSである「Linux」、Webサーバーである「Apache」、データベースである「MySQL」、プログラミング言語である「PHP/Perl/Python」の4つを組み合わせたWeb開発環境のこと。
ただし、昨今ではDockerを利用して環境構築をすることが一般的になったため、Windowsでも問題なく開発することができるようになりました。
弊社もWebエンジニア転職を目指すプログラミングスクールですが、Windowsでも学習することができます。
業務効率化のアプリが豊富
Macには、業務効率をアップさせるためのアプリが豊富に用意されています。
例えば、以下のようなアプリです。
- iTerm2 : ターミナルより便利なMac用のコマンドラインツール
- Finder : Mac用のファイルマネージャー
- Time Machine : Mac用のデータバックアップツール
- Stickie : Mac用のメモアプリケーション
こういったアプリを用いることで、Windowsマシンよりも効率的な開発を実現できます。
洗練された外観
Macが支持されている理由の一つとして、「洗練された外観デザイン」があります。
- パソコンの見た目などどうでもいい
- 外観デザインと開発効率は関係ない
このように考える人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、エンジニアにとってパソコンは仕事の大事なパートナーです。
スタイリッシュで格好が良いものを使っていると、自然とモチベーションも上がり、作業効率にも良い影響を与えることも充分にあり得るでしょう。
マウス不要で様々な操作が可能
前述しましたが、Macには「トラックポッド」というタッチパッドが搭載されており、マウスなしでも快適に操作することが可能となっています。
トラックポッドは、Windowsのタッチパッドとは違い、スマホ感覚で直感的に操作できるため非常に使い勝手がよく、単純に手を動かす範囲も小さくなるため腕も疲れにくくなります。
また、トラックポッドのおかげで狭い場所でも開発できる、という点もメリットでしょう。
マウスを使う場合、どうしても一定の場所を取ってしまうことになり、狭いデスクですとマウス操作がストレスになることもあります。
しかしトラックポッドを活用することで、ノートパソコンを置く場所さえあれば問題なく開発を行なうことが可能です。
WebエンジニアがMacを使うデメリット
これまで解説してきたように、WebエンジニアがMacを使うメリットはたくさんありますが、何事も良いことばかりではありません。
ここでは、Macを使うデメリットについて紹介していきます。
主なデメリットは以下の通りです。
- Windowsソフトが使えない
- WindowsPCよりも高価
- Windowsとのファイルのやりとりが不便
Windowsソフトが使えない
普及率ですと、WindowsとMacとでは圧倒的な差があります。
様々な調査結果がありますが、どれを見ても、Windowsのシェアが8割前後であるのに対し、Macはわずか1割前後となっています。
これだけ違いがあるわけですから、ソフトウェアを開発するメーカーもWindowsパソコンをメインに考えて開発していくことになります。
したがって、Windowsで使えるソフトに対し、Macで使えるソフトはどうしても少なくなってしまうのです。
「これがあれば便利だ」「是非使いたい」と思ったソフトでも、Macには対応していないため使えない、といったことが起こりやすい点はデメリットと言えるでしょう。
WindowsPCよりも高価
同程度のスペックであっても、Macのパソコンは、Windowsを搭載したパソコンと比較すると総じて値段が高くなっています。
Apple社は、デザインや機能に対して強いこだわりを持っているため、どうしても高価になってしまうのです。
例えばですが、パソコンに使用するパーツについても高い基準を設けており、既製品ではなく、Mac用のパーツをメーカーに作らせたりもしています。
CPUならば、Intel社が販売している既成のCPUではなく、Appleが求める基準のCPUを別で製造させる、といったような形です。
特別注文となるため、当然ながらその分コストがかかります。
そういったコストがパソコンの価格に転嫁されるため、同じようなスペックのパソコンであっても、Macの方が高価になりがちです。
同じスペックなのに、数万円以上、場合によっては10万円近くも値段が変わってきてしまうというのは、よほどMacのことを気に入っていないと受け入れづらいでしょう。
Windowsとのファイルのやりとりが不便
Macで作成したファイルとWindowsで作成したファイルでは、互換性がないこともあり、ただ受け渡すだけでは使えないということも珍しくありません。
例を挙げると、MacでZipファイルとして圧縮すると「UTF-8」という文字コードでエンコードされますが、Windowsでは「Shift-JIS」という文字コードで解凍されます。
文字コードが異なるため、当然文字化けを起こしてしまいます。
その他にも、ファイル形式によってWindowsでは問題なく動いてもMacでは動かない、ということが起こるため、その都度Macで使用できるように処理しなければなりません。
プログラミングに必要な推奨スペック
Webエンジニアとしてプログラミングをする場合、使用するMacとWindowsの推奨スペックは以下を参考にしてください。
Mac
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MAC
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モデル
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Mac Book Air/Mac Book Pro
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チップ
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M1/M2/M3
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メモリ
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16GB以上
※8GBでも可 |
ストレージ
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256GB以上
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発売時期
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発売から3年以内
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なお、発売から3年以上経っているMacでも、問題なく動いているようでしたら大丈夫です。
Windows
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Windows
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メモリ
|
16GB以上
※8GBでも可 |
ストレージ
|
256GB以上
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OS
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Windows10 or Windows11の64bit
|
CPU
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Intelの場合Core i5以上かつ6コア以上
AMDの場合Ryzen5以上かつ6コア以上 |
それぞれの項目については下記で解説します。
CPU
プログラミングにおいて最もこだわるべきスペックは「CPU」です。
プログラミング作業を進める中で、コードのコンパイルや実行、テスト、デバッグといったプロセスを効率良く進めるためには、高性能なCPUが欠かせません。
特に大規模なソフトウェアやアプリケーションの開発では、多くの計算処理やタスクが同時に行われるため、CPUの性能が直接開発の速度や品質に影響を与えます。
また、現代の開発環境では、仮想化技術やコンテナ技術を利用して複数の環境を同時に動作させることが一般的となっており、これにも強力なCPUが必要です。
さらに、リアルタイムでのコード解析や統合開発環境(IDE)の使用も、CPUにかなりの負荷をかけることが多いです。
高性能なCPUを搭載していることで、これらの作業がスムーズに行え、エンジニアの生産性を大幅に向上させることができます。
そのため、プログラミングの核心的な部分での処理速度を確保するためには、やはりCPUの性能が最も重要です。
メモリ
CPUと同じくらい重要視すべきなのが「メモリ」です。
メモリは、コンピュータの一時的な作業領域として機能し、プログラムの実行時にデータや命令を迅速に読み書きする役割を担っています。
特に大規模なプロジェクトや複雑なソフトウェアの開発時には、多くのデータを一時的に保持する必要があり、この時、十分なメモリ容量が必要となります。
また、仮想マシンやコンテナを使用する場合、複数の環境を同時に動作させることが多いため、メモリの容量や速度が開発の効率に大きく影響します。
メモリが不足してくると、ディスクへのページングが頻繁に発生し、これが原因でシステム全体のパフォーマンスが低下することもあります。
そのため、プログラムの迅速な実行や効率的な開発環境を維持するためには、メモリの容量や速度も重要になります。
CPUの性能が高くとも、メモリが低ければその性能を十分に引き出せないので、メモリにもこだわるようにしましょう。
ストレージ
プログラミングにおいては「ストレージ」のスペックも確認しておきましょう。
ストレージは、プログラムのソースコード、ライブラリなど、開発に関わるすべてのデータを保存する場所であり、その読み書きの速度や容量は開発効率に大きく影響します。
特に大規模なソフトウェア開発やデータベースを扱うプロジェクトでは、膨大な量のデータを迅速に読み書きする必要があり、高速なSSDや大容量のストレージが不可欠となります。
仮想マシンのイメージや大量のログデータも、ストレージの速度や容量に依存するため、効率的なプログラミング作業のためには十分なストレージ性能が必要です。
低速なストレージや容量不足のストレージでは、コンパイルやビルドの時間が長引くだけでなく、データの読み書き時にボトルネックが生じる可能性があります。
CPUやメモリの性能も重要ですが、データの入出力速度を最適化するためには、ストレージの性能も高いものを選びましょう。
初心者エンジニアにおすすめのパソコン3選
初心者エンジニアが選ぶべきパソコンには多くの選択肢がありますが、特におすすめする3つのモデルを紹介します。
- Apple MacBook Pro
- Surface Laptop 5
- ThinkPad E15 Gen 3
Apple MacBook Pro
パソコン名 | CPU | メモリ | ストレージ | 対応OS | 重量 | 値段 |
---|---|---|---|---|---|---|
Apple MacBook Pro 13インチ | Apple M2 | 8GB | 256GB/SSD | macOS | 1.4kg | 178,800円(税込) |
初心者エンジニアが、Web開発やiOSアプリ開発を目指してパソコンを選ぶなら、「Apple MacBook Pro」を強くおすすめします。
MacBook Proは、macOSという安定したオペレーティングシステム上で、多くの開発ツールがシームレスに動作します。
特にiOSアプリ開発を考えるならば、XcodeというApple公式の開発環境が利用でき、これはmacOS上でしか動作しないため、MacBook Proは必須とも言える選択となります。
Web開発の場面では、多くのモダンな開発ツールやフレームワークがmacOSに最適化されており、セットアップや環境構築が非常にスムーズです。
また、UNIXベースのmacOSは、ターミナル操作が直感的であり、サーバー環境との相性も良好です。
Retinaディスプレイの高解像度は、デザインやレイアウトの調整にも適しており、細かい部分まで正確に作業を進めることができます。
そして、Appleのサポートやコミュニティも充実しているため、困った時の対応が迅速です。
価格面での懸念があるかもしれませんが、その性能と利便性を考えれば、初心者エンジニアにとって、長期的な投資としてMacBook Proは非常に価値のある選択と言えるでしょう。
Surface Laptop 5
パソコン名 | CPU | メモリ | ストレージ | 対応OS | 重量 | 値段 |
---|---|---|---|---|---|---|
Surface Laptop 5 | Intel i7 | 8GB | 512GB/SSD | Windows | 1.2kg~ | 132,720円~(税込) |
初心者エンジニアがパソコン選びをする際、Windowsをベースにした開発を考えているなら「Surface Laptop 5」がおすすめです。
Surface Laptop 5は、マイクロソフトが提供する高品質なハードウェアと、最新のWindows OSを組み合わせた製品で、安定性と高性能を併せ持っています。
Windows環境下での開発は、多くの企業やプロジェクトで求められるスキルであり、Surface Laptop 5はそのための最適な環境を提供します。
特に.NETやC#、Visual Studioといったマイクロソフトの開発ツールとの相性が非常に良く、効率的な開発作業が可能です。
また、タッチスクリーンやペン入力もサポートしているため、UI/UXのデザインも容易に行えます。
ビルド品質も非常に高く、長時間の作業でも快適に使用することができます。
さらに、Windowsの大きなエコシステムとの連携が強みで、多種多様なソフトウェアやツールが利用可能です。
価格面でも、同クラスのハイエンドノートと比較してリーズナブルであり、コスパの高さも魅力の1つです。
ThinkPad E15 Gen 3
パソコン名 | CPU | メモリ | ストレージ | 対応OS | 重量 | 値段 |
---|---|---|---|---|---|---|
ThinkPad E15 Gen 3 | Ryzen 3 5300U | 8GB | 256GB/SSD | Windows | 1.7kg~ | 64,900円~(税込) |
初心者エンジニアに最適なパソコン選びとして「ThinkPad E15 Gen 3」もおすすめです。
何より注目すべきは、10万円以下という非常に手頃な価格帯でありながら、高性能なCPUを搭載している点です。
このCPUの性能により、プログラムのコンパイルや複数のアプリケーションを同時に動作させても、ストレスフリーでの作業が可能となっています。
さらに「ThinkPad E15 Gen 3」は軽量設計が施されており、外出先やカフェでの作業も考慮された持ち運びやすさが特徴です。
キーボードの打ち心地も優れており、長時間のコーディング作業でも疲れにくいのが魅力です。
低価格ながらも高品質なディスプレイや、拡張性の高さもポイントで、初心者エンジニアが成長する過程でのニーズにも柔軟に応えてくれます。
エンジニアがパソコンを選ぶ際の注意点
エンジニアがパソコンを選ぶ際に注意するべき点は、多岐にわたりますが、特に初心者の場合は以下の3つのポイントが重要となります。
- いきなり高価なパソコンを買わない
- スペック面で妥協しない
- デスクトップパソコンは避ける
これらのポイントについての詳細な理由や背景について、1つずつ深掘りしていきます。
いきなり高価なパソコンを買わない
エンジニアがパソコンを選ぶ際の注意点として、「いきなり高価なパソコンを買わないこと」が重要です。
新しい技術やツールに興味を惹かれて、高性能なパソコンが気になる場面もあると思います。
しかし、高価なパソコンは確かに高性能であることが多いですが、それだけの価格に見合った価値を実感できるかは、エンジニアのスキルや使用目的によって大きく変わります。
そのため、必要な性能や機能を満たす範囲でコストを抑え、段階的にスキルやニーズに合わせてパソコンをアップグレードする方が、長期的には賢明であると言えるでしょう。
スペック面で妥協しない
エンジニアがパソコンを選ぶ際の注意点として「スペック面で妥協しない」のも大切です。
高すぎるスペックのパソコンを選ぶのも、安すぎて性能が不足してしまうパソコンを選ぶのも、長期的な視点で見ると賢明ではありません。
エンジニアの業務は、ソフトウェアの開発やデータの分析など、多岐にわたります。
このような作業には、適切な性能を持ったパソコンが求められます。
しかし適切な性能とは、必要以上に高性能なものではありません。
過剰な性能を持つパソコンを購入すると、その分のコストが無駄になることが考えられます。
一方で、低すぎるスペックのパソコンを選んでしまうと、作業効率が低下し、長期的には時間やコストのロスとなる可能性があります。
重要なのは、自分の業務内容や将来的なニーズをしっかりと把握し、それに見合ったスペックのパソコンを選ぶことです。
デスクトップパソコンは避ける
エンジニアがパソコンを選ぶ際は、デスクトップパソコンはなるべく避け、ノートパソコンを選んだ方がよいでしょう。
その背景には、多くのエンジニアがフレキシブルな作業環境を求める現代のトレンドがあります。
デスクトップパソコンは、その性能や拡張性は高いものの、その場所に固定された形での利用が前提となります。
対照的に、ノートパソコンは持ち運びが容易で、オフィスだけでなく、カフェや自宅、さらには移動中の電車など、さまざまな場所での作業が可能です。
また、エンジニアはセミナーや外部の打ち合わせ、勉強会など、オフィス外での活動が頻繁にあります。
このような状況でノートパソコンを持っていると、場所を選ばずに作業や情報共有がスムーズに行えます。
もちろん、デスクトップの強力な性能を求める特定の作業も存在しますが、多くのエンジニアにとって、日常の作業の大部分はノートパソコンでも十分にこなせるものです。
そのため、初めてのパソコン選びや新しいパソコンの購入を検討する際には、ノートパソコンの選択を強くおすすめします。
まとめ
以上、MacとWindowsと違いやプログラミングに適したスペックについてのポイントを紹介しました。
多少高価ではあるものの、Webエンジニアとして活躍したいのであればMacを使用するのがおすすめです。
Macが必須とまでは言い切れませんが、Macを用いてプログラミング学習や開発を行うことで、無駄な手間を省き、効率的な作業を実現することができます。
- Webエンジニアならば、WindowsパソコンよりもMacパソコンで開発する方が何かとメリットが多い
- エンジニアに最適なパソコンを選ぶには「CPU」「メモリ」「ストレージ」のスペックを見て検討する
- プログラミングに必要なスペックを把握し、適切なMacを購入しよう
なお、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ(ランテック)」は、未経験からのエンジニア転職に強いスクールで、特にWebエンジニアの育成に力を入れています。
これからWebエンジニアを目指したいという方は、是非一度無料キャリア相談会へお越しください!