「テックパートナーズカレッジの評判は?」
「スクール自体の特徴を知りたい」
テックパートナーズカレッジに通おうかどうか迷っている人の多くが、このように考えているのではないでしょうか。
プログラミングスクールへ申し込むにはある程度高額な費用が必要となりますから、本当に通うべき価値があるスクールなのか気になるのは当然のことでしょう。
そこでこの記事では、テックパートナーズカレッジの良い評判や悪い評判、スクールの特徴、受講コースの内容や料金などについて詳しく解説していきます。
テックパートナーズカレッジ(Tech Partners College)とは
出典:https://tecpartners.jp/
テックパートナーズカレッジは、未経験からプログラミング学習を始めた人であっても、卒業する頃には「現場で通用するレベルのスキル」を身に付けることができるスクールです。
コロナ禍以降、未経験に近い状態からのエンジニア転職は難しくなっていることから、テックパートナーズカレッジでは、卒業生が「経験者枠」で採用されることを目指すことで就職成功率を上げようとしています。
それだけ、高いスキルを身に付けさせる自信があるということでしょう。
受講期間は最大2年と長めに設定されていますが、受講の最中でも就職支援が行われるため、学習の途中で企業に採用される可能性もあります。
テックパートナーズカレッジの特徴
テックパートナーズカレッジの主な特徴は、以下の4つです。
- PHP/Laravelに特化
- 14日間の無料体験期間
- サポーター割/女性割という割引制度
- リモートワーク専用の就職支援
PHP/Laravelに特化
テックパートナーズカレッジの受講コースは、「PHP/Laravel開発コース」のみとなっています。
WebサービスやWebアプリの開発に用いられることの多いサーバーサイドのスクリプト言語。
シンプルなコーディングで動的サイトを生成することができる。
PHPのフレームワークの一つ。(フレームワークとは、開発を簡単にするための枠組み)
他にもCakePHPやSymfony、CodeIgniterなど多くのPHPフレームワークが存在するが、Laravelを採用している現場が最も多い。
PHP/LaravelはWeb開発の中でも人気が高い組み合わせで、実際に開発案件も非常に多いです。
案件が多いということは求人件数も比例して多くなるため、必然的に採用される可能性も高くなります。
そしてテックパートナーズカレッジの代表は、「セルバ」という、10年近くPHPを用いたWeb開発を行ってきた会社も運営しているので、PHPに関して熟知しています。
こういった理由から、テックパートナーズカレッジの学習コースはPHPとLaravelに特化したもののみとなっています。
14日間の無料体験期間
テックパートナーズカレッジでは、14日間の無料体験が用意されています。
「実際に受講してみたら、想像していたカリキュラムとは違った」
「最後までやり通せる自信がない」
体験期間中にこのようなネガティブな印象を抱いた場合は、遠慮なくやめることができます。
プログラミングスクールにかかる費用は決して安くはないため、ミスマッチを防ぐためにも、無料での体験期間があるのはありがたいと感じる方が多いのではないでしょうか。
サポーター割/女性割という割引制度
テックパートナーズカレッジには、「サポーター割」と「女性割」という2種類の割引制度が用意されています。
サポーター割は、テックパートナーズカレッジの宣伝に協力することで、月々の受講料金が15,000円安くなる、というものです。
下記2つの作業を実行することで、サポーター割が適用されます。
- どんな内容でもいいので、Twitterにて1日1回「#テックパートナーカレッジ」というハッシュタグをつけてツイート
- 個人ブログを開設し、毎月15日と月末に学習の進捗状況や学んだことなどを書き、「#テックパートナーカレッジ」というハッシュタグをつけて期日までにツイート
女性割は、女性であること以外条件はなく、女性ならば誰でも10,000円割引となります。
エンジニアの世界にはまだまだ女性が少ないため、女性エンジニアを増やすための試みのようです。
リモートワーク専用の就職支援
テックパートナーズカレッジでは、コロナ禍以降に重要視され始めた「場所を選ばない働き方」を実現するため、「リモートビズ」というリモートワーク専用エージェントを運用しています。
テックパートナーズカレッジ受講生であれば、すでにスキルや人柄などについてスクール側で把握しているということもあり、優先的にリモートワークができる企業を紹介してもらえます。
通勤に抵抗があり、好きな場所で自由に仕事をしたいと考えている方にとっては非常に魅力的なサービスだと言えるでしょう。
テックパートナーズカレッジの良い評判や口コミ
ここでは、テックパートナーズカレッジの良い評判や口コミを紹介していきます。
実際にテックパートナーズカレッジを受講した人たちの口コミを中心に掲載しているので、大いに参考になるかと思います。
スクールを選ぶ際は、評判についてしっかり確認することが非常に重要です。
質問対応が抜群
プログラミングの勉強で、
昨日から悩んでたことが
(プロゲートやり直したり、サーバーについて1時間ぐらい調べたり)
さっき質問したら秒で解決した。プログラミングスクール神だな。
感謝しかない。
学習効率無茶苦茶上がる。🤣#テックパートナーズカレッジ#駆け出しエンジニアとつながりたい— 藤原和毅|マーケター (@kazuki_fujisan) July 7, 2020
講師の質の高さや質問への対応に満足している様子が伝わってきます。
スクールに通う大きなメリットは、まさにこのツイートにあるような「わからないことがすぐに解決する」という点です。
プログラミング学習は、「理解できない部分がある」「エラーを修正できない」といったことの繰り返しですが、スキルの高い人に質問できる環境にいれば、こうした問題をクリアできます。
従って、独学に比べると学習効率が段違いに上がります。
案件獲得もサポート
ちなみにテックパートナーズでは実務案件取るあたりもサポートします。
— 中山健🌏HR TECH/関西スタートアップ通信 (@remotebiz) October 20, 2020
学習だけでなく、案件獲得についてもしっかりサポートしてくれるのは、受講生にとってありがたいでしょう。
実際にテックパートナーズカレッジのカリキュラムでは、ただプログラミングスキルを高めるだけでなく、架空のクライアントからの要望をもとにした提案や、クライアントとの折衝力を身に付ける教育も行われます。
サーバー構築手順を学べた
4周目
週の勉強時間: 4時間ついにVPSサーバーの構築完了!今までWordPressとかもレンタルサーバーから簡単にインストールしてたけど、自分で一からサーバー構築する手順が学べたなぁ。
何事も一からやるの大事だね💪#テックパートナーズカレッジ #駆け出しエンジニアと繋がりたい— MOMOKA🇩🇪Web Developer👩💻 (@it_multilingual) June 28, 2020
VPSサーバーとは、専用サーバーと同じような性能を複数ユーザーで仮想的に利用できるサーバーのことです。
レンタルサーバーが提供している環境構築機能を利用すれば、リンクやボタンをクリックするだけで簡単に必要な環境を作るためのソフトやシステムのインストールが完了しますが、自力でVPSサーバーを構築するとなるとそうはいきません。
初心者にとっては理解しづらい難しい設定をこなしていく必要があります。
そういった難しいサーバー構築の手順を一から学べたという経験は、エンジニアとして仕事をする上で必ず役に立つでしょう。
学習段階で仮想専用サーバーを借りられた
#テックパートナーズカレッジ では、体験受講の初日からVPSを契約していただけるので、今まで無料でちまちまレンタルサーバーを借りてた自分からしたら、学習段階でVPSを借りれるなんて最高です!笑#駆け出しエンジニア#プログラミング初心者
— 坂田淳樹/ちゃろ (@SakataAtsuki) June 9, 2020
体験受講の段階でVPSサーバーを契約できた、という喜びの声です。
体験受講ですから、スクール側としてはまだ本格的に受講してくれる人かどうかがわかりません。
しかしそういった人に対しても、簡易的な環境でお茶を濁すのではなく、最初から本番環境を用意してもらえるのは受講生側として嬉しいでしょう。
テックパートナーズカレッジの悪い評判や口コミ
良い評判だけでは正しい判断はできませんので、ここからは悪い評判や口コミについても紹介していきます。
負の部分も知った上で入会すれば、「こんなはずではなかった」と後悔する可能性を減らせます。
PHPのコースしかない
テックパートナーカレッジってPHPのコースしか無いのが残念
— 素人投資家 (@invest_ama) November 8, 2020
テックパートナーズカレッジには、良くも悪くもPHP/Laravelのコースしかありません。
PHP/Laravelに特化しているだけあり、こだわりのある質の高いカリキュラムになっていると予想されますが、やはりPHP以外のコースも用意してほしいと考える方もいるようです。
PHP/Laravel以外は自主的に学ぶしかない
テックパートナーズカレッジで学べるプログラミング言語はPHPやLaraverが中心でした。
ほかの言語は自主的に学習することが必要なので、書籍や動画を併用して学ぶことをおすすめします。— エンジニアになる男 (@GAMES99167788) September 5, 2022
「PHPしか学べない」という先程の口コミに似ていますが、その他の言語を学習する場合は、ほぼ独学となってしまうようです。
PHPを学習するには良いスクールかと思われますが、PHP以外を身に付けたい場合は別のスクールを検討するのも有効でしょう。
期待していた内容ではなかった
設計された課題に沿って、実装し、わからなければ質問するという形です。大手のように講師がたくさんいるわけではないので、ほぼ一人で質問も対応されてました。基本的に自分で調べながら実施していくので、自走という意味では力がつくと思いますが、セキュリティ/脆弱性対応、デバッグ、提案、折衝といった他社との差異であげているところが実際あまりかんじられなかったです。
引用:コエテコ
口コミ内容から、あまり規模の大きくないスクールであることが読み取れます。
それゆえ、受講生一人ひとりに寄り添った指導、というものは期待できないのかもしれません。
ただ、口コミにもある通り、頻繁に質問しづらい環境にあるからこそ自走力が育つ、というメリットもありそうです。
なお、テックパートナーズカレッジが他のスクールの違いとして打ち出している「セキュリティ/脆弱性対応」・「仮想クライアントへの提案や折衝」という点ですが、この方にとってはあまり感じられなかったとのことでした。
このあたりは、人それぞれ受け取り方にバラつきがあるのかもしれません。
受講開始まで待たされることがある
テックパートナーズカレッジの無料体験から受講を検討しましたが、すぐにコースを受講できなかったのは残念でした。
人によってはかなり長く待たされることもあるみたいなので、スケジュールに余裕がない人にはおすすめできませんね。— エンジニアになる男 (@GAMES99167788) September 5, 2022
転職を目的としてプログラミングを学習する場合は、1日でも早く学習をスタートさせたいと考えるのが普通でしょう。
そんな中、受講開始まで長く待たされる可能性があるというのはデメリットになってしまいます。
趣味でプログラミングを身に付けたかったり、数年後の転職を見越してPHPを身に付けておきたかったりと、時間的にあまり焦っていない場合は特に気にする必要はないのかもしれません。
受講コース内容と料金
前述の通り、受講コースは「PHP/Laravel開発コース」の1種類のみとなります。
コースの料金や内容については以下の通りです。
受講コース名 | PHP/Laravel開発コース |
料金 | ■社会人 : 月額60,000円(税込) ■学生 : 月額50,000円(税込) |
割引 | ■サポーター割 : 月々15,000円引き ■女性割 : 月々10,000円引き |
身に付くスキル | ■プログラミング力(PHP/Laravel、Git/GitHub、HTML5、CSS3、JavaScript、MySQL) ■サーバー構築力 ■セキュリティ/脆弱性対応力 ■デバッグ力 ■提案力 ■折衝力 |
コミュニティ | Slackのグループ機能を利用したサロンあり |
このコースに向いている人 | PHP/LaravelでのWeb開発を学びたい人 |
テックパートナーズカレッジを受講する流れ
テックパートナーズカレッジを受講するための流れは、以下のようになります。
- 体験受講申し込み
- 受講目的のヒアリング/目標設定
- 体験入学
- 本格的な受講スタート
まずは体験受講をした後、受講目的のヒアリングや、マンツーマンでのメンタリングによって学習目標を設定します。
その後、無料の体験入学が始まります。
体験では、受講生のレベルやカリキュラムの進捗具合などを確認しながら、専属メンターが課題を出すといった形で学習が進みます。
体験⼊学から1ヶ⽉ほど経つと、いよいよ本格的な受講がスタートします。
テックパートナーズカレッジに関するよくある質問
ここでは、テックパートナーズカレッジに関するよくある質問について紹介していきます。
地方に住んでいても受講できる?
テックパートナーズカレッジはオンライン受講なので、どこに住んでいても受講できます。
本部では、講師(メンター)が毎日8時間待機しており、講師が滞在している間はいつでも質問することが可能です。
また、定期的なメンタリングも行われるため、学習に対する不安や将来についての相談などもできます。
週の勉強時間は?
特に決まってはいませんが、週に10時間以上の学習が推奨されています。
しかし、人それぞれライフスタイルが違いますし、テックパートナーズカレッジはプログラミングスクールとしては珍しく最長2年という長い受講期間が設けられていますので、自分のペースでゆっくり勉強を進めていくとよいでしょう。
最大3か月の休止も可能なので、忙しい時期には一旦学習を休むこともできます。
なお合計の勉強時間の目安ついては、PHPの基礎がわかっている状態ならば約300時間ほどとなっています。
料金の支払い方法は?
料金の支払いはクレジットカード払いのみとなっています。
現金払い、銀行振り込み、電子マネーの利用などは一切できませんのでご注意ください。
PHP/Laravel以外も学習したい場合は?
「PHPとLaravel以外のスキルも身に付けたい場合はどうすればいい?」
ここまで記事をお読みいただいた中で、このように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
テックパートナーズカレッジはPHP/Laravelを学ぶには良い環境ですが、その他のコースがありません。
従って、もし他の言語についても学びたいという場合は、弊社が運営するWebエンジニア育成特化型スクール「RUNTEQ」も是非ご検討ください。
RUNTEQには、主に以下のような特徴があります。
- 未経験からプログラミング学習を始めた人のエンジニア転職を数多く成功させた実績がある
- カリキュラム内容にボリュームがある(学習時間800時間~)
- ポートフォリオ支援が強力
そして、プログラミングスクール卒業生の多くがSES企業へ転職することが多い中、RUNTEQ卒業生の場合は、エンジニアに人気のある自社開発企業や受託開発企業へ転職することがほとんどです。
RUNTEQ卒業生、自社開発か受託に転職するのが当たり前すぎて、普通のスクール卒業生の半分はSESに行くっていう現実を忘れそうになる
— すずゆー@RUNTEQ37期生 (@suzuyu_0115) December 4, 2022
また、企業のエンジニア採用担当者の方々からも、「RUNTEQ卒業生はスキルが高い」と定評があります。
採用してて思うのは、基本的にスクール卒業生ってどこを卒業してても差がないんだけど唯一RUNTEQ(@_RUNTEQ_ )だけはレベルが違う。スクール黎明期で変なスクールが乱立してるけどRUNさんから応募してくるエンジニアは本当にレベルが高い。迷ってる人はおすすめです #駆け出しエンジニアと繋がりたい
— りんりかんをなくしたぷろぐらま (@nyangineer256) November 12, 2020
高いスキルを身に付け、未経験からのエンジニア転職を成功させたいという強い思いをお持ちの方は、是非RUNTEQの無料キャリア相談会へお越しください。
まとめ
以上、テックパートナーズカレッジの評判や口コミを中心に、スクールの特徴や受講コースの内容、入会時によくある質問などについて解説しました。
PHPでのWeb開発を10年近く運営している会社のノウハウが詰まったカリキュラムですので、PHPとLaravelについてのスキルをしっかり身に付けたい方にはおすすめのスクールだと言えるでしょう。
- テックパートナーズカレッジはPHP/Laravelに特化したプログラミングスクール
- 全体的に評判が良く、サーバー構築を学べたり案件獲得サポートがあったりという点が受講生から評価されている
- PHP以外を学ぶ場合は他のプログラミングスクールを検討してみるべき