「IT道場の評判がどうなのか気になる」
「出世払いや返金制度の詳細を知りたい」
まだスタートしたばかりである、未経験からのエンジニア転職を目的としたプログラミングスクール「IT道場」。
一体どんなスクールなのか興味がある方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、IT道場の評判や料金体系、受講コース、学習カリキュラムなどについて詳しく解説していきます。
IT道場に興味がある方は是非参考にしてください。
IT道場の基本情報
運営会社
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株式会社エスワイシステム
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住所
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東京都中央区日本橋浜町二丁目35番4号 日本橋浜町パークビル2F
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受講料金
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■一括払い : 360,000円(税込)
■出世払い : 420,000円(税込) |
受講期間
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6ヶ月
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受講できるコース
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夜間受講コース
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講義形式
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オンラインでの動画受講
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学習可能なスキル
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Javaに特化
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質問対応時間
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■平日:14:00~22:00
■土曜日:9:00~18:00 ■日・祝:対応なし |
IT道場の特徴
参照:https://www.it-dojo.net/
IT道場には、主に以下のような特徴があります。
- 料金は出世払い(ISA)が可能
- 就職できなければ受講料全額無料
- 学習カリキュラムはJavaに特化
- オンラインでも教室でも学習可能
料金は出世払い(ISA)が可能
IT道場では、受講料金を入学時に払うのではなく、就職後に支払う「出世払い(ISA)」が可能となっています。
「今あまりお金がないけど、とにかくプログラミングを学んでエンジニアになりたい!」という方にとっては嬉しい仕組みではないでしょうか。
支払方法としては、就職後に毎月1万円、もしくは2万円を支払っていく、という形になります。
ただし、入学時の一括払いならば36万円で済むところが、42万円まで上がってしまうという点がデメリットです。
しかし、受講料後払いという形式はスクールにとってリスクがあるので、ある程度料金が高くなってしまうのは仕方のないことでしょう。
就職できなければ受講料全額無料
もしIT道場でのカリキュラムを期間内に達成し、就職サポートも利用したのに就職できなかった場合には、受講料金が全額無料となります。
すでに一括や分割で支払っている場合は、返金を受けられます。
ただし、返金を受けるには以下の条件をすべて満たす必要があります。
①IT道場でのカリキュラムをコース期間内での達成
②卒業後6ヶ月間を含めた就職サポートへの参加
③カリキュラム内でのスケジュールにおいて無断遅刻・無断欠席がないこと
④就職活動において紹介求人への無断遅刻・無断欠席がないこと
⑤内定後の辞退がないこと引用:エスワイシステム利用規約
利用規約の中には、さらに厳しい条件も記載されていますので、返金条件をしっかり確認したい方は規約を読み込んでおいた方がよいでしょう。
学習カリキュラムはJavaに特化
IT道場は、Javaに特化したプログラミングスクールとなっており、約6か月間、600時間をかけてJavaやフレームワークの基礎、アプリケーション開発、情報セキュリティ、プロジェクトマネジメントなどを学んでいきます。
Javaの求人や案件が非常に多いことから、IT道場ではJavaに特化しているようです。
オンラインでも教室でも学習可能
IT道場の受講は基本的にオンラインでの動画形式となりますが、東京の日本橋に教室も構えているため、教室まで通って講師から指導してもらうことも可能です。
教室の場所
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東京都中央区日本橋浜町二丁目35番4号 日本橋浜町パークビル2F
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教室開放時間
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■平日:14:00~22:00
■土曜日:9:00~18:00 ■日・祝:対応なし |
東京近郊に住んでいて、「講師の顔を見て教えて欲しい」とお考えの方は、教室も積極的に利用していくとよいでしょう。
IT道場の評判や口コミ
まだ新しいサービスのためか、Twitterでは受講生の口コミが見当たりませんでした。
口コミ投稿サイトでも、何も投稿されていないことがほとんどであるため、IT道場の公式サイトにあった「受講生の声」の内容をまとめてみます。
■参考書や教材、サポーターのアドバイスなどによりIT企業への転職に成功できた
■開発業務で大事なのはプログラミングスキルだけではないと学べた
■自己解決力を高めることができた
あくまで公式サイトに掲載されている口コミなので、実際に受講生たちがどのように感じているかは不明です。
しかし、まだ始まったばかりのサービスとはいえ悪評もまったくないので、特に問題はない可能性が高いでしょう。
今後サービス運営年数が増えてきた時に、Twitterなどへリアルな感想が書き込まれるかと思われますので、IT道場が気になっている方は各種SNSや口コミ投稿サイトで定期的に評判をチェックしてみるとよいでしょう。
IT道場の受講コースと料金
ここでは、IT道場の受講コースと料金について解説していきます。
受講コースは「夜間受講コース」のみ
IT道場の受講コースは、「夜間受講コース」の1種類のみとなっています。
受講期間は6か月で、600時間の学習時間を想定しています。
授業形式はオンラインでの動画講義がメインとなっていますが、東京の日本橋に教室があるため、平日の9時~22時と土曜日の9時~18時ならば講師から対面で教わることも可能です。
なお、定員は1か月あたり10名と少人数なため、きめ細やかなサポートに期待できるでしょう。
受講料金
受講料金については、「入学時に一括 or 分割で支払う」・「就職後に給料から月々支払う」のどちらを選択するかによって変わってきます。
- 入学時に一括払い or 分割払い ⇒ 360,000円(税込)
- 就職後に給料から毎月払い(出世払い) ⇒ 420,000円(税込)
後者の「出世払い(ISA)」の場合、スクール側にとって「就職後の支払いが滞る」「結局就職しなかった」といったようなリスクがあるため、料金が多少上がってしまいます。
経済的に問題ない状態であれば、入学時に支払う方がよいでしょう。
料金の支払い方法
料金の支払い方法は、「銀行振込」・「口座引き落とし」のどちらかとなります。
公式サイトには、クレジットカード払いについての記載がないため、一括払いなら銀行振込、分割払いなら月々口座引き落とし、という形になるかと思われます。
IT道場のカリキュラム
IT道場の学習カリキュラムは、以下のようになっています。
1~2か月目
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■Javaの基礎
■Java基礎演習 ■DX人材育成教育 ■就職に向けた活動 |
3~4か月目
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■Webアプリケーションの基礎
■サーブレット/JSP演習 ■DX人材育成教育 ■就職に向けた活動 |
3~4か月目
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■フレームワークの基礎
■Sring Boot ■DX人材育成教育 ■就職に向けた活動 |
IT道場はJavaメインのスクールであるため、まずはJavaを通して、分岐処理やループ、オブジェクト指向といったプログラミングの基本的な技術を学びます。
また、IT道場はエンジニアとしての就職をゴールとしているので、1か月目から就職対策についても取り組んでいきます。
基礎知識が身に付いた3か月目からは、MVCモデルを意識したWebアプリケーション開発について学習していきます。
5か月目以降は、フレームワークについても学びます。
実際の開発現場ではフレームワークを活用することが多いため、必須の学習項目となります。
上記のような内容を、600時間かけて学ぶカリキュラムとなっています。
IT道場を受講するメリット
IT道場を受講するメリットには、どんなものがあるのでしょうか?
ここでは、IT道場ならではのメリットについて紹介していきます。
今お金がなくても受講できる
IT道場はISA(出世払い)を取り入れているため、受講時に1円も払うことなく学習を始めることができます。
料金の支払いについては、就職後に毎月1~2万円ずつ払うという形になります。
後払いになる分、支払う総額は増えてしまいますが、「今すぐプログラミングを学びたいけどお金がない」という方にとっては嬉しい制度でしょう。
需要の多いJavaを学べる
数あるプログラミング言語の中でも、Javaは大変人気のある言語です。
参照:【最新版】プログラミング言語別単価ランキング | レバテック
※集計期間:2021年10月~2022年10月
こちらはフリーランス向けのデータとなりますが、ご覧の通りJavaは案件数において頭一つ抜けています。
また、平均月単価ランキングにおいても、Javaは上位にいます。
参照:【最新版】プログラミング言語別単価ランキング | レバテック
※集計期間:2021年10月~2022年10月
平均月単価は「Go」や「Ruby」に劣りますが、JavaもしっかりTOP10には入っています。
需要が高く、将来性もあるJavaを学べるという点もメリットの一つと言えるでしょう。
対面での指導も受けられる
オンラインだけでなく、教室に行って講師から直接教えてもらえるというのもIT道場の特徴です。
講師の顔を見ながら対面で学びたいという方にとってはありがたいのではないでしょうか。
ただ、東京近郊に住んでいなければ教室まで行くのが難しいという点はネックとなります。
返金制度がある
IT道場が用意するカリキュラムをすべて完了し、就職サポートも受けた上でエンジニア転職に失敗してしまった、という場合には、全額返金される制度が用意されています。
全力で頑張ってはみたものの向いてなかった、ということもあるかもしれませんので、こういった制度があるのは安心材料となるでしょう。
ただし、返金を受けるにはIT道場が定める規定をすべて満たす必要があるので、利用規約をよく確認するようにしてください。
塾長による直接指導あり
IT道場の塾長は、開発経験が10年以上あるエンジニアで、元教師でもある小島雄二氏が務めていますが、そんな塾長からのマンツーマン指導やメンタリングが、受講生全員に対して行われます。
豊富なエンジニア経験を持ちつつ、指導スキルもある塾長からアドバイスがもらえるのは受講生にとって大きなプラスになるはずです。
IT道場を受講するデメリット
メリットだけではなく、IT道場を受講するデメリットについても紹介していきます。
返金条件が厳しい
IT道場では、授業料の全額返金制度を設けていますが、全額返金を受けるには、合計23項目の条件をすべて満たす必要があります。
当然ながら、そう簡単に全額返金が認められることはありません。
しかし、これはIT道場に限った話ではなく、プログラミングスクールもビジネスですので返金条件が厳しいことはよくあることです。
就職できなかった時に返金を申し出ることを考慮している場合は、利用規約をしっかり確認しておきましょう。
学べる言語はJavaのみ
IT道場で学べる言語は、基本的にJavaのみとなっています。
Javaは需要の高い言語なので、Javaに特化するというスタンスは一般的なものではありますが、他の言語を学びたいという方にとっては残念に思えてしまう部分かもしれません。
口コミや評判が少ない
IT道場は、まだ始まったばかりのサービスであるため、受講生の口コミや評判がほとんどなく、どういったスクールなのか掴みづらいという点もデメリットだと言えます。
スクールの良し悪しを判断するために、口コミは非常に重要な情報源です。
そんな大事な情報源が不足している状況は、受講を検討している人にとってマイナスと言わざるを得ないでしょう。
とはいえ、サービスのスタート直後に口コミが少ないのはやむを得ないことでもあります。
Java以外を学びたいと考えている場合
前述の通り、IT道場はJavaに特化したプログラミングスクールとなっています。
そのため、他の言語を学びたいと考えている場合には、別のスクールを検討してみるのもよいでしょう。
なお、Web開発の現場でよく用いられる言語である「Ruby」を学びたい場合は、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ(ランテック)」の受講がおすすめです。
Rubyは、スピード感のある開発が可能となる言語で、開発にかかるコストや工数を削減することが可能となります。
そのため、スタートアップ系企業に好んで採用されており、Webエンジニアを目指すには最適な言語です。
RUNTEQでは、未経験からRubyを学習し、自社開発企業や受託開発企業への転職を目指すことに特化したスクールとなっていて、これまでも多くの卒業生が開発会社に採用されました。
その理由は、RUNTEQには以下のような特色があるからです。
- 1,000時間の学習を前提とした圧倒的なボリュームのカリキュラム
- 開発会社が運営するスクールであるため学習内容が超実践的
- オリジナルのWebアプリ開発のサポートが豊富(現役エンジニアによってアイデア出しからサポート)
未経験からのエンジニア転職の場合、「ポートフォリオ」が重視されますので、RUNTEQとしても特に力を入れて支援しています。
その結果、RUNTEQ生のポートフォリオはスクール内外から大変高い評価をもらっています。
RUNTEQの方のポートフォリオ見たらレベル高すぎて不安になってきた。#駆け出しエンジニアと繋がりたい #プログラミング勉強中
— 助六 (@Web_sukeroku) June 13, 2022
RUNTEQの仲間が作るポートフォリオ見て、学んだことと自分のアイディアを掛け合わせるのが上手すぎてショックを受けました。笑
いい意味で感化されるし、高め合えることに感謝したい。#RUNTEQ #1000時間チャレンジ— ショー @RUNTEQ32 (@SHOBRIO1) November 2, 2022
RUNTEQ生の作るポートフォリオがどれも面白くてかっこよすぎる!
ほんと凄い!!— ワタル(もこち) (@wtr_mcc_pgm) March 17, 2021
周囲から一目置かれるようなポートフォリオを作成して転職活動に臨みたい方は、是非一度RUNTEQの無料キャリア相談会へお越しください。
まとめ
以上、IT道場の評判や受講コース、料金、IT道場のメリット・デメリットなどについて解説しました。
Javaに特化したスクールということで、Javaを用いた開発に興味のある方は是非詳細について問い合わせてみてはいかがでしょうか。
「まだ始まったばかりのサービスだから不安」という方でも、問い合わせをすることで不安が解消するかもしれません。
なお、スタートアップ企業から重宝されているRubyを学んでWebエンジニアを目指したいという方は、是非弊社が運営するスクール「RUNTEQ」へもお問い合わせいただければと思います。
- IT道場はJavaメインのプログラミングスクール
- 「出世払いOK」「全額返金制度あり」といった料金面での優遇が多い
- 始まったばかりのサービスのため、まだ口コミが少ない