「プログラマーの適性を診断できるサイトはない?」
プログラミングに興味を持ったものの、自分に適性があるのか、学習を続けることができるのか、と不安に感じていらっしゃる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、プログラミングに向いている人の特徴8選と向いていない人の特徴5選を紹介しつつ、プログラマーとしての適性を診断できるおすすめサイトを紹介していきます!
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プログラミングに向いている人の特徴8選
プログラミングに向いている人の代表的な特徴は、以下のようなものです。
- ゲーム好き
- 勉強することが好き
- 料理好き
- 好奇心が強く新しい物好き
- めんどくさがり
- 論理的思考ができる
- 人とコミュニケーションを取るのが好き
- 根気がある
納得できるものもあれば、「なんでそれがプログラミングと関係あるの?」と疑問に思うようなこともあるでしょう。
一つずつ具体的に解説していきます。
ゲーム好き
意外かもしれませんが、ゲームが好きだという人は、その時点でプログラミングに向いている可能性が高いです。
実際に、エンジニアでゲームが嫌いという人はほとんどいません。
では、なぜゲーム好きな方がプログラミングに向いているのでしょうか?
まず、ゲームというのは壁にぶつかりながら攻略していくものです。
この過程が、プログラミングと非常によく似ているのです。
なお、ゲームのジャンルは何でも大丈夫です。
「壁にぶつかりながら頭を使ってじっくり攻略する」と聞くと、RPGゲームを想像する方もいらっしゃるかと思いますが、頭を使うのはRPGゲームだけとは限りません。
例えばアクションゲームでも、最初にどういう技を繰り出すべきなのか、敵の攻撃をどう防げばいいのか、といったような戦略を事前に立てて、その戦略通りに実行し、駄目だったらまた新たな戦略を立てる、といったようなことを繰り返すはずです。
こういった点は、まさにプログラミングと共通しています。
このように、ゲーム好きな人は楽しみながらプログラミングに取り組めるはずですので、適性があると言えるでしょう。
勉強することが好き
勉強することに対して一切の抵抗がなく、むしろ楽しいと感じられる人はプログラミングに向いています。
中には、プログラミング学習を勉強だとは思わず、ゲーム感覚で楽しみながら続けられるような人もいるでしょう。
エンジニアは、就職するまではもちろん、エンジニアとして働き出してからも日々の勉強が欠かせない仕事なので、勉強に対して少しでも苦手意識があると長続きしない恐れがあります。
料理好き
驚かれる人も多いでしょうが、料理が好きという人も実はプログラミングに向いている可能性が高いです。
料理というものは、手順に沿って組み立てていくという作業になります。
この点がプログラミングと酷似しているのです。
言うなれば、「料理のレシピ」はプログラミングの「仕様書」にあたります。
ここまで読んでも、「そんなバカな」と思う方もいるかもしれません。
そういう場合は、以下の本を読んでみてください。
こちらは、エンジニアのための料理本という、一風変わった書籍となっています。
料理好きの方が読めば、「エンジニアってこういう気持ちで料理するのか」ということが伝わるでしょう。
そもそも、料理とプログラミングは「ものづくり」という点で通ずるものがありますので、決して遠い存在ではありません。
好奇心が強く新しいもの好き
プログラミングの世界では、技術の入れ替わりが非常に激しくなっています。
1年前、下手したら半年前に最新とされた技術が、今やもう古いと言われてしまうほどの早さで技術が入れ替わっていくのです。
したがって、新しいものが出たらすぐに触りたくなってしまうような強い好奇心をお持ちの方は、プログラミングの素養があります。
むしろ、新しもの好きでないとやっていけない、というような世界です。
高いスキルを持った現役のエンジニアたちも、新しく登場した技術やツールに対して「今更覚えるのが面倒くさい」「従来のスキルで充分」などと思うことは一切なく、積極的にどんどんツールに触れ、課金してまで使い倒すという人も多いです。
めんどくさがり
重複した作業をいかに減らせるかや効率的に動きたいと考える人も、プログラミング学習に適しています。
例えば、ある作業に対して効率の悪いやり方で苦戦している人を見つけたとしたら、その作業を自動化するようなツールを勝手に作ってしまったり、といったように。
要は、非効率なことを見過ごせないのです。
効率が悪いやり方をしている人を見てウズウズしてしまうような人は、是非プログラミングスキルを身に付けて効率化の手助けをしてみてはいかがでしょうか。
論理的思考ができる
プログラミングに最も求められる能力が、論理的思考(ロジカルシンキング)です。
論理的思考とは、その名の通り、物事を筋道立てて論理的に考えることができる力であり、プログラミングには欠かせない能力となります。
エラーが発生した時、「なぜ」「どうして」という疑問に対し、コードの連なりを一つ一つ論理的に分析して答えを導き出していける力がないと、エラーを解決することはできません。
大雑把な感覚や感情で考えてしまうのではなく、曖昧な要素を排除し、論理の積み重ねによって解決していくしかないのです。
そういう意味では、数学が得意だったり、ディベートが得意だったりする人は、論理的思考が身に付いている可能性が高いため、プログラミングの素養があると言えるでしょう。
なお論理的思考については、プログラミングを学ぶ過程で自然と身に付きますので、最初から持っている必要はありません。
人とコミュニケーションを取るのが好き
プログラマーというと、誰ともコミュニケーションを取らずひたすらパソコンの前でプログラミングをしている、という印象を持っている方も多いでしょう。
しかし実際の開発現場では、そんなことはありません。
開発というものは、チームを組んでプロジェクトに取り組むことが一般的であるため、スタンドプレーだけでどうにかなるというケースは少ないです。
そのため、チームのメンバーと円滑にコミュニケーションを取れなければ、チーム全体としての開発効率が落ちてしまいます。
また、何かわからないことがあった時に素直に質問できる積極性やコミュニケーション能力も重要です。
根気がある
プログラミングは、エラーとの戦いです。
どれだけ慎重にプログラミングしようとも、一発で意図した通りの動作をしてくれることなどまずあり得ません。
頻発するエラーを一つずつ潰していき、時には何時間考えても、場合によっては丸一日考えてもわからないようなエラーと根気よく戦っていかなければならないのです。
とんでもない数のエラーが出ても、いくら考えてもわからないエラーとぶつかっても、諦めることなく取り組むことができなければ、プログラマーは務まりません。
根気強さは、プログラマーの適性として大変重要です。
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プログラミングに向いていない人の特徴5選
ここまでは、プログラミングに向いている人の特徴を解説してきましたが、以下では、逆にあまりプログラミングに向いていない人の特徴を紹介していきます。
- 学習意欲が低い
- すぐに諦めてしまう
- 人と喋るのが苦手
- ものづくりに興味がない
- 人に相談や質問ができない
それぞれ、詳しく解説していきます。
学習意欲が低い
そもそも学ぶことに対して受身な人は、プログラミングに向かないでしょう。
未経験からプログラミング学習を始め、エンジニアを目指すという場合には、数か月、場合によっては1年以上の長期的な勉強が必要となります。
さらにエンジニアになってからも勉強は続き、最新のスキルをキャッチアップするために常にアンテナを張り、業務に活きそうなことがあれば積極的に学びスキルを高めるという姿勢が重要になります。
したがって、スキルを磨くための学習意欲が低い方はあまりプログラミングの適性がないと言えます。
すぐに諦めてしまう
プログラミングは、非常に根気が必要となる作業です。
スキルを身に付けるための長期的な学習はもちろん、スキルアップのためにひたすら本を読んだり演習問題をこなしたり、どれだけ頑張っても解決できないエラーと向き合ったりしなければなりません。
そのため、何事に関してもすぐに諦めてしまいがちな人にはあまり向かないと言えます。
なぜ解決できないのかわからないエラーに対して、「絶対にクリアしてやる」とゲーム感覚でしぶとく挑めるような気概が重要となってきます。
人と喋るのが苦手
趣味として独学でプログラミングを学習するということであれば、人と喋らなくてもなんとかやっていけるでしょう。
しかし、エンジニアとして働くためにプログラミングを学んでいるのならば話は別です。
エンジニアを目指して学習するのならば、当然高度なスキルが要求されます。
そのためには、専門知識を持った人から積極的に指導を受ける必要も出てきますし、就活のためのアドバイスも受けなければなりません。
そして、晴れてエンジニアになれたとしても、人とコミュニケーションを取ることが苦手であれば業務がスムーズに進みません。
チーム開発の妨げとなってしまい、エンジニアとしての未来はなくなってしまうでしょう。
人見知りであったり、今現在はあまり人と接するのが好きではないという人でも、「コミュニケーション能力を高めたい」という気持ちさえ持っていれば大丈夫です。
ただし、「今後もあまり人と関わらずにいきたい」という考えを持ち続けているようでは厳しいでしょう。
ものづくりに興味がない
プログラミングは、コードを書いて作りたいものを形にするという「ものづくり」にあたる仕事になります。
そのため、アイデアを形にしたり、より良いサービスを作りたいといった気持ちがとても重要になります。
近年ではプログラマーとしてサービスを作る上での創造力も必要となっているため、クリエイティブな仕事が苦手な人はエンジニアに向いていません。
人に相談や質問ができない
- プライドが高い
- 恥ずかしがり屋
- 積極性がない
こういった理由から、周囲の人に相談や質問ができないという人も、プログラミングにはあまり向いていません。
未経験の状態からプログラミング学習を始める場合は、とにかくわからないことだらけです。
積極的にいろいろな人に質問して、知識を吸収していかなければなりません。
プライドが高くて人に質問できなかったり、恥ずかして自発的に教えを乞うことができないというのは致命的です。
これは、開発現場に出てからも同じことですので、プログラミングを学んでエンジニアになりたいと本気で考えているのであれば、「教わることの重要性」をしっかり理解すべきです。
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プログラミングの適性があるか診断できるおすすめサイト3選
「自分にプログラミングの適性があるのかどうか、簡単にチェックできる適性診断サイトがあるのならば知りたい!」
このような方のために、すぐに適性診断を行うことができるおすすめサイトを3つ紹介します。
なお、あくまで簡易的な適性診断であり、こちらの適性チェックで良い結果が出ようが悪い結果が出ようがそこまで大きな意味はありませんので、目安程度に活用していただけたらと思います。
マナラボ
マナラボは、「CABテスト」によって、3分間でエンジニア・プログラマーの適性を試すことができるサイトです。
CABテストとは、IT関連の職業を目指す人の採用試験として使われることのある試験で、バイタリティ、ストレス耐性、論理的思考力といった部分を問われる問題が出題されます。
テスト内容としては、主に図形を用いた法則性を見抜いたり、計算式を解いたり、といった問題が出ます。
こちらのテストは、プログラミングの素養を測る一つの指標にはなるでしょう。
エンジニアリング協会
エンジニアリング協会とは、エンジニアリングに関わる多くの企業が集まり、エンジニアリング産業の社会的プレゼンスを高めることを目的とした公益法人です。
以下のページでは、15問の簡易的な適性診断が用意されており、たった数分で自分の適性を確認することができます。
Geek Job
Geek Jobは、未経験からでも最短一か月でWebアプリが作れるようになるプログラミング学習サービスです。
そんなGeek Jobでも、プログラマーとしての適性を診断できるサービスが用意されています。
診断を受けることで、以下の3点についてざっくりと把握することができます。
- プログラマー適性
- 転職後の想定年収
- プログラミング適性
診断は5分程度で終了するので、気になる方は気軽に受けてみてはいかがでしょうか。
プログラマー(エンジニア)になるには
上記の項目にて「プログラミングの適性を診断できるサイト」を紹介しました。
向き不向きは理解できたところで、実際にプログラマーになるための学習方法をご紹介します。
独学で学ぶ
学習サイトや動画などを見ながら自分で学んでいく方法です。気軽に学ぶことができるのでプログラミングがどんなものなのかイメージが掴めない方は、まずは試しに取り組んでみると良いかもしれません。
ただし気軽に学べる一方で、独学は挫折率が高いのも事実です。
未経験の状態から1人で学んでいく場合、分からない部分がいつまでも解決できなかったりすると挫折してしまう方が多くいます。
スクールで学ぶ
スクールには、オンラインで学ぶスタイルと通うスタイルのものがあります。最近ではオンラインで完結スクールも多くありますので、全国どこからでも学ぶことができます。
独学とは違い、分からないところは講師に質問してすぐに解決できるので学習スピードも早く、最短でスキルを身につけることができます。
また、転職を目指している方は卒業後の就職支援までサポートしてくれるスクールを選ぶと良いでしょう。
挫折せずに最短でスキルを身につけたい方はぜひスクールを検討してみてください。
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まとめ
以上、プログラミングに向いている人・向いていない人の特徴や学習方法について解説してきました。
基本的に、プログラミング学習は誰にでもできますし、適性や才能がマッチしていなくてもやる気さえあればそこまで気にする必要はないのです。
プログラマーになるために最も必要な才能、それは「目標に向かって努力できること」と「努力を継続できること」です。
本気で挑戦してみたいと思ったのならば、適性など目安程度に捉え、是非プログラミングをはじめてみてはいかがでしょうか。
また、自分が向いているか気になる方は一度スクールに相談してみることもお勧めです。
- 「ゲーム好き」「勉強好き」「好奇心が強い」といった人はプログラミングの適性があると言える
- 「学習意欲が低い」「飽きっぽい」「人とコミュニケーションを取るのが好きではない」といった人は、あまり適性があるとは言えない
- ただし、最も重要なのは「やる気があるか」「努力できるか」なので、本気でプログラミングをやりたい場合には適性など気にする必要はない
- 最短でプログラマー(エンジニア)になるには、スクールがおすすめ
なお、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ(ランテック)」は、未経験からのエンジニア転職に強いスクールで、Webエンジニアの育成に特化しています。
Web業界は今も伸び続けており、Webエンジニアの需要も大変高くなっていますので、もし興味がある方は是非お気軽にご相談ください。