「日々の仕事が辛すぎて潰れてしまいそう・・・。何か対策法はない?」
「今の仕事を続けるのはしんどい・・辛い・・どうしたらいい?」
仕事のプレッシャーなどによって、日々疲労とストレスを溜め込んでいる現代人は非常に多いのが現状です😭
特に、潰れやすい特徴を持った人や、あまり好ましくない職場環境にいる人にとっては深刻な問題だと言えるでしょう。
そこでこの記事では、以下のようなことについて詳しく解説していきます。
- 仕事のプレッシャーで潰れやすい人の特徴
- 仕事で潰されやすい職場環境
- 仕事のプレッシャーで潰れる前に出やすい症状
- 仕事で潰されないようにするための対策法
現状仕事で悩んでいる人は対策法については特に重要ですので、是非ご覧ください。
仕事のプレッシャーで潰れやすい人の特徴
以下のような特徴を持った人は、仕事のプレッシャーで潰れやすいのでご注意ください。
- 真面目すぎる
- キャパオーバーでも頑張りすぎてしまう
- 引っ込み思案
- 理想主義者
- 自信過剰
- 細かいことを気にしすぎる
- 有能で仕事ができる
真面目すぎる
仕事のプレッシャーで潰されやすい人の特徴として最も多いのが、「真面目すぎる」というものです。
仕事に対して真摯に向き合うことは良いことですし、当然のことでもありますが、あまりに真面目すぎると必要以上にプレッシャーを感じてしまい、いずれ潰されてしまう可能性が高まってしまいます。
例えば、上司によるどう考えても無茶な要求に対しても、「上司から命令されたものだ」と妄信し、絶対にこなさねばならないと思い込んでしまうといったケースです。
本来であれば、理不尽な要求については何かしらの対応をすべきなのですが、真面目であるがゆえ、言われたことはやらなければいけないと思い込んでしまうのです。
キャパオーバーでも頑張りすぎてしまう
どう考えても一人の人間がこなせる仕事量ではない、という仕事を振られたのにも関わらず、それを把握できずに引き受けてしまい、頑張りすぎたことで潰れてしまうということもあります。
特に経験が浅い頃は、自分がどれだけの仕事ができるのかを掴めていない場合も多いです。
その結果キャパオーバーとなっているのに、「引き受けた以上は仕事を終わらせなければいけない」というプレッシャーに晒され続け、潰されてしまうのです。
明らかに自分のキャパを超えていると思った場合は、はっきりと断ることが重要なのですが、立場によってそれができなかったり、そもそも自分のキャパシティーを理解していなかったり、といった理由により、終わるわけがない仕事に心身を消耗してしまう人も存在します。
引っ込み思案
引っ込み思案の人は、仕事の悩みがあっても、限界までストレスが溜まっていても、なかなか周りの人に相談できないことが多いです。
結局何も行動を起こさないまま、無理に無理を重ね続けるという負のスパイラルに陥り、最終的に限界を迎えて潰れてしまうのです。
「そんなに辛いなら辞めてしまえばいい」と考える方もいらっしゃるでしょうが、引っ込み思案の人の場合、辞めるという意思表示をするのも困難な場合があります。
理想主義者
会社や仕事に対して高い理想を持っている人も、潰れやすいタイプです。
「こんなに頑張っているんだから、もっと給料が上がるべきだ」
「これだけの成果物を提出したのに、誰も褒めてくれない」
このように、自分の理想通りにならず、仕事に対しても思ったほど評価されないような状況が続くと、だんだんと仕事へのモチベーションが落ちてきてしまいます。
自信過剰
自分の能力を過信しているタイプの人も、要注意でしょう。
「自分ならできる」と思っていた仕事が思うように進まなかったり、仕事への評価があまり良くなかったりすると、自分自身に失望してしまい、徐々に気持ちが病んでしまうといったことにもなりかねません。
また、「なんで自分の仕事が評価されないんだ」という怒りが湧き、職場の輪を乱すような行動を取ってしまう可能性もあります。
適度に自信を持つことは良いことですが、過剰な自信は、自分にも周囲にも悪影響を与えてしまいます。
細かいことを気にしすぎる
心配性で細かいことが気になる・他人からの評価が気になるというタイプも、仕事のプレッシャーで潰されやすいです。
細かいことを気にしてしまう人は、自分の仕事について、「粗探しをされないだろうか」「仕事の質が低いとバカにされるのではないか」といった不安を常に抱え込んでいることが多いです。
それが原因で、必要以上に仕事に対してプレッシャーを感じて、どんどんストレスを溜めてしまうのです。
有能で仕事ができる
意外かもしれませんが、能力が高く、仕事ができる人も、プレッシャーによって潰されてしまうことがあります。
有能で仕事も早いため、部下も同僚も上司も、その仕事ぶりに大いに期待します。
そして本人が、周囲の期待に応えようとして頑張り、成果を出すと、今度はさらに難しい仕事や多くの仕事を任されてしまいます。
「有能だからこれくらいの仕事を振っても大丈夫だろう」と捉えられてしまうのです。
しかし、いくら能力の高い人でも、無制限に仕事ができるわけではなく、必ず限界はあります。
本人がその限界を理解していればいいのですが、どう考えても厳しい仕事量に対して「自分ならできそう」「頼られているから頑張ろう」と引き受けてしまい、無理をしすぎた結果、体を壊したりメンタル的な不調に陥ったりといった状態になってしまう可能性があります。
仕事で潰されやすい職場環境
以下のような職場環境に身を置いていると潰されやすくなってしまうため、要注意です。
- 実力主義ではなく年功序列
- ハラスメントへの対処がない
- ワンマンな上司がいる
- 職場内の人間関係が険悪
実力主義ではなく年功序列
当時の日本社会は年功序列が当たり前でしたが、今では実力主義・成果主義というスタイルの企業も増えました。
しかし、まだまだ年功序列の企業も多いです。
なぜ年功序列の職場だと仕事で潰されやすいかというと、若い社員がどれだけ頑張っても、出世や評価や給料といった面で「ただ会社に長くいるだけの人」に勝てないからです。
この点を不公平に感じて、若手社員のモチベーションが上がらないという状況に陥りがちとなります。
「年功序列」という概念が悪いわけではなく、年功序列でも健全に運営されている組織はたくさんありますが、「成果主義」に比べてモチベーションを保ちにくくなることが多いのは確かでしょう。
ハラスメントへの対処がない
パワハラ・セクハラ・モラハラといった、職場でしばしば問題となるハラスメント行為に対して、なんの対処もしていないような職場では、社員の心身が激しく消耗されます。
世論的に、ハラスメント行為についてはだいぶ厳しくはなってきたものの、まだ一部の業界や一部の会社では隠然と行われています。
最近の例では、2023年の夏に報道された、某最大手の中古車買い取り・販売会社におけるパワハラが有名です。
このような職場では、パワハラによる仕事のプレッシャーで多くの人が潰されてしまうでしょう。
ワンマンな上司がいる
- 気に入っている部下だけ贔屓する
- 無茶な営業目標を押し付けてくる
- 飲み会は強制参加
このような横暴なワンマン上司がいると、部下たちは常にストレスやプレッシャーを受け続ける環境に身を置くこととなり、潰れる可能性が高まります。
すべてが上司の気分次第で決まってしまい、一生懸命仕事をしても正しく評価されないという状況で、健全な心身を保つことは難しいでしょう。
職場内の人間関係が険悪
職場の雰囲気がギスギスしているだけで、潰されてしまうリスクは大幅に高まってしまいます。
社員同士で円滑なコミュニケーションが取れている状況ならば、難しい仕事があれば協力し合い、誰かが困っていれば助ける、といったことが当たり前のように行われるでしょう。
プライベートな付き合いも生まれ、仲間意識もより強固になっていくことも期待できます。
しかし、職場の人間関係が険悪であったり、派閥同士で足の引っ張り合いをしていたりするような状況では、生産性も落ちますし、そもそも会社に来るのが嫌になってしまうということもあるでしょう。
仕事のプレッシャーで潰れる前に出やすい症状
以下のような症状が出てしまうと、仕事で潰されかけている前兆ですので、早めの対策が必要となります。
- 仕事のスピードが落ちる
- 精神的に不安定になっている
- 疲れが抜けない
仕事のスピードが落ちる
仕事のプレッシャーで潰れそうな状態になると、集中力や注意力が落ちてしまい、仕事のスピードが落ちたりミスが増えたりするようになります。
特に、普段ならば考えられないようなミスを連発するようになってきたら、いよいよまずい状態だと認識した方がいいでしょう。
精神的に不安定になっている
仕事で潰れそうになってくると、精神的に不安定な状態となり、体が様々なサインを出すようになります。
以下のような症状が現れた場合はメンタル的な不調を疑うべきです。
- 会議中に急にキレてしまう
- 理由もなく涙が出てくる
- 口数が異常に減った
- 食欲がない
- 眠れない
これらは、うつ病の初期症状でもあるので、自分はもちろん、部下や上司などの様子も観察しておき、このような症状が出ていないかを確認しておくべきでしょう。
疲れが抜けない
土日にしっかり休んだはずなのに、月曜になってもほとんど疲れが取れていない、というようなことがあれば、仕事のプレッシャーによって過労やストレス過多になっている恐れがあります。
疲労やストレスが限界近くまで溜まってしまうと、自律神経がおかしくなったり、ホルモンバランスが崩れてしまったりして、1~2日程度ゆっくり休んだ程度ではなかなか回復はしてくれません。
こういった場合は、一刻も早く何らかの対策を行うべきです。
仕事で潰されないようにするための対策法
仕事で潰されないための対策法は、数多く存在します。
状況によっては使えない方法もあるかとは思いますが、有効なものもあるはずですので、少しでも役立ちそうな対策法については是非試してみてください。
具体的には、以下のような方法となります。
- 誰かに相談する
- 調子が悪い時は遠慮なく休む
- 完璧を求めすぎない
- 何でもかんでも引き受けない
- 異動願いを出す
- ストレスを上手く発散する
- 趣味を作る
- 転職する
誰かに相談する
「弱音を吐きたくない」
「迷惑な奴だと思われたくない」
こんな考えから、何か仕事上の悩みがあったとしても、同僚や上司に相談することができないという人も多いです。
すぐ人に頼るとなると話は別ですが、可能な限り努力した上で、それでも自分の力ではどうにもならないと判断したら、思い切って誰かに悩みを相談してみましょう。
- 一人ではどうしても終わらせられない仕事がある
- ノルマがきつすぎる
- 特定の人間から嫌がらせを受けている
このように、職場における悩みはいろいろありますが、誰かに相談することで、意外にあっさりと解決してしまうということもあるはずです。
「案ずるより産むがやすし」ということわざがあるように、あまり考えすぎず、気軽に周囲の人たちへ相談してみてください。
調子が悪い時は遠慮なく休む
周囲の人たちが有休を取らずに働いている姿を見ると、どんなに疲れていても、どんなに体の調子が悪くても、なかなか有休を取ってしっかり休むということはしづらいでしょう。
しかし、体の作りは人それぞれ違います。
多少無理をしても平気な人もいれば、そうでない人もいるのです。
強い人に合わせる必要はないので、どうしても辛い時は、できる限り迷惑にならない形を意識しながら休みをもらうようにしましょう。
心身の調子を崩していることを伝えても休みをもらえないようなブラックな職場環境ならば、転職も視野に入れた方がいいかもしれません。
潰されてからでは遅いので、早めに行動するようにすべきです。
完璧を求めすぎない
仕事に対して一生懸命に取り組み、より良い結果を出そうと努力することは大事です。
しかし、完璧を求めすぎるがあまり、自分で自分を追い込んでしまうようになってしまっては本末転倒です。
例えば、自分が作成しているレポートに対して、同僚が「これでいいんじゃないか」と言ってくれているのに、より完璧なレポートにするべく、必要以上に頑張りすぎてしまうようなことをすれば、自分で自分にプレッシャーをかけ、ストレスを増やすだけになってしまいます。
完璧主義は、良い面もあれば悪い面もあります。
アーティストのような仕事であれば別ですが、組織の一員として仕事をするのであれば、自分のこだわりを優先せず、適度に妥協するということも大事です。
何でもかんでも引き受けない
お人好しだったり、仕事ができると思われていたりすると、周囲からどんどん仕事を振られてしまうことがあります。
そんな時は、自分のキャパをしっかり把握した上で、無理なものは無理だとはっきり断るようにしましょう。
前述の通り、キャパオーバーの仕事を引き受けたことで潰れてしまう人も多いです。
そういった事態を避けるために、仕事はある程度余裕を持って終わらせられるくらいの範囲で引き受けるようにすべきでしょう。
異動願いを出す
どれだけ仕事で潰されないように努力をしても、根本的な原因が解決しなければどうにもならない、というケースもあります。
例えば、職場での人間関係が険悪だったり、横暴なワンマン上司の下で働いていたり、といったケースです。
こういった問題を自分一人で解決するのは困難ですので、大きく環境を変えるしかありません。
そのために有効な方法が、他部署への異動願いです。
人事部など、異動願いの話ができそうな部や人間を探し、正直に相談してみることで状況が改善するかもしれません。
ストレスを上手く発散する
「ストレスは万病のもと」と言われるように、現代社会を生きる人間にとって、いかにストレスを上手に発散するかということが非常に大事になっています。
仕事のプレッシャーによって溜まったストレスも、終業後や休日を使って適度に解消できていれば、仕事で潰されるようなことにはならないでしょう。
「ストレス解消が大事だという話はよく聞くが、具体的にどうすればいいのかわからない」
確かに、自分なりのストレス解消方法を探したものの、いまだに見つからずに困っているという人も少なくないでしょう。
そういった場合におすすめなのは、「少しでも興味があることはどんどんチャレンジしていく」という方法です。
実際に、周囲の人や、テレビに出ている芸能人などが、「試しに●●●をやってみたら虜になった」といったような話をしているのを耳にしたことはないでしょうか。
ちょっとしたきっかけで始めたことが、いつの間にかライフワークになっていた、ということは珍しくないのです。
人間、何歳になっても新たに趣味を発見することは可能です。
趣味の種類や作り方については、次の項目で解説します。
なお、まったく興味がないことや、やりたくないと感じていることに挑戦することは、逆にストレスを溜めてしまう恐れがあるので避けましょう。
趣味を作る
夢中になれる趣味を見つけることで、仕事のプレッシャーを跳ねのけ、溜まるストレスも最小限に抑えられる可能性が高まります。
無趣味な状態から、新しい趣味を見つけることは大変ですが、何も行動を起こさなければ状況は変わりません。
たとえほんのわずかでも「やってみようかな」と思えるものがあれば、積極的に挑戦してみてください。
以下に、具体的な趣味を列挙していきます。
ソロキャンプ/釣り/ゴルフ/一人カラオケ/登山/家庭菜園/ボディボード/スノーボード/パラグライダー/天体観測/ドローンの運転/野鳥観察/マラソン/昆虫採集/マウンテンバイク/カヌー/スキューバダイビング/山菜集め/バーベキュー/一人旅/風景の撮影
アニメ/オンラインゲーム/ビリヤード/動画制作/YouTubeなどでのライブ配信/作曲/小説執筆/イラスト描き/手品/料理/名産食材のお取り寄せ/サウナ/陶芸/英会話/古美術品の収集/書道/プラモデル作り/観葉植物/DIY/プログラミング
ここに挙げたのはあくまで一例であり、ストレス解消候補となる趣味は、無限に近いほど存在します。
是非、少しでも気になったものがあれば試してみてください。
特に、スキルに直結する趣味はおすすめです。
プログラミングや英会話といった趣味ならば、ストレス解消をしながらスキルが身に付くため、今の仕事に活かせたり、もし転職の必要が出てきた場合にも対応しやすくなります。
転職する
どんな対策をしても状況が改善しない場合は、最終手段として「転職」という方法があります。
- 勇気を出して同僚や上司に相談したものの、誰も相手にしてくれない
- ハラスメントが横行している
- どんなに体調が悪くても休ませてもらえない
その他、あらゆる努力をしてみたものの、どうしても今の職場で仕事していくのは厳しいと感じたら、転職は有効な対策法となります。
実際、ブラックな職場環境というのは今でも珍しくありません。
そんな職場で消耗していては、いつか必ず潰されてしまいます。
だいぶ薄れたとはいえ、まだ終身雇用の概念が残っている日本においては、転職回数が増えることをネガティブに捉える人もいますが、適切な理由があっての転職は恥じるものではないですし、転職先の企業も、きちんとした説明を行うことで理解してもらえる可能性も高まるでしょう。
まとめ
以上、仕事のプレッシャーで潰されやすい人の特徴や、潰れる前の前兆症状、仕事で潰されないための対策法などについて詳しく解説してきました。
仕事で頑張ることは良いことですが、度が過ぎてしまうと体を壊す原因になってしまいます。
仕事は、やりがいだけでなく、楽しく健康的な人生を送るためのものでもあるので、無理をし過ぎず、辛い時には早めに何らかの対応をするようにしてください。
- 仕事で潰される原因は、本人の性格だけでなく職場環境が影響することもある
- 体が不調のサインを出したら、早めに対策することが重要
- 対策する方法はたくさんあるので、自分の状況に応じて適切な方法で対処しよう
なお、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ(ランテック)」は、未経験からのエンジニア転職に強いスクールで、特にWebエンジニアの育成に力を入れています。
Web業界は、風通しの良い職場環境が整っている会社が多く、仕事でプレッシャーをかけられるようなことはほとんどありません。
そんなWeb業界で活躍するWebエンジニアを目指したいという方は、是非一度無料キャリア相談会へお越しください。