「プログラミングの勉強仲間を作るにはどうしたらいい?」
「プログラミング仲間を作るおすすめのコミュニティを知りたい!」
とくに初心者の人は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
「プログラミングは独学よりも誰かと勉強した方が習得しやすい」と分かっていても、勉強仲間を作る方法について知っている人は少ないです。
そこで今回は、以下の内容について解説していきます。
- プログラミングの勉強仲間を作るメリット
- プログラミングの勉強仲間を作る方法
- おすすめのプログラミング勉強会やコミュニティ
プログラミングの独学は挫折率が高いため、誰かと協力したりするなどの学習を続けられる環境作りが重要になります。
方法としては勉強会やコミュニティに参加するといったものがありますが、そういったコミュニティは種類も多いため本記事でおすすめをチェックしておくのが良いでしょう。
プログラミングスクールを運営する弊社が、勉強仲間を作るメリットや方法について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミングの勉強会「もくもく会」とは
プログラミングの勉強会とは、同じプログラミングを学んでいる者同士が集まり、黙々と勉強したり情報交換したりする会のことです。
勉強会の形は様々で、リアルに集まって行う場合や、SNS・チャットツールを使って行う場合などがあります。
「一人で勉強するのが苦手」
「もっと効率の良い勉強方法がないか考えてしまう」
「情報共有しながら効率的に勉強したい」
このように、独学が苦手だったり、みんなで勉強する方が自分に合っているという人にプログラミング勉強会はおすすめです。
とくに初心者の人は学習過程でつまづくところが多く、なかなか問題を解決できない可能性が高いため、複数人で協力しあうのが良いでしょう。
プログラミングの勉強仲間を作るメリット
勉強仲間を作るメリットってなにがあるの?
プログラミングの勉強仲間を作るメリットとして、以下の5つが挙げられます。
- 学習のモチベーションを維持しやすい
- 疑問点を質問・相談できる
- 人脈が広がる
- 他人の勉強方法を学べる
- エンジニアを目指す友人ができる
学習のモチベーションを維持しやすい
プログラミング勉強会に参加することで学習のモチベーションを維持しやすくなるという点は大きなメリットでしょう。
「仕事や学校が忙しくてやる気が出ない」
「プログラミング初挑戦で早くもつまづきそう」
「分からないところが多すぎて解決まで時間がかかりすぎる」
このように、独学は様々な理由でモチベーションが下がりやすい環境にあります。
「忙しい・分からない・難しい」などのネガティブな気持ちから挫折することを避けるためには、どうしてもモチベーションUPが必要です。
プログラミング勉強会に参加すれば同じ境遇の人がたくさんいるため、「悲観的になっているのは自分だけじゃないんだ」と認識できることでしょう。
お互いに切磋琢磨しあうことでモチベーションも維持されて学習効率が上がるため、気分が落ちやすい人ほどおすすめです。
疑問点を質問・相談できる
プログラミング勉強会では、疑問点を質問・相談できる点もメリットです。
独学の場合、つまづくポイントというのは誰しも似かよっているものなので、実際に聞いた方が解決するスピードが早くなります。
初心者に良くあるケースとして以下のようなことが挙げられます。
- 検索しても知りたい情報がなかなか出てこない
- 何度試してもうまくいかない
- そもそもどうやって調べたらいいか分からない
プログラミングの学習時間は膨大なので、いかに時間を節約できるかがポイントです。
一つの学習に時間を費やせば費やすほど気分は下がり学習効率も落ちるため、早く問題解決できる環境に身を置くことがおすすめです。
人脈が広がる
プログラミング勉強会を活用することで人脈が広がるのもメリットです。
オフラインに限らずオンラインでも行われるため、日本から海外へ、様々な人種・年代の人との交流が可能です。
学習段階で人脈を広げたいと考える人は少ないかもしれませんが、メリットはいろいろとあります。
- 仕事の紹介を受けやすい
- 将来的に自分のプロジェクトに協力してくれる可能性がある
- 分からないことや一人ではできないことのサポートをしてくれるかもしれない
プログラミングを学んだ先にはエンジニアとしての仕事が待っています。
将来的には、仕事を紹介してもらったり、起業時の援助・サポートをしてもらうこともあるかと思いますので、勉強中の今から人脈を広げておくことが重要です。
勉強面や仕事面で多くの人からアドバイスを受けられる機会はなかなかないため、積極的に交流を深めると良いでしょう。
他人の勉強方法を学べる
プログラミング勉強会に参加することで、他人の勉強方法について知ることができるのもメリットです。
プログラミングを勉強しているほとんどの人が、「もっと効率良く学ぶことはできないか」と模索しながら取り組んでいることでしょう。
プログラミング勉強会に参加すると、自分の勉強方法よりも、もっと効率の良い勉強をしている人はたくさんいます。
「このエラーが出たときにはこれをすると良いよ」
「これに悩んだときは、この本を読むと良いよ」
このようなアドバイスがもらえると、滞りなく学習が進められますよね。
返報性の法則で、自分が与えたことは同じように返ってくるため、積極的に勉強方法をシェアするのがおすすめです。
エンジニアを目指す友人ができる
プログラミング勉強会では、エンジニアを目指す友人を作ることも可能です。
オンラインであれば、距離に関係なく多くの人と交流できるので、息が合う人に出会える可能性が高くなります。
友人でありながらライバルでもあるような存在は、お互いに良い刺激になり成長しあえるというメリットがあります。
こういった友人は将来に渡って貴重な友人となる可能性が高いので、勉強会の際は一人でも多くの人と関わると良いでしょう。
プログラミングの勉強仲間を作る方法
周りにエンジニアがいない人はどうやって勉強仲間を作ったらいいかな?
プログラミングの勉強仲間を作る方法は以下の3つです。
- 勉強会やコミュニティに参加する
- SNSでプログラミングのイベントを探す
- プログラミングスクールに通う
3通りのなかで自分に合った方法を試してみるのがおすすめです。
勉強会やコミュニティに参加する
独学の場合は、勉強会やコミュニティに参加するのが王道です。
参加している人はプログラミング学習に熱心な人ばかりなので、勉強会やコミュニティを使えば勉強仲間ができること間違いなしでしょう。
と言っても、初めはどのような勉強会やコミュニティに参加すれば良いのか分かりませんよね。
そこで、おすすめの勉強会やコミュニティについて後述しましたので、そちらを参考にしてみてください。
SNSでプログラミングのイベントを探す
勉強会やコミュニティに参加するほかに、SNSでプログラミングのイベントを探す方法もあります。
例えば、Twitterで「プログラミング イベント」と検索すると、多くの投稿が出てきます。
オフラインとオンラインのどちらもあるようなので、場所や時間の都合が合えば一度参加してみるのも良いでしょう。
ただし、学生向けのイベントが少し多いようなので、社会人はどちらかというと勉強会やコミュニティの方がおすすめです。
プログラミングスクールに通う
独学以外の方法だと、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。
独自の専用コミュニティを持っているスクールが多いため、実際に通いながら活用することができます。
弊社RUNTEQにもコミュニティが存在しますが、以下のような3つの特徴が挙げられます。
- 現役エンジニアや同期と交流できるイベントあり
- 卒業後も無期限でコミュニティへの参加が可能
- 就活中もコミュニティでサポート可能
RUNTEQのコミュニティは、同期から卒業生、現役エンジニアの方まで幅広く関われるため、一人ひとりの距離感が近く、助け合う体制が整っています。
また、ポートフォリオ作成や就活に関してもコミュニティでサポート可能なため、心配なことがあればすぐに解消することができます。
独学の人同士の交流は情報交換が多い印象ですが、スクールで多くの知識や技術を身につけた人達との交流はさらに内容の濃いものとなります。
実際にコミュニティを活用してエンジニア転職を成功させた事例について興味がある人は、こちらもあわせてご覧ください。
おすすめのプログラミング勉強会やコミュニティ10選
ここでは、おすすめのプログラミング勉強会やコミュニティ10選をご紹介します。
- RUNTEQ
- TechCommit
- TECH PLAY
- Doorkeeper
- connpass
- peatix
- GeekSalon
- Re:Code&Business
- インフラ勉強会
- PGColony
- POSSE
RUNTEQ
RUNTEQはWebエンジニア転職に特化したプログラミングスクールです。
プログラミングスクールではありますが、Slackのようなテキストコミュニティを用いて、Discordで交流があります。
RUNTEQに卒業して現役エンジニアになった人も月額料金無料でコミュニティに残ることができます。
- Web系エンジニア転職に特化したプログラミングスクール
- オンラインコミュニティとして交流が多数ある
- 週に1回以上交流できるイベントがある
- 教えあいやポートフォリオのアイディア出しを受講生同士がやる文化が育っている
- 未経験からのWebエンジニア転職がメイン。
- 現役エンジニアもRUNTEQに受講される方もいる
- SIerやSESからWebエンジニア転職に利用されることもある
- コミュニティを盛り上げる「コミマネ」専属のスタッフもいる
- RUNTEQを卒業したらその後無料で在籍し続けることができる
Web系エンジニアを目指す方も多数参加されております。
一方でコミュニティ目的やWeb系のRuby on Railsを学ぶために現役エンジニアの方もRUNTEQを受講される方もいらっしゃいます。
JavaとかPHPで実務経験を積んできたベテランさんがスタートアップに転職したいなら RUNTEQ さんに入りRailsを学んでみるのはありです。参考書に書いてある知識を学ぶのではなく、チケットが切られて開発してGitでコミット&プッシュしてCIで判定されて学習が進んでいくので実務経験が身に付きます!
— やまもんチャリ走社長/ITエンジニア転職/焼肉奢りおじ (@MotoyasuYamada) July 29, 2021
Web系エンジニアを目指して手に職をつける強い目的意識がある人には、非常におすすめです。
- Webエンジニアへの転職を挫折せず果たしたい
- Webエンジニアを目指す仲間や既に現役エンジニアになった先輩と交流したい
- Webエンジニアになった後も同期として一緒に高めあうコミュニティが欲しい
このような動機の人にはRUNTEQはおすすめです。
TechCommit
TechCommitは、月額1,000円で利用できるプログラミングサイトです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- 毎日20時からオンライン勉強会を開催
- ゲストを招いたセミナーあり
- メンバーによる制作物の発表会あり
- QA掲示板の設置あり
- 勉強会のアーカイブ機能あり
- 参加レベルや学習スキルの制限なし
- 男女比率:男性86%、女性14%
- 20〜30代が92%を占める
- IT業界歴0〜5年の人が73%を占める
大きな目標を達成するというより、今ある目の前の問題を解決するという堅実さを重視したコミュニティ型のプラットフォームです。
適度なゆるさを持ちつつも、マウントや誹謗中傷を禁止しているため、参加者が楽しくのびのびと学習を進められます。
- 自分と同じ境遇やレベルの学習仲間がほしい
- 現役エンジニアやIT関係者の人と知り合いたい
- IT業界や技術に関する情報交換がしたい
このような動機で入部する人が多いようなので、スキルアップというより仲間を作りたい人におすすめです。
TECH PLAY
TECH PLAYは、IT勉強会やイベント情報、キャリアアップのための情報を検索できるサービスです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- 自らイベントを開催することも可能
- グループ作成や告知を支援するサービスが充実
- 全国のIT勉強会、セミナーのイベントが紹介されている
- 無料イベントあり
- 初心者向けイベントあり
- Softbankグループ創設者の孫正義さんなどの著名人の講演もあり
TECH PLAYの一番の特徴は、IT勉強会のジャンルの豊富さです。
JavaScriptやRubyといったプログラミング言語の講座だけでなく、ディープラーニングやブロックチェーン、VRなどの最新IT技術に関する勉強会まで掲載しています。
多くの情報を集めつつ、ステップアップしていきたいという人におすすめです。
Doorkeeper
Doorkeeperは、プログラミングやITのほかに、ビジネスやテクノロジーに関する勉強会やイベントも開催しているサイトです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- イベントに参加するとコミュニティメンバーになる
- コミュニティメンバーに継続してイベント告知ができる
- イベント主催者になれる
- 初心者・子供向けのテーマがある
- 気になるワードで検索可能
- 都道府県ごとのイベント検索も可能
幅広いジャンルのなか全国各地のイベントに参加することができるため、住んでいる地域に関係なく全ての人が利用できるサイトです。
また、自分もイベントを主催できるのに加え、過去の参加者に再度開催告知がしやすいシステムですので、継続して参加を呼びかけられます。
プログラミングの勉強会だけでなく、ITやビジネスなどの勉強会にも興味がある人におすすめです。
connpass
connpassは、エンジニアをつなぐ IT勉強会支援プラットフォームです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- エンジニアが運営している
- イベントは全国で開催される
- 初心者・学生向けのイベントも多い
- TwitterやFacebookと連携可能
- 事前決済の手数料が業界最安値
- 参加者のための便利アプリあり
- メール通知や一括メッセージなど告知機能が充実
connpassは、コミュニティやエンジニア向けのイベント検索ができるサイトで、過去に開催されたものや活動方針なども見ることができます。
また、コミュニティが作りやすい仕組みになっているため、仲間を作りやすい環境が整っているのが最大の特徴です。
TwitterやFacebookを連携しておくと、友人が参加・公開したイベントの通知が届くので、見逃してしまうことも少なくなります。
peatix
peatixは、700万人以上の利用者数を誇る日本最大級のイベントサービスです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- 15,000以上のイベントあり
- イベント開催も可能
- 参加者管理が楽
IT系のみならず、エンタメやライフスタイル・ビジネスなどイベントの種類が豊富なのが特徴です。
「とにかく色んなイベントに参加してみたい」という人におすすめです。
Re:Code&Business
Re:Code&Businessは、協力してものを作るためのSlackベースのコミュニティです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- Slackで作ったものを共有・協力する場所
- 運営がいない
- AIが全て管理している
- ユーザ自ら好きなクリエイターを集めて活動し合う
メンターが作った制作物や記事を見ることができるほか、協力者を募ることも可能です。
交流しながら協力してものづくりしたい人は参加してみるのが良いでしょう。
インフラ勉強会
インフラ勉強会は、日本最大級のオンライン勉強会&コミュニティです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- 2017年に発足した非営利コミュニティ
- 誰でも無料で参加可能
- 勉強会はDiscodeというアプリで行われる
- PC及びスマホ、ブラウザからも参加可能
- CrankWheelやmixerなどのツールを活用して画面共有も可能
インフラ勉強会は参加人数が多く、初心者から経験者まで幅広く関わりが持てる点が特徴です。
初心者の人が発言しにくいことがないような環境づくりをしているため、初めて勉強会に参加するという人に向いています。
PGColony
PGColonyは、プログラミングの師匠や仲間と出会えるサービスです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- コミュニティを作るのに特化している
- 月額料金制に加入すると先輩プログラマーからアドバイスがもらえる
- オンライン教材販売が可能
PGColonyは、同じ言語を勉強している仲間や先輩エンジニアと繋がりやすく、コミュニティを作りやすいサイトです。
また、技術メモやサンプルコードを教材として100円から販売できたり、1,000円以上 50,000円以下の月額料金制のコース開設機能などがあるため提供側としても利用できます。
参加者ではなくメンターとして活動したい人におすすめです。
POSSE
POSSEは、大学生向けのプログラミング学習コミュニティです。
その他の特徴は以下の通りとなります。
- プロのエンジニアが作成したカリキュラムを活用
- 未経験からチーム学習・チーム開発を行う
- 技術力の向上と人格面の成長を重要視している
- 月に1度、一流エンジニアによるによるオンライン講演会あり
- 定期的なイベントあり
3人1組のチームになり、プロのエンジニアが作成したカリキュラムに沿って教え合いながら学習を進めますが、つまづいた際は先輩に質問することも可能です。
最終的には、チームでWeb制作やアプリのリリースまで行うため、技術力チームワーク力の向上も図れます。
色んな人と交流を深めながら、制作物を通して学びを深めたい大学生におすすめです。
まとめ
今回の記事では、プログラミング勉強仲間を作るメリットや、勉強仲間の作り方などについて解説しました。
- プログラミング勉強会とは、プログラミングを学んでいる人同士が集まり、一緒に勉強したり情報共有する場所のこと
- プログラミングの勉強仲間はモチベーションUPになるだけでなく、疑問点の解決や勉強方法の共有、人脈形成などに役立つ
- プログラミングの勉強仲間を増やすなら、勉強会やコミュニティ、イベントやプログラミングスクールを活用するのがおすすめ
プログラミング学習の独学はハードルが高いため、勉強会やコミュニティを利用して勉強仲間を見つけるのがおすすめです。
仲間が増えることで効率よく学習が進められますし、就活や社会人になった後でもサポートしあえるため仕事にも繋がりやすいのがメリットです。
おすすめのプログラミング勉強会・コミュニティ10選を参考にぜひ勉強仲間を作ってみてください。
弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね。