SIerで働きながらWeb系自社開発企業への転職に成功したyuyaさん。ユーザー目線の開発ができる環境を目指し独学で勉強するも実務レベルがつかめず不安だったこと、RUNTEQ(ランテック)のカリキュラムでは汎用性の高いRuby,Railsを体系的に学習し身に付けた技術は入社後も活きていること、SI系で将来に不安を抱える方にスキルアップ目的の受講がおすすめな理由などを教えて下さいました。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.25】※RUNTEQ学習期間は19年10月-20年3月の6ヶ月間
SIerからWeb系へのキャリアチェンジ
Q. ご経歴を教えてください
大学は一浪して合格した電気工学科に進学しました。
受験時は将来の道を決めかねていて、電気工学の知識は今後情報や機械方面に切り替えたとしても活かせると思ったため選択しました。
プログラミングを始めたのは大学の授業やサークルのゲーム制作で、主にC言語を触っていました。
ただ当時はプログラミングをちゃんと教えてくれる人が周りにおらず、自分で本を見ながら無理やりコードを書いて、とにかく動いていればよし!という状態でした。今思うとかなり効率が悪かったと思います。
めちゃくちゃであったであろうコードを書きながら、きっと極めれば面白いんだろうなと思っていました。
大学卒業後は新卒でSIerに入社し、3年間働きました。
大学で触れたプログラミングが面白く、プログラミングを職にしたいと思ったからです。入社したSlerはチームごとにやってることがさまざまで、業務内容が面白そうという箇所に惹かれました。しかし入社して配属されたのは、開発を行わないチームでした。
研修で初めてきちんとプログラミングを勉強する機会をいただき面白さを感じていた自分は、将来的に絶対開発がしたいと思い、転職を見据えて汎用性の高いRubyを独学していました。
その後積極的にコードを書きたいと希望して部署異動が叶い、開発部署で勤務することになりました。
業務の5~6割程度はコードを書いていましたが、使用しているフレームワークは社内独自のもので汎用性が低く、コードの綺麗さや技術力よりも、とにかく仕様を満たすということが最優先の開発でした。
そのため、あまり納得感を持って取り組むことが出来ていませんでした。
もっとユーザーの使いやすさなどを考慮したり、コードをしっかりレビューして開発できるような環境に行きたいと思って再度転職を検討するに至りました。
Q. プログラミングスクールに通うきっかけは?
自分はずっと本などを読んで構文を学び無理やりコードを書いていたため、実務では心もとないという不安と、プログラミングを体系的に学びたい気持ちがありました。
独学である程度のところまで勉強しましたが、現場に即したレベルの教材はありません。また、実務における正しいコードの書き方などはなかなか一人で勉強できません。
教養と実務の間のレベルを埋めるために何をやれば良いかが分からなかったので、スクールに通おうと思いました。
Q. RUNTEQに入学を決めた理由は?
他のスクールも見ていて、本当にこのスクールでいいのかな?と思ってた時に、たまたま参加した勉強会でRUNTEQをおすすめされました。
当時はまだRUNTEQがオフラインでやっていたので、教室に来て校長の菊本さんや講師の方とお話して信頼できるなと安心感を覚えたので入学を決めました。
働きながらカリキュラムを進める
Q. 苦労した点はありましたか?
苦労の毎日でした。RUNTEQのカリキュラムは難しく、特に基礎編で苦労しました。
当時はカリキュラムに関するヒントの記載が少なく、本当に自分で調べて取り組まなければいけなかったからです。
どういう考え方で課題を進めていれば質問しないで済んだかな、とけっこう振り返って考えたりもしていましたね。
Q. 基礎編からテストコードを書いていたとお聞きしましたが……
そうですね。
RUNTEQのカリキュラムの基礎編にRSpecの課題はありませんでした。ただ、Railsチュートリアルのおかげでテストも一緒に書くよう身に染みていたので、基礎編カリキュラムでも自然と書いていました。
振り返るとコード書くのにずっとテストまでがセットになっていましたね。自分は丁寧にコードを書きたいという気持ちは結構強いのかもしれません。
Q. yuyaさんは働きながら勉強されたとお聞きしました。どのようなスケジュールで勉強していましたか?
平日は会社を17時半ごろに退勤して、カフェやコワーキングスペースで21時ごろまで勉強していました。土日も一日中学習していました。 自分は家ではなかなか集中できなかったので、コワーキングスペースを契約して勉強していました。
Q. つらくても進められたのは何故ですか?
カリキュラムの課題で実装するのが楽しく、日々学びがあったからだと思います。
また、他のRUNTEQ生と課題について話してモチベーションを保ててたというのもあります。
Q. コミュニティでの交流はありましたか?
同期の方や先輩の方とはよく話しました。
同じカリキュラムを同じペースで進んでいたと思うので、カリキュラムの話を日常的にするのは楽しかったです。
画面を見てこういう設定にしてるんだというのを知ったり、テキストエディタのVimの話をしたりしました。前職では無言で仕事をしていたので新鮮でした。
転職活動はRUNTEQ卒業から1年後
Q. 就職活動期間と卒業後の進路について教えて下さい
実は自分はRUNTEQを卒業してから1年後に転職活動を始めました。2020年3月に卒業し、転職したのは2021年3月でした。
なぜ卒業してから1年空いたかというと、RUNTEQのカリキュラムが終わる頃に、前職で開発部署への異動が叶ったため、様子を見てみようと思ったためです。
この間に転職活動をするつもりはなかったのですが、運営の方にキャリアの相談に乗って貰っていました。
いざ転職することになり、書類作成からはじめて内定まで1か月半ぐらいでした。
書類選考含めて8社程度受け、面接に進んだのが2社でその両方から内定を頂きました。
入社したのはヘルステックのスタートアップです。自分は患者さん・薬局・病院を支援するサービスの開発に携わっています。
Q. どのような軸で企業探しを行いましたか?
サービスに興味を持てて、コードを綺麗に書くことを大事にしていて、理念に共感できるかという点を軸に探していました。入社を決めた会社は全て当てはまっていたと思います。
Q.選考で評価されたと感じたところはありましたか?
内定を頂いた2社ともポートフォリオをある程度評価して頂きました。
コードの中身はすごく細かく見られているわけではなかったと思いますが、企画面でも技術面でもある一定の評価は頂けていたように感じます。
Q. RUNTEQの就活サポートはどうでしたか?
卒業してから転職活動をするまでの期間にもアドバイスを頂きましたし、転職活動を始めてからは書類添削や面談・模擬面接で色々な方にすごく丁寧にフィードバックを頂けました。
スキルアップ目的でもRUNTEQはおすすめ
Q. 入社していかがですか?
楽しいです!
仕事に熱中していて気が付いたら夜の21時になってることもありますね(笑)
Q. 業務では今どのような技術を使用していますか?
主にRailsで、APIの開発を行っています。
テーブル設計の機会なども与えて頂き、サーバーサイドで行う業務は幅広く経験させて貰ってます。
Q. RUNTEQのカリキュラムは現場で活きていると感じますか?
すごく活きていると思います。
RUNTEQで学んだRailsの基礎知識等はもちろん、RSpecの知識も業務でよく使っています。
まだまだ分からないことだらけではありますが、RUNTEQで学んだ自走力もとても大きな力になっていて、日々頑張れています。
Q. コードのレビューが厳しいとお聞きしましたが…
レビューはすごい厳しいです。
このプルリクで100点だと思って提出したら、10か所ぐらい指摘されることもありました(笑)
コードの綺麗さを重視したいと考えていた自分にとっては嬉しい環境ですね。
Q. 嬉しかった出来事はありますか?
大きな嬉しい出来事というのはまだないのですが、入社して1か月で自分が作ったプルリクの数や、そのレビューについて認めて頂けるのは嬉しいですね。
Q. 将来どのようなエンジニアになりたいですか?
今の職場でレビューをすごく頂けるので自分も将来レビューをして、コードの綺麗さはもちろんサービスを技術面で支えていけるようなテックリード系エンジニアになりたいです。
Q. RUNTEQの入学を検討している方にアドバイスをお願いいたします!
エンジニアに転職することは人によってはかなり大きな決断で、重く受け止めてしまう方もいるかと思います。
しかし、SIerにいるけれどもう少し開発の知識を身につけたいとか、現職に不安を抱いているような状態の方がRUNTEQに入学してもプラスになると考えています。
自分はRUNTEQの卒業から転職活動を始めるまで1年間空いてしまったのですが、RUNTEQで勉強した開発の知識はSIerの職場でも活きたからです。
現職でも活きるし、やっぱり転職活動をしたくなったら方向転換も可能ですし、RUNTEQに通うのもありなのでは?と思います。
編集後記
いかがでしたでしょうか?
yuyaさんはSIerからWeb系の自社開発企業へ、無事に転職を成功された卒業生さんでした。
RUNTEQではyuyaさんのように、独学で勉強していたけれど実務レベルが掴みづらい方や、エンジニアとしてのスキルアップを目指される方も応援しています。
実践的なカリキュラムで、より高い技術と深い知識を身に付け、新しい環境へ挑戦してみませんか?
RUNTEQにご興味がある方、Webエンジニアを本気で目指そうとお考えの方、まずはぜひ無料のキャリア相談会にお越しください!
ご予約はこちらからお待ちしております!https://runteq.jp/
本記事を読んだあなたにおすすめ!SI業界から転職した卒業生