卒業生インタビュー

高卒未経験からWebエンジニアに就職 浪人生から逆転成功の訳

高卒の未経験からWebエンジニアを目指すために、専門学校ではなくプログラミングスクールRUNTEQ(ランテック)でRailsを学んだ廣瀬さん。独学時代とは異なる答えがないカリキュラムを前に実力不足を痛感、書籍の写経では得られなかった自分で実装し切る自走力を身に付けました。初めての就職活動では模擬面接を重ね無事に21歳という若さで内定を獲得、現在開発TAとして働きながら感じた現場のリアルな声をお届けします。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビューvol.24】※RUNTEQ学習期間は2019年11月-2020年4月

大学よりも実務を学べるスクールへ

 Q. 経歴を教えてください

高校卒業してからは大学進学を目指して1年間浪人して頑張りましたが、結果上手くいかず全ての志望校に落ちてしまいました。これからどうするか考えた際に、選択肢を3つ考えました。

1つ目は、もう一年浪人して大学進学を目指す。2つ目は何かやりたいことを見つけて専門学校に進学する。3つ目は就職する、でした。

1つ目の再浪人の選択肢は、必ずしも合格するとは限らない上に合格しても同い年の学生さんより2年ビハインドになってしまう点で諦めました。

2つ目の選択肢を検討する段階で、色々な業界のパンフレットを取り寄せて調べました。そこでエンジニアという職業を見つけ、直観でかっこいいなと思いました。さらに調べていく内に、エンジニアの中でもWebエンジニアであれば、自分が普段利用しているSNSなどのWebサービスを自分で作れるんだ!とより憧れるようになりました。

ただ、Web系の開発をやっていくのなら専門学校のカリキュラムはあまり合わないと感じ、プログラミングスクールに通って同い年よりも1年早く就職して社会人としてスタートしようと決意しました。

Q. RUNTEQに入学する前は何を勉強しましたか?

まずはProgateから勉強を始めました。

またキャリア相談会を担当してくださった方が、RUNTEQ独自のカリキュラムをこなすには最低限Railsチュートリアルと現場Railsはやっていないと厳しいよと教えてくださり、その2つに取り組みました。(※現在のカリキュラムでは事前学習は必要ありません。)

独学だったのでもちろん大変でしたが、楽しかったので苦ではありませんでしたね。

Progateの段階からプログラミングはずっと面白かったですね。ProgateのRailsのカリキュラムの最後でSNSのサービスを作ったと思うんですが、取り組んでみてこんなのが作れるんだ!と興奮したことを覚えています。当時は派遣の仕事がない日は1日中プログラミングをやっていましたね。

例えば、図工や美術は自分の手で直接書いたり触ったりしてものを作りますよね。でもプログラミングは画面上で何か作られていって、その感覚がすごく新鮮で面白かったです。

カリキュラムで独学時代の勉強法が悪かったことを痛感

Q. カリキュラムはいかがでしたか?

難しかったですし力になりました。そして何より「独学時代にいかにただ勉強してただけか」ってことを痛感しましたね。

RUNTEQのカリキュラムの基礎編は、Railsチュートリアルと現場Railsとは同じくらいのレベル感だと思うので、事前にその2つの教材を勉強していればRUNTEQのカリキュラムは問題なく進められるだろうと思っていました。

しかしRUNTEQは答えがないので、自分で調べて解き進めていくという過程の中で全く歯が立たなかったんですよね。

今までの学習はただ書籍を読んでコードをコピペするだけになってしまっていて、論理立ててコードを書くとか、要件に対してどうアプローチしていくのかという視点も全く持っていなかったことに初めて気が付きました。

お恥ずかしながら当時はカリキュラムをこなすことで精一杯だったので、講師に質問したり復習や確認ポイントを見たりして理解を深めました。

Q. 苦労したことはありましたか?

応用編も苦労しました(笑)

応用編に入っても、カリキュラム当初に感じた「今までただ勉強していただけ」というショックを引きずっていましたね。全然分からない!とまではいきませんでしたが、要件を見てバグに対してどうアプローチしていけばいいか分からないという状況だったんです。

仕方がないので講師に質問してヒントを頂きました。質問した時に質問を深堀されて全く答えられなかった時に、自分の理解力の足りなさを痛感しました。ただ解決して終わりじゃないということを教えて頂きましたね。

Q. 他の受講生との関係はいかがでしたか?

一番刺激を受けたのは学習環境での先輩の姿です。コミュニティでプログラミングの用語が自然と耳や目に入って来る環境は本当に良かったです。

またRUNTEQはSlack(※現在はMattermost)での受講生同士のやりとりも盛んで、先輩のつぶやきや先輩と講師とのやりとりなども大変参考になりました。他の方がしている質問も見ていましたね。中途半端な質問をすると差戻されるので、良い質問の仕方を先輩の質問から学びました。

RUNTEQで何度も面接練習

Q. 卒業後の進路と、就職活動期間について教えてください

卒業後はRUNTEQの母体である株式会社スタートアップテクノロジーに入社し、RUNTEQで開発TAをしています。

就職活動期間は企業探しから内定まで1か月半程度でした。

僕は2020年4月末に卒業し卒業後から自力でポートフォリオを作り上げて、7~8月に5週間RUNTEQの先輩がいる企業で業務委託を経験させていただきました。その後9月から本格的に就職活動を始め数社選考に進み、10月中旬にご縁がありその内の1社から内定を頂きました。

Q. 就職活動では何が一番大変でしたか?

就活自体初めてだったので、企業探しの軸も絞れなかったですし自己分析にも苦労しました。

特に面接の準備では、自分が今までいかに浅い生き方をしてきたかと痛感しました。なぜなら、面接の質問で深堀をされた際に答えられないことが多かったからです。

そこで面接対策としてひたすら自分の深堀をしました。例えば採用担当者にこう聞かれたらこう答える、さらに聞かれるであろう質問に対しても前もって2~3つ答えを用意していました。やはり何をするにしても目的意識を持って取り組むことが大事だなと思いました。

他にもYouTubeの面接対策の動画を見て対策していました。

Q. RUNTEQの就職サポートはいかがでしたか?

手厚いの一言ですね。

先ほどもお話したように初めての就活だったので、自己分析や企業探しから付きっ切りで手伝って頂きました。また一番不安だった面接も、1週間で何度も何度も模擬面接をして頂けて本当に助かりました。

Q. 面接でご自身の中で評価されたなと感じる点はありますか?

自走力がある点は評価して頂けたように思います。

RUNTEQではRailsをメインで勉強しましたが、ポートフォリオではカリキュラムで学ばないVue.jsやNuxt.js、Firebaseを使いました。新しい技術に積極的に挑戦する自走力がある点は、評価に繋がったのではないでしょうか。

現場で活きる自走力

Q. RUNTEQで学んだことで、業務で役に立ったことはありますか?

間違いなく自走力ですね。

僕にとって自走力とはなるべく自力で実装できる力だと考えています。なぜなら現場に出ると先輩エンジニア方は常に忙しく、なるべく自分で調べて実装しきることが大事になってくるからです。

もちろん先輩エンジニアと要件のすり合わせや、実装の方向性、どうしても分からないところだけを質問することもあります。そこでもRUNTEQで学んだ質問力が生きていると思いますね。

RUNTEQのカリキュラムではまず答えがありません。そして質問しても答えを教えて頂けるわけではないので、頂いたヒントを頼りに取り組むことになります。

現場でも答えがない中で自力で実装していかなければならないので、そのような現場に近い学習環境だったからこそ自走力と質問力を身に付けることが出来たと思います。

Q. 業務で嬉しかったことはありますか?

僕の気が付かないところで、先輩方やチームの方から褒めて頂いているらしい……と人伝に聞いた時は嬉しいですね。

また僕自身RUNTEQが好きなので、自分のやってることがRUNTEQの成長や改善に繋がっているという点はとても嬉しいですね。僕はユーザーの気持ちも駆け出しエンジニアの気持ちも分かるので、それを強みに今後も頑張りたいと思います!

Q. 印象に残っている実装があれば教えてください

たくさんありすぎてどれを話せばいいか迷いますね(笑)

初めて機能実装をすることになった時に、先輩エンジニアに「ちょっと30分でテーブル設計やってみて?」と言われて、なんとか時間内に仕上がり1回でOKを頂いたことは印象に残っています。嬉しかったです。

Q. 最後に今プログラミングを頑張っている方に向けてアドバイスをお願いします!

壁にぶち当たって落ち込んじゃったり、少しモチベーションが下がってしまうことはどうしてもあると思います。僕も経験者なのでとても分かります。

でもそこで止まってしまうのは違うかな、と。止まっている間にも他の人はどんどん進んで置いていかれてしまいます。壁にぶち当たっても歩みを止めないで、壁を超えて突き進む気持ちを大事にしてほしいなと思います。ぜひ頑張ってください!

編集後記

いかがでしたでしょうか?

今回取材に応じてくださった廣瀬さんは、高卒の未経験からWebエンジニアを目指すと決めてRUNTEQに入学しました。

プログラミングスクールであるRUNTEQの強みは、現役エンジニアが現場のレベルに即して作成したカリキュラムを学習できる点です。専門学校や職業訓練校では学ぶことが難しい、エンジニアとしての自走力を養うことができます。

RUNTEQでは廣瀬さんのように学生からWebエンジニアを目指す方も歓迎しています!
同世代より一足早くエンジニアへの道を歩みませんか?

RUNTEQにご興味がある方、将来Webエンジニアを目指していらっしゃる方は、まずはぜひRUNTEQの無料キャリア相談会にお越しください。
あなたのご状況に合わせたロードマップを一緒に考えます!

ご予約はこちらから、ぜひお待ちしております。https://runteq.jp/

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