卒業生インタビュー

自営業・海外投資家そしてWebエンジニアへ 戦略的な就活で成功!

海外渡航や起業歴もあるチャレンジングなyunoさん(@bosenohito)の新しい挑戦の場はWebエンジニア転職でした。多数の職歴を持ちながらRUNTEQ(ランテック)の難易度の高いカリキュラムで技術力を磨き、戦略的な就活で少数精鋭のWeb系受託開発に就職成功。yunoさん曰くRUNTEQが醸し出すエンジニアに必要なマインドはコミュニティで・仲間との切磋琢磨で・ポートフォリオで生かされたそうです。【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビューvol.36】※RUNTEQ学習期間は2021年1月-2021年9月の8ヶ月

中退・起業・海外投資、次はプログラミング

Q. ご経歴を教えてください

大学3年生のときに、皆と足並み揃えて就職活動することに違和感を覚えて、小さくても自分でビジネスをしてみたいという思いもあり勢いで大学を中退しました。

中退後、コンビニの店長を掛け持ちで1年。ルート営業の仕事を1年半。フリーターで、人力車の車夫・カラオケのバイト・メッセンジャーの3つを掛け持ちする生活を2年。

その後、父親が経営している建設会社に就職することになり、その会社には2年ほど就業していました。

施工管理をしていて現場にも出ていたのですが、旧態依然な仕組みの効率化や、ベトナム現地に出向いて採用活動を行うなど、けっこう何でもやっていた感じです。

その時に副業として外国人を対象に民泊ビジネスを始めていたのですが、ちょうど日本がインバウンドで盛り上がっていた時期で、時流に乗っていたこともあり勢いがついて独立しました。

独立してから3年ほどは民泊ビジネスを展開。

最初は民泊から始まりましたが、ゲストハウスの立ち上げにも進み、さらに民泊専門の清掃代行業も立ち上げていました。

法改正が入り法律が厳しくなってからは、知人に全て事業を譲渡してインバウンドビジネスからは撤退しました。

ちょうどそのタイミングで様々な事業やファンドなどに投資をし始めていて、タイに視察に行った際に、雰囲気がすごく気に入って、移住してタイに住みながら投資業などを行っていたのですがトラブルに巻き込まれて、投資からは撤退。

その後、タイにあるイギリス系の資産運用会社で金融コンサルティングの仕事をしていたのがRUNTEQ入学前までの職歴です。

Q. 様々なご経歴をお持ちの中で、なぜプログラミング学習を始めましたか?

タイで金融コンサルタントをやっていた時にコロナの影響で1〜2ヶ月仕事ができなくなり、人にも会えなくなり、今後のキャリアについて考え始めたのがきっかけです。

空いた時間にまず英語を勉強しましたが、大きなキャリアチェンジのきっかけにならなそうだなというのを感じていました。あと、単純にあまり楽しくなかったです。

知り合いの社長さんが、コロナ禍の空いた時間でプログラミングを勉強して自社のサービスを自分で効率化させていることを見聞きして印象に残っていたので、自分もやってみようと思い最初はProgateから勉強し始めました。

Q. RUNTEQの入学を決めたきっかけがあれば教えてください

プログラミングを勉強するなら、ちゃんとスクールに通いたいなと思って調べました。色々調べていく中で、卒業生が書いているブログ記事を見つけてRUNTEQのことを知りました。

その他にも比較記事を見たりもしてましたが、RUNTEQは厳しいところ、レベルが高いというところが気に入りやりがいがありそうだと感じていました。

タイにいるときにRUNTEQで最初のキャリア相談会をお願いしたのですが、当時はまだ迷ってました。

ビザの更新ができるのであればタイでプログラミングを勉強しながらキャリアチェンジしようと思っていたんです。

しかしビザの更新ができなくて日本に帰国することになりました。

帰国してからは独学でプログラミング勉強をしていたのですが、もう一度RUNTEQでキャリア相談会をしていただき、「ここなら絶対大丈夫だ」という確信を持って入学しました。

 

考え抜かれたカリキュラムで身についたマインド

Q. RUNTEQのカリキュラムはいかでしたか?

厳しいというよりかは、とてもやりがいがありました。なおかつ、すごく考えらているカリキュラムだと感じました。

学習しているときには気づかなかったけれど、実際に現場に入って始めて気づいたこともありました。

当時は淡々とやっていて、なぜわざわざレビュー出すんだろうとか、なぜこんな面倒なフェーズがあるんだろうなどと思ってました。

学習を進めるために通らなければならないプロセスなのかなとも感じていました。しかし実際に現場に出てみるとそれらが本当に必要でした。

結果、あの時のカリキュラムはちゃんとリアルな現場の作りになっていたのだと気づきました。

Q. 質問サポートや講師面談などは活用できましたか?

自分の中ではもっと質問サポートを使えてればよかったなと思います。最初の頃は結構質問をしていたのですが、後半に行くに従って質問回数が減って行きました。

というのも、質問するためには疑問を言語化する必要があって、それを質問フォームに入力している最中で解決の糸口が見える、といったことが多く、結局質問には至らないという感じでした。あとで知ったのですが、テディベア効果というそうです。

あとは過去の質問がとても充実していたので、それを見て解決していた部分もあります。

面談に関してはポートフォリオや就活のフェーズですごくお世話になりました。

応用編が終わるまではDiscordに入れておらず、相談できる人もいなかったので、ポートフォリオの案出しなどでバディの方に背中を押してもらえたことはすごく助かりました。

Q. RUNTEQのコミュニティはいかがでしたか?

懇親会の後に同じ17期のメンバーと話す機会があって、それがすごく楽しくて同期っていいなと思いました。

それがきっかけでDiscordにも顔を出すようになって、コミュニケーションの輪が広がりました。

途中からは同期以外の方たちとも仲良くなって、卒業した今でもよく話したりしています。

RUNTEQの雰囲気がポートフォリオに繋がったり、就活のあり方に繋がったり、それがすごくありがたかったです。

仮に一人でやっていたとしても、完走はできたとは思うけれど、考え方のベクトルも違ってたはずで、もっと独りよがりなポートフォリオになっていたのではないかと思います。

RUNTEQが生む雰囲気や流れを受けて、生徒がみんなで良いものを作っていく感じで、それが良かったですね。

他のスクールにもそれぞれの雰囲気があるのでしょうけれど、僕はRUNTEQが作り出す雰囲気がすごく好きだし、救われた部分もありました。

Q. 学習スケジュール感はどのような感じでしたか?

フルコミットだったのでスケジュールというよりかは、寝ている時と食事をしている時以外はずっとやっている感じでしたね。

夜中に学習する時もあれば、朝から夜まで学習するときもあり、生活のリズムはぐちゃぐちゃでした。

フルコミットだからこそそのようなやり方はできてましたが、仕事していたらそうはいかなかったと思います。

また、学習時間のログを残していたのですが、ポートフォリオをリリースする前くらいのタイミングでちょうどトータル1000時間の学習時間になりました。

習得するまでに1000時間というのは本当だったんだなと実感しました。

戦略的に就職活動を進めわずか3週間で内定

Q. 就職活動期間と卒業後のキャリアを教えてください

7月20日くらいに書類を添削してもらいそこから3週間ほどの期間で就職活動していました。

打率を高めるために面接まで行けそうなところを選んで応募していました。

結果、書類を送ったのが5社、面接が4社、内定が1社という結果になりました。

面接の最中に、とある社長さんが僕の今の悩み事やキャリアに対してアドバイスをしてくださったのですが、真摯に向き合ってくださったことがすごく好印象で志望度が高まり、そちらの会社を選ばせていただきました。

社員数は僕を含めて4名で、今は受託開発をメインに行っています。Rails、React、TypeScriptで開発をしています。

僕はフロントエンドメインで仕事をしています。会社自体はまだ小規模ですが、会社と共に日々成長しているのを感じることができて、毎日が楽しいです。

Q. 選考ではご自身のどの点が評価されたと感じますか?

「技術を理解している人やコードが書ける人や言われたことを出来る人はたくさんいる。その中、yunoさんはサービス志向の目線で、主体性を持って物事を見れるところがいい」

と言われました。

過去の経験からくるビジネス志向やサービス志向を評価していただけたのかもしれません。

Q. RUNTEQの就活サポートはいかがでしたか?

すごく良かったです。RUNTEQに入って一番良かったのは就活サポートだと言えるくらいに良かった。

例えば、講師の方に技術面談対策もかねてポートフォリオを見ていただけたり、キャリアアドバイザーの方に書類の添削をしていただけたのが良かったです。

実際に企業を紹介してもらったりサポートもきちんとしていただけました。

僕一人の判断で行っていたらどうなっていたんだろうかと、後から考えると怖くなりましたね。

あとキャリアチームが常に連絡や状況を確認してくださって、常に見てもらえているという感覚があり頼りになりました。

また、RUNTEQのエンジニアとしてのマインドを育てる部分が、一番大きな良かった点だと感じます。

僕は入学して3ヶ月の時「スーツで面接受けた方がいいですか?」という質問をするぐらいWeb系のカルチャーに知識がなかったんです。 

入社したあとに、服装は関係なく、大切なのはエンジニアとしての考え方やカルチャーフィットなんだと分かりました。

サバイバルな現場でRUNTEQの学びが武器に

Q. 実際に業務を始めてみていかがですか?

フルリモートでの仕事のあり方、オンラインでの絆の作り方などに、RUNTEQでのテキストコミュニケーションの経験が活かされています。

RUNTEQの生徒や講師の方は実際に会ったことがありませんが、オンラインのテキストコミュニケーションで絆ができました。

例えば、Discordで声の大きさや相槌などのマナーも学べたり、Slackでのtimes文化も良かったです。

弊社は社長に聞くとtimes文化がありませんでしたが、自分には必要だと思ったので社長にお願いして作ってもらいました。

今は社内で唯一僕だけがつぶやくtimesがあって、そのつぶやきに周りが反応してくれたりしています。

Q. 入社してからの技術のキャッチアップはどのように行っていますか?

内定が出て実際に働き始めるまでに3週間ほどあり、その間にReactとTypeScriptをキャッチアップしていました。

実際に業務が始まるといわゆる研修期間のようなものは無くて、入社初日に環境構築して2日目にPRを出して、3日目にレビューをいただいてマージするというスピード感でした。

キャッチアップをしている時間など無くてとりあえずやってみてひたすらコードを書いてやりながら覚えるという感じで、すごく鍛えられます。

コードを書いていて分からなくなったら先輩に聞くのですが、そこにもRUNTEQで学んだ質問力が活かされています。

働き始めると想像以上にサバイバルでした。RUNTEQの応用編の一番難しいところをずっとやっている感じ。でもそれでも楽しいです。

RUNTEQ在学中から、プログラミングをやっていて苦痛に感じることがなくずっと続けられるから、これが仕事だったらいいなと思っていました。

今実際そのような感じですごくいい状態です。転職して良かったと感じています。

個人開発を行うフルスタックエンジニアを目指したい

Q. 今後どのようなエンジニアになりたいですか?

まずはフロントエンドエンジニアとして一人前になりたいです。

バックエンドエンジニアとして活動したいと思っていましたが、今はフロントエンドが楽しいし極めたいと思います。

その先は個人開発もやりたいと思っているのでバックエンドも忘れないようにしたい。最終的にはフルスタックを目指して両方キャッチアップしていければと思っています。

Q. いま就活で苦労している方に一言アドバイスをお願いします!

僕のケースはあまり参考にならないかもですが、もし言えるとするのであれば「面接で対策しすぎる必要はない」ということですかね。

もちろん準備したり対策することは大事です。でも、面接しに行くというよりかは、おしゃべりしに行くというスタンスのほうが結果的にいいのかもと思います。

面接の担当者を一人の人間として見たうえでコミュニケーションを取ろうとする姿勢の方が結果的に自分らしさも出せると思います。

自分らしさをちゃんと出して、その結果落とされたとしてもそこは仕方ないと思える。

逆に対策しすぎて自分じゃない人物像を演じて入社したとしたら、後から軋轢や障壁が出ると思うんです。

面接を受けるときはおしゃべりを楽しむくらいの感覚でどんどん受けてほしいと思います。

編集後記

いかがでしたでしょうか?

yunoさんはRUNTEQのエンジニアに関するマインド醸成が一番良かったと語っていました。

プログラミングの学習はもちろん独学でも可能です。
しかしWebエンジニア転職となると、必要なのは技術力だけではありません。

適切な質問ができるテキストコミュニケーション力、エンジニアと対話する力、学び続ける姿勢などなど、ひとりで正しい方法で学ぶことは難しいです。

RUNTEQでは現場で通用する技術力の向上と、マインド醸成にも力を入れています。

RUNTEQにご興味がある方、まずはぜひRUNTEQの無料キャリア相談会にお越しください!ご予約はこちらから、ぜひお待ちしております。https://runteq.jp/

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