インタビュー

システムエンジニアからWebエンジニアに転身!Slerから自社開発を目指した理由とは?

SIerのシステムエンジニアからWebエンジニアへ転身した毛利さん。人間関係の良い職場で、自身のスキルと個性を発揮しながら活躍されています。

そんな毛利さんに、Webエンジニアを目指したきっかけやRUNTEQでの貴重な思い出、就職活動などをお聞きしました。

【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.62】※RUNTEQ学習期間は2021年11月-2022年 5月

新卒ではSIerに就職

Q.Webエンジニアを目指したきっかけを教えてください。

前職では独立系SIerでシステムエンジニアとして、簿記や会計システムの販売管理や導入支援などに携わっていました。

プログラミングに興味を持ったのは入社後に行われた研修がきっかけです。「自分が作った機能が反映される」ということに大きな面白みを感じました。

その後、約3年間システムエンジニアとして仕事をしていたのですが、研修でのプログラミングの楽しさが忘れられず、転職を考え始めました。そこからスクールを探し始めました。

相談会で“甘いこと”を言われなかったのがRUNTEQを選んだ決め手に

Q.数あるスクールの中、なぜRUNTEQに決めたのですか?

「自社開発に強い」という軸でスクールを探していて、たどり着いたのがRUNTEQでした。

前職のSIerでは受託のようなサービスを提供していたのですが、パッケージにお客さんの要望を反映できないことが多々あり、もどかしさを感じていました。

自社開発ならば、お客さんに合わせた開発ができるので、やりがいもより大きいと思ったのです。

さまざまなスクールの相談会に参加しましたが、その中でもRUNTEQだけが「エンジニアになるには1000時間必要」「就職は簡単ではない」と現実的な話をしてくれた分、信頼できたというのもありますね。

私は白黒つけて動きたい性格ということもあり、退職をしてからRUNTEQに入りました。前職も日々勉強が必要だったので、そこにプログラミング学習が加わるとなると、仕事がないがしろになってしまうと思ったからです。

Q.入学後、ギャップはありましたか?

カリキュラムそのものにギャップはありませんでした。むしろ自分で課題を解きながら学ぶというスタイルに楽しさを感じましたね。

まるで「クイズを解く」というような感覚で、頭をフル回転させながら、サクサク進められたという印象です。

チャレンジし続けたRUNTEQライフ

Q.コミュニティには参加されましたか?

かなり参加しました。最初に参加したのは月曜日に行われる勉強会です。

仕事以外で初対面の人と話す機会がなかったので緊張しましたが、みんな同じ目的を持っているだけあり、どんどん仲良くなっていきました。

「なんでエンジニアを目指しているの?」といった、かねてより気になっていた素朴な疑問を聞くことができたのもよかったです。

Q.どのようなスケジュールで学習していたのですか?

7時か8時に起きて朝食後に少し散歩をし、だいたい9時から勉強をスタートしていました。ランチ後は17時か18時くらいまで勉強し、その後夕飯の買い物に行くといった流れでした。

夜は懇親会や勉強会に行くこともありましたね。休む日もきちんととり、週に2日は普通に遊んでいました。

Q.RUNTEQ生活で印象に残ったことを教えてください。

チーム開発に参加したことですね。スクール生活の中での貴重な体験の一つです。

同期会であるメンバーが「チーム開発やってみたい」と話したことがきっかけではじまりました。真っ先に手を挙げて「入れてください!」と言いました。チーム開発の経験が就活に有利に働くと聞いていたのも大きいですね。

その後、他の2人が入り、4人で進めたという形です。

Q.チーム開発では何を制作したのですか?

RUNTEQのキャラクターを使ったアプリを制作しました。全部で4ヶ月くらいかかりました。多くのRUNTEQ生が使ってくれて、すごく嬉しかったですね。

メンバーが4人ということもあり、それぞれのアイデアを絞るのが大変でしたが、それ以上に「楽しかった!」という思い出が大きいです。

Q.就活用に作るWebアプリについて教えてください。

「シェアテックチューブ」というYouTubeの動画を共有するアプリを制作しました。
プログラミング勉強を目的とするもので、ユーザーが「これは使える!」と感じた動画をみんなにシェアしていくというサービスです。

動画を扱うアプリなのでサイトが重くならないように、フロントの技術としてはVue.jsを使いました。後々後悔しないように、技術選定は初期の段階で行なったのも良かったと思います。

RUNTEQのカリキュラムではVue.jsの2系を使いますが、就職にあたっては3系も使えていた方が良いと思い、独学で学びました。
本を読んでキャッチアップしたのですが、ここが最も苦労した部分と言えるかもしれません。

2社から内定獲得!

Q.就活はどのような軸で進めましたか?

自社開発であること、また自分のスキルや経験を最大限に発揮できる会社を見ていました。

応募したのは全部で10社くらい、そのうち面接に進んだのは5社、内定は2社からいただきました。

Q.現在の会社に決めた理由を教えてください。

手がけるサービスが魅力的だったからです。業務効率化系のサービスで、調べるうちに「これは便利だ!絶対に売れる」と確信しました。

Q.2社から内定をもらえた理由は何だったと思いますか?

プログラミング学習に対する姿勢を評価いただけたと思っています。未経験ということもあり、技術力よりも今後の伸び代が見られていたという印象ですね。

Q.入社後は、どのような業務に携わりましたか?

現在、オンボーディングという組織に定着するための研修を受けており、簡単なタスクから触り始めているところです。

入社当日から、志望動機でもあったサービスに触らせてもらえたのが嬉しかったですね。

アラート文章を英語から日本語に書き換えるという簡単な作業からのスタートでしたが、自分が惚れ込んでいたサービスに携われることに感激しました!

Q.RUNTEQでの学びは活かせていると感じますか?

オンラインでのやりとりに慣れていたことは役立っていますね。

現在、質問はチャットツールで行いますが、
「〇〇する時に〇〇というエラーが出ていて、〇〇を試したけれど解決しないので教えてください」といった具合に、相手が理解しやすいような質問文を簡単に作れているのは、RUNTEQ時代に同じことをやっていたからだと思います。

またタスクの進め方を教えてもらったことも、活かせられていますね

Q.入社してみて、何かギャップはありましたか?

想像以上に人間関係がよいことです。

就活は内部の環境は全くわかりませんでしたが、いざ入社してみたら、謙虚で情熱を持ったメンバーばかりで驚きました。

何か質問しても、「こういう方が良いかもしれないです」といった具合に、押し付けがましくなく優しく教えてくれる人が多く、本当に働きやすいです。

決して大きな会社ではないですが、自分の興味のある分野で自分のスキルが発揮でき、さらに人間関係も良好。こんな幸せなことはないと思いますね。

自己実現の第一歩は「行動すること」

Q.これからRUNTEQでエンジニアを目指す方にアドバイスをお願いします。

やはり「自分のやりたいこと」は行動に移すべきだと思います。

私自身、前職を退職する時には少々躊躇しました。ですが思いきって挑戦し続けたことで、理想の仕事と職場に出合えました。

みなさんもぜひ前向きに頑張ってくださいね!

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