転職ノウハウ

Webエンジニア転職で重要なカルチャーフィットとは?技術力があっても不採用になる理由

「Webエンジニア転職でスキルがあっても落とされてしまうって本当?」
「ある程度スキルがあっても面接でなかなか合格できない…カルチャーフィットって一体何?」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?

Webエンジニアを採用するときに重視されているカルチャーフィット。採用市場では重要になりつつありますが、正しい言葉の意味がわからない方もいるでしょう。

企業が求める人物像として理解を深めることで、より転職活動でも有利になる可能性が高まります。

そこで今回は、下記の内容を解説していきます。

  • カルチャーフィットについての解説
  • スキルがあってもカルチャーフィットせず不採用される理由
  • エンジニア転職でのカルチャーフィットの対策

今回の記事では、Web系エンジニアへの転職を目指す人に向けてのプログラミングスクールを運営している弊社が、採用活動で重視されるカルチャーフィットの解説から企業ごとのカルチャーについて詳しく解説していきます。

採用活動をより効率的に進めていくためにも、まずはカルチャーフィットへの知識を深めていきましょう。本記事を最後まで読み進めることで、就職した後もミスマッチを防ぐことができます。

カルチャーフィットについての解説

企業がエンジニアを雇用するときには、さまざまな要因を見て判断します。その中でも企業側が大事にしている採用方法として「カルチャーフィット」と「スキルフィット」を見ています。

らんてくん
らんてくん
なんだか難しそうなワードだな…!

カルチャーフィットはひとことで表すと、企業が求めている文化と雇用者の価値観が適合しているかを重視する考え方です。

世の中に多くの企業が存在しますが、企業理念や社風はそれぞれ異なります。会社が掲げる目標に向かって社員が一団となって前進するためには、理念にマッチする人材を見つける必要が出てくるのです。

らんてくん
らんてくん
なるほど…!カルチャーフィットっていうのは、求職者と会社の価値観や考え方がマッチしているかってことなんだな!

カルチャーフィットは大まかな概念のように思えますが、細分化すれば日々の業務の取り組み方やコミュニケーション方法まで分けられます。

カルチャーフィットの一例
  • 主体的な行動や発言を重視する会社か
  • 協調性を重視する会社か
  • 個々が成果を出すことを重視する会社か
  • チームワークを重視する会社か

このように企業理念の他にも仕事に向き合う過程など細かい部分からもカルチャーフィットしているかが問われます。

反対にスキルフィットという考え方もあります。こちらは即戦力で企業の役に立つことを重視している考え方です。

らんてくん
らんてくん
入社後にすぐに役立ってくれる人材は必要に思うな!

スキルフィットの場合重視されるのは以下の内容になります。

スキルフィットで重視される項目
  • 前職での経験
  • 保有資格
  • スキルがあり即戦力になるか

カルチャーフィットと比べて実力が大きな判断基準になっています。実際に中途採用の人材を採るときに即戦力の人材を見つけるにはうってつけの方法として主流でした。

Webエンジニアの採用現場では、以前まではスキルフィットを重視した採用活動を行なっていましたが、昨今では状況が変わりカルチャーフィットを重要視するようになりました。その理由について次の見出しで解説していきます。

スキルがあってもカルチャーフィットせず不採用される理由

スキルがあり即戦力になる人材でも不採用になる理由は明確にあります。1つ目は、スキルを中心に人材を採るとすぐに辞めてしまうことが多いからでしょう。

らんてくん
らんてくん
えええ!即戦力で活躍できる人材は長く会社に残ってくれないのか?

もちろんそういう方もいますが、一定数は企業で経験を積んだあとに違う企業にステップアップで転職してしまう人もいたのです。

これには理由があり、インフルエンサーやプログラミングスクールの影響ではないかと考えられています。

プログラミングスクールやエンジニアに特化した情報発信をするインフルエンサーが「1年ほど業務経験を積んだらフリーランスになるべき」といった内容を発信した流れがありました。

そのような情報をもとに未経験からエンジニアを目指そうとした人が、すぐに辞めてしまう現象が起きたのです。企業側としては、採用コストや教育コストを払ってWebエンジニアを育てたいのに、すぐにやめられるので困ってしまいます。

このような流れから、即戦力があっても採用されないことも増えました。また、スキルがあっても企業理念に共感しづらく、結果を残す前にやめてしまうケースもありました。

カルチャーフィットが重視されるようになった背景は、下記の動画で細かく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

エンジニア転職でのカルチャーフィットの対策

昨今ではカルチャーフィットが重視されているという話をしました。ここでは、転職活動中の志望者目線でカルチャーフィットの対策方法について解説していこうと思います。

らんてくん
らんてくん
具体的な対策方法があるのは助かります!

具体的には以下の2つの方法でカルチャーフィットを理解していきましょう。

エンジニア転職でのカルチャーフィットの対策
  1. Web業界特有のカルチャーやマインドセットを理解し身につける
  2. 企業単位のカルチャーに合う場所を選ぶ

具体的に1つずつ解説していきます。

Web業界特有のカルチャーやマインドセットを理解し身につける

Web業界に未経験エンジニアとして入るなら、Web系スタートアップ企業に入ることを目指します。

そこで大事になるのが、Web業界特有のカルチャーやマインドセットを理解して身につけることです。

Webエンジニアになるのであれば、基本のマインドセットや考え方を理解しておくことでよりスムーズに働けるでしょう。

ここでは、弊社プログラミングスクール「RUNTEQ」の信条(CREDO)をもとにWeb業界で持っておくといいマインドを紹介していきます。

身につけておきたい5つのCREDO
  1. Be Open
  2. Move Fast
  3. Give First
  4. Geek Out
  5. Take Ownership

1つずつ順番に解説していきます。

1. Be Open

1つ目はBe Openです。素直な気持ちを持ちながら価値観を常にアップデートしていこうという姿勢を表す言葉です。とくに現代社会では短いサイクルで価値観が大きく変わっています。

価値観が大きく変わる要因
  • AI(人工知能)の台頭
  • ノーコードツールなど

価値観が大きく変わったときについていくには、素直な気持ちであらゆる意見に柔軟に対応する必要が出てきます。著しい早さの技術進歩に対応するには、1つの価値観に捉われすぎない気持ちを持つことが大切です。

2. Move Fast

2つ目は、Move Fastです。言葉の通り誰よりも早く動きながら挑戦していこうというチャンレンジ精神を持つことです。Web業界はラットイヤーと呼ばれるほど変化が早いため、スピーディに行動と挑戦のサイクルを回していく必要が出てきます。

Move Fastの一例
  • とにかく速いレスポンスを心がける
  • 完璧よりも完了を目指してリリースする

ポートフォリオで例えると長期間で100%を目指して質を高めるより、60%でもいいので最低限の機能を作って1日でも早くリリースする。ユーザーの反応を見て改善しながらサービスの質を高くすることが大切になります。このように、つねに動きながら考える精神が大切です。

3. Give First

3つ目のGive Firstは相手にギブする精神を持ち続けようという意識です。Web業界は狭い世界なので、横のつながりが強く情報の伝達速度も速いです。そのため、未経験のうちからギブ精神を持って接すれば、思わぬ見返りとして何年ごかに大きなリターンが返ってくることもあります。

Give Firstの一例
  • ポートフォリオ作成のアドバイスをする
  • 悩み事や相談などを聞いてあげる

エンジニアの業界では意外なことに義理や人情など恩返しの文化も浸透しています。そのため、将来のために日頃から小さなギブを積み重ねる意識を持つことが非常に大切になってくるでしょう。

4. Geek Out

4つ目のGeek Outは、知的好奇心を高めて学ぶことに夢中になることです。一言で表すとエンジニアを楽しむ意識を持つことです。

プログラミングは常に新しい知識が出るたびに学習するもの。また、未経験から一人前のWebエンジニアになるにはおおよそ1,000時間ほどの時間が必要になると言われています

そのため、夢中になって思わず学習してしまうレベルまで知的好奇心を高めて取り組めるようになりましょう。

Geek Outの一例
  • エラーが出たときにポジティブに向き合う
  • 調べることを楽しいと捉える
  • 解決できたときにやりがいを感じる

5. Take Ownership

5つ目はTake Ownershipです。これは、当事者意識を持ちながら主体的にアクションを起こして物事に取り組もうと言った考え方です。

Web業界ではどの職種についても裁量が大きいため、やらされている意識ではなく自分ごととして主体性を持ちながら取り組まないといけません。

責任感が大きく感じますが、その分自分の力として身についたりキャリア形成に役立つでしょう。

Take Ownershipの一例
  • 人に言われる前に主体性を持って物事に取り組む
  • 自分の内側から溢れ出る意思や疑問を大切にする

企業単位のカルチャーに合う場所を選ぶ

Web業界全体のカルチャーやマインドを学んだ後には、企業ごとのカルチャーも理解しておくとミスマッチを防げるでしょう。

らんてくん
らんてくん
企業のカルチャーってどうやって知ればいいんだ?

安心してください。Web系企業のカルチャーは大きく以下の2つに分けられます。

企業ごとの大まかなカルチャー
  • イケイケ文化祭型
  • 技術好き合理型

イケイケ文化祭型の企業は、文化祭のように仕事に取り組んでいる人が多い企業のことを言います。学生時代にクラスみんなで準備した感覚に近い状態で仕事に取り組むことが多いでしょう。また、毎日出社しながら協力的に人と関わることが多いです。

技術好き合理型の企業では、エンジニアファーストであるため技術が好きな人が働きやすい環境が整っています。イケイケ文化祭型と比べて人との接点は少なくなりますが、技術力を高めて1人で仕事に向き合っていきたい人には向いている企業になります。

また合理的な経営をしているところも多く、会社全体の方向性がまとまっています。

企業カルチャーの見抜き方

最後に企業ごとのカルチャーの見抜き方についてご紹介します。簡単な方法の1つとして企業のHPや福利厚生のページを見るといいでしょう。会社の雰囲気がザックリわかるため参考になります。

たとえば、イケイケ文化祭型の場合は社員同士のイベントが多いです。反対に、技術好き合理型の会社はエンジニアに対しての福利厚生が手厚く、PCやモニターディスプレイの支給があったりとエンジニアファーストの一面が見えます。

大きく2つに分かれますが、どちらのタイプで働くのがしっくりくるかイメージすることも大切です。

文化祭などのワイワイした雰囲気が苦手な人がイケイケ文化祭型に入ると、精神的に辛くなり仕事が嫌になる可能性もあります。仕事を長く続けたい方は、企業のHPや福利厚生ページを参考しながら自分に合う企業を選ぶようにしていきましょう。

おわりに

今回の記事では、カルチャーフィットの重要性からスキルだけでは不採用になる理由ついて解説しました。

今回の記事のまとめ
  • スキルフィット重視だと短期退職が多い
  • 企業側も長く勤務してほしいためカルチャーフィットを重視する
  • Web業界のCREDOや企業カルチャーを理解してミスマッチを防ごう

昨今の採用市場ではカルチャーフィットをより重視しています。長期的に会社に貢献してくれる人材として価値提供できるように、会社ごとのカルチャーまで細かくチェックすることがおすすめです。

求職者も企業側もお互いのミスマッチを防ぐために、カルチャーフィットの重要性やWeb業界全体の知識はしっかりと深めておきましょう。

弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね。