- 独学でプログラミングを学習した時の挫折率は90%って聞くけど、なんで諦めてしまう人が多いの?
- 途中で挫折しないためのプログラミング学習方法ってある?
これからプログラミングを独学で習得しようとしている人の中には、このような疑問や不安を抱えている人も多いでしょう。
実際に、独学でのプログラミング学習は挫折率が高く、途中で行き詰まりを感じて諦めてしまう人は多いです。
その割合は約9割とも言われており、いかにプログラミングの独学のハードルが高いかがお分かりになるかと思います。
そこでこの記事では、「なぜ独学だと途中で行き詰って挫折してしまう人が多いのか」についての理由や、挫折しないための学習方法について解説していきます。
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独学でのプログラミング学習が挫折しやすい理由
独学でプログラミングを学ぼうとすると挫折しやすい理由として多いのは、以下の5つです。
- 目的を決めずに何となく勉強を始めた
- 何から学べばいいかわからない
- 環境構築の段階で挫折する
- つまずいたときに質問できる人がいない
- 実務レベルを習得するまで続かなかった
1.目的を決めずに何となく勉強を始めた
2020年から小学校においてプログラミング教育が必修化され、シニア層の学び直しでもプログラミングに挑戦する人が増えており、幅広い世代でプログラミングの人気が高まっています。
そうした中で、プログラミング学習サイトや書籍、動画など、さまざまな教材が世にあふれ、気軽に学習できるようになった反面、目的を決めずに何となくプログラミングの勉強を始める人が出てきています。
目的がないとモチベーションが続かず、ある程度学習してもいつの間にかやめてしまい、習得できずに諦めてしまうケースが多いのです。
2.何から学べばいいかわからない
プログラミング学習は、「何を作りたいか」・「達成したい目標は何か」によって、学ぶべき内容が変わります。
ですが、「プログラミングを習得してエンジニアになりたい」と思ったら、まずは何を学べばいいのか検索する人がほとんどでしょう。
すると、さまざまな情報が手に入る一方で、情報過多になり動けなくなってしまうことが多々あります。
明確な目標を設定していないと、集めた情報を精査し、それを達成するまでの道のりを考えることが難しいためです。
- Dockerを学ばないとダメ!
- Circle CIまで導入したポートフォリオを作らないとダメ
- ポートフォリオは作らずどんどんエントリーした方が良い
- とりあえず現場に入るべきなのでポートフォリオは妥協してもOK!
このような情報に触れると、何をどこまで勉強すべきか、何を優先すべきかわからなってしまうのです。
3.環境構築の段階で挫折する
プログラミングを学習しようとすると、まずは自分のパソコンでプログラミングができるように環境構築をしなければなりません。
その理由は、目的別・言語別に適した環境を理解した上で準備する必要があるからです。
独学でプログラミングを学習する人にとって環境構築は非常に難しく、挫折してしまう人が多いです。
プログラミングを勉強したいのに、環境構築さえままならないとどんどんモチベーションが下がってしまいます。
特にMacでは、2020年に登場したM1チップを搭載したモデルでの環境構築につまずく人が多くなっています。
M1版は性能が飛躍的に向上したものの、プログラミング学習に使用するソフトウェアやプラグインで、Intel版にはないエラーが発生するなどの問題があるためです。
Intel版と比べると外部接続ポートが少ない、ディスプレイ出力が1台までしか対応していない、ということもデメリットとして挙げられます。
4.つまずいたときに質問できる人がいない
プログラミングを勉強していると、エラーが出てくるのは日常茶飯事です。
自力で解決できればベストですが、独学でプログラミングを学習していると、なかなか突破できない壁にぶつかることも多々あります。
例えば、『VODはインターネットを利用して映像コンテンツを配信している』という知識がなければ、『テレビでVODが観れなくなった』という問題に対して、『テレビはインターネットに繋がっているか?』『プロバイダーからメンテナンスや障害などの情報が発信されていないか?』という発想に至りません。
このように、ある程度プログラミングの知識や経験がないとエラーを解決できずに行き詰まりを感じる場合も多くあります。
自分なりにエラーの原因を考え、試行錯誤することは重要です。
ですが、いつまでも解決できず誰からもヒントが得られないとモチベーションが下がり、プログラミング学習が難しいと感じて挫折しやすくなってしまうのです。
こういった要因も、独学でのプログラミング学習の挫折率が90%と言われる理由です。
5.実務レベルを習得するまで続かなかった
プログラミングの学習時間の目安をご存じでしょうか?
実は、基礎の理解に300時間、実務レベルを習得するまでに1,000時間以上必要といわれています。
そのため、
- 教養として身に付けておきたい
- 知っておけば仕事で有利に働くかもしれない
と、強い目的意識がなくプログラミングを始めた人は、長時間の学習を継続できず、挫折しやすいのです。
また、エンジニア転職が簡単にできると考えている人も多くいます。
- 3ヶ月ほどでエンジニアへ転職ができる
- プログラミングを勉強してフリーランスで月収100万円
世の中にはこんな広告コピーが溢れています。
このように簡単にエンジニアになれて、簡単に高収入が得られると考えてしまう人は、
と途中で諦めてしまいます。
現在は企業が求めるエンジニアのレベルが上がっているため、数ヶ月の勉強ではエンジニアへ転職するのは難しく、フリーランスで活躍するのはもっと厳しいのが現実です。
プログラミング学習を独学でも挫折しないための4つの対策
ここまでで、プログラミングを独学で学ぶ時に挫折してしまう原因を挙げてきました。
ここからは、独学でのプログラミング学習において挫折しないための対策をご紹介していきます。
- 作りたいものを考えて具体的な目標を決める
- 目標を達成するための学習プランを立てる
- 現役エンジニアの信頼できるメンターを見つける
- 自分に合ったプログラミングコミュニティに入る
1.作りたいものを考えて具体的な目標を決める
プログラミングが一番上達するのは、教材を読んでいる時でも、既存のコードを写している時でもなく、自分が作りたいものや欲しいものを作っている時です。
自分が作りたい機能をどうすれば実装できるのかを考えて手を動かすことで、スキルが身につきます。
ですが、作りたいものがなく、ただ基礎学習だけをしていてもプログラミングの面白さに触れられず、つまらなくて挫折してしまいがちです。
自分が作りたいものや欲しいものを作っている方が勉強のモチベーションも上がります。
とはいえ、「こういうものを作ってみたい」とひらめく人は少数で、すぐにアイディアが思い浮かばない人の方が多いでしょう。
そんな時は、私たちRUNTEQの無料キャリア相談会にいらしてください。
『キャリア相談会』という名前ですが、キャリアだけでなく転職に必要なポートフォリオの相談にも乗っています。
このほか、
- 勉強方法は?
- 転職活動の方法は?
- 本当に自分はエンジニア転職ができるのか?
といった悩みにも、RUNTEQのキャリアアドバイザーがマンツーマンで対応させていただいております。
2.目標を達成するための学習プランを立てる
プログラミング学習をする目的を決めたら、目標を達成するためのプランを立てましょう。
まず、学習ステップごとに「何を」「いつまでに」習得するか具体的な目標を設定します。
次に、1日の作業時間を設定し、勉強を習慣化させましょう。
この時、各ステップの達成基準は高すぎず、毎日の作業時間も無理しすぎず、適切なレベルに設定することが挫折しないためのポイントです。
そして、教材で学習し、理解したら手を動かす、という地道な作業を繰り返します。
プログラミング学習をしていて壁にぶつかると、
このようにネガティブに考えてしまいがちです。
しかし、最初からエラーを全く出さずにプログラムを完成させられる人はいません。
コードを書いたり、エラーを読み解いて問題解決をしたり、トライ・アンド・エラーを重ねて徐々に成長していくのです。
慣れるまでは、想定していた以上に理解できないことが多いと思いますが、それは自分だけではありません。
誰もが通る道なのです。
3.現役エンジニアの信頼できるメンターを見つける
プログラミングを仕事にできるレベルにまで引き上げようとすると、幾度となく壁を越えなければなりません。
- 環境構築もままならず、プログラミング学習を始められない
- エラーを解決できずになかなか先に進めることができない
- 転職用のオリジナルポートフォリオのアイディアが浮かばない
- ポートフォリオにどんな技術を使えばいいかがわからない
自力で解決する努力は大事ですが、1つのエラーの解決に多くの時間と労力を費やすのは効率的でなく、それが原因で挫折してしまっては元も子もありません。
自分なりにエラーの原因を考え、試行錯誤して、それでも解決できなかったら、現役エンジニアに質問し、解決へのヒントを得られる環境を作りましょう。
プログラミング学習に終わりはなく、自分より経験豊富なエンジニアに頼ることは全く悪いことではありません。
学習を始めたばかりの時期はなおさらです。
4.自分に合ったプログラミングコミュニティに入る
どんな人でも、勉強を開始した頃と同じモチベーションを維持することは難しいものです。
いつの間にか、学習を始めた当初の気持ちを忘れ、学習時間も短くなっていきます。
そして最終的にはプログラミング学習から離れ、結果的に挫折してしまうことになるのです。
このように、学習途中でモチベーションが下がったり、壁にぶつかったりした時のことをふまえて、モチベーションの高い学習開始時からエンジニアのコミュニティに入ると良いでしょう
経験豊富な現役エンジニアに質問でき、一緒に学習する仲間もできると、途中で行き詰まりを感じることなく目標を達成できる可能性が高まります。
RUNTEQがプログラミングの挫折率を抑える取り組み
私たちが運営しているプログラミングスクールRUNTEQでは、Webエンジニアを目指している方向けにカリキュラムや転職サポートをしています。
プログラミング初学者の方が挫折しないために、以下のような取り組みをしています。
1.現役エンジニアに頼れる環境
RUNTEQでは現役エンジニアに頼れる環境を整えています。
- 環境構築完全サポート
- 現役エンジニアに無制限で質問できる環境
- カリキュラム以外のことでも相談できる技術面談
- 転職活動で必要なポートフォリオの技術サポート
エラーを自己解決することは大事なことですが、解決方法や検索の仕方は徐々に慣れていくものです。
RUNTEQでは現役エンジニアからアドバイスをもらいながら、その方法を身に付けていくことができます。
2.未経験からエンジニア転職に過不足のないカリキュラム
RUNTEQはWeb系開発会社が運営しております。
開発会社のノウハウだけでなく、エンジニアの採用の市場に合わせた力を過不足なく身につけることができます。
- 手を動かしながら現場で必要なスキルを学ぶ基礎編カリキュラム
- コードを読んでバグ修正を行う現場の仕事に近い応用編カリキュラム
- 現役エンジニアによるオリジナルアプリ制作サポート
未経験からエンジニア転職をする場合、最初に振られるタスクは1から全てのコードを書くものより、既存のコードを読んで修正できる「コードリーディング」が多いです。
現場で実際にエンジニアとして働くことを考えたカリキュラムになっています。
3.オンラインでモチベーションを保てる環境
- バディ制度で一緒に学習する
- 受講生同志が横のつながりを作れる
- カリキュラム以外のことでも相談できる技術面談
- 開発会社のエンジニアによる不定期イベント
学習サポーターが一人一人徹底サポート
プログラミング学習は長丁場です。
途中でほぼ間違いなく中だるみが発生し、モチベーションも下がります。
そこでRUNTEQでは、一人一人に学習サポーターがついて学習管理をしています。
途中で見失いがちな目標や学習計画をその都度確認できるので、受講生は学習のみに集中できます。
和気あいあいとしたコミュニティイベント
RUNTEQでは、受講生同士の交流が図れるようにイベントを開催しています。
開発会社が運営している強みを生かして、現役エンジニアが開催するイベントが目白押しです。
学習の役に立つだけでなく、プログラミングそのものを楽しめるようなイベントを企画しています。
こうした取り組みも、学習の挫折率を下げる大きな要因となっています。
4.一人一人の希望の進路に合わせた入学前のキャリア相談会
入学時点で必ず一人一人の希望をお聞きして、無料のキャリア相談会をしております。
そして、その人に合わせたプランをお伝えしております。
- ポートフォリオのアイディアはどう出すのか?
- 自分の経歴で転職が本当にできるのか?
- 働きながらでもエンジニア転職できるのか?
など、様々なエンジニア転職に関する相談にも乗っています。
ぜひお気軽に無料キャリア相談会で相談してみてください。
まとめ:独学でプログラミングで挫折する対策は「環境」
ここまでで、プログラミングの独学で挫折が多い理由とその対処法についてご理解いただけたと思います。
モチベーションはすぐに下がりますし、人間は諦めるための理由を大量生産する生き物です。
モチベーションが下がり、学習を辞めてしまう可能性があることを前提に環境を作っていきましょう。
- 目的を決めずに何となく勉強を始めた
- 何から学べばいいかわからない
- 環境構築の段階で挫折する
- つまずいたときに質問できる人がいない
- 実務レベルを習得するまで続かなかった
- 作りたいものを考えて具体的な目標を決める
- 目標を達成するための学習プランを立てる
- 現役エンジニアの信頼できるメンターを見つける
- 自分に合ったプログラミングコミュニティに入る
私たちは、開発会社が現場で採用レベルの実力をつけるプログラミングスクールRUNTEQを運営しています。
未経験からWebエンジニアとして本物の力をつけたい方はぜひRUNTEQへお越しください!
なお、未経験からWeb系エンジニアへ転職するためのロードマップも作成しておりますので、ぜひ以下の記事をご覧ください。