プログラミング言語

初心者におすすめのプログラミング言語8選【何から始めるべき?】

「プログラミングを学習したいけど何から始めればいいの?」
「プログラミング学習で失敗したくないので初心者におすすめの言語を知りたい」

プログラミングスキルを身に付けたいと考える方は多いですが、数多く存在する言語の中から、どれを選んで学習を始めればいいのか迷われる方は少なくありません。

特に初心者の方が直面するのは、どの言語を学べばIT人材としての市場価値を高めることができ、将来性を見据えたキャリアを築けるのかという問題です。

そこでこの記事では、初心者に特におすすめのプログラミング言語を紹介しつつ、それぞれの言語がどのような部分に適しているのか、また将来的にどのようなキャリアパスが築けるのかについて解説していきます。

プログラミング学習をこれから始めようとしている方、また初心者で学習の方向性に悩んでいる方にとって、この記事が学習の最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

プログラミング初心者は何から始めるべきか?

プログラミング初心者は、まず何から始めるべきかについて簡単にまとめました。

これらのガイダンスを参考にすれば、学習をスムーズに進めることができ、効率的にスキルアップすることができます。

プログラミング初心者がやるべきこと
  • 学習目的を明確にする
  • 適切なプログラミング言語を選ぶ
  • 学習環境を整える

学習目的を明確にする

プログラミング学習を始める際の最初の一歩として、学習目的を明確にすることが非常に大切です。

なぜなら、プログラミングの習得には時間がかかるため、明確な目標がなければ途中で挫折する可能性が高まるからです。

例えば、仕事で即戦力となるスキルを身に付けたい、自分のアイデアを形にしたい、特定の技術を習得してキャリアアップを図りたいなど、目標は人それぞれです。

しかし共通しているのは、目的が明確であるほど、学習に対するモチベーションを持続しやすく、具体的な成果につながりやすいという点です。

そのため、なんとなく学習を始めるのではなく、自分にとっての明確な目標設定を行うことが大切となります。

適切なプログラミング言語を選ぶ

プログラミングは長期間の学習を前提としているため、間違った判断をして回り道をしないためにも、適切なプログラミング言語を選ぶことが重要です。

コツとしては、目指すキャリアや実現したいプロジェクトに最も合った言語を選択することです。

具体的な例で言えば、Web開発に興味があるのならばRubyやPHPを選択する、といった形です。
これらの言語は、Webアプリ開発に広く使用されており、業界内での需要も高いため、Web業界を目指すのならば最適です。

目指す分野や目標に応じて最適な言語を選ぶことで、学習の効果を最大化し、時間を有効に活用することが可能です。

言語選びは慎重に、そして自分の目指すゴールにマッチしたものを選びましょう。

学習環境を整える

プログラミング学習を効果的に進めるためには、学習環境を整えることも重要です。

ここでいう学習環境とは、目指したい業界や学習したいプログラミング言語によって、最適なハードウェアを選択することを指します。

例えばWebエンジニアを目指す場合、多くの開発ツールが最適化されているMacが推奨されることが多いです。

Macを使うことで、Web開発に関する最新のツールや技術についての知識を、より深めることができます。

また、ソフトウェア開発のためのIDE(統合開発環境)やコードエディタのセットアップも、学習をスムーズに進めるためには不可欠です。

快適な学習環境を整えることで、集中力を保ち、学習効率を高めることができるでしょう。

プログラミング初心者におすすめの言語8選

プログラミング初心者がエンジニアとしての市場価値を高めるためには、自分にとって最適なプログラミング言語を選択し学習することが大切です。

ここでは、初めての方にも学びやすく将来性のあるおすすめのプログラミング言語8選を紹介します。

それぞれの言語の特徴を知ることで、自分の目指したい姿やキャリアに合わせてプログラミング言語を選ぶことができるでしょう。

プログラミング初心者におすすめの言語8選
  • Ruby
  • Python
  • PHP
  • JavaScript
  • Java
  • C#
  • Go
  • Swift

Ruby

プログラミング初心者にとって、おすすめの言語の1つとして「Ruby」が挙げられます。

Rubyの構文は非常に読みやすく、直感的にコーディングすることができるため、初心者が理解しやすい言語の1つです。

さらに、Rubyには「Ruby on Rails」というフレームワークが存在し、これを利用することでWebアプリケーションの開発が格段に効率的になります。

Railsを活用すれば、短期間でのプロトタイピングが可能となり、初心者でも比較的簡単に製品やサービスの開発に取り組むことができます。

Python

プログラミングの入門として「Python」を学ぶことは、初心者におすすめです。

Pythonは読みやすさと書きやすさを兼ね備えているため、プログラミングの基本的な概念を習得するにはうってつけの言語と言えます。

さらに、Pythonはデータサイエンス、機械学習、Web開発といった多岐にわたる分野で活用されているため、学んだ知識をさまざまな場面で応用することが可能です。

エンジニアを目指す人だけでなく、自分の仕事でデータ分析が必要な人は、最初に学んでみる価値があるプログラミング言語と言えるでしょう。

他にもWeb系のサービス開発にも使用されております。
例えばYouTubeもPythonのコードで作られているサービスです。

参考記事:Pythonで開発されたWebサービス7選【できることや使うメリットも解説】

このように用途が広い言語であるからこそ、将来的なキャリアの選択肢もグッと広げることができます。

PHP

プログラミング初心者が市場価値の高い技術を身につけたい場合、「PHP」を習得するのもいいでしょう。

PHPは、Web開発の分野で広く使用されており、特にWordPressなどのコンテンツ管理システム(CMS)の開発には欠かせない言語となっています。

Facebookのような大規模なプラットフォームもPHPで構築されており、その実績からもPHPの強力な実用性が伺えます。

参考記事PHPで開発されたWebサービス国内事例5選&海外事例5選【学習メリットも解説】

初心者にとっておすすめできる点は、PHPに関する教材や情報が豊富にあるため、不明点や学習中に壁にぶつかっても、挫折しづらく学習しやすいということです。

実際のWebサイト構築への応用もしやすく、短期間で基本を習得することができるため、初めて学習する言語としても適しているでしょう。

JavaScript

プログラミング初心者で、フロントエンド開発に興味がある方は「JavaScript」を学習するのもおすすめです。

JavaScriptは、Webブラウザで動作する唯一のプログラミング言語であり、現代のWebサイトやアプリケーションには不可欠です。

マークアップ言語である「HTML / CSS」に続いて、Webページに動きをつけるために学ぶ言語でもあるため、構文も分かりやすく習得しやすいのが特徴です。

ブラウザ上で動作するため、コーディング後の動きをすぐに確認でき、Webページ制作の達成感を感じやすいのも初心者向けのポイントです。

さらに「Node.js」というランタイム環境を使用することで、サーバーサイド開発にもJavaScriptの知識を活用できるため、フロントエンドのみならずバックエンド開発も可能になります。

これにより、JavaScriptのスキルを習得することで、フルスタック開発の基礎を築くことも可能になります。

Java

プログラミング初心者が、オブジェクト指向プログラミングの概念をしっかりと理解するためには「Java」が推奨されます。

Javaは、Androidアプリ開発からエンタープライズレベルのシステムまで、多岐にわたるアプリケーション開発で利用されており、その汎用性と実行環境の安定性は高い評価を受けています。

習得が他の言語に比べて難しい側面もありますが、学んだ知識とスキルは幅広い領域で応用可能であるため、長期的なキャリア形成を考えている方におすすめです。

世界的に求められるプログラミング言語としての地位を確立しているJavaは、初心者が挑戦するべき価値がある言語と言ってもいいでしょう。

C#

プログラミングの学習を始めるにあたり「C#」は、初心者にもおすすめの言語の1つです。

Microsoftが開発したこの言語は、Windows環境でのアプリケーション開発において、強力なパフォーマンスを発揮します。

ゲーム開発ではUnityエンジンでの使用が一般的であるため、初心者でも比較的簡単にゲーム制作の基礎を学ぶことができます。

なお勘違いされがちですが、C言語やC++とは別系統であるため、習得難易度はそこまで高くありません。

C#を学ぶことで、プログラミングの基本を固めつつ、多岐にわたる開発に適用できるスキルを身につけることができます。

Google Apps Script

プログラミング初心者が、業務改善のために使いやすいプログラミング言語がGoogle Apps Script(GAS:ガス)です。

Googleによって開発されたこの言語は、Googleワークスペースで使うことができます。

この言語は、Googleドキュメント、スプレッドシート、フォーム、カレンダー、Gmailなどのアプリケーションを拡張したり、カスタマイズしたりするために使われます。

主に業務効率化や広告のレポートの自動化のために利用されます。

エンジニアになるほどではないが、プログラミングを仕事に使いたい人(例えば、マーケターやバックオフィス職の方)が学ぶと有用なプログラミング言語です。

Swift

直感的にコーディングできることや、安全性に優れていることから、初心者にも学びやすい言語として「Swift」はおすすめです。

Appleによって開発されたこの言語は、iOSやMacOSなど、Appleのプラットフォーム専用のアプリケーションを作成することに特化している言語です。

そのため、Apple製品が好きな方や、iOSに特化したアプリ開発をしたい方にとっては、最適な言語と言えるでしょう。

しかし、他のプラットフォームでは使用できない言語のため、潰しが効かないということは注意点の1つとして覚えておきましょう。

初心者におすすめのプログラミング言語学習方法

プログラミング言語の学習を始める初心者にとって、最適な学習方法を選ぶことは、成功への第一歩です。

以下の方法を参考にすることで、プログラミング言語の基礎から応用までを効率よく学ぶことができます。

初心者におすすめのプログラミング言語学習方法
  • オンライン学習サイトの活用
  • セミナーや勉強会への参加
  • プログラミングスクールへの入会

オンライン学習サイトの活用

初心者がプログラミング言語を学ぶにあたり、オンライン学習サイトの活用は非常に効果的な方法です。

今では無料・有料問わずに、プログラミングを学べる教材が豊富に用意されているため、自分のペースで効率的に学習することができます。

サイトによっては、自分で手を動かしながら実践的に学びを深めるカリキュラムも用意されているため、アウトプットを通して実用的なスキルを身につけることができます。

サイトによっては、サポート体制が整っているものや、メンターからのフィードバックを利用できる場合もあるので、疑問点を即座に解決することができます。

セミナーや勉強会への参加

プログラミング初心者は、セミナーや勉強会へ参加することで、理論だけでなく実践的な経験を積むことができます。

実際のコードを書きながら問題解決を学ぶワークショップや、最新の技術トレンドに触れることができるセミナーなど、多彩なプログラムが用意されていることが特徴です。

このようなイベントでは、同じ学習段階にあるエンジニア仲間と知り合うことや、一歩先を行く経験者からの直接的なアドバイスを受けることができます。

イベントに参加することで、学習のモチベーションが維持しやすくなるというメリットもあります。

プログラミングスクールへの入会

プログラミングスクールへの入会は、初心者が効率的にスキルを習得する上で、大きなメリットがあります。

なぜなら、スクールでは体系的なカリキュラムが用意されており、基礎から応用まで段階的に学習を進めることができるからです。

また、経験豊富な講師から直接フィードバックを受けることできるため、独学では見落としがちな細かな疑問もすぐに解決することができます。

同じ目標を持つ仲間がいることで、モチベーションの維持がしやすく、学習意欲を高めることができるのもメリットの1つです。

弊社が運営している「RUNTEQ」は、これらの利点を踏まえつつ、オンライン完結型でカリキュラムを提供しているプログラミングスクールです。

RUNTEQでは、現場で求められる実践的なスキルを身につけ、自走力の高いエンジニアを育成することを心掛けています。

具体的な例で言いますと、初心者でもしっかりと実力をつけられるように、1,000時間にわたるカリキュラムを提供しています。

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まとめ

今回の記事では、プログラミング学習初心者が、学習を始める際にやるべきことから、おすすめの言語まで幅広く解説しました。

プログラミングを学習する明確な目標設定と、言語を習得したのちに「どのようなキャリアを築きたいか」を事前に決めておくことで、長期的な学習でも挫折しづらくなるでしょう。

今回の記事のまとめ
  • プログラミング学習を始める際には、個人の目的や興味に合わせた言語を選ぼう
  • RubyやPythonは初心者でも習得しやすく、キャリアの幅も広げられるためおすすめ
  • プログラミング学習で挫折しないためには、スクールや勉強会などコミュニティへの参加が大切

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