スタートアップ

スタートアップ・ベンチャー企業での働き方がわかるおすすめ本15選

「スタートアップ企業での働き方を知りたい」
「スタートアップ企業に関する書籍を知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?

スタートアップ企業への就職を検討しているときに、どのような働き方をしているか、またスタートアップ企業に就職している人にはどのような人が多いのか気になる方も多いでしょう。

そこで今回は、下記の内容を解説していきます。

  • スタートアップ企業の特徴
  • スタートアップ関連の本を読むメリット
  • スタートアップ企業での働き方がわかるおすすめの書籍15選

今回の記事では、Web系の開発会社を運営しつつもWeb系エンジニアへの転職を目指す人に向けてのプログラミングスクールを運営している弊社が、スタートアップ企業での働き方がわかる書籍を紹介していきます。

スタートアップ企業への就職を検討している方には役立つ本ばかりですので、是非参考にしてください。

スタートアップ企業の特徴

「スタートアップ企業」という言葉に明確な定義はありません。創業から2〜3年程度の企業かつ革新的なアイディアで急成長する可能性の高い企業のことを指すことが多いです。

似たような言葉でベンチャー企業がありますが、スタートアップ企業との違いは、以下のようになっています。

スタートアップとベンチャーの違い
  • スタートアップ企業:資金調達をして赤字でも事業を伸ばすことを優先する企業
  • ベンチャー企業:大企業の規模ではないものの成長を目指して事業を伸ばす企業

その他にも違いはありますが、スタートアップでは0からビジネスを立ち上げたり、少数精鋭で一人ひとりが裁量権を持ちながら、主体的に行動する姿勢が求められます。

少人数なので責任は大きくなりますが、若手のうちから幅広く業務に携われたり、自分の意見や行動が会社に反映されやすいといったスタートアップならではのやりがいがあります。

スタートアップ関連の本を読むメリット

らんてくん
らんてくん
スタートアップ関連の本を読んで学べることってあるの?

スタートアップ関連の本を読むことで得られるメリットは、主に以下の3つです。

スタートアップ関連の本を読むメリット
  • スタートアップ企業の働き方やカルチャーを理解できる
  • 入社後のミスマッチを減らせる
  • 起業する人たちがどんなタイプなのか把握できる

上から順番に、1つずつ解説していきます。

スタートアップ企業の働き方やカルチャーを理解できる

スタートアップ企業に関連する書籍を読めば、どういう働き方をするのか事前に知ることができるため、自分が成長していくイメージを固めたり、今後のキャリアパスを描いたりしやすくなります。

また、働き方のイメージと実態ではギャップがあります。最近のスタートアップは人材を獲得するために非常に働きやすい環境になっています。

スタートアップの特徴
  • Web系企業が多く、フルリモートや副業人材中心の企業も多く、昔よりもはるかに働きやすくなっている
  • 上下関係が過剰に厳しくなく、上司に対しても意見を出しやすい
  • 裁量や責任が大きいため、スキルアップしやすい環境にある
  • 成長しやすい環境なので一気にキャリアアップできる
  • サービスが成長すると一気に昇給する可能性がある

スタートアップは大企業と比べて安定性は欠けてしまうものの、のちのちはスキルや報酬などの恩恵が大きく返ってくる可能性が充分にあります。

事前に企業のカルチャーや働き方を把握しておくことで、スタートアップで働くことによって今後のキャリア形成にどう影響するのかを冷静に判断することができるでしょう。

入社後のミスマッチを減らせる

書籍で学習しておくことで、スタートアップ企業に入社してから「こんなはずじゃなかった」とがっかりしたり、すぐにやめてしまったりといったミスマッチを防げる可能性が高くなります。

スタートアップの厳しさや向き不向きは、実際に入社しないと分からないものですが、仮に予想以上に厳しい環境だったとしても、ある程度覚悟はできていたはずなので簡単に心が折れてしまうこともないでしょう。

起業する人たちがどんなタイプなのか把握できる

スタートアップ本には、起業に関しての情報も多く含まれています。

そのため、起業するような人がどのようなマインドを持っているかや、起業するという事はどういうことなのかを事前に知ることができ、自分が働く会社の社長がどういうタイプなのかを把握することができます。

社長の考え方を知ることができれば、より事業をスケールさせることに尽力したり、会社の方針なども理解できたりするでしょう。

スタートアップでは、完全な縦社会ではなく社長とも近い目線でコミュニケーションをとる機会も多いため、どのような気持ちで社長が会社を大きくしたいのかを把握しておくことは重要です。

スタートアップ企業での働き方がわかるおすすめの書籍15選

スタートアップ企業のカルチャーや働き方などについて知りたい場合に、是非読むべき本を15冊厳選しました。

スタートアップ企業への転職を考えている方や、スタートアップ企業の体質を知りたい方は、以下の本を読んでおくことをおすすめします。

1.「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである

著者:菊本久寿

こちらの書籍は、RUNTEQを運営する弊社代表の著作であり「エンジニア×スタートアップ」といった新たなキャリアを提案する内容になっています。

2022年の12月6日に出版された翌日に、Amazon書籍ランキングで堂々の1位を獲得した話題の1冊になっています。

内容としては、著者の菊本自らが、スタートアップ企業で働いた体験談を通して、エンジニア×スタートアップとしての働き方や楽しさを紹介しています。

エンジニアのキャリア形成のなかでも、新しい角度の切り口になりますが、スタートアップを通してスキルアップしたい方にはおすすめの1冊です。

 

2.小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード

著者:ジェイソン・フリード

「Ruby on Rails」の開発元にもなっている、世界が注目するソフトウェア会社「ベースキャンプ」の創業者であるジェイソン・フリード氏の書籍です。

世界的に有名なソフトウェア会社として「ベースキャンプ」を育てて、軌道に乗せて成功させるまでの過程が書かれています。

スタートアップを拡大させる方法として、とにかく働きとにかく事業拡大するといったやり方とは裏腹に、少数精鋭で効率的に会社を育てあげるためのノウハウが詰まっています。

「小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード」 を詳しく見る

3.リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

著者:エリック・リース

この本では、時代が求める製品やサービスをより早く生み出すための手法が解説されています。

スタートアップでは、ゼロからサービスを作るため、どうしても作り手の思い込みにより価値のないものを生み出してしまうことがあり、そのことに気づけずに時間や労力を無駄にしてしまうこともあります。

著者のスタートアップあるあるの失敗経験を通して、変化が大きく先の読めない時代でも、どうすればユーザーに価値提供することができるかを学べる1冊です。
「リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす」を詳しく見る

4.スタートアップ大国 イスラエルが教えてくれた ボーダレスな生き方、働き方。

著者:遠山 功

初入国したイスラエルで、10ヵ月後に会社を作り見事成功を収めた著者によるスタートアップのバイブルです。

イスラエルは世界有数のスタートアップ大国としても有名で、毎年1,400社のスタートアップが誕生しています。

その理由としては、イスラエル特有の考え方として大胆さや厚かましさを意味する「CHUTZPAH(フツパ)精神」が活かされているからだとされています。

CHUTZPAH精神によってイスラエルでは、失敗やチャレンジに臆せずに即断・即決・即行動で動くことができるため、数多くのスタートアップ企業が発足しています。

この本を読むことで、著者がスタートアップ大国イスラエルで起業をして学んだ実体験をもとに、スタートアップを成功させるためのマインドを学べます。
スタートアップ大国イスラエルの秘密

5.起業のファイナンス

著者:磯崎 哲也

こちらは、起業家に起業や成長のイメージを膨らませてもらうためのバイブルとして有名な良書です。

会社の始め方から事業計画の作り方、また投資家との交渉など、起業した人の参考になる情報が詰まっています。

スタートアップ企業の全体像を図解でしっかりと学ぶことができるため、実際にスタートアップで働きたい方は、会社が目指すべき方向性などの理解を深めることができます。

スタートアップの全体像を学ぶのにベストな書籍と高評価のレビューも多いです。

起業のファイナンスを詳しく見る

6.STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

著者:堀新一郎

読者が選ぶビジネスグランプリ2021マネジメント部門第5位に入賞したこちらの書籍は、17人の起業家たちへ直接インタビューをした結果得られた、26のケーススタディーを収録しています。

ケーススタディーとは「事例研究」といった意味で、起業家が実際に体験した出来事を分析・検討することで問題解決を図ることを言います。

それぞれの企業が壁にぶつかったときの乗り越え方を解説しているので、スタートアップ企業で働く人もいざという時に役に立つ1冊になるでしょう。
「STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか」を詳しく見る

7.何がベンチャーを急成長させるのか

著者:小林 英夫

通信ベンチャーの創業メンバーに加わりながらも、史上最短で東証1部に上場させた経験を持つ小林英夫氏による著書です。

内容としては、ベンチャー企業を成長させるための戦略や、競争に勝ちながらチームを急成長させるためのノウハウが詰まってます。

スタートアップで働く際に、チームとして競合他社に打ち勝つために必要な情報を手に入れたい方にはおすすめの1冊です。
何がベンチャーを急成長させるのか

8.ジョブ理論〜イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

著者:クレイトン・M・クリステンセン

経済学の巨匠と言われているクリステンセン教授によって書かれた「ジョブ理論」では、人がモノを買うメカニズムを徹底的に解説しています。

ジョブ理論の内容としては、顧客はデータに基づいて行動するのではなく、やり遂げたい「ジョブ」を解決するために商品を雇用しているといった考え方で、違った角度で新規サービスの開発法を学ぶことができます。

まだ世の中に出ていないサービスを開発するときに、経営学者の視点からゼロイチを考えるために必読の書籍です。
「ジョブ理論〜イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム」を詳しくみる

9.ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

著者:ピーター・ティール

著者のピーター・ティールは、シリコンバレーで最も注目されている起業家として有名です。

こちらの書籍は、社会にイノベーションを起こすような起業家になるためには、競争ではなく独占を目指すべきだという考え方がまとめられています。

ゼロイチを作り市場で生き残るには、「戦わずして勝つ」を体現する必要があり、それによって世界を変えられるようなベンチャー企業を作るための手法を学べます。

「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」を詳しくみる

10.HARD THINGS

著者:ベン・ホロウィッツ

「ITエンジニアに読んで欲しい!ビジネス大賞2016特別賞」を受賞した「HARD THINGS」では、ITベンチャー創業者である著者が、ビジネスの立ち上げから数多くの経営判断をこなす方法まで、起業家にとって必要な情報が詰まっている経営指南書です。

起業家時代の著者は、不況に襲われクライアントが次々に倒産したり、その結果9割の売り上げを失ってしまったりと、過酷な環境を乗り越えてきました。

この困難な壁をどうやって乗り越えたかを教訓としてまとめているため、苦境に陥ることも珍しくないスタートアップのような環境で働く人にはたくさんのヒントがあるでしょう。

新規サービスの開発を検討している方や、いままさに困難にぶつかっている方には参考になる1冊です。

HARD THINGSをくわしくみる

11.スタートアップ失敗の法則

著者:増田裕介

エンジェル投資家かつ連続起業家として、20年間さまざまな企業を見てわかった「失敗パターン」を中心に紹介している書籍です。

エンジェル投資家の一般的な勝率としては、プロでも3割、普通は1割かそれ以下と言われるほど、新規事業を成功させる事は難しいと言われています。

その中でも起業を成功させるためには、いかに失敗のパターンを避けられるかが重要です。

エンジェル投資家としてスタートアップを見続けてきた著者によって、これだけは避けた方がいいといった失敗を先回りして学べる良書です。
「スタートアップ失敗の法則」を詳しくみる

12.逆説のスタートアップ思考

著者:馬田 隆明

逆説のスタートアップ思考では、スタートアップとベンチャーの違いといった基礎的な解説から、自身のキャリア形成を考える上で役に立つスタートアップ的な思考法がまとめられています。

スタートアップではもちろん、社会人でも日々の仕事で結果を出すためには、何かしらのイノベーションを生み出すことを求められます。

そのため逆説的にスタートアップ思考を学ぶことで、起業家だけではなくサラリーマンでも仕事に生かすことができるようになります。

スタートアップのような急成長する企業に必要な思考や行動を学びたい方におすすめです。

逆説のスタートアップ思考を詳しくみる

13.スタートアップファイナンス 起業で失敗しない「おカネ」とのつき合い方

著者:加瀬洋

スタートアップと聞くと、1から事業を立ち上げて社員を雇用して規模を大きくするようなスケールの大きさを想像する方も多いです。

しかしITやコンテンツ事業などで副業ができるいまの時代では、誰しもがスタートアップ思考を意識するべき段階に来ています。

そのため、アプリやWebサービス、コンテンツ開発などで起業を考えている人向けの内容になっており、そのために重要な会計税務の基本知識を学べる入門書になっています。

ITやコンテンツ事業での起業や副業に関するお金の話は、この1冊で体系的に学べるでしょう。

「スタートアップファイナンス 起業で失敗しない「おカネ」とのつき合い方」を詳しくみる

14.起業の科学 スタートアップサイエンス

著者:田所 雅之

起業の科学では、スタートアップが必ず直面する課題とその解決法が整理されている起業の教科書です。

著者がこれまでに起業したときの失敗を踏まえて、どのようにすれば起業の成功率を上げられるかをまとめています。

スタートアップ系の情報は数多くありますが、今の段階では何が必要で何をすればいいのかまで的確に分かるような情報は少ないです。

スタートアップが直面する課題や解決策を的確に示すために、著者自身が1000人以上の起業家に取材したり、起業家の自伝を300冊熟読したりと膨大な情報を集めているため、起業で成功する方法が体系的にまとめられています。

スタートアップで働きたい人にとって、多くの起業家たちが何を考えてどんなことをしてきたのかを知ることは重要ですので、機会があれば是非目を通してみてください。

起業の科学を詳しくみる

15.突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

著者:蛯谷 敏

こちらの書籍は、ビズリーチで有名な「ビジョナル」の創業者である南壮一郎氏によって書かれた起業の軌跡が書かれた1冊です。

ビズリーチを12年間で急成長させて、巨大なスタートアップにさせた背景として、著者いわくあらゆることに疑問を持つ「問い抜く力」が大事だと語っています。

ビズリーチ創業のノンフィクションも綴られているため、1つの小説のように没頭しながらスタートアップの成長する過程を学べます。

読破後には、突き抜けるために必要な「問いの立て方」まで理解できるようになるでしょう。

「巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡」を詳しくみる

まとめ

今回の記事では、スタートアップでの働き方やカルチャーを知るために最適な書籍について紹介しました。

今回の記事のまとめ
  • スタートアップとは、革新的なアイディアを武器に2〜3年という短期間で成長を目指す企業のことを指す
  • スタートアップ関連の本を読めば、働き方やカルチャーを理解できて入社後のミスマッチを減らせる
  • スタートアップ企業の関連書籍は、著者が起業するときに得た実体験が多く、生の情報として参考になる部分が多い

スタートアップ企業への就職・転職を考えている方にとって、本記事で紹介した書籍は参考になるものばかりです。

著者によって伝えたいメッセージや切り口が変わるため、興味のあるものからぜひ読んでみてください。

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