【※要注意】「未経験OK・研修あり求人」はやめとけ!転職してはいけない理由とは
「早く実務経験を積みたいから研修がある企業へ転職したい!」
「早く現場に出るために勉強しながら働きたい!」
「まずはIT企業に転職した方がいいのでは?」
このように考えて研修ありの企業を探している方も多いのではないでしょうか?
結論、未経験者がWeb系エンジニアとして研修制度の整った企業へ転職するのは危険です。
ChatGPTやGitHub CopilotをはじめとするAIの進化によって、エンジニアの働き方は激変しました。それに伴い、企業が未経験者に求める基準も変化しています。中途が入れるような企業には研修制度を整える余裕がなく、たとえ研修があったとしても、あなたが思い描くものとは大きなギャップが生じることがほとんどです。
転職前にどのような行動をとったら良いか理解しておくことが重要なため、今回は以下の内容について解説していきます。
- 研修ありの企業へ転職してはいけない理由
- SESに入ってからの転職は運次第
- 未経験でWebエンジニアへ転職する方法
転職後に「なんか思っていたのと違う」と思っても遅いので、今のうちから正しい転職ルートを理解しておきましょう。
Web系エンジニアへの転職を目指す方に向けてプログラミングスクールを運営する弊社が、未経験エンジニアの転職活動について解説しますのでぜひ参考にしてみてください!
研修ありのWeb系企業へ転職するのが難しい理由
未経験でWeb系エンジニアとして研修ありの企業へ転職するのが難しい理由として、以下の3つが挙げられます。
- 多くのWeb系企業には、研修をするほどの時間的・金銭的余裕がない
- 研修環境が整っているのは新卒中心のメガベンチャーくらい
- 「研修あり」を謳う会社の多くは、開発スキルが身につきにくいSI業界(SESなど)
転職者側からしたら「研修があったほうが安心」と思うのが普通ですが、Web系企業では「未経験者向けの研修はない」のが一般的です。
その理由を詳しく解説していきます。
①研修をするほど余裕がない企業が多い
Web系企業の多くが、研修を行うほど余裕がありません。
というのも、新入社員が研修を受けて実務に入るまでに平均約3か月はかかりますが、その間、内部の人間は研修担当として従事しなければなりません。
特にAI時代になり、現場のエンジニアは「AIを使いこなして高速で開発する」という高い生産性を求められています。そんな中、研修担当としてリソースを割かれると、会社が失う利益(機会損失)は以前よりも大きくなります。
したがって、人材の確保と収益面を考えた時に、人材育成にさく時間的余裕や金銭的余裕がない企業が多いということです。
プログラミングスクールなどの講師を呼んで研修を行う企業もありますが、基本的に余裕がない企業が多いので、「研修あり」の企業を探して転職活動を行うのはおすすめしません。
②Web系で研修が整っているのはメガベンチャー企業
研修制度が手厚く整っているのはメガベンチャー企業くらいですが、その多くは「新卒採用」がメインであり、中途の未経験者が入り込む隙はほぼありません。
高学歴の新卒を募集するくらいなので、中途で未経験からエンジニア転職できるような企業ではありません。
研修が整っているWeb系企業の具体例として以下のような企業があります。
- サイボウズ株式会社
- 株式会社ミクシィ
- 株式位会社サイバーエージェント
- 株式会社リクルート
- Classi株式会社
こうした企業は高学歴の新卒や、すでに実績のある即戦力を募集しているため、中途かつ未経験からエンジニア転職を目指す場合の選択肢からは外さざるを得ません。
③「研修あり」の求人はSI業界(SESなど)の可能性が高い
求人サイトで「未経験歓迎!研修充実!」と書かれている企業の多くは、SI業界(特に下請けのSES企業)です。
System Integration(システムインテグレーション)の略で、顧客の業務改善を目的にITを利用してシステム開発から運用まで行う企業のこと。
SIerは一連の流れに沿って開発を行い、要望通りに制作するのが特徴です。
一方、Web業界はWebサービスの開発・運用などを行うためSI業界とは異なります。
SI業界が一概に悪いわけではありませんが、自社でWebサービスを開発・運用する「Web業界」とは働き方も文化も全く異なります。
多くの方が思い描く「モダンな環境で自社サービスを開発するエンジニア」はWebエンジニアです。そのため、「研修あり」の条件だけで求人を選んでしまうと、入社後に大きなミスマッチが生じる可能性が高くなります。
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研修がある企業の裏側
それでも「研修あり」の企業を探したい場合、企業側がなぜその言葉を使っているのか、目的を理解しておく必要があります。
場合によっては、転職者と企業間でズレが生じてしまうため以下の2点について解説します。
- 転職者と企業間で「研修」の意味合いが異なる
- 人材不足でブラックな環境の所もある
①転職者と企業間で「研修」の意味合いが異なる
転職者と企業の考える「研修」には意味合いが異なる場合があります。
転職者の多くは、「プログラミングの基礎から一から丁寧に教えてもらえる」のが研修だと思いがちです。
しかし企業側の認識は異なり、「プログラミングの基礎は知っている前提で、自社の開発ルールや社内システムの使い方を説明する場」を研修と呼んでいるケースが多々あります。
特に近年は「基礎的なコードはAIに聞けばある程度は書けるよね」という前提の企業が増えているため、手取り足取り教えてもらえる環境を期待していくと、初日から挫折することになります。
したがって、「研修あり」の企業を探す場合でも、どのような内容の研修を行うのか詳細をリサーチすることが重要です。
②人手不足でブラックな環境の所もある
なかには、人手不足のため大量採用を行うブラック企業もあります。
ブラック企業の場合、退職者が多く人手不足問題を抱えているため大量募集をかけるわけですが、そこにはもちろん未経験者が多く集まります。
というのも、未経験者は企業選びの際に研修ありの企業を探すため、ブラック企業は「研修あり」として募集をかけることが多いからです。
しかし、実際に入職してみると研修はこうした企業では、1〜2日程度で終わりの簡易的なもので、その後は「家電量販店での販売」「コールセンター」「誰でもできるデータ入力」などの現場に派遣されるケースが後を絶ちません。
前述した通り、下請けのSI企業の場合だとプログラミングをさせてもらえないことも多いので、研修はあると言えど、「思っていた働き方と違う」となりかねません。
転職者と企業のミスマッチを防ぐためには、やはり事前リサーチが必要です。
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SESに入ってからWeb系企業へ転職するのは「運次第」
「まずは受かりやすいSESに入って、経験を積んでからWeb系に転職しよう」と考える人も多いですが、これは非常に運要素が強いルートです。
なぜなら、SESでアサインされる現場が「プログラミングをしっかりと書かせてくれる環境か」は入社してみないと分からないからです。また、業務系SIでよく使われる言語(Javaなど)と、Web業界で使われる言語(RubyやPHP、TypeScriptなど)は異なります。
さらに昨今、AIの普及により「簡単なテストやデータ入力」といった、かつて未経験SESエンジニアが担当していた仕事はAIに代替され始めています。そのため、質の低い現場に入ってしまうと、Web系への転職に必要な「実戦的な開発経験」を積むこと自体が難しくなっています。
SESのなかにも、Web系の仕事を行う企業やプログラミングできる環境が整った企業もありますが、そのほとんどが未経験者の採用を積極的に行っていません。
そのため、多重下請け構造の下層に近い業務系SIerになる可能性もあることを頭に入れておきましょう。
SIerからWeb系エンジニアへのジョブチェンジについて知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
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未経験でWeb系エンジニア転職する方法
企業に育ててもらう(研修を期待する)のではなく、「自分で自走できるだけの準備をしてから挑む」のが、今の時代にWeb系エンジニアへ転職する唯一の王道ルートです。
必要なステップは以下の3つです。
- プログラミング学習と「AIの活用スキル」を身につける
- 差別化された「ポートフォリオ」を準備する
- コミュニケーション・言語化能力を養う
- カルチャーフィットを意識した転職準備をする
具体的にどのような取り組みをしたら良いか説明していきますね。
①プログラミング学習と「AIの活用スキル」を身につける
Web系スタートアップや自社開発企業では、Ruby(Ruby on Rails)やPHP、JavaScript/TypeScriptがよく使われます。まずはこれらの基礎知識と技術の習得が必須です。
さらに現代のエンジニア就活では、ただコードが書けるだけでなく、「AI(Claud、GitHub Copilotなど)を駆使して効率的に開発ができるか」という自走力も評価対象になります
勉強方法は独学とプログラミングスクールの二択がありますが、9割の方が独学で挫折すると言われております。
とくに未経験者は壁にぶつかった際の解決方法が少なく、習得するまでに時間がかかるケースが多いため諦めてしまう方が多いようです。
効率的に現場レベルのスキルを身につけるためには、早くからスクールには頼るのもおすすめです。
②差別化された「ポートフォリオ」を準備する
Web系企業へ転職する際、必ずと言っていいほど必要になるのが「ポートフォリオ(オリジナルアプリ)」です。ポートフォリオは、自分の知識や技術を客観的に証明するための最大の武器になります。
ただ、今の時代、単にスクールの課題で作ったような簡易的なアプリ(タスク管理ツールなど)をポートフォリオとして提出しても、企業には一切響きません。
なぜなら、その程度のコードであればAIが数秒で自動生成できてしまう時代だからです。
- 独自のアイデアやユーザーの課題解決に基づいていること
- ただ動くだけでなく、外部APIとの連携や高度な機能が組み込まれていること
- なぜその技術を選んだのか、自分の言葉でロジックを説明できること
企業は「AIを使いこなしながら、価値のあるサービスを自走して作れる即戦力候補」を求めています。
大変そうに思えるかもしれませんが、就職活動時の圧倒的な実績証明になるため、転職を有利に進めるためには絶対に妥協できないポイントです。
③カルチャーフィットを意識した転職準備をする
どれだけ素晴らしいポートフォリオを作って技術力をアピールしても、それだけで内定が出るわけではありません。
近年のWeb系エンジニア就活では、スキル以外にも「カルチャーフィット(企業文化へのマッチ度)」が最重要視される傾向にあります。
AIの普及によって開発のスピード感が上がったからこそ、「企業の理念やバリューに共感し、チームと同じ方向を向いて自発的に動けるか」が、その人が定着・活躍するかどうかの分かれ道になるからです。
事前に志望企業のビジョンや特徴を深くリサーチし、自分の価値観とどうマッチしているかを言語化しておきましょう。
カルチャーフィットについて詳しく知りたい方はこちらにまとめてありますので参考にしてみてください。
④コミュニケーション・言語化能力を養う
そして、これからのエンジニアに最も求められるのが「コミュニケーション能力」と「言語化能力」です。
「エンジニアってパソコンに向かって黙々とコードを書く仕事じゃないの?」と思うかもしれませんが、それは大きな誤解です。
簡単なコーディングをAIが代替してくれるようになった現代、エンジニアの本質的な仕事は「課題を整理し、どう解決するかを人と話し合い、設計すること」に移り変わっています。
- 自分の考えや実装の意図を論理的に説明できるか
- 技術的な問題が起きたとき、状況を整理してテキストや口頭で正確に伝えられるか
- 周りとしっかりとコミュニケーションが取れるか
これらはすべて「言語化能力」にかかっています。面接でも「この実装の意図は?」「なぜこの技術にしたの?」といった質問に対して、筋道を立てて話せるかどうかが厳しくチェックされます。
日頃の学習から「なぜ?」を意識し、アウトプットする癖をつけておきましょう。
スクール選びのポイント
ここまで解説してきた通り、現代のWeb系エンジニア転職はハードルが上がっています。 そのため、一昔前のような「ただコードの書き方を教えるだけ」のスクールを選んでしまうと、大金を払ったのに「やめとけ」と言われるSES企業にしか行けない…という最悪の結果になりかねません。
本当にWebエンジニアとして活躍したいなら、以下の4つのポイントを基準にスクールを選んでください。
- 実践的なプログラミングスキルを学べるか
- 独自の「ポートフォリオ制作」ができるか
- 「自社開発・受託開発(Web系)」への転職実績が豊富か
- コミュニケーション・言語化能力を養える学習環境があるか
①実践的なプログラミングスキルを学べるか
ただ教科書通りのコードが書けるだけでは、今の現場では通用しません。実際の開発現場と同じ基準で学べる環境かどうかが重要です。
-
現場と同じ「質問方法」や「エラー解決」が求められるか
手取り足取りすべてを教えてもらうマンツーマン形式は一見魅力ですが、そのまま転職すると現場でのギャップに苦しみます。実務では「自分でどこまで調べ、どうAIを活用し、どう先輩に質問するか(言語化)」が求められるため、自走力を鍛えられる環境が必要です。 -
Web業界のモダンな技術を「フルスタック」で学べるか
フロントエンドからバックエンドまで、Web業界で実際に使われている言語やフレームワークを網羅して学べるかがカギです。 -
AIやIT業界の変化に合わせて、カリキュラムが常に更新されているか
2026年現在、開発現場での生成AI活用は当たり前です。「AIツールを前提とした最新の開発手法」がカリキュラムにアップデートされているスクールを選びましょう。
② 独自の「ポートフォリオ制作」ができるか
カリキュラムにある既存のアプリをなぞって作るだけのスクールはNGです。
AI時代に評価されるのは、あなた独自のアイデアと設計で作られたポートフォリオです。
企画の段階から、現役エンジニアのメンターが「なぜこの機能をいれるのか?」「ユーザーの課題は何か?」と、あなたの言語化能力や思考力を引き出すレビューをしてくれるスクールが必要です。
③「自社開発・受託開発(Web系)」への転職実績が豊富か
一番大切なのは、卒業生の具体的な「転職先の内訳」です。
「転職率98%!」と謳っていても、その中身が「開発経験の積めないSES企業」ばかりでは意味がありません。
「Web系企業(自社開発・受託開発)への転職実績が何%あるか」を必ず公開している、またはカウンセリングで教えてくれるスクールを選びましょう
③ コミュニケーション能力が養える環境か
最近は完全オンラインのスクールが増えていますが、パソコンに向かってすべて一人で完結してしまう環境はおすすめしません。
実際の現場はチーム開発です。スクール内にイベントや受講生同士のコミュニティ(交流の場)があり、日頃から仲間と意見を交わしたり、自分の成果物を発表したりする機会があるかチェックしてください。
周囲との交流を通して磨かれるコミュニケーション能力や言語化能力こそが、面接、そして転職後の現場であなたを助ける最大のスキルになります。
まとめ
以上、未経験でWebエンジニアとして研修ありの企業へ転職してはいけない理由について解説しました。
- 研修を行うほど余裕のあるWeb系企業は少ない
- 未経験では研修が整っている大手企業やメガベンチャー企業には転職できない
- SESに入ってからWeb系企業へ転職する場合、開発経験を詰めるかどうかがカギになるので運次第である
多くのWeb系企業が教育コストをかけず即戦力として働ける人材を求めているため、未経験での転職は難しくなっています。
新卒・高学歴の場合、大手企業やメガベンチャー企業への就職も可能ですが、未経験者や中途は募集していないことがほとんどです。
「研修あり」の条件で探すならばSI企業も候補として挙げられますが、Web系企業を目指すのであれば少なからずプログラミング経験は積んでおきましょう。
弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。
この記事を読んで少しでもプログラミングに興味を持った方は、無料の無料カウンセリングへ足を運んでみてくださいね。




