「残業続きの毎日でも、プログラミング学習は続けられる?」「安くない受講料を払って、本当に働きながら転職できるの?」
働きながらプログラミングスクールへの通学を検討する際、こういった「時間」と「継続」への不安は尽きません。

事実、社会人のプログラミング学習は「時間の確保」と「孤独」が原因で、多くの方が挫折してしまいます。学生と違い、社会人には失敗できる時間もお金も限られています。

そこでこの記事では、数あるスクールの中から、「忙しい社会人が働きながらでも確実にスキルを身につけられるスクール」を厳選し、選び方のポイントとおすすめ10選を紹介していきます。

単なる料金比較ではなく、「質問対応時間」や「学習継続の仕組み」など、社会人だからこそ見るべきリアルな基準で解説します。

働きながら通える社会人向けプログラミングスクールを選ぶ5つの必須基準

社会人向けプログラミングスクール選びのポイント

社会人の方がプログラミングスクールを選ぶ際は、以下のような点にこだわりながら探した方がよいでしょう。

まずは、働きながら学習を成功させるために「自分が何を重視すべきか」を以下の表で確認してみましょう。

重視する点 見るべきポイント 社会人への推奨
学習時間 質問対応時間は何時までか?
スマホで教材が見れるか?
22時以降も対応可能なスクール。
通勤時間を活用できる教材。
モチベーション コミュニティや同期がいるか? 孤独は挫折の元。横の繋がりがあるスクールが必須。
転職の質 ポートフォリオ支援の深さ 時間のある学生に勝つには、「現場レベル」の成果物が必要。

質問対応時間は「残業後」も含まれているか

社会人は学習時間の確保が最大の課題です。そのため、「オンライン完結」であることは大前提として、「いつ質問できるか」が極めて重要になります。

例えば、質問対応が「平日19時まで」のスクールでは、仕事を終えてから学習を始めても、エラーが出た瞬間に翌日まで学習がストップしてしまいます。これでは働きながらの卒業は不可能です。

「平日22時〜23時頃まで」質問に対応しているスクールを選べば、残業等で帰宅が遅くなっても、その日のうちに疑問を解決して学習を進めることができます。

「通勤時間」を使えるカリキュラムか

PCを開ける時間だけが学習時間ではありません。忙しい社会人が学習時間を確保するには、「通勤中の電車」や「昼休み」を活用する必要があります。

カリキュラムがテキストベースでスマホから閲覧可能であれば、往復の通勤時間でインプットを済ませ、帰宅後はすぐにコードを書くアウトプットに集中できます。
「動画教材」はわかりやすい反面、通信量や場所を選ぶため、社会人にはテキスト教材メインのスクールの方が隙間時間を活用しやすい傾向にあります。

なお、弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ」では、1,000時間の学習が必要ですが、このような隙間時間を活用するカリキュラム設計により、多くの社会人が働きながら完走しています。

RUNTEQの学習内容やカリキュラムは、以下のページから確認できます。

孤独を解消する「コミュニティ」はあるか

社会人の挫折理由No.1は「孤独」です。
仕事で疲れて帰ってきて、たった一人で難解なエラーと戦うのは精神的に非常に過酷です。

そんな時、同じように働きながら頑張っている「同期」や、気軽に雑談や相談ができる「コミュニティ」の存在が、学習を継続する命綱になります。
「質問掲示板があるだけ」ではなく、DiscordやSlackなどで活発な交流があるスクールを選ぶことを強くおすすめします。

もちろん、以下のような転職支援の手厚さも重要です。

     

  • 履歴書・経歴書の添削
  •  

  • 企業ごとの面接対策
  •  

  • 現場で評価されるポートフォリオ作成支援

特に社会人は、時間のある学生に勝つために「ただ作っただけのアプリ」ではなく、「質の高いオリジナルのポートフォリオ」を作成できる環境を選びましょう。

料金が適正か

スクール選びの際には、料金面についてもしっかり確認するようにしてください。

ついつい料金の安いところを選びたくなりますが、ただ安ければいいというわけでもありません。
いくら安くとも、通った結果何も得るものがなければ、安物買いの銭失いになってしまいます。

もちろん、高すぎる場合も注意が必要です。
高額な費用を払うだけの価値があるカリキュラムが用意されているならばまだしも、払う金額に見合わない薄い内容だった、ということも少なくありません。

特に、広告費や人件費を使いすぎているスクールは、学習内容に見合わない高額な受講料を設定していることがあります。

プログラミングスクールの適正な料金については一概には言えませんが、開発現場で通用するレベルのスキルや知識を身に付ける学習を行うためには、目安として40~50万円ほどの費用が妥当かと思われます。

口コミや評判はどうか

今や、少し探せばネット上でいくらでも口コミが探せる時代です。
特にTwitterでは生の声が拾いやすいのでおすすめです。

探し方は簡単で、単にTwitter検索でスクール名を入力して検索するだけです。
これで、そのスクールに実際に通った人のリアルな口コミや、巷での評判、生徒さんたちの学習環境などがわかります。

例えば、弊社が運営するプログラミングスクールである「RUNTEQ」という名前で検索をかけてみると、以下のようなツイートがヒットします。

ごく一部ですが、ヒットしたツイートを掲載させていただきました。

是非、気になるプログラミングスクールの名前でTwitter検索をしてみてください。
そのスクールの本当の姿が見えてくるはずです。

働きながらどう勉強する?平日・休日のスケジュール例

「働きながら1000時間なんて無理だ」と思われるかもしれません。しかし、実際に多くの卒業生が以下のようなスケジュールで学習時間を確保しています。

【平日の学習スケジュール例(約3〜4時間)】

  • 07:00〜08:00(1時間):朝活。脳が元気なうちに新しい概念をインプット。
  • 通勤時間(往復1時間):スマホでカリキュラムを読み込み、帰宅後の実装イメージを作る。
  • 21:00〜23:00(2時間):帰宅後。通勤中に予習した内容をコードに書くアウトプット中心。

平日に3〜4時間、休日に8時間を確保できれば、週に約30〜35時間の学習が可能です。
これを半年〜9ヶ月継続することで、未経験からでも現場レベルのエンジニアを目指すことができます。

「楽に短期間で」とは言えませんが、この生活を支える仕組み(コミュニティやバディ制度)があるスクールであれば、決して不可能な数字ではありません。

社会人におすすめのプログラミングスクール10選

社会人向けプログラミングスクールランキング

以下に、働きながらでも学習ができる社会人におすすすめのプログラミングスクールを10個紹介します。

主に、オンラインでの学習がメインになっているスクールを取り上げています。

RUNTEQ(ランテック)

受講料 550,000円
学習期間の目安 1000時間(6~9か月)
コース ■Webマスターコース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 Ruby,Rails,SQL,HTML/CSS,JavaScript,など
転職支援/ポートフォリオ作成支援 両方ともサポートあり
RUNTEQの特徴

■約1,000時間という圧倒的な充実度を誇るカリキュラム
■徹底したポートフォリオ支援
■開発現場が求めるレベルのスキル・自走力が身に付く

RUNTEQは、Webエンジニアの育成に特化したプログラミングスクールです。

最大の特徴は、「働きながらでも現場レベルを目指す」ための1000時間のカリキュラムと、それを支える活発なコミュニティです。
孤独になりがちなオンライン学習ですが、RUNTEQではSlackやイベントでの交流が非常に活発で、多くの社会人が互いに励まし合いながら学習を継続しています。

また、就職時・転職時において非常に重要な「ポートフォリオ」の支援についても力を入れていることから、RUNTEQ卒業生たちのポートフォリオにはユニークなものが多いです。

「今の仕事も忙しいけれど、本気で人生を変えるために努力したい」という社会人の方には、RUNTEQは最適な環境です。

評判・口コミ公式ページ

TechAcademy(テックアカデミー)

受講料 174,900円~547,800円
学習期間の目安 4週間~24週間
コース ■はじめてのプログラミングコース
■はじめての副業コース
■フロントエンドコース
■Webアプリケーションコース
■PHP/Laravelコース
■WordPressコース
■Javaコース
■エンジニア転職保証コース …など
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,Ruby,Ruby on Rails,PHP,Laravelなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 転職サポートあり
TechAcademyの特徴

■講師は全員「通過率10%」の現役エンジニア
■豊富に用意された受講コース
■「教育訓練給付制度」の対象となる講座もあり

TechAcademyには、非常に多くのコースが用意されていることから、自分の目的に合わせて学ぶ内容を細かく選ぶことが可能となっています。

また厚生労働省が実施している、受講料のうち最大70%が支給される「教育訓練給付制度」の対象となるコースもあるため、場合によっては格安での受講が可能となります。

評判・口コミはこちら公式ページ

DMM WEBCAMP

受講料 169,800円~910,800円
学習期間の目安 1か月~4か月
コース ■はじめてのプログラミングコース
■Webアプリケーションコース
■PyThonコース
■Javaコース
■PHP/Laravelコース
■フロントエンドコース
■データサイエンスコース
■AIコース
■短期集中コース
■専門技術コース
■就業両立コース …など
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,PHP,Laravel,Python,Ruby,Ruby on Railsなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 両方ともサポートあり
DMM WEBCAMPの特徴

■転職成功率98%の実績を誇る
■3,000回以上の改良を加えた独自カリキュラム
■条件を満たせば最大70%が教育訓練給付金として支給される

非常に高い転職成功率が特徴的なDMM WEBCAMP。

充実したカリキュラムに加え、レベルの高い講師陣による支援もあることから、転職において確かな実績をあげています。

評判・口コミはこちら公式ページ

Code Camp

受講料 198,000円~594,000円
学習期間の目安 2か月~6か月
コース ■プログラミングコース
■エンジニア転職コース
■オーダーメイドコース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,Java,PHP,Laravel,Python,Ruby,Ruby on Rails,Swiftなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 両方ともサポートあり
Code Campの特徴

■受講者数が5万人を突破している
■通過率8%の厳選された現役エンジニアが講師を務める
■一人一人に合わせたレッスンを提供

CodeCampの教育品質の高さには定評があり、多くのIT企業が研修材料として導入しています。
現在では、導入企業が300社を超えているほどです。

なお「エンジニア転職コース」を修了すれば、国際規格のスキル証明となる「オープンバッチ」をもらうことができるため、転職に有利に働きます。

 

tech boost(テックブースト)

受講料 126,500円~408,320円
(上記に加えて月額32,780円+メンタリング料金)
学習期間の目安 3か月~12か月
コース ■ブーストコース
■スタンダードコース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,Java,PHP,Rubyなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 転職やフリーランスになるための支援あり
tech boostの特徴

■フリーランスに特化した専用カリキュラム
■作りたいサービスに向けてのマンツーマンサポート体制
■チャットで24時間質問可能

エンジニアとして就職するためではなく、フリーランスのエンジニアとして働けるようになることに特化したスクールです。

企業に勤めるのではなく、自分一人の力で食べていきたいという方には向いているスクールでしょう。

COACHTECH(コーチテック)

受講料 440,000円~550,000円
学習期間の目安 5か月~7か月
コース ■5か月プラン or 7か月プラン
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,Vue.js,Nuxt.js,PHPなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 案件保証あり
COACHTECHの特徴

■フリーランスエンジニアの育成に特化
■模擬案件開発により、開発現場に近い形で実践的な学習が可能
■プログラミング学習の挫折率がたったの3%

COACHTECHは、上記のtech boostと同様に、フリーランス育成に特化したプログラミングスクールです。

特徴的なのは、「COACHTECH Pro」という仕組みによって未経験でも開発案件の受注が可能となることです。
フリーランスで活動する際にもっとも難しいのが案件獲得なので、その土台を作ってくれるこの仕組みは、これからフリーランスとして活動していきたい人にとっては大変貴重でしょう。

ヒューマンアカデミー

受講料 722,700円
学習期間の目安 12か月
コース ■プログラマー総合コース
講師 全員が現役エンジニアではない
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,Pythonなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 転職支援あり
ヒューマンアカデミーの特徴

■プロ講師の映像教材が見放題
■オンラインと通学のどちらにも対応
■求人紹介/履歴書添削/面接対策といった転職サポート

あらゆる資格講座やスキル講座を展開しているヒューマンアカデミーですが、プログラミングの講座も存在します。

オンラインでの受講も可能ですし、直接教室へ行って質問できることもできるので、自分の都合に合わせて勉強を進める事ができます。

デジハリ・オンラインスクール

受講料 68,200円~96,800円
学習期間の目安 3か月
コース ■Python講座
■PHP講座
■JavaScript講座
講師
学習できる言語 HTML/CSS,PHP,Python,JavaScriptなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 なし
デジハリ・オンラインスクールの特徴

■ライブ授業と動画授業を中心に学習が進められる
■ライブ授業ならばわからないことをその場で質問できる
■プログラミングに加え、Adobeソフトの使い方も学べる

Adobeが提供するスクールとなっており、プログラミングだけでなくデザインに関する学習も可能となっています。

なお「Adobeマスター講座」を受講すれば、通常60,000円必要となるところ実質39,980円でAdobe Creative Croudを利用することができるようになります。
Adobe Creative Croudに加入することで、Adobeソフトをすべて自由に使うことが可能です。

KENスクール

受講料 10,000円~27,000円(月謝制)
学習期間の目安 月謝制のため、本人がやめるまで継続
コース ■プログラミングコース
■Web・DTPデザインコース
■ネットワークコース
■CADコース
■オフィスコース
講師 全員が現役エンジニアではない
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,JQuery,Java,PHP,VB,VBA,C言語,C++など
転職支援/ポートフォリオ作成支援 転職支援あり
KENスクールの特徴

■開校30年以上の老舗スクール
■通学式の個別指導
■オンラインでの対応もあり

これまでオンラインでの受講がメインのスクールを掲載してきましたが、こちらのKENスクールは通学による個別指導形式がメインのスクールとなっています。
オンライン対応もありますが、基本的には通学する形となります。

常に講師から対面で教えてもらいたいという人には向いているでしょう。

評判・口コミはこちら公式ページ

GEEK JOB

受講料 0円~437,800円
学習期間の目安 1か月~3か月
コース ■スピード転職コース
■プログラミング教養コース
■プレミアム転職コース
講師
学習できる言語 HTML/CSS,Java,Ruby,Ruby on Rails,GitHub,SQLなど
転職支援/ポートフォリオ作成支援 転職支援あり
GEEK JOBの特徴

■スピード転職コースならば無料で受講可能
■最短1ヶ月でエンジニアになれる
■主な利用者層は20代

GEEK JOBは、無料で受講できるコースがあるというのが最大の強みです。

ただし無料コースの場合、GEEK JOBと提携している企業にしか就職ができなくなるため、就職先が限定されてしまうという点だけ要注意です。

社会人がプログラミングを学習するメリット

プログラミングスクールに通うメリット

社会人がプログラミングを学習することで、以下のようなメリットを享受することができます。

平均年収の高い職種であるITエンジニアを目指せる

将来性が高く、平均年収も他の職種と比べると高めであるITエンジニアへの転職を目指すことができます。

特にWeb系企業ならば、未経験エンジニアでもスキルやポートフォリオ次第で積極的に採用してくれます。

年収にこだわりたい場合は、エンジニアへの転職を目指してみるのもよいでしょう。

副業で稼げる

本業ではエンジニアとまったく関係ない仕事をしていたとしても、プログラミングのスキルを身に付ければ、副業で案件を獲得して稼ぐことができます。

「ただスクールで勉強しただけの人間に、案件の獲得なんてできるの?」

こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、まったく問題ありません。

今では、ランサーズやクラウドワークス、ココナラといったクラウドソーシングサービスを利用すれば、未経験エンジニアでも案件を獲得することは可能です。

最初はかなり安い報酬しかもらえないことが多いですが、実績を重ねていけば、場合によっては本業以上の収入を副業で得られるようになるかもしれません。

職場でスキルを活かせる

ITエンジニアへ転職する気がなくとも、プログラミングを学んでおくメリットはあります。

プログラミングを学んだことにより、日々の業務の中で「これはシステム化した方が効率がいいのでは?」と気づくことが増えるはずです。

そこで実際にシステム化を行い、業務効率を上げる事ができれば、職場での自分の評価を高める事ができるでしょう。

アナログな作業が多い職場ならば、特に重宝される可能性が高いです。

まとめ

まとめ

以上、社会人におすすめなプログラミングスクール紹介や、スクールの選び方についてでした。

今や、世の中にはかなり多くのプログラミングスクールが存在します。
その中から自分にとってベストなスクールを探すのは大変ですが、妥協せず、徹底的に調べることが大事です。

なお、ほとんどのスクールが無料カウンセリングを実施していますので、まずはそちらへ足を運んでみるのもよいでしょう。

くれぐれも勢いで申し込まず、じっくりと比較検討を行うようにしてください。

今回の記事のまとめ

     

  • 社会人向けプログラミングスクールを選ぶ時は、適当に探さずに根拠を持って選ぶ
  •  

  • TwitterなどのSNSを活用して、スクールに対するリアルな口コミを読むべき
  •  

  • プログラミングを学ぶことで多くのメリットが生まれる