卒業生インタビュー

学習経験を武器に、エンジニアへ転職成功。10年来の夢を30代で実現!

卒業生インタビュー堀口さん

大学時代に芽生えたエンジニアへの憧れを胸に、営業職としてキャリアを積みながらも、趣味でプログラミングを続けてきたもぐさん。コロナ禍をきっかけに「仕事そのものに熱中したい」と決意し、RUNTEQで本格的に学習をスタートしました。
わずか1週間の就職活動で内定を獲得するまでの道のりや、現在の働き方についてお話を伺いました。

【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.92
※RUNTEQ学習期間は2024年5月~2025年2月

10年憧れたエンジニアへのキャリアチェンジを決意した理由

Q. これまでのご経歴と、プログラミングに興味を持ったきっかけを教えてください。

大学を中退してから就職し、最初は携帯キャリアショップで販売スタッフとして働き、そこから責任者を行っていました。6〜7年ほど働いていました。

その後、同じ会社で法人営業に異動し、スマートフォンの販売やリユース品のサブスクリプションなど、新規事業提案に携わっていました。

Q. エンジニアを目指そうと決意した理由は何ですか?

もともと大学は情報系でした。プログラミングに触れたのは大学生の頃で、C言語やJavaなどを学んでいました。その中でモバイルアプリケーションを作った経験が、私にとって最初の開発体験でした。

そこから、前職では直接関わる機会はなかったものの、趣味で開発したり、Google Apps Scriptを使ってスプレッドシートにメールを自動で転記するような小さなアプリを作ったりしていました。そういうのが社内で評判になったりして、プログラミングや開発への関心が高まっていきました。

Q. エンジニアへのキャリアチェンジを決めた理由は何ですか?

以前からエンジニア自体に憧れがあったんです。ただ、前職でも評価をいただきキャリアも積めていたので、当時は30代くらいまでは続けるつもりでした。

そんな中でコロナ禍をきっかけに、自分の価値観が大きく変わりました。それまで熱中していたライブなどの趣味がすべてなくなり、自分のアイデンティティが一気に失われたように感じたんです。「自分は何のために生きているんだろう」と考えたときに、“仕事そのものに熱中できる人生”を送りたいと思いました。

振り返ると、営業の仕事の中でも、チラシや販促ツールをデザインして形にするような“ものづくりの時間”にこそ、圧倒的に没頭できていたんです。その体験をきっかけに、「これを仕事にできたら幸せだ」と思い、エンジニアへの憧れを現実にする決意をしました。

思い返せば、その気持ちは大学を辞めた頃からずっと心の中にあり、約10年間、なかなか挑戦できずにいました。ようやくこのタイミングで、長年の想いに区切りをつけ、キャリアチェンジを決意しました。

Q. 数あるスクールの中で「RUNTEQ」を選んだ理由は何ですか?

正直、最初はプログラミングスクールに対してあまりポジティブな印象を持っていませんでした。情報商材のような雰囲気や、誇張された広告が多い印象があったので、スクールではなく独学で学ぶことも考えていました。

ただ、未経験から1人でエンジニア転職を目指すとなると、モチベーションの維持が難しいと思い、「一緒に頑張れる仲間がほしい」と感じるようになりました。

色々スクールを調べる中でRUNTEQを知り、現実味のある1000時間のカリキュラムや、自分自身の力で成長できるというメッセージ性が良いなと思いました。

また、コミュニティについても、X(旧Twitter)などで受講生や卒業生が積極的にアウトプットされていたり、Webアプリケーションを作って触り合っている様子を見て、『楽しそうだな、ここに入りたいな』と思い、最終的にRUNTEQに決めました。

卒業生インタビュー堀口さん

1000時間のカリキュラムの進め方

Q. 1000時間という学習時間をどのように確保し、乗り越えましたか?

最初の3ヶ月ほどは仕事と両立しながら学習していましたが、もともとエンジニアに転職する意思が固かったので、早い段階で退職を決意し、フルコミットで学習に取り組みました。
フルコミット中は、基本的に朝から1日8〜10時間ほど学習していました。

入学前からプログラミングに少し触れていたこともあり、カリキュラムは約2ヶ月で修了することができました。

Q. 短期間でカリキュラムを修了されていますが、卒業制作後はどのような学習をされていましたか?

とにかくアプリケーションをたくさん作っていました。

RUNTEQの良いところは、運営主催のイベントだけでなく、受講生主催の“アプリ開発そのもの”を目的にした企画です。そうした受講生主催のイベントにも積極的に参加し、イベント用のアプリを作ったり、ミニアプリを作ったりしていました。

学習で身につけたRailsの知識を生かしつつ、モダンなフロントエンド技術のキャッチアップにも取り組みました。ReactやTypeScriptなどを学びながら、試行錯誤しつつアプリを作るのが本当に楽しかったです。

私は、プログラミングは“何かを解決するための手段”だと思っています。
結局、ものづくりというのは「誰かの課題を解決するプロセス」なので、自分で作ったものを通じて、誰かが楽しんでくれたり、ちょっとした不便を解消できたりする瞬間に、エンジニアとして、あるいは“ものを作る人”としての喜びを感じます。

そういう気持ちがあったので、私自身も積極的にアプリを作っていましたし、周りに対しても、「アプリケーション作ろうよ」みたいな働きかけはしてた気がします。

最終的には、ミニアプリとかも合わせると5つ作ったり、チームで作ったりもしました。

Q. 学習に対するモチベーションが下がってしまう時はありましたか?また、どのように立て直しましたか?

少しだれてしまうことはありました。
特に、「作りたいアプリ」が思いつかない時はモチベーションが下がってしまいましたね。

私の学習の動機は、「エンジニアに転職すること」もそうでしたが、『作りたいアプリを作る』ために必要な学習をするというのがありました。そのため、作りたいものがパッと思い浮かばないと、インプットへの意欲も下がってしまうことがありました。

そうした経験から、「自分が解決したい課題を常に持っておくこと」がとても大切だと感じました。その課題に対して「今の自分にできること」や「作れるもの」を考えることで、学ぶ目的や方向性が明確になります。
逆に、その課題がなくなったり、ひとつアプリを作り終えたあとに目標を見失ってしまうと、「次に何をすればいいのか」が分からなくなってしまうんです。

だからこそ、常に“作りたいもの”や“解決したい課題”を意識しておくことが、モチベーション維持の鍵だと思います。

Q. 学習期間中で一番印象的に残っていることは何ですか?

卒業制作が一番楽しかったですね。卒業制作の期間は、3〜4ヶ月ほどで、カリキュラムが予定よりも早めに終わったので、多めに確保できました。

学んだRailsの基本部分に加えて、JavaScriptやインフラ構成など自分で考えたりと、自由度が高かったので面白かったです。自分で新しく学んだ知識をプロダクトという形にしていくプロセスが卒業制作だったので、楽しかったです。

制作途中のものを同期の壁打ち会で共有したり、講師との技術面談も最大限に活用したりと、カリキュラムで学んだこと以上に、自分が実現したい技術を追求できたのが楽しかったですね。

特にUIにはこだわりたかったので、RailsのHotwireやReactなどのフロントエンド技術は外部の講座や技術記事を読んで自主的にキャッチアップしました。Railsの基礎を固めていたおかげで応用が利き、他の言語もスムーズに学習できました。

この経験が、プログラミングの楽しさをさらに深めてくれたと感じています。

Q. 学習中に挑戦したことはありますか?

挑戦したこととしては、積極的にコンテストやイベントなど“賞が狙える場”にアプリをどんどん出していたことです。たくさんの人に見てもらって、ポジティブな評価をもらえたら嬉しいという思いが大きなモチベーションになっていました。

UIやUXの工夫はもちろん、技術面でも「もっと良くしたい」という気持ちが強くなり、カリキュラム以上の内容を自分でキャッチアップしながら取り組んでいたと思います。RUNTEQで学べる範囲にとどまらず、モダンな技術にもチャレンジしてみたいという思いがあって、積極的に取り入れるよう意識していました。

そして何より、「とにかくアプリをたくさん作る」ということを常に意識していました。作れば作るほど気づきが増えて、挑戦の幅も広がっていった感覚があります。

Q. Webアプリ制作では、どのようなアプリを作成されましたか?また、作成で意識した部分はどこですか?

卒業制作のアプリは『フラリ』という名前で、迷い鳥を探すサービスがコンセプトです。
ただの掲示板にならないよう、散歩の記録機能と、散歩中に見つけた動物をシェアする機能を融合させました。

こだわったのは、迷子になったペットを発見するためのアクションを自然に取れること、そして動物にあまり関心がない人にも興味を持ってもらえる仕組みであることです。
「散歩」という日常的な動機の中に、ゲーミフィケーションとして動物をシェアする機能を組み込むことで、屋外にいる動物への関心が高まります。結果として、それが迷子の鳥を見つける可能性にもつながる、という発想です。

大変だったのは、いろいろな要素を混ぜながらも使いやすいUIにすることでした。ごちゃごちゃさせずにシンプルに使えるUIを作ることに一番こだわりました。


▼もぐさんが作成されたWebアプリ▼

「flully ふらり 」
迷い鳥を探すサービス

卒業生インタビュー堀口さん

Q. Webアプリ制作をたくさん作成されていましたが、もぐさんなりの課題の見つけ方を教えてください。

まずは、とにかく何でもいいから一度作ってみることが大事だと思います。
最初は簡単なミニアプリでも構いません。手を動かして形にしてみることで、たくさんの気づきが得られます。

RUNTEQの良いところは、アプリを公開すると他の受講生からフィードバックをもらえる点です。「もっとこうした方がいい」「この機能を追加したら面白い」など、さまざまな意見をもらいながらブラッシュアップしていくうちに、自然と自分のスキルやできることの幅が広がっていきます。
そうすると、「今の自分にはこういうことができる」「次はこういう課題を解決できそうだ」と、技術ベースで課題を見つける視点が育っていきます。

一方で、「解決したい課題」が先にある場合は、それを実現するためにどんな技術が必要なのかを考えて学びを深めていくのも良いと思います。どちらの順番でも構いませんが、どちらにしても、まず作ってみることが大切ですね。

また、SNSなどを見ていて「このアプリ、こうしたらもっと良くなるのにな」と感じる瞬間も、課題発見のチャンスです。そうした小さな気づきをもとに作り始めて、改善を重ねていくうちに、気づけば大きなアプリに成長していることもあります。

エンジニアとして働くようになると、1から新しいものを作るよりも、既存のプロダクトを改善・アップデートする機会の方が圧倒的に多いと思います。だからこそ、普段使っているアプリやサービスを観察して、「ここをもっとこうしたら便利になるな」と感じることも大切です。

自分が作ったものが誰かに伝わり、使ってもらえるという体験は本当に嬉しいです。
その喜びを、これからエンジニアを目指す人たちにも、ぜひ早く味わってほしいですね。

プログラミング経験を活かし、最速で内定獲得

Q. 就職活動は、どのように進めましたか?

RUNTEQで紹介いただいた求人で3社ほどにエントリーし、それぞれ面接を行いました。

そのうちの一社から最初の面接で翌日には内定をいただきました。そのため、就活期間は1週間ぐらいでした。

Q. 就職活動の軸はどのように設定していましたか?また、内定承諾の決め手は何でしたか?

企業選びの軸は、以下で考えていました。
– スピード感を持って働ける環境であること
– toC向けの自社開発でプロダクトを持っている企業であること

まず、前職では意思決定に時間がかかる場面が多く、スピード感のある環境に憧れがありました。そのため、スタートアップのように即断即決で動ける組織に身を置きたいと思っていました。
また、toC向けのサービスである点で、エンドユーザーから直接フィードバックをもらえる環境にも魅力を感じていました。一般の方々から意見をもらい、それをもとにサービスを改善・アップデートしていくサイクルの中で働く方が、自分の性格にも合っていると感じたからです。

さらに、toCサービスであれば、自分が携わったプロダクトを多くの人に使ってもらえるという実感が得やすく、「自分の作ったサービスが世の中にある」というモチベーションにもつながると思いました。

内定をいただいた企業は、自社開発のスタートアップで、一般向けにサービスを提供している会社でした。自分の希望していた条件にすべて当てはまっており、面接でも会社のスピード感や雰囲気が自分に合っていると感じたため、入社を決めました。

Q. 転職活動で評価されたと感じることはありますか?

入社後に代表から伺ったところ、技術レベルが期待以上だったと評価していただけたそうです。
RUNTEQのカリキュラムで学んだことに加えて、自主的に新しい技術をキャッチアップし、クオリティの高いポートフォリオを制作していた点が評価につながったのだと思います。

また、技術に対する興味や熱意も高く評価いただいたと聞きました。面接の中で技術の話をしているときに、私自身がとても楽しそうに話していたようで、その姿勢や関心の高さがポジティブに受け取っていただけたようです。

個人開発からチーム開発へ。仕事で感じるギャップとは

Q. 現在の担当業務について教えてください。

私の所属する会社では、明確に領域を分けるというよりも、全員がエンジニアとして幅広い業務に関わるスタイルです。ただ、自分で手を挙げてタスクベースで任せていただける環境です。

そのため、私はモダンなフロントエンド技術が好きなので、主にフロントエンド周りを担当しています。具体的には、新しいページの実装やフロント側の機能追加、UIの改善など、ユーザーがより快適に使えるようにする開発業務が中心です。

Q. 仕事でギャップを感じることはありますか?

特にギャップはないです。ただ働き始めて感じた一番大きな違いは、個人開発からチーム開発になったことです。

今までは自分1人で開発していましたが、企業でサービスを作る場合は、将来の拡張性や他の人が読みやすいコードになっているかなど、コードレベルでの品質も求められます。行動レベルでの責任の意識は、今までなかった粒度であるので、そこが一番変わりましたね。

また、コードを書く時間よりも読む時間の方が多いです。入社して既存のプロダクトのコードを読むところから始まりますし、新しい機能を実装するにも既存の実装を読む必要があります。他の方のコードを自分事として読むことは少なかったので、その点が一番変わりましたね。

Q. 仕事で役立っているRUNTEQでの学びはありますか?

技術的な学びはもちろんたくさんありますが、特に印象的だったのは、周りの受講生の技術への関心の高さです。他のスクールと比較はできないものの、RUNTEQでは技術の話をよくしていて、自然とそういう会話が日常的にできる環境でした。

未経験から始めるスクールなのに、あそこまで技術レベルの高い会話ができるのはすごく良かったと思います。

周りの意識が高く、技術に対して前向きな姿勢の人ばかりだったので、自分自身もポジティブな刺激を受けました。みなさん積極的にアプリを作っていて、それが良い意味での“競争心”にもつながって、「自分ももっと作りたい」と思える環境でした。

そうした雰囲気の中で自然と技術力が上がっていき、その積み重ねが今の実務でもしっかり活きていると感じます。日頃から技術をキャッチアップする習慣が身についたのも、RUNTEQの環境のおかげだと思っています。

Q. エンジニア職の魅力は何だと思いますか?

自分の手でものを作れることが一番の魅力です。
特にソフトウェアエンジニアリングはパソコン1つで作れてしまいます。誰もがインターネットにつながるデバイスを持っている今、誰もが見ることができる、触ることができるものを自分の手で作れるのは大きな魅力です。

ものを作ること自体が楽しいことですし、それによって誰かに楽しんでもらえたり、課題を解決できたりすることが達成できた瞬間に、エンジニアの喜びがあると思います。

たとえ将来的にエンジニアという職業を選ばなかったとしても、「自分でプロダクトを作れる」という経験やスキルは大きな財産になります。
何か新しいことに挑戦したくなったときに、「あ、これなら自分で作れるかもしれない」と思えることは、とても心強いですし、学んだ技術が人生の選択肢を広げてくれると感じます。

技術そのものは時代とともに変わっていきますが、ものを作るプロセス、発想力、構想する力といったものづくりのマインドは、どんな仕事にも活かせるはずです。

転職をゴールにしてしまうと、どうしても“受験勉強”のような感覚になってしまって、長く続きにくいところがあると思います。だからこそ、「ものを作る楽しさ」をどれだけ早く知れるかがすごく重要だと感じています。

卒業生インタビュー堀口さん

Q. 今後の展望を教えてください

具体的な将来像をひと言で説明するのは難しいのですが、エンジニアとして働く中で、自分の中のマインドが大きく変わった実感があります。

もともと私は、自分のサービスを作ってスケールさせたり、事業をつくる立場になったりすることに憧れていて、プログラミングはあくまでそのための手段という感覚がありました。自分の作りたいものが作れれば十分だと思っていたところがあります。

しかし現場でエンジニアとして働くうちに、もっと足元を見るようになり、まずはプロのエンジニアとして期待されていることにしっかり応えたいという気持ちが強くなりました。

ただコードを動かすだけではなく、読みやすく、保守しやすく、他の人が触っても困らないコードを書くこと、チームで開発しやすいように設計を考えること、そうした技術や姿勢そのものがエンジニアの価値なのだと気づいたんです。エンジニア同士で協力しながら良いものを作っていくこと自体も、とても楽しくて価値のある仕事だと思うようになりました。

その気づきから、今はまずエンジニアとして一人前になることを第一の目標にしています。将来どうなりたいかという大きなビジョンよりも、今の自分が期待されている役割にきちんと応え、周囲に貢献できる力をつけることが先だと感じています。

実際に学習を進めていく中で、最初は言語から入り、気づけばフレームワークやライブラリに頼りすぎていた部分もありました。そこで、基礎に立ち返って学び直す時間が自然と増え、現場での経験を通じて、以前よりも確かに地に足がついた感覚があります。

エンジニアになって見えた世界と、RUNTEQで得た財産

Q. RUNTEQならではの学びはありますか?

サービスとしてまず大きいのは、受講期間が長いことだと思います。

RUNTEQは約1,000時間(約9か月間)という学習時間が確保されており、これはスクールの中でもかなり長い方だと思います。他のスクールだと1〜3か月で「小さなアプリを1つ作って終わり」というところも多いので、その期間だとどうしても主体的に技術をキャッチアップする経験までは得にくいと思います。

RUNTEQでは、コンピューターサイエンスやネットワークの基礎を学べるのはもちろんですが、それ以上に印象的なのは、イベントや自主制作祭などで「どんどんアプリを作って、人に触ってもらう」文化があることです。この文化は本当に圧倒的で、「自分ごととして学習を進める」姿勢が自然と身につきます。

必要な技術だからこそキャッチアップする、主体的な学習のマインドや習慣が身につくのは、RUNTEQならではだと思います。コミュニティ全体の空気感がそれを後押ししてくれるんですよね。

ただカリキュラムを淡々とこなすだけでは身につかない部分が多いので、RUNTEQの環境は本当にありがたかったと感じています。

Q. これからエンジニア転職に挑戦したいと考えている方へ、メッセージをお願いします!

まず一番大切なのは “ものを作る楽しさ” を知ることだと思います。

もちろん、日本で生活していくうえでは仕事に就き、収入を得ることが必要ですし、エンジニア転職を目指して学習を進めるのは自然なことです。ただ「転職」をゴールにしてしまうと、どうしても受験勉強のような感覚になりがちで、学習そのものがあまり面白く感じられなくなってしまうことがあります。

でも、本来エンジニアリングは 自分の手で何かを作れること自体がすごく楽しいんですよね。大きなものでなくても構いません。小さなものであっても、自分の力で形にして誰かに見てもらい、フィードバックをもらう。この経験は本当に大きいですし、モチベーションにも直結します。

カリキュラムを進めていると、時に思うように進まず気持ちが沈むこともあると思います。でも「自分のレベルでできるものを作る → 誰かに触ってもらう → 反応をもらう」というサイクルを繰り返すことで、エンジニア転職への意欲は自然と高まっていきますし、自分の中の“楽しさ”も確実に積み重なっていきます。

自分が作ったものを誰かが触ってくれる、その瞬間は本当に嬉しいですし、「もっと作りたい」という気持ちにつながります。ぜひ、まずはその体験をしてみてほしいと思います。

編集後記

いかがでしたでしょうか?

インタビューを通して、プログラミングの楽しさや、ものづくりへの情熱が伝わってきました。未経験からエンジニアを目指す方にとって、具体的な学習方法や心構えについての貴重なアドバイスをいただきました。
RUNTEQは、もぐさんのようにさまざまなバックグラウンドを持つ方々が本気でエンジニアを目指せる環境を提供しています。

単にスキルを教えるだけでなく、学習の進め方、モチベーションの保ち方、そして転職活動まで、一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。

RUNTEQに興味を持たれた方は、ぜひ一度、無料キャリアカウンセリングにお越しください。あなたの可能性を、私たちと一緒に広げてみませんか?

ご予約はこちらから可能です。ぜひお待ちしております。
https://runteq.jp/

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