卒業生インタビューvol.13は、小説に本気で取り組むために会社を退職した後、エンジニアの道を目指して見事、株式会社ベストティーチャーへ就職した俵(たわら)さんにお話を伺いました。RUNTEQ学習期間は20年5月-20年10月の6ヶ月間です。
小説を書きたくて思い切って退職
Q. 経歴とプログラミングを学習するきっかけを教えてください。
前職では、健康づくりのための指導用教材の企画・制作・広報、渉外活動などをして3年間働いていました。
もともと小説家になりたい夢があったのですが、20代のうちに本気で一度勝負しなければという想いが次第に強くなり、思い切って退職しました。退職理由は小説を書きたいから、です。
執筆活動に1年間集中して、新人文学賞に応募するも見事に落選しました。
その後は小説一本で生活するのではなく、執筆活動しながらできるような仕事を探し、エンジニアという仕事に出会いました。
言葉が好きだからプログラミング言語も好きになれると思ったし、学習をはじめると作ってみたいサービスを思いついたのでエンジニアを目指そうと考えました。
Q. RUNTEQに通おうと思ったきっかけは?
ネットで色々なスクールを調べました。スクールをおすすめするブログ記事は沢山あったのですが、受講生本人の体験にもとづいたものはほとんどなくて・・・全然信用できないのでは? と思いました。
でもそんな時、RUNTEQを知って、校長である菊本さんの『「未経験から年収1千万」をまじめに考えてみた』というブログ記事を読みました。確かな業界知識と菊本さん自身の体験に基づいた内容と読みやすい文章に好感を抱きました。
またオンラインイベントで菊本さんに質問すると本人から丁寧に返事を頂けたのも好印象だったです。入会説明会ではGoogle Meetで運営の人と顔を見ながら話せたのもよかったし、包み隠さず正直にスクールの詳細を教えてくれたので信用できると感じました。
仲間と切磋琢磨できるコミュニティ
Q. 実際にRUNTEQのカリキュラムに取り組んでみていかがでしたか?
現場Railsの内容で解決できる課題があって実力がつくのか最初は心配しましたが、課題が進むにつれて難易度はあがり、実際に手を動かしてみるとかなり難しかったです。
逆にちゃんと難しくてRUNTEQに入ってよかったなと思いました。
Q. RUNTEQの雰囲気はどうでしたか?
完全オンラインにも関わらず、疎外感や孤立感はありませんでした。
各々がカリキュラムの課題に向かって自発的に自分のペースで取り組むので、放課後の図書館でみんなが各自自習するみたいな雰囲気でした。コロナの影響もあってあまり外出していなかったので、当時はRUNETQ受講生とばかり交流していました。
特にtimesの制度(詳しくはこちら)は役立ちました。他の受講生がどういう情報に触れているか分かるし、夜遅くに更新している人がいると自分も頑張らなきゃと励みになりました。
みんなの様子が分かるからこそ競争意識が芽生えてしまい、カリキュラムの進むペースが落ちると自分ってエンジニアに向いていないのかなと思ってしまうこともありました。
そんな時、timesに愚痴をこぼすとみんなが励ましてくれたり、Discord(音声チャットアプリ)で夜遅くまで他の受講生に話を聞いてもらっていました。
面談も2週間に1回申し込んで進捗確認をしてもらっていました。講師の方が「この本や記事を読むといいかも」とアドバイスしてくれます。実際の業界にいる人だから信頼して相談できました。
1社のみに絞った就活で内定獲得
Q. ポートフォリオは何を作成しましたか?
本が好きだったので本と本を繋げる書籍レコメンドサービスを作りました(二冊目)。
既存のサービスを真似するのではなく、自分の原体験に基づいたサービスを作ることができました。
Q. 卒業後のキャリアは?
RUNTEQの紹介で株式会社ベストティーチャーに決まりました。
言葉に関わる仕事がしたかったので英語学習のWebサービスに興味を持ちました。プロダクトに触ってみて、このサービスの開発をしてみたいなと思いました。
また、カジュアル面談でお話する機会をいただいた際に、居心地が良かったことも決め手になりました。その後選考に進み、ご縁もありまして内定をいただくことができました。
結局1社しか受けないまま就活を終えました。
Q. 面接では何が評価されたと感じましたか?
前職を選んだ理由や退職した理由をしっかり話せているかなど、自分の判断に対してしっかり説明できているかという部分を見られたと思います。
あと、カジュアル面談の際に、ハキハキしているねと言われました。(笑)
Q. 最後にメッセージをお願いします。
学習を始める人へ
RUNTEQで気軽に話せる友達を作ることが大事だと思います。そして学習する上でのささいな不安を恥ずかしがらずにお話しましょう。
自分1人で溜め込むと自分の尺度でしか測れないですが、他の人に話を聞いてもらうと全然深刻な悩みではないよと言ってもらえたりするのでおすすめです。
あとは定期的な面談をしたりして運営の人たちを頼ることです。また、イベントでも積極的に発言したりするとみんなに覚えてもらえるのでイベントも参加した方がいいです。
就活を始める人へ
自分をどこまで掘り下げられるかだと思います。
自分は何が好きで、何が嫌いなのか、どういうライフスタイルを確立したいのか、自分は何をしたいのか、サービスを通じてどのように社会に関わっていきたいのか。
これらが自分の中で明確にできれば自然と志望動機に熱が乗るし、面接官にもきちんと会社の事業を想ってくれている人だということが伝わるはずです。
編集後記
自己分析を深掘りしていくことで、自分が何を大事にしているのかを明確にし、見事1社のみで転職活動を終えた俵さん。
自分の言葉で企業に熱意を伝えることの大切さを改めて感じました。これからもRUNTEQは俵さんのご活躍を応援しています。